結婚を考えている男性の皆さん!ご自分の「花婿力」はどのくらいだと思いますか? そこで、数々の「大人シリーズ」を手掛けるコラムニストの石原壮一郎氏に「花婿力検定」を作ってもらいました。花婿力が上がれば、ちょっとした悩みや疑問も解消されるかも!?
月刊誌の編集者を経て、1993年に「大人養成講座」でデビュー。以来、数々の「大人シリーズ」を手掛け、会社モノから恋愛モノまであらゆる題材を絶妙な切り口でつづる。好きな言葉は「丸く収める」。
彼女との結婚が決まり、ふたりで式場を探している。そういえば結納をどうするか、まだ決めていない。彼女に聞いたら「しなくていいよ」と言っているが、さて、どうするか?
改まった形で結納をするケースは、どんどん少なくなっています。「親ごころゼクシィ」の調べでも、両家での食事会で代用するなど「しない派」が7割を占めているとか。だからといって、ふたりで結論を出すのは危険。彼女の親が「犬や猫の子をやるわけじゃないんだ!」とベタに激怒するといった面倒な展開を招きかねません。結納は新婦側に主導権があるので、②のようにまずは彼女の親にどうしたいかを尋ねてみましょう。
「一応形だけでも」という彼女の親の意向で、結納をすることになった。彼女は「簡単でいいから」と言っているが、どこまで準備するのがベストか?
彼女が思い描く「簡単」のイメージと、自分が思い描いているそれとは大きく食い違っているかもしれません。最終的には率直なところを聞いてみる必要はありますが、最初から②のように「とても簡単」な形で進めようとすると、彼女の怒りを買う恐れがあります。かといって①も、無駄に話が大きくなって引っ込みがつかない展開になったら目も当てられません。ここは③の路線でみんなの顔を立てておくのが、オトナのバランス感覚です。
結納をすることになったのはいいが、彼女の地元と自分の地元でやり方が大きく違うようで、どうすればいいのかさっぱりわからない。もっとも角が立たない決め方は?
風習の違いや考え方の違いを擦り合わせるのは、幸せな結婚生活を送るために避けて通れない試練であり、花婿としてのオトナっぷりの見せどころです。①でも方向性は間違ってはいませんが、お互いに少しずつ不満が残るかも。どのみちお互いに譲歩してもらう必要があるなら、②のように両方の意見をしっかり聞きながら進めた方が、みんながスッキリした気持ちで結納に臨めるでしょう。③は、両方の親にヘソを曲げられる最低の方法です。
大事な娘を送り出す先方の親の微妙な思いも、よそ様の娘を迎え入れる自分の親の気持ちも、まったくわかっていません。結婚生活に大きな遺恨を残すことになるでしょう。
どちらの親も彼女も、一応は不満がない程度の結納を執り行えそうです。ただ、大きな失敗はないにせよ、とくに印象にも残らない可能性は大。多少の冒険は必要かも。
あなたの細かい気配りのおかげで、参加者全員にとって思い出に残る結納になりそうです。お互いの心を「結ぶ」という、結納本来の目的を見事に果たすことができるでしょう。
結納に対する思いは人それぞれ。自分たちは「あんなの無駄なだけ」と思っていたとしても、お互いの親は強いこだわりを持っているかもしれません。結婚にまつわるあれこれは「正解がない」のが大前提。それぞれの気持ちや費用などの現実的な問題を擦り合わせながら、みんながそれなりに納得できる道を探りましょう。やるにせよやらないにせよ、その理由を当事者全員にきちんと説明しておくのが、厄介な火種を残さない必須条件です。
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