プレミアな世界のリアルウエディングに密着

神聖な式にふさわしい厳かな雰囲気、感謝とおもてなしを伝える温かさ、
そしてふたりらしさが感じられる個性と斬新さ…それらを自分らしく取り入れた、
センスあふれる海外の大人ウエディングをご紹介します。

多くのカップルが愛を誓い合ってきた大木の前での挙式

in Malibu
景色も植物も大切なデコレーション 洗練されたナチュラル・ウエディング

デイヴィッド・フォーシュさん(32歳) ステイシーさん(30歳)

生まれも育ちもロサンゼルスという新婦ステイシー・フォーシュさんは、正真正銘のカリフォルニア・ガール。晴れの日の舞台に選んだのは、多くのハリウッド・セレブも家を構えるマリブ・ビーチだ。長い白砂浜と壮観な山々。余計な装飾は何もいらない絶景だからこそ、挙式会場やレセプションのセッティングには、木や植物、花、サボテンなど自然な素材が散りばめられた。会場のアダムソン・ハウスは、1930年に建てられたアダムソン夫妻の家と庭園を一般開放したもので、ペルシア風の絨毯からスパニッシュ・カラーの内装まで、見どころ満載の名所となっている。カクテル・アワーには、ゲストが同ハウスの美術館ツアーを楽しむ機会も提供した。

景観に溶け込み、写真映えするカラーテーマを考えたというセンス抜群のステイシーさんも、「ディテールはそれぞれの分野のプロに任せるのが一番」と語る。フォトグラファーからビデオ・カメラマン、ライブ・エンタテイナーまで、晴れ舞台を彩る人選は大成功。一流のクリエイターやアーティストが集まるLAならではともいえるだろう。

  •  親族も含まれたブライズメイドにはブーケに小さいカギをイメージしたチャームを添えた
  • 木と木を結ぶライトだけで、ロマンチックさが演出できるのも、夜のビーチならでは
  • 青やオレンジのポップカラーを利かせたテーブル・セッティング
ドレスはシンプルで洗練されたプロノビアス

1. 多くのカップルが愛を誓い合ってきた大木の前での挙式 2. ドレスはシンプルで洗練されたプロノビアス 3. 親族も含まれたブライズメイドにはブーケに小さいカギをイメージしたチャームを添えた 4. 木と木を結ぶライトだけで、ロマンチックさが演出できるのも、夜のビーチならでは 5. 青やオレンジのポップカラーを利かせたテーブル・セッティング 

photography:Next Exit Photography
planner & florist:The Hidden Garden