手相占いキホンの見方を徹底解説!7大線から超強運な手相まで
Index
- #01 手相占い基本の見方
- #02 有名な手相「7大線」の見方
- #03 最強運!?幸運な手相5選
- #04 要注意かも?凶相とされる手相2選
- #05 手相は変化するもの!時々見直してみて
人それぞれ違う手相では、自分の持つ運命や、運勢、未来などがわかるといわれています。自分はどんな手相なのか、気になる人も多いことでしょう。手相占いの基本の見方から、「7大線」といわれる有名な手相の意味まで、手相家の青木 智さんに伺いました。また、強運な手相や注意が必要な手相も紹介します。
まず、初心者が押さえておきたい手相占いの基本を解説します。
手相は左右どちらの手で見るかで意味することが異なります。左手は先天運といわれる、生まれ持った才能や運を見ることができ、周囲から「思われる」ことや、ありのままの自分を表します。
反対に右手は、今までの自分の行動で築き上げたものや、努力して手に入れたものを見ることができます。そして、自分が「思う」ことを示し、社会や周囲に見せる建前の姿を表すといわれています。
誰かの気持ちや自分の才能を見たいときは左手を、自分の気持ちや努力で得られたものを見たいときは右手を見ると覚えましょう。
基本的に手相の見方に男女の違いはありません。占い師によっては、男性は左手、女性は右手を見るという人もいますが、基本的には男女差はないと考えて問題ないです。
たとえ生まれたばかりの赤ちゃんでも手相の線が多いこともあるので、手相と年齢は関係ありません。
ただ、手相は脳が手のひらに表れたものといわれており、線は変化をするものなので、年齢を重ねれば手相の線が増えたり、濃くなったりすることはよくあります。
子どもより社会に出て仕事をしている人の方が、社会にもまれて頭を使っているので、手相の線は細かいことがあります。また、恋愛経験が豊富な人も、手相の線は多い傾向があります。
職業によって、手相の線が多い、少ないなどの特徴が表れることはあります。
例えば、接客業などの人と接することが多い業種の人は、気を使う場面が多いので線が多い傾向にあります。反対に、単純作業が多い業種の人は、線が少なく一つ一つの手相がはっきりしているといった特徴が出ることがあります。
手のひらを見るときは、手相以外に手のつやにも注目してみましょう。
手は運気が入る入り口といわれているので、年齢に関係なく、手がきれいでつやがあったり、光って見えたりする人は、元気で幸運体質であるといわれています。
生命線、知能線、感情線、運命線、太陽線、財運線、結婚線は、「7大線」といわれる手相の中でも有名な手相です。それぞれの意味と見方を紹介します。
生命線は、生命力や気力、体力などの体の強さを表します。
生命線が長ければ長寿といわれることもありますが、生命線の長さと寿命はあまり関係がありません。寿命がわかるというより、「元気に生きているか」「気力を持って積極的に生きようとしているか」などの、生きるための力を見ることができます。
また、生命線は長さよりも濃さや太さの方が重要です。生命線が濃い・太い人ほど生命力が強く、基本的に健康体と考えられます。逆に生命線が薄い・細い人は少し気力が弱く、体力もないと考えられます。
知能線は頭の良しあしではなく、その人が持つ才能や考え方の特徴を表します。
知能線が向かっていく方向で才能がわかるので、「今の仕事が向いているのか」「天職は何なのか」などが知りたい場合は知能線を見るとよいでしょう。
例えば、小指の下の感情線の下の辺りは第二火星丘といい、現実、真面目、正義感などを表します。ここに知能線が向かっている人は、理想より堅実な生き方をするタイプです。反対に、第二火星丘の下の月丘は想像やセンスを表すので、ここに知能線が向かっている人はクリエーティブな仕事が向いているといえます。
また、知能線が長い人は気が長く、短い人は気が短い傾向があります。知能線が短い人は考えることがあまり得意ではなく、考えるよりもまず動こうとするので、決断力や行動力があるという面もあります。
感情線はハートラインとも呼ばれ、心に関することを表します。
感情線が濃い人は心が強く情熱的です。薄めの人は心が弱めで、消極的といえます。感情線が長い人ほど情熱的で、短い人はドライでクールです。
また、感情線の乱れによっても喜怒哀楽などの情緒を知ることができます。感情線が一本の線のようになっている人は喜怒哀楽が緩やかで、乱れている人は激しく、熱しやすく冷めやすいというところがあります。
運命線は、社会との接点や活躍のほか、自己充実度や自己満足度を見ることできます。
運命線が濃い人は、年齢に関係なく積極的に社会と関わりあって、充実した運命をたどっていくでしょう。反対に、薄い人は今の状態に不満がある可能性があります。
また、運命線が長い人は、年齢を重ねてからも、趣味を持っていたり、ボランティアをしていたりと、積極的に社会と関わりを持っていく人生を歩んでいくでしょう。
薬指の下辺りに縦に走っている線を太陽線といい、ある人とない人がいます。
太陽線は、成功や人気、金運などの人生における幸運を得られる良い手相といわれています。太陽線が濃ければ濃いほど、また長ければ長いほど幸せになれると解釈できます。
太陽線がある人は、小さなことにも幸福感を感じられる人が多いです。その前向きさが人から好かれて、人気が出やすいことから、人気線ともいわれます。
財運線は、お金を蓄える力や動かす力が強く、お金に好かれることを表す手相です。
濃い財運線が出ている人は、お金を貯めたり、財産をつくったりするのが上手です。また、財運線が長い人も金運がよいでしょう。反対に、財運線が細かい人はお金を使うのが好きな浪費家タイプが多いです。
結婚線は、結婚する数ではなく、結婚したいくらい好きになる人との出会いの数を表します。
また、結婚線がある人は結婚願望があるといえます。結婚線がない人や薄い人は、今は結婚願望がなかったり、強くなかったりする傾向があります。
成功する運を持っているといわれる強運な手相を5つ紹介します。
ますかけ線とは、感情線と知能線が1本の線になって、手のひらを横切る手相のことをいいます。別名を「天下取りの相」ともいわれ、これがある人はかなり強運といえるでしょう。
自分が目指す分野や置かれている環境で、トップになれる器や才能を持っていて、つかんだ運は絶対に離さない、とても縁起の良い手相です。
3本以上の短い線が交わり、星印になっている手相をスター線といいます。スター線は星印がどこに表れるかによって意味合いは変わってきます。
太陽丘といわれる、薬指の下の部分は、幸福や成功、金運を表すところなので、その太陽丘にスター線が出ると、大きな幸せや成功をつかむといわれています。
また、スター線は幸福を呼び込む前触れでもあるので、スター線が出ると幸運や成功の暗示ともいえるでしょう。
知能線と感情線の間の手のひらの真ん中に、十字形で出る手相です。神秘十字がある人は、第六感や霊感が強く、トラブルに合いそうなときは事前にキャッチして、回避できる運を持っています。
また、神秘十字は棚ぼた運といわれることもあり、自分が関わった会社が急成長したり、買った株が急激に上がったりと、自分が選んだものが好転していく運の強さも持っています。
中指に向かう運命線と、運命線から出る太陽線、運命線から出る財運線の3つの線が扇状になる相を三奇紋といいます。別名を「覇王線(はおうせん)」といい、桁外れのお金を手に入れる手相です。
人から慕われて周囲からの協力を得やすいため、夢を大きく、信念を持って突き進めば、スケールが大きい富を得られるでしょう。
太陽線が末広がりになっている相は、太陽線の中でも強運な手相です。太陽丘が持つ名声や成功、金運などの幸運が、年齢を重ねるほどに入ってくるという大吉の相です。
また、自分に入ってくる幸福を人に分けることで、ますます幸運を得ることもできます。
手相の中には、トラブルや災難を教えてくれる良くない相もあります。注意が必要な手相を2つ紹介します。
とはいえ、これから紹介する手相が手のひらにあるからと、必要以上に不安になる必要はありません。「注意しなさい」ということを手相が伝えてくれていると解釈して、何かしら意識を向けて対策するとよいでしょう。
手相の線が輪になっている相を島といい、あまり良いものではありません。島は出る手相によって意味が異なり、島の部分は注意が必要なことを伝えています。
例えば、生命線に島があれば「病気に気を付けて」というサインです。生命線に島がある人は、体力をつけたり、運動をしたりして、病気を予防する努力をしましょう。
知能線に島があれば「ストレス・悩みに気を付けて」ということを教えてくれています。知能線に島がある人は、何事も考えすぎずに、ポジティブに考える癖をつけられるとよいかもしれません。
島が重なってくさり状になっている相をくさりといい、あまり良くない手相です。くさりも出る手相によって意味が異なり、生命線にくさりが出ている場合は、「体が弱い」「気力がない」などを伝えています。生命線にくさりがある人は、「体力をつける」ことを意識してみましょう。
知能線にくさりが出ている場合は「ストレスをためやすい」ことを伝えているので、「ポジティブな考え方をする」など回避する努力をしてみましょう。
感情線であれば「落ち込みやすくなる」などの意味があります。感情線の場合は、小さな達成感や成功体験を重ねて、自信をつけていけるとよいでしょう。
手相は「外に出た脳」といわれており、状況によって変わるものです。また、自分の行動で変えることができるものでもあります。運命の変化を見逃さないために、手相は時々見直すとよいかもしれません。
手相を見直すタイミングは、通常は2〜3カ月に1回くらいのペースで問題ないでしょう。ただ、目まぐるしく忙しいときや、何かの習得に向けて猛勉強をしているときなどは1カ月に1回、自分を取り巻く環境や状況が劇的に変化しているときは2週間に1回など、ケースバイケースです。状況によって手相を見直し、今後の生き方や備えに生かせるとよいですね。
取材・文/坂田圭永
イラスト/Hanna
【監修】
青木 智さん
手相家。人材育成会社の経営のため、人の持つ才能や可能性を見つけ出す手法として、「手相・人相・算命学」などの研究を重ねる。20年以上の鑑定経験から編み出した独自の手相鑑定やカウンセリングのほか、書籍の執筆、雑誌・WEBメディアなどの執筆、講座・セミナー・講演(行政・企業)を通じて「手相で世界を笑顔に変える」をモットーに全国で活動中。
公式サイト:https://happytomo.net/
公式ブログ:https://ameblo.jp/happytomo-net/
手相占い基本の見方
まず、初心者が押さえておきたい手相占いの基本を解説します。
手相は右手と左手どっちで見る?
手相は左右どちらの手で見るかで意味することが異なります。左手は先天運といわれる、生まれ持った才能や運を見ることができ、周囲から「思われる」ことや、ありのままの自分を表します。
反対に右手は、今までの自分の行動で築き上げたものや、努力して手に入れたものを見ることができます。そして、自分が「思う」ことを示し、社会や周囲に見せる建前の姿を表すといわれています。
誰かの気持ちや自分の才能を見たいときは左手を、自分の気持ちや努力で得られたものを見たいときは右手を見ると覚えましょう。
男性と女性で手相の見方に違いはある?
基本的に手相の見方に男女の違いはありません。占い師によっては、男性は左手、女性は右手を見るという人もいますが、基本的には男女差はないと考えて問題ないです。
手相は年齢に関係するもの?
たとえ生まれたばかりの赤ちゃんでも手相の線が多いこともあるので、手相と年齢は関係ありません。
ただ、手相は脳が手のひらに表れたものといわれており、線は変化をするものなので、年齢を重ねれば手相の線が増えたり、濃くなったりすることはよくあります。
子どもより社会に出て仕事をしている人の方が、社会にもまれて頭を使っているので、手相の線は細かいことがあります。また、恋愛経験が豊富な人も、手相の線は多い傾向があります。
職業による手相の傾向はある?
職業によって、手相の線が多い、少ないなどの特徴が表れることはあります。
例えば、接客業などの人と接することが多い業種の人は、気を使う場面が多いので線が多い傾向にあります。反対に、単純作業が多い業種の人は、線が少なく一つ一つの手相がはっきりしているといった特徴が出ることがあります。
手相以外に手のひらから読み取れることはある?
手のひらを見るときは、手相以外に手のつやにも注目してみましょう。
手は運気が入る入り口といわれているので、年齢に関係なく、手がきれいでつやがあったり、光って見えたりする人は、元気で幸運体質であるといわれています。
有名な手相「7大線」の見方
生命線、知能線、感情線、運命線、太陽線、財運線、結婚線は、「7大線」といわれる手相の中でも有名な手相です。それぞれの意味と見方を紹介します。
1.生命線の見方
生命線は、生命力や気力、体力などの体の強さを表します。
生命線が長ければ長寿といわれることもありますが、生命線の長さと寿命はあまり関係がありません。寿命がわかるというより、「元気に生きているか」「気力を持って積極的に生きようとしているか」などの、生きるための力を見ることができます。
また、生命線は長さよりも濃さや太さの方が重要です。生命線が濃い・太い人ほど生命力が強く、基本的に健康体と考えられます。逆に生命線が薄い・細い人は少し気力が弱く、体力もないと考えられます。
2.知能線の見方
知能線は頭の良しあしではなく、その人が持つ才能や考え方の特徴を表します。
知能線が向かっていく方向で才能がわかるので、「今の仕事が向いているのか」「天職は何なのか」などが知りたい場合は知能線を見るとよいでしょう。
例えば、小指の下の感情線の下の辺りは第二火星丘といい、現実、真面目、正義感などを表します。ここに知能線が向かっている人は、理想より堅実な生き方をするタイプです。反対に、第二火星丘の下の月丘は想像やセンスを表すので、ここに知能線が向かっている人はクリエーティブな仕事が向いているといえます。
また、知能線が長い人は気が長く、短い人は気が短い傾向があります。知能線が短い人は考えることがあまり得意ではなく、考えるよりもまず動こうとするので、決断力や行動力があるという面もあります。
3.感情線の見方
感情線はハートラインとも呼ばれ、心に関することを表します。
感情線が濃い人は心が強く情熱的です。薄めの人は心が弱めで、消極的といえます。感情線が長い人ほど情熱的で、短い人はドライでクールです。
また、感情線の乱れによっても喜怒哀楽などの情緒を知ることができます。感情線が一本の線のようになっている人は喜怒哀楽が緩やかで、乱れている人は激しく、熱しやすく冷めやすいというところがあります。
4.運命線の見方
運命線は、社会との接点や活躍のほか、自己充実度や自己満足度を見ることできます。
運命線が濃い人は、年齢に関係なく積極的に社会と関わりあって、充実した運命をたどっていくでしょう。反対に、薄い人は今の状態に不満がある可能性があります。
また、運命線が長い人は、年齢を重ねてからも、趣味を持っていたり、ボランティアをしていたりと、積極的に社会と関わりを持っていく人生を歩んでいくでしょう。
5.太陽線の見方
薬指の下辺りに縦に走っている線を太陽線といい、ある人とない人がいます。
太陽線は、成功や人気、金運などの人生における幸運を得られる良い手相といわれています。太陽線が濃ければ濃いほど、また長ければ長いほど幸せになれると解釈できます。
太陽線がある人は、小さなことにも幸福感を感じられる人が多いです。その前向きさが人から好かれて、人気が出やすいことから、人気線ともいわれます。
6.財運線の見方
財運線は、お金を蓄える力や動かす力が強く、お金に好かれることを表す手相です。
濃い財運線が出ている人は、お金を貯めたり、財産をつくったりするのが上手です。また、財運線が長い人も金運がよいでしょう。反対に、財運線が細かい人はお金を使うのが好きな浪費家タイプが多いです。
7.結婚線の見方
結婚線は、結婚する数ではなく、結婚したいくらい好きになる人との出会いの数を表します。
また、結婚線がある人は結婚願望があるといえます。結婚線がない人や薄い人は、今は結婚願望がなかったり、強くなかったりする傾向があります。
最強運!?幸運な手相5選
成功する運を持っているといわれる強運な手相を5つ紹介します。
ますかけ線
ますかけ線とは、感情線と知能線が1本の線になって、手のひらを横切る手相のことをいいます。別名を「天下取りの相」ともいわれ、これがある人はかなり強運といえるでしょう。
自分が目指す分野や置かれている環境で、トップになれる器や才能を持っていて、つかんだ運は絶対に離さない、とても縁起の良い手相です。
太陽丘に表れるスター線
3本以上の短い線が交わり、星印になっている手相をスター線といいます。スター線は星印がどこに表れるかによって意味合いは変わってきます。
太陽丘といわれる、薬指の下の部分は、幸福や成功、金運を表すところなので、その太陽丘にスター線が出ると、大きな幸せや成功をつかむといわれています。
また、スター線は幸福を呼び込む前触れでもあるので、スター線が出ると幸運や成功の暗示ともいえるでしょう。
神秘十字
知能線と感情線の間の手のひらの真ん中に、十字形で出る手相です。神秘十字がある人は、第六感や霊感が強く、トラブルに合いそうなときは事前にキャッチして、回避できる運を持っています。
また、神秘十字は棚ぼた運といわれることもあり、自分が関わった会社が急成長したり、買った株が急激に上がったりと、自分が選んだものが好転していく運の強さも持っています。
三奇紋(さんきもん)
中指に向かう運命線と、運命線から出る太陽線、運命線から出る財運線の3つの線が扇状になる相を三奇紋といいます。別名を「覇王線(はおうせん)」といい、桁外れのお金を手に入れる手相です。
人から慕われて周囲からの協力を得やすいため、夢を大きく、信念を持って突き進めば、スケールが大きい富を得られるでしょう。
末広がりの太陽線
太陽線が末広がりになっている相は、太陽線の中でも強運な手相です。太陽丘が持つ名声や成功、金運などの幸運が、年齢を重ねるほどに入ってくるという大吉の相です。
また、自分に入ってくる幸福を人に分けることで、ますます幸運を得ることもできます。
要注意かも?凶相とされる手相2選
手相の中には、トラブルや災難を教えてくれる良くない相もあります。注意が必要な手相を2つ紹介します。
とはいえ、これから紹介する手相が手のひらにあるからと、必要以上に不安になる必要はありません。「注意しなさい」ということを手相が伝えてくれていると解釈して、何かしら意識を向けて対策するとよいでしょう。
島(しま)
手相の線が輪になっている相を島といい、あまり良いものではありません。島は出る手相によって意味が異なり、島の部分は注意が必要なことを伝えています。
例えば、生命線に島があれば「病気に気を付けて」というサインです。生命線に島がある人は、体力をつけたり、運動をしたりして、病気を予防する努力をしましょう。
知能線に島があれば「ストレス・悩みに気を付けて」ということを教えてくれています。知能線に島がある人は、何事も考えすぎずに、ポジティブに考える癖をつけられるとよいかもしれません。
くさり
島が重なってくさり状になっている相をくさりといい、あまり良くない手相です。くさりも出る手相によって意味が異なり、生命線にくさりが出ている場合は、「体が弱い」「気力がない」などを伝えています。生命線にくさりがある人は、「体力をつける」ことを意識してみましょう。
知能線にくさりが出ている場合は「ストレスをためやすい」ことを伝えているので、「ポジティブな考え方をする」など回避する努力をしてみましょう。
感情線であれば「落ち込みやすくなる」などの意味があります。感情線の場合は、小さな達成感や成功体験を重ねて、自信をつけていけるとよいでしょう。
手相は変化するもの!時々見直してみて
手相は「外に出た脳」といわれており、状況によって変わるものです。また、自分の行動で変えることができるものでもあります。運命の変化を見逃さないために、手相は時々見直すとよいかもしれません。
手相を見直すタイミングは、通常は2〜3カ月に1回くらいのペースで問題ないでしょう。ただ、目まぐるしく忙しいときや、何かの習得に向けて猛勉強をしているときなどは1カ月に1回、自分を取り巻く環境や状況が劇的に変化しているときは2週間に1回など、ケースバイケースです。状況によって手相を見直し、今後の生き方や備えに生かせるとよいですね。
取材・文/坂田圭永
イラスト/Hanna
【監修】
青木 智さん
手相家。人材育成会社の経営のため、人の持つ才能や可能性を見つけ出す手法として、「手相・人相・算命学」などの研究を重ねる。20年以上の鑑定経験から編み出した独自の手相鑑定やカウンセリングのほか、書籍の執筆、雑誌・WEBメディアなどの執筆、講座・セミナー・講演(行政・企業)を通じて「手相で世界を笑顔に変える」をモットーに全国で活動中。
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