兄弟姉妹の結婚式、ご祝儀の相場は?いつ渡す?立場・ケース別に解説
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兄弟姉妹の結婚式、ご祝儀はいくら包む?マナー講師の岩下さん監修のもと、立場別の金額や渡すタイミング、再婚や式なし、夫婦で贈る場合などケース別に紹介。ご祝儀に関するよくある疑問についても、分かりやすく解説します。
※「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」
結婚式で親族が贈るご祝儀の平均金額は4万8000円でした。データを見ると、最も多いのは「5万〜10万円未満」で45.9%、次いで「3万〜4万円未満」で27.3%となっています。
ただし、あくまで親族全体を対象とした調査のため、兄弟姉妹のご祝儀相場を示したものではありません。兄弟姉妹の結婚式では、3万〜10万円程度を包むのが一般的です。
年齢や立場、家庭での考え方、夫婦や家族で参列するかどうかによって、金額は変わります。ここからは、立場別の詳しい金額を見ていきましょう。

ここでは、自分の立場別にご祝儀の目安を紹介します。なお、地域の慣習や家庭でのルールによって異なる場合があるため、あらかじめ親と相談して認識を揃えておくとスムーズです。
5万〜10万円
兄・姉から弟・妹へ贈るご祝儀は、5万円が一つの目安とされています。
ただし、年齢が近い場合や、まだ社会人になって間もない場合は3万円というケースもあります。「お祝いしたいけれど5万円は少し負担が大きい」と感じる場合は、無理のない範囲で包んだり家族に相談したりするのがよいでしょう。
一方で、すでに家庭を築いている場合や経済的に余裕がある場合、あるいは「兄弟姉妹のご祝儀は10万円で統一する」といった家族のルールがある場合は、10万円程度を包むこともあります。
10万円
夫婦連名で贈る場合は、10万円が目安になります。年齢が若い場合は7万円とすることもあるため、迷ったときは家族に相談しましょう。
3万〜5万円
社会人であれば、3万円程度が一つの目安です。社会人経験が長く経済的に余裕がある場合や、家族で金額を揃えている場合は、5万円を包むこともあります。無理のない範囲で問題ないでしょう。
5万〜10万円
夫婦で贈る場合は、5万円が多いです。「兄弟姉妹は金額を決めている」「自分のときにもらった同額を贈る」といった場合は、10万円程度を贈るケースもあります。
基本的には不要(親がまとめて包むことが一般的)
学生や未成年で親と一緒に招待されている場合は、親が子どもの分もまとめて用意することがほとんどです。
ただし、社会人で収入がある場合や別途お祝いの気持ちを伝えたい場合は、1万〜3万円程度を包んだり、プレゼントを贈ったりします。
兄弟姉妹で金額を相談する
兄弟姉妹が複数いる場合は、ご祝儀の金額について話し合い、家族内で大きな差が出ないよう、事前に相談しておくのがおすすめです。
年齢や既婚・未婚、経済状況によって金額が異なることがあるため、前もって相談しておくとよいでしょう。

「結婚式をしない場合は?」「結婚式を欠席するときは?」など、ご祝儀の扱いに迷うこともあるでしょう。ここでは、ケース別にご祝儀の考え方やマナーを紹介します。
再婚でも、お祝いの気持ちは同じです。結婚式に招待された場合は、初婚と同様にご祝儀を包みます。
ただし、「前回も渡しているので、今回は控えめにしよう」など、家族で話し合っている場合は、その考え方に合わせて差し支えありません。
結婚式の有無に関わらず、お祝いは贈りましょう。現金なら3〜5万円程度、プレゼントなら1万〜3万程度を一つの目安に。家族間でこれまでのお祝いの仕方が決まっている場合は、それに合わせても差し支えありません。
結婚祝いとしてお金を包んだりプレゼントを渡したりする場合は、婚姻届の提出や結婚の報告を受けてから、できるだけ早めに渡すようにします。
欠席する場合も、お祝いの気持ちは伝えましょう。早めに欠席を伝えた場合は、1万円程度が一つの目安です。
ただし、出席の返事をした後や式の直前に欠席する場合は、出席する場合に包む予定だった金額を贈るなど、欠席を伝える時期に応じて考えます。
欠席することが決まったら、できるだけ早めに、遅くとも結婚式の1週間前までに贈りましょう。直接渡せない場合は、現金書留などで送ります。
夫婦で5万円を包む場合でも、子どもが一緒に出席する場合は金額を上乗せします。1人当たり5000〜2万円程度を目安に、年齢や用意される料理などに応じて検討しましょう。
家庭によっては、「兄弟姉妹の間では子どもの分は気にしなくてよい」と考えるケースもあるため、事前に話し合っておくことも大切です。
会費制の場合は、基本的に会費のみで十分です。
ただし、近しい間柄だからこそ、会費とは別に結婚祝いとしてお金を包んだりプレゼントを贈ったりするケースも見られます。
海外挙式やリゾート婚では、交通費や宿泊費を誰が負担するかによって考え方が変わります。
・兄弟姉妹が交通費・宿泊費を全額負担する:通常通りのご祝儀を包みます。
・自分で交通費・宿泊費を負担する:家族と相談した上で、ご祝儀を控えめにすることもあります。
お互いの負担を考慮しながら、早めに金額を話し合っておきましょう。
ご祝儀を辞退された場合は、その気持ちを尊重するのがマナーです。
お祝いの品を贈りたい場合は、品物であれば差し支えないか確認し、新生活に役立つプレゼントやカタログギフトなどを用意するとよいでしょう。
結婚祝いとして高額なプレゼントを事前に贈っていても、結婚式に出席する場合は、一般的にご祝儀は別に用意します。
ただし、「すでに高額な品物を贈っているため、当日のご祝儀は包まない・控えめにする」など、家族間で考え方が異なる場合もあります。事前に親や家族に確認しておくと安心です。
新郎新婦から希望がある場合は、そのリクエストに応えましょう。
結婚式に出席する場合は、プレゼントのみでよいのか、ご祝儀も必要なのかをあらかじめ確認して、認識を合わせておきましょう。
同居や婚姻届の提出から時間がたっていても、結婚式に招待された場合はお祝いの気持ちを表します。
既に結婚祝いを贈っている場合は、その金額や家族間の考え方を踏まえて、当日のご祝儀を相談してもよいでしょう。

兄弟姉妹へのご祝儀は、結婚式の1〜2カ月前から1週間前までに、直接手渡しするのが正式なマナーです。式直前は準備で忙しくなるため、できるだけ余裕を持ちましょう。都合が合わない場合は、親に預けて渡してもらっても構いません。
近年は、受付でご祝儀を渡すケースが増えているため、当日に持参してもマナー違反にはなりません。ただし、当日になることは、あらかじめ伝えておくようにしましょう。
一方、欠席する場合や結婚式を行わない場合は、式の1週間前まで、または結婚の報告を受けてから1カ月以内を目安に渡します。直接渡せない場合は、現金書留で送るのがおすすめです。
なお、ご祝儀を渡す日のお日柄を気にする場合は、大安や友引を選ぶとよいとされています。最近では、お日柄にこだわらないことも多いため、相手の都合を優先しましょう。

家族への結婚祝いでは、ご祝儀に加えてプレゼントを贈る人も多いです。
ご祝儀は相場を目安に包み、プレゼントはお祝いの気持ちを添えるものとして贈ります。プレゼントを贈るからといって、ご祝儀を減らす必要はありません。
<おすすめのギフト例>
・カタログギフト
・家電(コーヒーメーカー、ホットプレートなど)
・ペア食器、グラス
・タオルや寝具など新生活用品
・新婚旅行や食事に使えるギフト券、体験ギフト
兄弟姉妹であれば、「何が欲しい?」と気軽に希望を聞きやすいものです。相手の好みやライフスタイルに合ったものを選べば、より喜ばれるはずです。
親しい間柄だからこそ、事前に相談しながら、お互いが気持ちよくお祝いできる形を選びましょう。

ご祝儀や結婚祝いに関する、よくある疑問をQ&A形式で解説します。
縁起が良いとされる奇数が基本ですが、2万円は「夫婦」や「ペア」を連想させることから、結婚祝いにも用いられます。
また、10万円は「1」「0」から成るため、結婚祝いでも差し支えないとされています。
必ずしも「不要」と伝える必要はありません。
「お返しは気にしないで」と伝えることもありますが、お礼の気持ちとして内祝いを贈りたいと考えるケースはあります。その場合は、相手の気持ちを受け取りましょう。
ご祝儀袋は、紅白または金銀の結び切りを選びます。あえて特別なデザインにする必要はなく、包む金額に見合ったものでよいです。
表書きは、「寿」「御結婚御祝」「御祝」などが一般的です。
ご祝儀を渡すかどうかは、ご自身の気持ちや現在の関係性を踏まえて判断して問題ありませんが、関係が良好でなくても、結婚は人生の大切な節目です。
もし「形だけでもお祝いをしておきたい」と感じる場合は、現金書留で送る、親族を通じて渡すなど、負担の少ない方法を選ぶとよいでしょう。

兄弟姉妹へのご祝儀は、立場や年齢、地域や家庭での考え方によって金額や渡し方が異なります。相場やマナーを参考にしながら、必要に応じて相談し合い、無理のない形で準備しましょう。
ご祝儀や贈り物で何より大切なのは、心から祝福する気持ちです。身近な間柄だからこそ、形式だけにとらわれず、これまで支え合ってきた感謝や、これからの幸せを願う思いを込めることで、より温かなお祝いとなるでしょう。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
岩下美和子さん
一般社団法人礼和の杜代表理事。企業をはじめ、学校、商工会議所、公共団体などで、マナーセミナーや講演を行う。「マナーは愛」を信条に、形だけではなく、思いやりの心を持って相手の立場に立って考えるマナーを伝えている。
【データ出典】
記事内のデータは、「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」によるものです。
※グラフ構成比は四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
兄弟姉妹の結婚式のご祝儀の金額相場は?
■祝金、ご祝儀の1人当たり平均金額【親族】
※「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」
結婚式で親族が贈るご祝儀の平均金額は4万8000円でした。データを見ると、最も多いのは「5万〜10万円未満」で45.9%、次いで「3万〜4万円未満」で27.3%となっています。
ただし、あくまで親族全体を対象とした調査のため、兄弟姉妹のご祝儀相場を示したものではありません。兄弟姉妹の結婚式では、3万〜10万円程度を包むのが一般的です。
年齢や立場、家庭での考え方、夫婦や家族で参列するかどうかによって、金額は変わります。ここからは、立場別の詳しい金額を見ていきましょう。
【立場別】兄弟姉妹へ贈るご祝儀金額

ここでは、自分の立場別にご祝儀の目安を紹介します。なお、地域の慣習や家庭でのルールによって異なる場合があるため、あらかじめ親と相談して認識を揃えておくとスムーズです。
兄・姉から弟・妹へ
5万〜10万円
兄・姉から弟・妹へ贈るご祝儀は、5万円が一つの目安とされています。
ただし、年齢が近い場合や、まだ社会人になって間もない場合は3万円というケースもあります。「お祝いしたいけれど5万円は少し負担が大きい」と感じる場合は、無理のない範囲で包んだり家族に相談したりするのがよいでしょう。
一方で、すでに家庭を築いている場合や経済的に余裕がある場合、あるいは「兄弟姉妹のご祝儀は10万円で統一する」といった家族のルールがある場合は、10万円程度を包むこともあります。
兄・姉から弟・妹へ(夫婦で贈る場合)
10万円
夫婦連名で贈る場合は、10万円が目安になります。年齢が若い場合は7万円とすることもあるため、迷ったときは家族に相談しましょう。
弟・妹から兄・姉へ
3万〜5万円
社会人であれば、3万円程度が一つの目安です。社会人経験が長く経済的に余裕がある場合や、家族で金額を揃えている場合は、5万円を包むこともあります。無理のない範囲で問題ないでしょう。
弟・妹から兄・姉へ(夫婦で贈る場合)
5万〜10万円
夫婦で贈る場合は、5万円が多いです。「兄弟姉妹は金額を決めている」「自分のときにもらった同額を贈る」といった場合は、10万円程度を贈るケースもあります。
自分が親と同居している
基本的には不要(親がまとめて包むことが一般的)
学生や未成年で親と一緒に招待されている場合は、親が子どもの分もまとめて用意することがほとんどです。
ただし、社会人で収入がある場合や別途お祝いの気持ちを伝えたい場合は、1万〜3万円程度を包んだり、プレゼントを贈ったりします。
兄弟姉妹が複数いる
兄弟姉妹で金額を相談する
兄弟姉妹が複数いる場合は、ご祝儀の金額について話し合い、家族内で大きな差が出ないよう、事前に相談しておくのがおすすめです。
年齢や既婚・未婚、経済状況によって金額が異なることがあるため、前もって相談しておくとよいでしょう。
【ケース別】こんなとき、ご祝儀はどうする?

「結婚式をしない場合は?」「結婚式を欠席するときは?」など、ご祝儀の扱いに迷うこともあるでしょう。ここでは、ケース別にご祝儀の考え方やマナーを紹介します。
兄弟姉妹が再婚の場合
再婚でも、お祝いの気持ちは同じです。結婚式に招待された場合は、初婚と同様にご祝儀を包みます。
ただし、「前回も渡しているので、今回は控えめにしよう」など、家族で話し合っている場合は、その考え方に合わせて差し支えありません。
兄弟姉妹が結婚式を挙げない場合
結婚式の有無に関わらず、お祝いは贈りましょう。現金なら3〜5万円程度、プレゼントなら1万〜3万程度を一つの目安に。家族間でこれまでのお祝いの仕方が決まっている場合は、それに合わせても差し支えありません。
結婚祝いとしてお金を包んだりプレゼントを渡したりする場合は、婚姻届の提出や結婚の報告を受けてから、できるだけ早めに渡すようにします。
事情があって結婚式を欠席する場合
欠席する場合も、お祝いの気持ちは伝えましょう。早めに欠席を伝えた場合は、1万円程度が一つの目安です。
ただし、出席の返事をした後や式の直前に欠席する場合は、出席する場合に包む予定だった金額を贈るなど、欠席を伝える時期に応じて考えます。
欠席することが決まったら、できるだけ早めに、遅くとも結婚式の1週間前までに贈りましょう。直接渡せない場合は、現金書留などで送ります。
自分の子どもが一緒に出席する場合
夫婦で5万円を包む場合でも、子どもが一緒に出席する場合は金額を上乗せします。1人当たり5000〜2万円程度を目安に、年齢や用意される料理などに応じて検討しましょう。
家庭によっては、「兄弟姉妹の間では子どもの分は気にしなくてよい」と考えるケースもあるため、事前に話し合っておくことも大切です。
兄弟姉妹が「会費制」の結婚式を挙げる場合
会費制の場合は、基本的に会費のみで十分です。
ただし、近しい間柄だからこそ、会費とは別に結婚祝いとしてお金を包んだりプレゼントを贈ったりするケースも見られます。
海外挙式・リゾート婚に招待された場合
海外挙式やリゾート婚では、交通費や宿泊費を誰が負担するかによって考え方が変わります。
・兄弟姉妹が交通費・宿泊費を全額負担する:通常通りのご祝儀を包みます。
・自分で交通費・宿泊費を負担する:家族と相談した上で、ご祝儀を控えめにすることもあります。
お互いの負担を考慮しながら、早めに金額を話し合っておきましょう。
兄弟姉妹から「ご祝儀は辞退します」と伝えられた場合
ご祝儀を辞退された場合は、その気持ちを尊重するのがマナーです。
お祝いの品を贈りたい場合は、品物であれば差し支えないか確認し、新生活に役立つプレゼントやカタログギフトなどを用意するとよいでしょう。
結婚祝いとして事前に高額なプレゼントを贈った場合
結婚祝いとして高額なプレゼントを事前に贈っていても、結婚式に出席する場合は、一般的にご祝儀は別に用意します。
ただし、「すでに高額な品物を贈っているため、当日のご祝儀は包まない・控えめにする」など、家族間で考え方が異なる場合もあります。事前に親や家族に確認しておくと安心です。
「ご祝儀ではなくプレゼントが欲しい」と言われた場合
新郎新婦から希望がある場合は、そのリクエストに応えましょう。
結婚式に出席する場合は、プレゼントのみでよいのか、ご祝儀も必要なのかをあらかじめ確認して、認識を合わせておきましょう。
同居・婚姻届を提出してから時間がたっている場合
同居や婚姻届の提出から時間がたっていても、結婚式に招待された場合はお祝いの気持ちを表します。
既に結婚祝いを贈っている場合は、その金額や家族間の考え方を踏まえて、当日のご祝儀を相談してもよいでしょう。
兄弟姉妹へのご祝儀を渡すタイミング

兄弟姉妹へのご祝儀は、結婚式の1〜2カ月前から1週間前までに、直接手渡しするのが正式なマナーです。式直前は準備で忙しくなるため、できるだけ余裕を持ちましょう。都合が合わない場合は、親に預けて渡してもらっても構いません。
近年は、受付でご祝儀を渡すケースが増えているため、当日に持参してもマナー違反にはなりません。ただし、当日になることは、あらかじめ伝えておくようにしましょう。
一方、欠席する場合や結婚式を行わない場合は、式の1週間前まで、または結婚の報告を受けてから1カ月以内を目安に渡します。直接渡せない場合は、現金書留で送るのがおすすめです。
なお、ご祝儀を渡す日のお日柄を気にする場合は、大安や友引を選ぶとよいとされています。最近では、お日柄にこだわらないことも多いため、相手の都合を優先しましょう。
ご祝儀とギフト(品物)を組み合わせて贈る場合は?

家族への結婚祝いでは、ご祝儀に加えてプレゼントを贈る人も多いです。
ご祝儀は相場を目安に包み、プレゼントはお祝いの気持ちを添えるものとして贈ります。プレゼントを贈るからといって、ご祝儀を減らす必要はありません。
<おすすめのギフト例>
・カタログギフト
・家電(コーヒーメーカー、ホットプレートなど)
・ペア食器、グラス
・タオルや寝具など新生活用品
・新婚旅行や食事に使えるギフト券、体験ギフト
兄弟姉妹であれば、「何が欲しい?」と気軽に希望を聞きやすいものです。相手の好みやライフスタイルに合ったものを選べば、より喜ばれるはずです。
親しい間柄だからこそ、事前に相談しながら、お互いが気持ちよくお祝いできる形を選びましょう。
兄弟姉妹の結婚式・ご祝儀に関するよくある質問(Q&A)

ご祝儀や結婚祝いに関する、よくある疑問をQ&A形式で解説します。
ご祝儀や結婚祝いの金額が「2万円、10万円など偶数」でもマナー違反にならない?
縁起が良いとされる奇数が基本ですが、2万円は「夫婦」や「ペア」を連想させることから、結婚祝いにも用いられます。
また、10万円は「1」「0」から成るため、結婚祝いでも差し支えないとされています。
近しい間柄だから、「お返しは不要」として結婚祝いの返礼は断るべき?
必ずしも「不要」と伝える必要はありません。
「お返しは気にしないで」と伝えることもありますが、お礼の気持ちとして内祝いを贈りたいと考えるケースはあります。その場合は、相手の気持ちを受け取りましょう。
兄弟姉妹向けのご祝儀袋の選び方・書き方は?
ご祝儀袋は、紅白または金銀の結び切りを選びます。あえて特別なデザインにする必要はなく、包む金額に見合ったものでよいです。
表書きは、「寿」「御結婚御祝」「御祝」などが一般的です。
兄弟姉妹とあまり仲が良くない場合はどうする?
ご祝儀を渡すかどうかは、ご自身の気持ちや現在の関係性を踏まえて判断して問題ありませんが、関係が良好でなくても、結婚は人生の大切な節目です。
もし「形だけでもお祝いをしておきたい」と感じる場合は、現金書留で送る、親族を通じて渡すなど、負担の少ない方法を選ぶとよいでしょう。
門出を祝福する気持ちを大切に

兄弟姉妹へのご祝儀は、立場や年齢、地域や家庭での考え方によって金額や渡し方が異なります。相場やマナーを参考にしながら、必要に応じて相談し合い、無理のない形で準備しましょう。
ご祝儀や贈り物で何より大切なのは、心から祝福する気持ちです。身近な間柄だからこそ、形式だけにとらわれず、これまで支え合ってきた感謝や、これからの幸せを願う思いを込めることで、より温かなお祝いとなるでしょう。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
岩下美和子さん
一般社団法人礼和の杜代表理事。企業をはじめ、学校、商工会議所、公共団体などで、マナーセミナーや講演を行う。「マナーは愛」を信条に、形だけではなく、思いやりの心を持って相手の立場に立って考えるマナーを伝えている。
【データ出典】
記事内のデータは、「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」によるものです。
※グラフ構成比は四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。


