愛情表現とは?長続きカップルがしている「好き」の上手な伝え方
Index
- #01 愛情表現とは
- #02 相手に愛情表現を求めるワケ
- #03 愛情表現をすることのメリット
- #04 恋人への愛情表現、みんなしているの?
- #05 愛情表現が苦手な人の特徴や心理とは?
- #06 彼氏・彼女が愛情表現をしないタイプなら……
- #07 長続きするカップル・夫婦がしている愛情表現
- #08 【体験談】みんながしている&嬉しい愛情表現は?
- #09 好きな気持ち、愛情を伝え合うことが大事!
普段、愛情表現をしていますか?また、彼氏・彼女からどんな愛情表現をしてもらっていますか?どんなに好きだと思っていても、自分の気持ちを言葉にするのが苦手な人もいますよね。愛情は形がないものだけに、しっかり表現していくことが長続きの秘訣(ひけつ)になります。男女に行ったアンケート結果を基に、異性間コミュニケーションのスペシャリスト、佐藤律子さんに愛情表現について詳しく伺いました。
まず、「愛情表現」とは一体何なのでしょうか。
愛情表現とは、愛情を抱いている相手に対し、好きな気持ち、愛している気持ちを伝える行為全般のことを指します。
恋人同士、夫婦、家族、友達とさまざまな関係性の中で生まれるものですが、この記事では恋人同士・夫婦間の愛情表現について詳しく見ていきます。
ついつい「好き」という言葉を欲してしまったり、キスを迫ったり、なぜ恋人に愛情表現を求めてしまうのでしょうか?相手に愛情表現をしてほしいと思う理由を下記にまとめました。
好かれているから付き合っているはずなのに、愛されている実感がなく、「私のこと好き?」と相手に何度も聞いたり、態度に表してしまったりすることがあります。
実はその時点で実は愛情のバランスが崩れている場合も。相手からの反応が薄いと自分ばかりが好きなのでは?と不安になり、次第に相手への不満が多くなります。
するとますます相手からの愛情表現を求めてしまうことに繋がるのです。
恋人が言葉や態度で愛情表現をしてくれると、自信に繋がります。
恋人から好かれている、大切にされているという自信は、恋愛だけでなく、仕事や勉強や他の人間関係にもプラスに働いてくれます。
自分が愛されていると分かった上で、あえてさらに愛情表現を求めているのがこのパターンです。
では、積極的に相手に愛情表現をすると、ふたりの関係にとってどんな良いことがあるのでしょうか?愛情表現をするメリットとはどんなものなのでしょうか。
ストレートな愛情表現は、心が満たされ、嬉しいもの。
「好き」「愛してる」と言われることで、相手のことがもっと好きになった、という経験のある人も多いはず。愛情表現をすることで、伝えられた側の愛情が深まるというのが最大のメリットの一つ。
好きと感じたときには、男性からも女性からも率直に愛を伝えてみましょう。
愛情を伝えることで、自分自身が相手への気持ちを再確認できるというメリットもあります。
良好な関係を続けていくためにも、積極的に愛情表現をしていきましょう。
「好き」、「出会えて良かった」など、しっかり言葉にしてくれるような、愛情表現が豊かな相手と付き合っていると、自分に自信が持てるようになります。
自分を愛してくれる人がいるというのは、人生においてとても心強いものです。
実際、世の中のカップルたちは愛情表現をしているのでしょうか?20〜30代の男女アンケートでは、以下のような結果に。
Q.「自分なりにしている愛情表現はありますか?」
男性……41.4%
女性……81.8%
圧倒的に女性の方が愛情表現をしている自覚がある人が多いことが分かりますね。
男性は半数にも満たないため、愛情表現自体に苦手意識がある人も多いのかもしれません。
では、愛情表現が苦手な人の特徴・心理とは一体どんなものなのでしょうか?
愛情表現ができない理由でダントツに多いのは、照れや恥ずかしさ。
日本では、表立って言葉や行動でのストレートな愛情表現をする文化がありませんでした。そのために、愛の言葉を口にすることや、ハグをすることに躊躇(ちゅうちょ)してしまうのです。
相手と恋人関係であること自体が愛情表現と考えている人の場合、「言わなくても分かっているだろう」と、あえて言葉や行動で表現する必要はないと思っていることもあります。
自分なりの愛情表現をしているつもりでも、相手にそれが伝わっていないというパターンもありがちです。また、愛情を持っているけど、どう伝えていいのか分からず諦めてしまう人もいます。
どうしても愛情表現が苦手な人もいますが、それでもやっぱり彼氏・彼女には愛情表現をしてほしいものですよね。
もしも交際相手が愛情表現をしないタイプの場合、どのようにして促すのが良いのでしょうか。
恋人が愛情表現をしないタイプの場合、強制してしまうと逆に相手のストレスになってしまい、関係性がぎくしゃくしてしまう可能性があります。
お互いに自然な形で愛情表現ができるようにしていくことが大前提です。
相手が口下手の場合や、恥ずかしそうである場合は、こちらから「今何を思っているの?」などと聞き、表現しやすい状況をつくってあげましょう。フォローされることで、伝えられなかった想いを言いやすくなるはずです。
恋人同士が仲良くいるための努力や秘訣(ひけつ)は、100カップルあれば100通りあるでしょう。
しかし、どんなカップルでも愛情表現をするために欠かせないのは「感謝の言葉」。「いつもありがとう」「●●してくれて嬉しい」など、直接的な愛情表現の言葉ではなくても、相手を想う気持ちが自然と伝わります。
もっと愛情表現をしてほしければ、自分から相手に感謝の言葉を伝えてみましょう。
普段から幸せな言葉を発していると、脳内から幸せホルモンが溢れてストレスを感じにくくなります。
心にゆとりが生まれるので、ささいなことが気にならなくなり、相手への愛情もさらに深まるはずです。
実際に長続きしているカップルや夫婦が実践している愛情表現の仕方には、どんな工夫があるのでしょうか。
まずは、男女別の愛情表現のポイントについてどのような傾向があるのか見てみましょう。
男性は「物理的」な愛情表現が好き
男性が好む愛情表現は、「物理的」な傾向があります。
プレゼントを買ってあげる、行きたいところに連れて行ってあげる、食事をごちそうしてあげるなど、モノやコトで表現します。
形に表すことによって、相手を大切にしていると実感できるのです。
女性は「感情的」な愛情表現が好き
女性が好む愛情表現は「感情的」な傾向があります。
「好き」「愛してる」と伝える、手紙を書く、スキンシップをする、頼ったり甘えたりする、など言葉やしぐさで想いを表現します。
形に表れない言動で、相手への愛情を深めていると実感できるのです。
男女で好む愛情表現の仕方が少し違うことが分かりましたが、では、具体的にどんな愛情表現の方法が効果的なのでしょうか?8つのポイントをご紹介します。
自分の気持ちをストレートに伝えましょう。
複雑な駆け引きをしても、通じないこともしばしば。逆に不信感を抱かせてしまうこともあります。
余計な遠回りをせず、素直な気持ちを言葉にして伝えましょう。
甘えることができるのは、恋人同士ならではの特典。
甘えることで相手に迷惑を掛けるのではないか、嫌われるのではないかということを危惧する人がいますが、むしろ逆です。
ほとんどの人が恋人に甘えられることを嬉しく思いますので、心配せずに甘えてみましょう。
日本にはハグなどスキンシップの文化が根付いていないため、まずは手を繋ぐことから始めてみましょう。
特に女性から男性へのスキンシップは、相手に心を許していることを表す愛情表現として分かりやすく、おすすめです。
ライトな接触でも、触れることで愛情を感じ、相手に受け入れられているという安心感で、自分からも愛情表現をしやすくなります。
プレゼントを贈ることは、受け取る側が愛情を実感できるとても良い方法です。
プレゼントそのものだけでなく、選ぶ行動には、相手を想う気持ちが詰まっていますよね。
言葉やしぐさで愛情表現をすることが苦手な人でも、プレゼントを通じて愛情を伝えることができます。
今はLINEやメールなどが主流ですが、あえて手紙で愛情を表現することで強い印象を残すことができます。
面と向かって言葉にすることが苦手であればなおさら、手書きの文字で素直な気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
特に女性に対して効果的な愛情表現の方法は「話をじっくり聞いてあげること」。
話すことがストレス解消に繋がり、「ただ聞いてほしい」という人も多いのです。
うなずき・相づちをしながら優しく話を聞いてもらえることは大きな喜びであり、十分な愛情表現になるでしょう。
お互いに相手のために時間をつくって一緒に出掛ける、という行為そのものが愛情表現になります。
相手が行きたいところに連れて行ってあげることや、一緒に何かをすることで、お互いの魅力を再発見することも多いはず。
お互いの家を行き来したり、同居をしているのであれば、一緒に料理を作ったり、家事をしてみましょう。
自分は相手のために何ができるだろう?と考えて行動することが愛情表現になります。
そして、将来の暮らしのイメージが湧くことで、さらに愛情が深まるかもしれません。
実際に、みんなはどんな愛情表現をしているのでしょうか?多かった回答をランキングでご紹介します。
1位 好き、愛していると伝える
2位 ハグやキス、スキンシップをする
3位 言葉で気持ちをしっかり伝える
4位 しっかり連絡を取り合う
5位 優しくする
1位 ハグやキス、スキンシップをする
2位 好き、愛していると伝える
3位 家事などを手伝う
4位 言葉で気持ちをしっかり伝える
5位 感謝を伝える
男女共に、定番の「好き、愛していると伝える」「ハグやキス、スキンシップをする」が上位にランクインしています。
また彼氏からの愛情表現には「しっかり連絡を取り合う」や、「優しくする」がランクインしているのが特徴的。
彼女を不安にさせないための愛情表現をしていることが分かりますね。彼女からの愛情表現は「家事などを手伝う」がランクイン。料理を作ってあげたり掃除をしてあげたりといった愛情表現も多いようです。
リアルなカップルたちは、どんな愛情表現をされて嬉しかったのか?男女別にコメントをピックアップしてみました。
男性が嬉しかった愛情表現
●いきなり後ろからハグされたとき(27歳)
●何げなく視線が合ったとき、ふたりのときにしか見せない表情をしてくれたとき(23歳)
●「さみしいから電話しよ?」って言われたとき(30歳)
●普段口数の多くない彼女が酔っ払って、めっちゃ好きと伝えてきたこと(30歳)
●疲れているときに献身的に料理やマッサージをしてくれた(29歳)
女性が嬉しかった愛情表現
●誕生日にサプライズで私が行きたいと思っていた店に連れて行ってくれた(25歳)
●人前で手を繋いだりするのが恥ずかしい彼がいきなり手を繋いできたり、好きって普段言わないのになんの前触れもなく「俺幸せだわ」と言ってくれたとき(27歳)
●頑張ったときに頭をなでて、抱き締めてくれることが嬉しいです(28歳)
●手紙をもらったこと(27歳)
●寝る前に手を繋ぐこと。一日の最後にぬくもりを感じるのは嬉しい(33歳)
愛情表現にはさまざまな形があり、また正解もありません。しかしどんな形であれ、恋人や夫婦が長続きするためには想いや気持ちを伝え合うことが大切であることが分かりました。
愛情表現が照れくさく、苦手だなぁ、という人はまずは感謝の気持ちから伝えてみましょう。
きっと、これまで以上に相手のことを好きになり、もっと関係が深まるはず。ぜひ愛を伝え合ってみてくださいね!
取材・文/ペパーミント
【監修】
佐藤律子さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会(http://www.iseikan.jp/)代表理事。
恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTなど人間関係についての専門協会として、認定講師100名以上が在籍する。自治体婚活イベントのカップル成立率60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ3万人を超える。『最高に幸せな“たった1つの恋”を実らせるレッスン』(大和書房)他著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2021/5/25〜2021/5/27
有効回答数:326人(男性)
(インターネットによる20、30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
・ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2021/6/2〜2021/6/14
有効回答数:33人(女性)
愛情表現とは
まず、「愛情表現」とは一体何なのでしょうか。
愛情表現とは、愛情を抱いている相手に対し、好きな気持ち、愛している気持ちを伝える行為全般のことを指します。
恋人同士、夫婦、家族、友達とさまざまな関係性の中で生まれるものですが、この記事では恋人同士・夫婦間の愛情表現について詳しく見ていきます。
相手に愛情表現を求めるワケ
ついつい「好き」という言葉を欲してしまったり、キスを迫ったり、なぜ恋人に愛情表現を求めてしまうのでしょうか?相手に愛情表現をしてほしいと思う理由を下記にまとめました。
愛されている実感がないから
好かれているから付き合っているはずなのに、愛されている実感がなく、「私のこと好き?」と相手に何度も聞いたり、態度に表してしまったりすることがあります。
実はその時点で実は愛情のバランスが崩れている場合も。相手からの反応が薄いと自分ばかりが好きなのでは?と不安になり、次第に相手への不満が多くなります。
するとますます相手からの愛情表現を求めてしまうことに繋がるのです。
自分に自信を持ちたいから
恋人が言葉や態度で愛情表現をしてくれると、自信に繋がります。
恋人から好かれている、大切にされているという自信は、恋愛だけでなく、仕事や勉強や他の人間関係にもプラスに働いてくれます。
自分が愛されていると分かった上で、あえてさらに愛情表現を求めているのがこのパターンです。
愛情表現をすることのメリット
では、積極的に相手に愛情表現をすると、ふたりの関係にとってどんな良いことがあるのでしょうか?愛情表現をするメリットとはどんなものなのでしょうか。
相手からの愛情を感じられる
ストレートな愛情表現は、心が満たされ、嬉しいもの。
「好き」「愛してる」と言われることで、相手のことがもっと好きになった、という経験のある人も多いはず。愛情表現をすることで、伝えられた側の愛情が深まるというのが最大のメリットの一つ。
好きと感じたときには、男性からも女性からも率直に愛を伝えてみましょう。
伝えた相手をもっと好きになる
愛情を伝えることで、自分自身が相手への気持ちを再確認できるというメリットもあります。
良好な関係を続けていくためにも、積極的に愛情表現をしていきましょう。
伝えられた方は自分に自信が持てる
「好き」、「出会えて良かった」など、しっかり言葉にしてくれるような、愛情表現が豊かな相手と付き合っていると、自分に自信が持てるようになります。
自分を愛してくれる人がいるというのは、人生においてとても心強いものです。
恋人への愛情表現、みんなしているの?
実際、世の中のカップルたちは愛情表現をしているのでしょうか?20〜30代の男女アンケートでは、以下のような結果に。
Q.「自分なりにしている愛情表現はありますか?」
男性……41.4%
女性……81.8%
圧倒的に女性の方が愛情表現をしている自覚がある人が多いことが分かりますね。
男性は半数にも満たないため、愛情表現自体に苦手意識がある人も多いのかもしれません。
愛情表現が苦手な人の特徴や心理とは?
では、愛情表現が苦手な人の特徴・心理とは一体どんなものなのでしょうか?
恥ずかしい
愛情表現ができない理由でダントツに多いのは、照れや恥ずかしさ。
日本では、表立って言葉や行動でのストレートな愛情表現をする文化がありませんでした。そのために、愛の言葉を口にすることや、ハグをすることに躊躇(ちゅうちょ)してしまうのです。
伝える必要がないと考えている
相手と恋人関係であること自体が愛情表現と考えている人の場合、「言わなくても分かっているだろう」と、あえて言葉や行動で表現する必要はないと思っていることもあります。
口下手
自分なりの愛情表現をしているつもりでも、相手にそれが伝わっていないというパターンもありがちです。また、愛情を持っているけど、どう伝えていいのか分からず諦めてしまう人もいます。
彼氏・彼女が愛情表現をしないタイプなら……
どうしても愛情表現が苦手な人もいますが、それでもやっぱり彼氏・彼女には愛情表現をしてほしいものですよね。
もしも交際相手が愛情表現をしないタイプの場合、どのようにして促すのが良いのでしょうか。
まず、絶対に無理強いしない
恋人が愛情表現をしないタイプの場合、強制してしまうと逆に相手のストレスになってしまい、関係性がぎくしゃくしてしまう可能性があります。
お互いに自然な形で愛情表現ができるようにしていくことが大前提です。
相手が口下手の場合や、恥ずかしそうである場合は、こちらから「今何を思っているの?」などと聞き、表現しやすい状況をつくってあげましょう。フォローされることで、伝えられなかった想いを言いやすくなるはずです。
「感謝の気持ち」を伝えてみよう
恋人同士が仲良くいるための努力や秘訣(ひけつ)は、100カップルあれば100通りあるでしょう。
しかし、どんなカップルでも愛情表現をするために欠かせないのは「感謝の言葉」。「いつもありがとう」「●●してくれて嬉しい」など、直接的な愛情表現の言葉ではなくても、相手を想う気持ちが自然と伝わります。
もっと愛情表現をしてほしければ、自分から相手に感謝の言葉を伝えてみましょう。
普段から幸せな言葉を発していると、脳内から幸せホルモンが溢れてストレスを感じにくくなります。
心にゆとりが生まれるので、ささいなことが気にならなくなり、相手への愛情もさらに深まるはずです。
長続きするカップル・夫婦がしている愛情表現
実際に長続きしているカップルや夫婦が実践している愛情表現の仕方には、どんな工夫があるのでしょうか。
まずは、男女別の愛情表現のポイントについてどのような傾向があるのか見てみましょう。
男女別・愛情表現のポイント
男性は「物理的」な愛情表現が好き
男性が好む愛情表現は、「物理的」な傾向があります。
プレゼントを買ってあげる、行きたいところに連れて行ってあげる、食事をごちそうしてあげるなど、モノやコトで表現します。
形に表すことによって、相手を大切にしていると実感できるのです。
女性は「感情的」な愛情表現が好き
女性が好む愛情表現は「感情的」な傾向があります。
「好き」「愛してる」と伝える、手紙を書く、スキンシップをする、頼ったり甘えたりする、など言葉やしぐさで想いを表現します。
形に表れない言動で、相手への愛情を深めていると実感できるのです。
男女で好む愛情表現の仕方が少し違うことが分かりましたが、では、具体的にどんな愛情表現の方法が効果的なのでしょうか?8つのポイントをご紹介します。
1.素直に気持ちを伝える
自分の気持ちをストレートに伝えましょう。
複雑な駆け引きをしても、通じないこともしばしば。逆に不信感を抱かせてしまうこともあります。
余計な遠回りをせず、素直な気持ちを言葉にして伝えましょう。
2.甘える
甘えることができるのは、恋人同士ならではの特典。
甘えることで相手に迷惑を掛けるのではないか、嫌われるのではないかということを危惧する人がいますが、むしろ逆です。
ほとんどの人が恋人に甘えられることを嬉しく思いますので、心配せずに甘えてみましょう。
3.スキンシップをする
日本にはハグなどスキンシップの文化が根付いていないため、まずは手を繋ぐことから始めてみましょう。
特に女性から男性へのスキンシップは、相手に心を許していることを表す愛情表現として分かりやすく、おすすめです。
ライトな接触でも、触れることで愛情を感じ、相手に受け入れられているという安心感で、自分からも愛情表現をしやすくなります。
4.プレゼントを贈る
プレゼントを贈ることは、受け取る側が愛情を実感できるとても良い方法です。
プレゼントそのものだけでなく、選ぶ行動には、相手を想う気持ちが詰まっていますよね。
言葉やしぐさで愛情表現をすることが苦手な人でも、プレゼントを通じて愛情を伝えることができます。
5.手紙を書く
今はLINEやメールなどが主流ですが、あえて手紙で愛情を表現することで強い印象を残すことができます。
面と向かって言葉にすることが苦手であればなおさら、手書きの文字で素直な気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
6.話を聞いてあげる
特に女性に対して効果的な愛情表現の方法は「話をじっくり聞いてあげること」。
話すことがストレス解消に繋がり、「ただ聞いてほしい」という人も多いのです。
うなずき・相づちをしながら優しく話を聞いてもらえることは大きな喜びであり、十分な愛情表現になるでしょう。
7.デートをする
お互いに相手のために時間をつくって一緒に出掛ける、という行為そのものが愛情表現になります。
相手が行きたいところに連れて行ってあげることや、一緒に何かをすることで、お互いの魅力を再発見することも多いはず。
8.一緒に家事をする
お互いの家を行き来したり、同居をしているのであれば、一緒に料理を作ったり、家事をしてみましょう。
自分は相手のために何ができるだろう?と考えて行動することが愛情表現になります。
そして、将来の暮らしのイメージが湧くことで、さらに愛情が深まるかもしれません。
【体験談】みんながしている&嬉しい愛情表現は?
実際に、みんなはどんな愛情表現をしているのでしょうか?多かった回答をランキングでご紹介します。
彼氏→彼女への愛情表現
1位 好き、愛していると伝える
2位 ハグやキス、スキンシップをする
3位 言葉で気持ちをしっかり伝える
4位 しっかり連絡を取り合う
5位 優しくする
彼女→彼氏への愛情表現
1位 ハグやキス、スキンシップをする
2位 好き、愛していると伝える
3位 家事などを手伝う
4位 言葉で気持ちをしっかり伝える
5位 感謝を伝える
男女共に、定番の「好き、愛していると伝える」「ハグやキス、スキンシップをする」が上位にランクインしています。
また彼氏からの愛情表現には「しっかり連絡を取り合う」や、「優しくする」がランクインしているのが特徴的。
彼女を不安にさせないための愛情表現をしていることが分かりますね。彼女からの愛情表現は「家事などを手伝う」がランクイン。料理を作ってあげたり掃除をしてあげたりといった愛情表現も多いようです。
恋人からされて嬉しい&嬉しかった愛情表現
リアルなカップルたちは、どんな愛情表現をされて嬉しかったのか?男女別にコメントをピックアップしてみました。
男性が嬉しかった愛情表現
●いきなり後ろからハグされたとき(27歳)
●何げなく視線が合ったとき、ふたりのときにしか見せない表情をしてくれたとき(23歳)
●「さみしいから電話しよ?」って言われたとき(30歳)
●普段口数の多くない彼女が酔っ払って、めっちゃ好きと伝えてきたこと(30歳)
●疲れているときに献身的に料理やマッサージをしてくれた(29歳)
女性が嬉しかった愛情表現
●誕生日にサプライズで私が行きたいと思っていた店に連れて行ってくれた(25歳)
●人前で手を繋いだりするのが恥ずかしい彼がいきなり手を繋いできたり、好きって普段言わないのになんの前触れもなく「俺幸せだわ」と言ってくれたとき(27歳)
●頑張ったときに頭をなでて、抱き締めてくれることが嬉しいです(28歳)
●手紙をもらったこと(27歳)
●寝る前に手を繋ぐこと。一日の最後にぬくもりを感じるのは嬉しい(33歳)
好きな気持ち、愛情を伝え合うことが大事!
愛情表現にはさまざまな形があり、また正解もありません。しかしどんな形であれ、恋人や夫婦が長続きするためには想いや気持ちを伝え合うことが大切であることが分かりました。
愛情表現が照れくさく、苦手だなぁ、という人はまずは感謝の気持ちから伝えてみましょう。
きっと、これまで以上に相手のことを好きになり、もっと関係が深まるはず。ぜひ愛を伝え合ってみてくださいね!
取材・文/ペパーミント
【監修】
佐藤律子さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会(http://www.iseikan.jp/)代表理事。
恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTなど人間関係についての専門協会として、認定講師100名以上が在籍する。自治体婚活イベントのカップル成立率60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ3万人を超える。『最高に幸せな“たった1つの恋”を実らせるレッスン』(大和書房)他著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2021/5/25〜2021/5/27
有効回答数:326人(男性)
(インターネットによる20、30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
・ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2021/6/2〜2021/6/14
有効回答数:33人(女性)