遠距離恋愛中のプロポーズを成功させる方法!されるための対策も
Index
- #01 遠距離恋愛中のプロポーズの方法
- #02 プロポーズを考えるタイミング
- #03 プロポーズをされるためにするべきこと4選
- #04 プロポーズは直接会って伝えよう!
デートや食事に行くことさえ簡単ではない遠距離恋愛中のカップル。なかなか会えない中、プロポーズを成功させるにはどうすればよいのでしょうか。プロポーズも、普通のカップルとは違う方法や努力が必要!?今回は、遠距離恋愛中のカップルがプロポーズを成功させる方法を伝授。プロポーズの方法や、プロポーズを考えるタイミング、もし相手からプロポーズしてほしい場合はプロポーズをされるためにするべきことを、恋愛コンサルタントの橘 つぐみさんに教えてもらいました。
遠距離恋愛中のカップルがプロポーズを成功させるには、まず「ふたりの気持ちや考えが結婚に向かっている」ということが大前提です。
遠距離恋愛だと普通のカップルより、会う回数やコミュニケーションが少なくなるのは仕方のないこと。まだお互いに見えていないところや、知らない部分があると思います。遠距離になった時点で「1年後には結婚しよう」とか、ふたりの将来の話をしているといった保証が少しでもないと、いきなりプロポーズするのは少しリスクが高いかもしれません。
「ゆくゆくは結婚する」という土台がある上で、プロポーズを成功させるには、次のような方法があります。
最大のメリットは、話し方や表情、動作、周りの雰囲気も味方をしてくれるので、やはり思いが伝わりやすいです。雰囲気のあるレストランとか、ふたりの思い出の場所とか、バラの花束と一緒に渡すといった、何かロマンチックな演出をすると、さらに成功率は上がるでしょう。
思い立ったらすぐにコミュニケーションが取れるので、遠距離恋愛最大の障害である、距離が問題にならない方法です。最近ではオンライン通話も無料でできるので、顔を見ながら相手に伝えることができるというのは大きなメリットです。
電話やオンライン通話でプロポーズをするのは全く問題ありませんが、次に会ったときにもう一度きちんと口頭で伝えることが大切です。直接会ったときにプロポーズをするために、「大事な話があるから」とか、「ふたりの将来について話したい」といったことを電話やオンラインで伝えておくのもいいかもしれませんね。
なかなか言えないようなことが伝えられたり、普段とは違うテンションになったりもするので、手紙には手紙ならではの良さがあります。思いがつづられた手紙と一緒に、婚姻届を同封するのもありです。
手紙でのプロポーズも電話やオンライン通話と同じく、NGではありませんが、手紙だけだとお互いに消化不良になる気がするので、会ったときにきちんとプロポーズをするようにしましょう。
プロポーズを意識し始めるのは、どんなときなのでしょうか。橘さんいわく、転職や家の更新など、自分の環境が変わったときをきっかけとして結婚を決めることはありますが、自分の置かれている状況や立場を認識したときにプロポーズを考えることが多いそう。どんなときに感じるのか、聞いてみました。
今の相手が自分にとってベストな人だと感じたとき。今付き合っている相手以上の人には会えないと思ったときは、逃したくないので、「プロポーズしよう」という心理が働きます。
長く付き合った相手と別れた後に付き合った人とは、結婚しやすいといわれています。長く付き合っていた相手と別れると喪失感が強いので、「もうこんな思いはしたくない」と、次に付き合った相手とはプロポーズのタイミングが早く訪れることが多いです。
収入が安定してきて、ふたりでの生活が成り立つと感じたら、結婚を意識してプロポーズを考えるようになります。結婚はふたりで生活していかなければいけないので、安定したお金がなければ成り立ちません。今のところ不安はないと感じたら、プロポーズを意識するでしょう。
周りの結婚ラッシュも影響します。結婚式に出席する機会が増えたり、めでたい知らせが続いたりすると、「そろそろうちも」という気持ちになりやすいです。また、周りの幸せそうな夫婦を見たり、結婚して良かったという話を聞くのも、プロポーズへの原動力になります。
もしプロポーズを「相手からしてほしい!」と考えている場合、される側も努力が必要ですよね。どのようなことを頑張ればよいのでしょう。
「今の相手と別れたらそれ以上の人と巡り合えない」と思ってもらうためは、こちらも努力が必要です。相手に会うことが少ないと、外見を気にしなくなりがちなので、特に遠距離恋愛中のカップルは気を付けましょう。直接会う貴重な時間をいい思い出にするためにも、ファッションや身だしなみを整えるとか、スタイルをキープするといった、適度に気を使っている様子は大切です。
遠距離恋愛だと、すぐに会うことも難しいので、ケンカはしないに越したことはないです。距離が離れていると、仲直りをするにも時間がかかってしまいます。「相手から返信がないから文句を言う」みたいなことをついしてしまう人もいますが、仕事で手が離せないかもしれないし、落ち着いて返信したい場合もあります。ひと呼吸置いて、相手がどういう状況かを考えるようにしましょう。
また、ケンカを避けるコツは、「好きならこうするはず」とか、「カップルならこうあるべきだ」という固定観念はなくすことです。こちらが望むことを相手がしてくれないと、「なんで?」と無駄なケンカの原因になってしまうので。
相手に何かを伝えるときは、「できればこうしてほしい」と、リクエストという形で伝えるといいかもしれませんね。一回お願いしただけで直らない場合は、また伝えること。そして、もし相手がその通りに動いてくれたら、少し大げさに喜んだり、褒めてあげたりするとよいでしょう。
「あなたの作った〇〇料理はおいしい」と言われることを目標にしましょう。“あなたの〇〇料理”は、お店では売ってないし、食べられないので。料理が得意に越したことはありませんが、何か一つでも得意料理は持っておくとよいと思います。
相手から求められたり、要求されたりしたことは、受け入れる努力をしましょう。性の不一致は、結婚への壁となったり、浮気の温床になったりするので、頭ごなしに否定しないこと。もし変わったプレイを望んできた場合でも、理解を示したり、無理をしない範囲で、一度は受け入れてあげるといいかもしれません。
プロポーズはカップルにとって一生の思い出に残る大切なものです。電話や手紙で思いを伝えた場合は、直接会ったときにもきちんと口頭で伝えることが重要みたいですね。
今回挙げたプロポーズを考えるタイミングや、されるためにするべきことは、遠距離恋愛中のカップルに限らずどのカップルにも当てはまることなので、全てのカップルの皆さん、ぜひ参考にしてみてください。
取材・文/坂田圭永
プロポーズで知っておきたい「タイミング」「プラン」「実例」…これさえ読めば完ぺきガイド
【監修】
橘 つぐみさん
「つぐみ恋愛相談所」代表、恋愛コンサルタント。「男選びは人生選び」をモットーに、2004年から恋愛アドバイスを行う。主な著書に、『野性の勘で恋せよ乙女!』(講談社)、『最終彼氏の見つけ方』(大和出版)などがある。
橘つぐみさん公式サイト
遠距離恋愛中のプロポーズの方法
遠距離恋愛中のカップルがプロポーズを成功させるには、まず「ふたりの気持ちや考えが結婚に向かっている」ということが大前提です。
遠距離恋愛だと普通のカップルより、会う回数やコミュニケーションが少なくなるのは仕方のないこと。まだお互いに見えていないところや、知らない部分があると思います。遠距離になった時点で「1年後には結婚しよう」とか、ふたりの将来の話をしているといった保証が少しでもないと、いきなりプロポーズするのは少しリスクが高いかもしれません。
「ゆくゆくは結婚する」という土台がある上で、プロポーズを成功させるには、次のような方法があります。
直接会って伝える
最大のメリットは、話し方や表情、動作、周りの雰囲気も味方をしてくれるので、やはり思いが伝わりやすいです。雰囲気のあるレストランとか、ふたりの思い出の場所とか、バラの花束と一緒に渡すといった、何かロマンチックな演出をすると、さらに成功率は上がるでしょう。
電話やオンライン通話で伝える
思い立ったらすぐにコミュニケーションが取れるので、遠距離恋愛最大の障害である、距離が問題にならない方法です。最近ではオンライン通話も無料でできるので、顔を見ながら相手に伝えることができるというのは大きなメリットです。
電話やオンライン通話でプロポーズをするのは全く問題ありませんが、次に会ったときにもう一度きちんと口頭で伝えることが大切です。直接会ったときにプロポーズをするために、「大事な話があるから」とか、「ふたりの将来について話したい」といったことを電話やオンラインで伝えておくのもいいかもしれませんね。
手紙で伝える
なかなか言えないようなことが伝えられたり、普段とは違うテンションになったりもするので、手紙には手紙ならではの良さがあります。思いがつづられた手紙と一緒に、婚姻届を同封するのもありです。
手紙でのプロポーズも電話やオンライン通話と同じく、NGではありませんが、手紙だけだとお互いに消化不良になる気がするので、会ったときにきちんとプロポーズをするようにしましょう。
プロポーズを考えるタイミング
プロポーズを意識し始めるのは、どんなときなのでしょうか。橘さんいわく、転職や家の更新など、自分の環境が変わったときをきっかけとして結婚を決めることはありますが、自分の置かれている状況や立場を認識したときにプロポーズを考えることが多いそう。どんなときに感じるのか、聞いてみました。
今の相手以上の人に巡り合えないと感じた
今の相手が自分にとってベストな人だと感じたとき。今付き合っている相手以上の人には会えないと思ったときは、逃したくないので、「プロポーズしよう」という心理が働きます。
別れるつらさをもう経験したくないと思った
長く付き合った相手と別れた後に付き合った人とは、結婚しやすいといわれています。長く付き合っていた相手と別れると喪失感が強いので、「もうこんな思いはしたくない」と、次に付き合った相手とはプロポーズのタイミングが早く訪れることが多いです。
収入が安定してきたと感じた
収入が安定してきて、ふたりでの生活が成り立つと感じたら、結婚を意識してプロポーズを考えるようになります。結婚はふたりで生活していかなければいけないので、安定したお金がなければ成り立ちません。今のところ不安はないと感じたら、プロポーズを意識するでしょう。
周りの結婚が増えてきたと感じた
周りの結婚ラッシュも影響します。結婚式に出席する機会が増えたり、めでたい知らせが続いたりすると、「そろそろうちも」という気持ちになりやすいです。また、周りの幸せそうな夫婦を見たり、結婚して良かったという話を聞くのも、プロポーズへの原動力になります。
プロポーズをされるためにするべきこと4選
もしプロポーズを「相手からしてほしい!」と考えている場合、される側も努力が必要ですよね。どのようなことを頑張ればよいのでしょう。
自分磨きを怠らない
「今の相手と別れたらそれ以上の人と巡り合えない」と思ってもらうためは、こちらも努力が必要です。相手に会うことが少ないと、外見を気にしなくなりがちなので、特に遠距離恋愛中のカップルは気を付けましょう。直接会う貴重な時間をいい思い出にするためにも、ファッションや身だしなみを整えるとか、スタイルをキープするといった、適度に気を使っている様子は大切です。
無駄なケンカはしない
遠距離恋愛だと、すぐに会うことも難しいので、ケンカはしないに越したことはないです。距離が離れていると、仲直りをするにも時間がかかってしまいます。「相手から返信がないから文句を言う」みたいなことをついしてしまう人もいますが、仕事で手が離せないかもしれないし、落ち着いて返信したい場合もあります。ひと呼吸置いて、相手がどういう状況かを考えるようにしましょう。
また、ケンカを避けるコツは、「好きならこうするはず」とか、「カップルならこうあるべきだ」という固定観念はなくすことです。こちらが望むことを相手がしてくれないと、「なんで?」と無駄なケンカの原因になってしまうので。
相手に何かを伝えるときは、「できればこうしてほしい」と、リクエストという形で伝えるといいかもしれませんね。一回お願いしただけで直らない場合は、また伝えること。そして、もし相手がその通りに動いてくれたら、少し大げさに喜んだり、褒めてあげたりするとよいでしょう。
得意料理を持つ
「あなたの作った〇〇料理はおいしい」と言われることを目標にしましょう。“あなたの〇〇料理”は、お店では売ってないし、食べられないので。料理が得意に越したことはありませんが、何か一つでも得意料理は持っておくとよいと思います。
セックスにタブーをつくらない
相手から求められたり、要求されたりしたことは、受け入れる努力をしましょう。性の不一致は、結婚への壁となったり、浮気の温床になったりするので、頭ごなしに否定しないこと。もし変わったプレイを望んできた場合でも、理解を示したり、無理をしない範囲で、一度は受け入れてあげるといいかもしれません。
プロポーズは直接会って伝えよう!
プロポーズはカップルにとって一生の思い出に残る大切なものです。電話や手紙で思いを伝えた場合は、直接会ったときにもきちんと口頭で伝えることが重要みたいですね。
今回挙げたプロポーズを考えるタイミングや、されるためにするべきことは、遠距離恋愛中のカップルに限らずどのカップルにも当てはまることなので、全てのカップルの皆さん、ぜひ参考にしてみてください。
取材・文/坂田圭永
プロポーズで知っておきたい「タイミング」「プラン」「実例」…これさえ読めば完ぺきガイド
【監修】
橘 つぐみさん
「つぐみ恋愛相談所」代表、恋愛コンサルタント。「男選びは人生選び」をモットーに、2004年から恋愛アドバイスを行う。主な著書に、『野性の勘で恋せよ乙女!』(講談社)、『最終彼氏の見つけ方』(大和出版)などがある。
橘つぐみさん公式サイト