310人に聞いた、好きな言葉!自分の心に響く名言の見つけ方
Index
- #01 身近な人に言われた「好きな言葉」13選
- #02 心に響いたことわざ・熟語「好きな言葉」8選
- #03 偉人たちの名言「好きな言葉」9選
- #04 好きな言葉・大切な言葉を持つメリット
- #05 自分に合う「好きな言葉」の見つけ方
- #06 周りの人にも好きな言葉を伝えてみて
アンケートで聞いた20〜30代の男女310人に聞いた「好きな言葉」を紹介!さらに、心理カウンセラーの服部希美さんに心の中に大切な言葉を持つメリットや好きな言葉を聞きました。

好きな言葉が胸に刻まれるのは、自分がつらいときや、たまたま見かけたとき、尊敬している人に言われたときなど、おそらく何かのきっかけがあったはず。
アンケートでは、学校の先生や職場の先輩、家族といった身近な人の言葉が胸に残っているというエピソードが多く寄せられました。
「高校時代に進路で悩んでいるときに恩師から贈られた言葉です。テストで何度も納得のいく点数が取れずに落ち込んだときも励まし続けてくれました。
そんな恩師は若くして病にかかり亡くなってしまいましたが、高校の友人たちとは『この言葉で救われたよね』と今でも話すことがあります」(38歳/女性)
「小学校の集会で生徒が集められたときに先生が言っていた言葉。
なぜかずっと記憶に残っていて、卒業後の中学や高校、大学時代、そして就職してからも人の話を聞く姿勢に気を付けています」(31歳/女性)
「仕事で大変だった時期に一番忙しかったであろう元上司が、『今は大変で乗り切ることで精いっぱいでも、いつか振り返ったときに笑い飛ばせる日が来るから、がむしゃらに頑張っていこう』と、その場にいた人たちを激励していました。
以降、仕事や恋愛で落ち込むことがあっても、そうした考え方もあると思っています」(37歳/男性)
「監督からの言葉です。何度も何度も試合で負けて悔しい思いをしてきましたが、やめずに続けて35歳になり、初の全国大会へ出場して優勝することができたんです。そのときに改めてこの言葉は良いなと思いました」(38歳/男性)
「高校時代の部活の顧問に言われた言葉。自分と他人を比べて、他人の目を気にして、嫌われないよう、好かれようと行動していた自分にとって、この言葉は10年たった今でも心に残っています。今の自分の行動の核となっている言葉です」(26歳/男性)
「高校の吹奏楽部顧問に言われました。本番が近いのに演奏がまとまらないときや練習不足なとき、『漠然となんとかなると思っていてもなんとかはならない。もしなんとかなったとしたら、それは周りの他の人がなんとかしてくれただけである』ということでした。
この言葉がいろいろな場面で浮かび、他力本願ではなく自分で努力することを忘れずに頑張れています」(34歳/女性)
「高校受験を共に頑張った友達から、私が浪人しているときに言われた言葉です。
その友達は留学中でつらいこともたくさんあっただろうに、私の浪人生活を応援するために一時帰国してこの言葉を贈ってくれました。人生一度きり、何事も頑張って楽しもうと思えました!」(31歳/女性)
「新卒入社時の先輩から言われました。社会人として、大人として、他者との関わりを持つ中で最大限に意識している言葉です。
相手のことを思い、その先まで想像することの大切さ、それがあるからこそ関係性が良好に続いていくものと感じられる大切な言葉です」(37歳/男性)
「入社して間もないとき、仕事を要領よくできずに困っているときに尊敬する職場の先輩から『みんなに平等に与えられている時間だからこそ、その時間をどう大切に使うかが大事だよ』と言われて、共感した思い出があります」(33歳/男性)
「いつ誰に言われた言葉かまでは覚えていませんが、自分や他人の強みを認め、弱みを肯定する、誰も傷つけない言葉なので好きになりました。
これまでの人生で何かに失敗した際に、挫折せずに新たなことにチャレンジする原動力となっています」(29歳/男性)
「プライベートでも学業でもうまくいかなくて落ち込んでいるときに、友達が言ってくれた言葉。先のことをいろいろ考えても意味はないから、何とかなると楽観的に考えることの大切さを教えてもらいました。
今日がうまくいかなくても、明日はまた新しい状況や運が巡ってくるから、前向きに頑張っていこうと、そのときの私はとても救われました」(36歳/女性)
「祖父に教えてもらった教訓です。自分の周りにいる人をどれだけ大切にできるか再認識しました」(25歳/女性)
「学生時代に人間関係に悩み、自分だけ理不尽な目にあったり、うその情報を流されたりして、味方がいない状況に陥ったときがありました。毎日つらかったときに、母に言われて力になりました」(34歳/女性)

ことわざや熟語に救われた人もいました。ここからは心に響いたことわざや熟語を見ていきましょう。
「落語家が話していて知った言葉です。悪いことをしたら空から神様が見ているから必ずばれるという言葉でありますが、普段誰も見てないからと悪いことをしたくなることは誰にでもあると思います。
そんなときにこの言葉を思い出すと『やっぱり誰かは見ているからやめておこう』という気持ちになり、自分の戒めになっています」(36歳/男性)
「子どものときから聞いてきた言葉で、小さい頃はあまりピンときませんでした。少しずつ成長したり、働くようになったりして、この言葉の重要性が分かってきました。この言葉通り、行動や努力していくことが大事だと感じます」(34歳/女性)
「柳は緑、花は紅という、自然のままの美しさや、あるがままの姿が真実であると説く禅の言葉。道着に入れる四字熟語を探していたとき、ふと目について心に残りました」(28歳/女性)
「コイ釣りの格言として釣り師の中では昔から言われているものです。
『一尺(30cm)以上の大物のコイを釣りたければ、10日間は釣り場に通わなければならない』と言われており、目標を達成するためにはコツコツと地道な努力が必要ということを説いています」(38歳/男性)
「ついてないと思った出来事でも、後になれば役に立ったり、結果的に良いことにつながったりすることもありました。
良いこと悪いことと一喜一憂しすぎないことが大切だと思ったことがあり、それを体現する言葉だと思います」(39歳/女性)
「私が小さいときに同居していた祖父に、人との出会いを大切にしてほしいという意味で教えてもらいました。それ以降、出会いを大切にし、人とのつながりが人生を豊かなものにするものだと思い生活しています」(32歳/男性)
「生活のさまざまな場面でちょっとしたことでも毎日続けることでそれが経験や知識、変化につながると日々考えています」(37歳/女性)
「希望の就職先に決まらず悩んでいるときに本を読んだらこの言葉が書いてありました。
失敗しても何度でも立ち上がる。そのときは就職先のことでしたが日々の生活全てに言えることであり、自分の中で何かうまくいかないことがあってもポジティブに考えられるようになりました」(31歳/女性)

過去の偉人たちが残した名言が好きという人も多くいました。
「古代中国の哲学者・老子が説いた『最も理想的な生き方は水のようであること』という教えです。
水のように流れを止めないで、濁らず清らかでいたい私自身の気持ちに合っているから。水は全てを洗い流してくれるから好きです」(37歳/女性)
「中国唐代の禅僧・雲門文偃(うんもんぶんえん)の公案に由来するものです。これは禅宗のお坊さんが書いた本の中で知ったのですが、『どんな1日1日もその日一度しかない良い日だよ、何か嫌なことがあってもその日だけの経験だと思って前向きに捉えよう』という言葉です。
毎日目まぐるしくさまざまなことがありますが、今日も楽しいなと思って過ごすために大切にしています」(32歳/女性)
「ドイツの文豪・ゲーテが『ファウスト』の中で残した名言です。失敗は挑戦の証しであり、立ち上がって前進し続けることこそが重要であるという、前向きなメッセージです。
日々を生きる中で、うまくいかないことが重なったり、気持ちがくじけそうになったりしているとき、名言をまとめた本を読んでいてこの言葉に出会いました」(38歳/男性)
「幕末の志士・坂本龍馬が残したとされる名言です。人生の行き詰まりや困難に直面した際、解決策は一つだけでなく、多くの可能性や選択肢があることを教えてくれました。
学生時代、部活が合わなかったときにその言葉を知って、他の道を選ぶ手段もあるのだと自覚できました」(34歳/女性)
「戦国時代の武将・武田信玄の言葉とされ、堅固な城郭よりも『人材・団結』こそが国や組織を守る最強の防壁になるという信頼重視の統治理念です。
災害復旧ボランティアで活動していた際に、チームメイトから聞いたもので、人の質こそ成否の要であるという意味だそうです」(34歳/男性)
「江戸時代の剣豪・宮本武蔵が人生の最後に書き残した自戒の書『独行道(どっこうどう)』の第一条。『自分で決断し行動したことに対し、結果がどうあれ悔やむことはない』という、信念に基づき責任を持って生きる覚悟を表しています。
学生時代、部活や進路で選択に迷い、行動できず後悔していたときに、この言葉に出会い、決断して動く指針として心に刻みました」(39歳/女性)
「第二次世界大戦中にイギリスを率いた首相ウィンストン・チャーチルが、1941年のハーロー校での演説で卒業生たちに贈った不屈の精神を表す名言です。
私が高校時代に世界史を履修していたときに、この言葉を知って、気持ちが折れそうになるときに思い出して頑張っています」(32歳/男性)
「物理学者アルベルト・アインシュタインの名言です。生まれつきの才能以上に、終わりのない努力と好奇心を持ち続けることこそが偉業を成し遂げる本質であると説いています。
クラブチームでスポーツをしていたときに、一番うまくて強い子にはかなわないなと感じたとき、家族にその言葉を教えられました。その子の普段の練習や自主練習を見ていると基礎からきちんと丁寧に練習をしていて、常に努力をしていると感じました。
誰しもが初めからできるわけでなく、努力を続けた結果が天才と呼ばれるのかと実感し、自分もさらに練習に打ち込むことに集中できたので、出会えてよかった言葉の一つです」(31歳/女性)
「現・北海道大学の初代教頭を務めたウィリアム・スミス・クラーク博士が、帰国時に教え子たちへ残した名言です。金銭や名声ではなく、人としてあるべき姿を追い求めよという精神を表しています。
高校生のとき、北海道大学を目指して勉強をしていてこの言葉が今でも印象に残っています」(38歳/男性)

好きな言葉や大切な言葉を持っているとどんな良いことがあるのでしょうか。心理カウンセラーの服部希美さんに、好きな言葉を持つメリットを教えてもらいました。
落ち込んだときや不安なときに「好きな言葉」に励まされたという経験がある人もいるのではないでしょうか。
心に響く言葉を持っていると、つらいときに勇気づけられ、心の支えになります。「悩んでいるのは自分だけではない」と思わせてくれたり、もう一歩踏み出す力をくれたりします。
「こんなふうに生きたい」「こんな人になりたい」と思えるような言葉を持っておくことは、理想の自分へ近づくための道しるべにもなります。
「この言葉に恥じない自分でいられているか」と立ち返ることで、自分らしい選択ができるようになるはずです。
好きな言葉には、その人が大切にして生きている価値観や考え方が自然と表れます。
面接や初対面の場でも、座右の銘とその理由を話すことで、表面的な自己紹介だけでは伝わりにくい“その人らしさ”を相手に感じてもらいやすくなります。

自分に合う「好きな言葉」を見つけるのはどうしたらよいのでしょう。
小説やエッセー、マンガなど、ジャンルは問いません。気になった本をいろいろ読んでみましょう。
たくさんの言葉に触れるほど、「これだ」と思える言葉に出会いやすくなります。
憧れの人やお世話になった人、好きな著名人など、「こんなふうになりたい」と思う人が大切にしている言葉を調べてみましょう。
惹かれる相手とは価値観が似ていることも多いものです。「好きな言葉」を見つけるヒントになるかもしれません。
友人や家族、職場の人など、自分とは違う立場や価値観を持つ人たちと話していると、「そんな考え方もあるんだ」と新しい発見をすることがあります。
自分では思い付かなかった言葉や価値観に出会えるのも、人と会話する楽しさの一つです。「好きな言葉はある?」と聞いてみたり、何げない会話の中から、心に響く言葉を探してみたりするのもおすすめです。

好きな言葉や大切にしている言葉は、人生の指針となり、時には逆境から助ける救世主にもなってくれます。
また、好きな言葉は自分だけでなく、友達や後輩、恋人などにもかけることができます。周りの人が苦しんでいるときに、少しでも楽になるような言葉をかけてあげれば、心が軽くなるきっかけになるかもしれません。
あなたは、好きな言葉がありますか?
取材・文/坂田圭永
【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に添い、婚活や30代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。
公式サイト:https://www.hattori-nozomi.jp
【データ出典】
記事内のデータは、2026年4月に男女310人が回答したマクロミル調査によるものです
身近な人に言われた「好きな言葉」13選

好きな言葉が胸に刻まれるのは、自分がつらいときや、たまたま見かけたとき、尊敬している人に言われたときなど、おそらく何かのきっかけがあったはず。
アンケートでは、学校の先生や職場の先輩、家族といった身近な人の言葉が胸に残っているというエピソードが多く寄せられました。
努力は実る
「高校時代に進路で悩んでいるときに恩師から贈られた言葉です。テストで何度も納得のいく点数が取れずに落ち込んだときも励まし続けてくれました。
そんな恩師は若くして病にかかり亡くなってしまいましたが、高校の友人たちとは『この言葉で救われたよね』と今でも話すことがあります」(38歳/女性)
人の話は耳と心で聴きなさい
「小学校の集会で生徒が集められたときに先生が言っていた言葉。
なぜかずっと記憶に残っていて、卒業後の中学や高校、大学時代、そして就職してからも人の話を聞く姿勢に気を付けています」(31歳/女性)
今はつらくてもいつか笑い飛ばせる日が来る
「仕事で大変だった時期に一番忙しかったであろう元上司が、『今は大変で乗り切ることで精いっぱいでも、いつか振り返ったときに笑い飛ばせる日が来るから、がむしゃらに頑張っていこう』と、その場にいた人たちを激励していました。
以降、仕事や恋愛で落ち込むことがあっても、そうした考え方もあると思っています」(37歳/男性)
負けたら終わりじゃなく、やめたら終わり
「監督からの言葉です。何度も何度も試合で負けて悔しい思いをしてきましたが、やめずに続けて35歳になり、初の全国大会へ出場して優勝することができたんです。そのときに改めてこの言葉は良いなと思いました」(38歳/男性)
人から好かれようとする人よりも、人を好きになろうとする人の方が幸せになれる
「高校時代の部活の顧問に言われた言葉。自分と他人を比べて、他人の目を気にして、嫌われないよう、好かれようと行動していた自分にとって、この言葉は10年たった今でも心に残っています。今の自分の行動の核となっている言葉です」(26歳/男性)
「なんとかなる」じゃなくて「なんとかする」
「高校の吹奏楽部顧問に言われました。本番が近いのに演奏がまとまらないときや練習不足なとき、『漠然となんとかなると思っていてもなんとかはならない。もしなんとかなったとしたら、それは周りの他の人がなんとかしてくれただけである』ということでした。
この言葉がいろいろな場面で浮かび、他力本願ではなく自分で努力することを忘れずに頑張れています」(34歳/女性)
You only live once
「高校受験を共に頑張った友達から、私が浪人しているときに言われた言葉です。
その友達は留学中でつらいこともたくさんあっただろうに、私の浪人生活を応援するために一時帰国してこの言葉を贈ってくれました。人生一度きり、何事も頑張って楽しもうと思えました!」(31歳/女性)
善き人であれ
「新卒入社時の先輩から言われました。社会人として、大人として、他者との関わりを持つ中で最大限に意識している言葉です。
相手のことを思い、その先まで想像することの大切さ、それがあるからこそ関係性が良好に続いていくものと感じられる大切な言葉です」(37歳/男性)
時は金なり
「入社して間もないとき、仕事を要領よくできずに困っているときに尊敬する職場の先輩から『みんなに平等に与えられている時間だからこそ、その時間をどう大切に使うかが大事だよ』と言われて、共感した思い出があります」(33歳/男性)
適材適所
「いつ誰に言われた言葉かまでは覚えていませんが、自分や他人の強みを認め、弱みを肯定する、誰も傷つけない言葉なので好きになりました。
これまでの人生で何かに失敗した際に、挫折せずに新たなことにチャレンジする原動力となっています」(29歳/男性)
明日は明日の風が吹く
「プライベートでも学業でもうまくいかなくて落ち込んでいるときに、友達が言ってくれた言葉。先のことをいろいろ考えても意味はないから、何とかなると楽観的に考えることの大切さを教えてもらいました。
今日がうまくいかなくても、明日はまた新しい状況や運が巡ってくるから、前向きに頑張っていこうと、そのときの私はとても救われました」(36歳/女性)
親しき仲にも礼儀あり
「祖父に教えてもらった教訓です。自分の周りにいる人をどれだけ大切にできるか再認識しました」(25歳/女性)
明けない夜はない
「学生時代に人間関係に悩み、自分だけ理不尽な目にあったり、うその情報を流されたりして、味方がいない状況に陥ったときがありました。毎日つらかったときに、母に言われて力になりました」(34歳/女性)
心に響いたことわざ・熟語「好きな言葉」8選

ことわざや熟語に救われた人もいました。ここからは心に響いたことわざや熟語を見ていきましょう。
天網恢恢疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)」
「落語家が話していて知った言葉です。悪いことをしたら空から神様が見ているから必ずばれるという言葉でありますが、普段誰も見てないからと悪いことをしたくなることは誰にでもあると思います。
そんなときにこの言葉を思い出すと『やっぱり誰かは見ているからやめておこう』という気持ちになり、自分の戒めになっています」(36歳/男性)
石の上にも三年
「子どものときから聞いてきた言葉で、小さい頃はあまりピンときませんでした。少しずつ成長したり、働くようになったりして、この言葉の重要性が分かってきました。この言葉通り、行動や努力していくことが大事だと感じます」(34歳/女性)
柳緑花紅(りゅうりょくかこう)
「柳は緑、花は紅という、自然のままの美しさや、あるがままの姿が真実であると説く禅の言葉。道着に入れる四字熟語を探していたとき、ふと目について心に残りました」(28歳/女性)
一日一寸(いちにちいっすん/いちじついっすん)
「コイ釣りの格言として釣り師の中では昔から言われているものです。
『一尺(30cm)以上の大物のコイを釣りたければ、10日間は釣り場に通わなければならない』と言われており、目標を達成するためにはコツコツと地道な努力が必要ということを説いています」(38歳/男性)
人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
「ついてないと思った出来事でも、後になれば役に立ったり、結果的に良いことにつながったりすることもありました。
良いこと悪いことと一喜一憂しすぎないことが大切だと思ったことがあり、それを体現する言葉だと思います」(39歳/女性)
一期一会(いちごいちえ)
「私が小さいときに同居していた祖父に、人との出会いを大切にしてほしいという意味で教えてもらいました。それ以降、出会いを大切にし、人とのつながりが人生を豊かなものにするものだと思い生活しています」(32歳/男性)
塵も積もれば山となる
「生活のさまざまな場面でちょっとしたことでも毎日続けることでそれが経験や知識、変化につながると日々考えています」(37歳/女性)
七転び八起き
「希望の就職先に決まらず悩んでいるときに本を読んだらこの言葉が書いてありました。
失敗しても何度でも立ち上がる。そのときは就職先のことでしたが日々の生活全てに言えることであり、自分の中で何かうまくいかないことがあってもポジティブに考えられるようになりました」(31歳/女性)
偉人たちの名言「好きな言葉」9選

過去の偉人たちが残した名言が好きという人も多くいました。
上善如水(じょうぜんみずのごとし)
「古代中国の哲学者・老子が説いた『最も理想的な生き方は水のようであること』という教えです。
水のように流れを止めないで、濁らず清らかでいたい私自身の気持ちに合っているから。水は全てを洗い流してくれるから好きです」(37歳/女性)
日日是好日(にちにちこれこうにち)
「中国唐代の禅僧・雲門文偃(うんもんぶんえん)の公案に由来するものです。これは禅宗のお坊さんが書いた本の中で知ったのですが、『どんな1日1日もその日一度しかない良い日だよ、何か嫌なことがあってもその日だけの経験だと思って前向きに捉えよう』という言葉です。
毎日目まぐるしくさまざまなことがありますが、今日も楽しいなと思って過ごすために大切にしています」(32歳/女性)
Man errs as long as he strives.
「ドイツの文豪・ゲーテが『ファウスト』の中で残した名言です。失敗は挑戦の証しであり、立ち上がって前進し続けることこそが重要であるという、前向きなメッセージです。
日々を生きる中で、うまくいかないことが重なったり、気持ちがくじけそうになったりしているとき、名言をまとめた本を読んでいてこの言葉に出会いました」(38歳/男性)
人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある
「幕末の志士・坂本龍馬が残したとされる名言です。人生の行き詰まりや困難に直面した際、解決策は一つだけでなく、多くの可能性や選択肢があることを教えてくれました。
学生時代、部活が合わなかったときにその言葉を知って、他の道を選ぶ手段もあるのだと自覚できました」(34歳/女性)
人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり
「戦国時代の武将・武田信玄の言葉とされ、堅固な城郭よりも『人材・団結』こそが国や組織を守る最強の防壁になるという信頼重視の統治理念です。
災害復旧ボランティアで活動していた際に、チームメイトから聞いたもので、人の質こそ成否の要であるという意味だそうです」(34歳/男性)
我れ事(わがこと)において後悔をせず
「江戸時代の剣豪・宮本武蔵が人生の最後に書き残した自戒の書『独行道(どっこうどう)』の第一条。『自分で決断し行動したことに対し、結果がどうあれ悔やむことはない』という、信念に基づき責任を持って生きる覚悟を表しています。
学生時代、部活や進路で選択に迷い、行動できず後悔していたときに、この言葉に出会い、決断して動く指針として心に刻みました」(39歳/女性)
決して屈するな、決して
「第二次世界大戦中にイギリスを率いた首相ウィンストン・チャーチルが、1941年のハーロー校での演説で卒業生たちに贈った不屈の精神を表す名言です。
私が高校時代に世界史を履修していたときに、この言葉を知って、気持ちが折れそうになるときに思い出して頑張っています」(32歳/男性)
天才とは努力する凡才のことである
「物理学者アルベルト・アインシュタインの名言です。生まれつきの才能以上に、終わりのない努力と好奇心を持ち続けることこそが偉業を成し遂げる本質であると説いています。
クラブチームでスポーツをしていたときに、一番うまくて強い子にはかなわないなと感じたとき、家族にその言葉を教えられました。その子の普段の練習や自主練習を見ていると基礎からきちんと丁寧に練習をしていて、常に努力をしていると感じました。
誰しもが初めからできるわけでなく、努力を続けた結果が天才と呼ばれるのかと実感し、自分もさらに練習に打ち込むことに集中できたので、出会えてよかった言葉の一つです」(31歳/女性)
少年よ大志を抱け
「現・北海道大学の初代教頭を務めたウィリアム・スミス・クラーク博士が、帰国時に教え子たちへ残した名言です。金銭や名声ではなく、人としてあるべき姿を追い求めよという精神を表しています。
高校生のとき、北海道大学を目指して勉強をしていてこの言葉が今でも印象に残っています」(38歳/男性)
好きな言葉・大切な言葉を持つメリット

好きな言葉や大切な言葉を持っているとどんな良いことがあるのでしょうか。心理カウンセラーの服部希美さんに、好きな言葉を持つメリットを教えてもらいました。
つらいときに心の支えになる
落ち込んだときや不安なときに「好きな言葉」に励まされたという経験がある人もいるのではないでしょうか。
心に響く言葉を持っていると、つらいときに勇気づけられ、心の支えになります。「悩んでいるのは自分だけではない」と思わせてくれたり、もう一歩踏み出す力をくれたりします。
なりたい自分への道しるべになる
「こんなふうに生きたい」「こんな人になりたい」と思えるような言葉を持っておくことは、理想の自分へ近づくための道しるべにもなります。
「この言葉に恥じない自分でいられているか」と立ち返ることで、自分らしい選択ができるようになるはずです。
面接や自己紹介で自分を知ってもらいやすい
好きな言葉には、その人が大切にして生きている価値観や考え方が自然と表れます。
面接や初対面の場でも、座右の銘とその理由を話すことで、表面的な自己紹介だけでは伝わりにくい“その人らしさ”を相手に感じてもらいやすくなります。
自分に合う「好きな言葉」の見つけ方

自分に合う「好きな言葉」を見つけるのはどうしたらよいのでしょう。
本をたくさん読む
小説やエッセー、マンガなど、ジャンルは問いません。気になった本をいろいろ読んでみましょう。
たくさんの言葉に触れるほど、「これだ」と思える言葉に出会いやすくなります。
尊敬する人や好きな人の言葉に注目してみる
憧れの人やお世話になった人、好きな著名人など、「こんなふうになりたい」と思う人が大切にしている言葉を調べてみましょう。
惹かれる相手とは価値観が似ていることも多いものです。「好きな言葉」を見つけるヒントになるかもしれません。
いろいろな人と話してみる
友人や家族、職場の人など、自分とは違う立場や価値観を持つ人たちと話していると、「そんな考え方もあるんだ」と新しい発見をすることがあります。
自分では思い付かなかった言葉や価値観に出会えるのも、人と会話する楽しさの一つです。「好きな言葉はある?」と聞いてみたり、何げない会話の中から、心に響く言葉を探してみたりするのもおすすめです。
周りの人にも好きな言葉を伝えてみて

好きな言葉や大切にしている言葉は、人生の指針となり、時には逆境から助ける救世主にもなってくれます。
また、好きな言葉は自分だけでなく、友達や後輩、恋人などにもかけることができます。周りの人が苦しんでいるときに、少しでも楽になるような言葉をかけてあげれば、心が軽くなるきっかけになるかもしれません。
あなたは、好きな言葉がありますか?
取材・文/坂田圭永
【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に添い、婚活や30代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。
公式サイト:https://www.hattori-nozomi.jp
【データ出典】
記事内のデータは、2026年4月に男女310人が回答したマクロミル調査によるものです


