飛行機でたまたま席が隣り合った男性と意気投合し、話しているうちに実は地元が同じで共通の友人がいることが判明。あれよあれよという間に交際から結婚にまで至った友人の話を聞いて、「運命だよね〜！」なんて皆で口をそろえたのだけど、こんなふうに“運命の出会い”をしたことがある人って、どのぐらいいるのでしょう？

経験ありは14％、運命を感じた“人”との出会い

20〜30代の女性に、「これは運命だ！と思うような人との出会いをしたことがありますか？」と聞いてみると、14％が「ある」と回答。ん〜、やっぱり運命の出会いはそこかしこに転がっているわけではないんですね……。でも、「ある」と答えた人はいったいどんな出会いをしたの？

運命を感じるポイントは“偶然”と“共通点”

●「妊娠中、母親学級で出産予定日が同じということで仲良くなった妊婦さん。子どもが生まれてみたら同級生（男性）にそっくり！　なんと幼稚園＆小学校の同級生の奥さんでした。今では一番仲の良いママ友です」（32歳）
●「派遣先の本社ビル内でひと目ぼれした人と、グループ会社の別の派遣先に勤務になった際に再会。相手も出向で異動になったそうです」（39歳）
●「ママ友。子どもが同じ歳で誕生日が一緒。仕事を始めたら職場も一緒だった」（32歳）
●「アジア旅行中にカンボジアで詐欺から助けてくれた人と、別日の夜行バスやベトナムでのマイナーな観光地で再会！　今でもSNS上でやりとりが続いています」（28歳）

素敵な出会いがたくさん！　多くのエピソードに共通して見られたのは、“偶然が重なる”“共通点が多い”というところ。ここが“運命”を感じるポイントみたいです。

人以外に運命を感じた出会い、17％が経験あり

では、例えば、雨宿りのために偶然入ったお店で見つけた一点物のワンピースなど、“人”以外の物事に運命を感じたことって？　こちらも聞いてみると、17％が「ある」と回答。どんな出会いかというと……

●「売り切れてしまい諦めていた洋服。いつも行かないお店で偶然見つけました」（31歳）
●「愛犬。友人に誕生日祝いをしてもらっているとき、その友人の元に知り合いのペットショップオーナーから『飼い主が飼えなくなって出戻ってきた犬がいるのだが誰か飼える人はいないか』というメールが届いた。そのまま誕生日プレゼントとして私の元に来てもうすぐ10年です」（38歳）
●「本。その本を読んで仕事のやり方を変えることができた」（27歳）
●「タイ旅行の参加者同士でのプレゼント交換用に現地の屋台で購入した人形を気に入ってしまい、手放すのを惜しんでいたところ、たまたま他の人が同じ人形を用意していて、私の元に来た。すごく愛着が湧き、旅行に行くときは必ず一緒に連れて行き、その人形と世界中の絶景を写真に収めるようになった」（28歳）

“人”との出会いとはまた違う、“巡り合わせ”に運命を感じるエピソードがずらり。中には、強い思いが引き寄せたのでは……と思えるケースも見受けられました。

８割以上の人が運命的な出会いの経験は「ない」と回答した今回のアンケート。皆さんの素敵な運命の出会いは、これからなのかもしれませんね！（清川睦子／verb）



【データ出典】
ご自身に関するアンケート　2018/6/15〜6/17実施
有効回答数：312人（女性）
（インターネットによる20〜30代女性へのアンケート調査　調査機関：マクロミル）