彼氏や夫のいびきがうるさいから寝れない……寝室のお悩み公開!
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ラブラブの時は手をつなぎ合ったりして、一緒に寝ることが幸せだったのに、いまや彼氏や夫のいびきがうるさい、寝相が気になる、寝る時間・起床時間のずれで寝れないのがツライ……。そう感じることはありませんか? とはいえ、寝室やベッドを分けたりしたら愛情が薄くなっちゃうかも……。
そこで、今回は大塚家具のスリープアドバイザー新庄彩子さんに夫婦関係を円満にする寝室のアドバイスを頂きました!
まずは20〜30代の既婚または婚約中の女性に夫婦の寝室事情を聞いてみたところ、95%が「寝室は一緒にしている」そう。ちなみに、セミダブルベッドや布団を並べて寝ている夫婦やカップルが最も多いようです。
1位:セミダブルベッドで一緒に寝ている(22%)
1位:布団2枚を床に敷いて寝ている(22%)
3位:ダブルベッドで一緒に寝ている(21%)
4位:布団1枚を床に敷いて寝ている(12%)
5位:それぞれシングルベッドで別々に寝ている(10%)
6位:クイーンサイズのベッドで一緒に寝ている(3%)
6位:シングルベッドで一緒に寝ている(3%)
寝室は一緒にしているカップルのうち、47%が寝室を快適に過ごすための工夫をしているとのこと。お悩み別にどのような対策をしているのか聞いてみました。
寝室・ベッド事情のお悩みについて聞いてみたところ、やはり一番多く挙げられたのは、相手のいびきで寝れないということでした。
●あまりにもいびきが大きい日は、翌日報告しています。意識の変化がいびきの変化になるかわかりませんが(35歳)
●特に対策はしていないが、うるさい時は鼻をつまむ!(26歳)
●彼のいびきがうるさい時は足で軽く蹴ったり、私の方じゃない方角へ向かせたりする(33歳)
●あまりにもひどい時は起こす(34歳)
と、彼や夫のいびきに苦労されている人が多いみたい。スリープアドバイザー新庄彩子さんに対策法を教えていただきましょう!
「いびきを防ぐには、気道がふさがれないように自分に合った枕を選ぶことも大切です。枕が高すぎると気道が圧迫されいびきをおこしやすくなり、低すぎると舌が気道に落ち込みやすくなるため、いびきをかきやすくなります。今お使いの枕が、ご自分に合った最適な高さの枕かどうか見直してみるのもよいでしょう」
さらに、横向きで寝ると気道が押しつぶされないので空気が気道を通りやすくなり、いびきをかきにくくなるとのこと。
「横向きに寝る姿勢に合わせて開発された枕などもありますので、そういったアイテムを取り入れるのもおすすめです」
「睡眠不足や疲れがたまったままにしたりすると筋肉が弛緩(しかん)しやすくなり、その結果気道をふさぐため、いびきをかきやすくなります。睡眠不足や疲れを自覚しているなら、睡眠をたっぷり取ることが大切ですね。また、過度な飲酒は全身の筋肉が弛緩しやすくなるため気道が狭くなり、いびきの原因になりますので控えましょう」
いびきをかくのを防ぐ、というのも大切な対策ですが、体調不良によるものや無呼吸の症状などが見られるようでしたら、専門医に診てもらうのもありですね。
続いて多かったのが、男性は暑がりな人、女性は寒がりな人が多いので、温度調整が難しいというお悩み。布団や空調、パジャマなどで対策している人が多いようです。
●夏はとにかくクール系の敷マットや枕カバーなどを使わせ、クーラーがよく効く側に夫を寝かせている(37歳)
●私は掛け布団を使い、彼はタオルケットを使うことで温度調節している(25歳)
●私は寒がりなので夏でも長袖パジャマ。夏は扇風機の近くで彼に寝てもらっています(35歳)
「同じベッドで寝ている場合は、掛け布団を別々にお使いになるとよいでしょう。発散力と保温力に優れている羽毛の肌掛け布団がおすすめです。羽毛は空気を多く含むので温かいだけでなく、湿度の調整ができることが特長です。質の良い睡眠には、寝床内環境の温度が33度で湿度が50%をキープできるとよいと言われています」(新庄さん)
なるほど! 1年中快適な睡眠をサポートしてくれるなら、ボーナスで奮発してみるのもありかもしれませんね。
彼が暑がりだと温度調整もですが、におい対策や洗濯なども大変だという声も少なくありませんでした。快適な寝室にするための工夫を聞いたところ、
●寝汗がひどくて毎日シーツは洗濯するか干さないと気持ち悪い。アロマミストで香りを良くしている(34歳)
●頻繁にシーツや枕カバーを洗い、布団や枕をお日さまの下で干すこと(35歳)
●湿気てしまわないように、布団乾燥機を活用するようにしている(28歳)
新庄さんいわく、吸収発散性の良い寝具を活用するとよいのだとか。
「吸収発散性が良い綿やリネン素材のカバーやシーツ、ウールの詰め物の入ったベッドパッドなどで対策すると、気持ち良く眠れます。ベッドパッドを活用すれば、シーツを毎日干したり洗ったりできない場合でも、毎日さらりとした寝心地を得ることができます」(新庄さん)
相手の寝相が悪く、ベッドや布団を占領されて眠れないというお悩みも。もう慣れているせいか、布団を取られたら取り返すという頼もしい方が多かったです。
●掛け布団を取られたとき、落ちてしまったとき用に、もう1枚予備の掛け布団を側に置いている(30歳)
●いったん起きて、反対側の空いているスペースに寝直す(21歳)
●落ちてもけがをしないように、床に物を置かない。また、マットを敷く(24歳)
寝ている間に身体が頻繁に動いてしまうのは、寝具が合っていない可能性があるのだとか。寝心地が悪いので無駄な寝返りが多くなり、質の良い睡眠を取れなくなっているかもしれないので、マットレスを見直してみるとよいそうです。寝相が悪い方のベッド選びについても教えてもらいました。
「ベッド選びについては、『ダブルサイズorシングルサイズ×2』という選択が一般的に多いといわれています。しかし実際、ダブルサイズに大人ふたりで寝るのは、寝返りを打ったりすることを考えると窮屈な場合が多いので、ダブルサイズを購入しようか迷っているお客さまには、極力クイーンサイズをおすすめしています。
また、シングルサイズ2台を考えているお客さまには、『シングルサイズ+セミダブルサイズ』のご提案をすることもあります。男性は体格が良いので、シングルサイズが窮屈だとおっしゃる方が多くいますから。セミダブルサイズくらいの大きさなら、男性も伸び伸び寝ることができますよ」(新庄さん)
ベッドに入ってからも寝るまでスマホを触っていたり、ゲームをしていたりするので、明るいしうるさいし眠れないというお悩みもありました。
●毛布にくるまって自分だけ寝心地の良い枕を使って寝ている(28歳)
●「早く寝よ」とスキンシップをとりながら言う(30歳)
●アロマオイルを使ってリラックスしている(25歳)
「寝る1時間前からはスマホの他に、PC、テレビなどの画面から発せられるブルーライトは、睡眠ホルモンである『メラトニン』の分泌を抑制するといわれています。良質な快眠のために寝る前は控えた方がよいでしょう」(新庄さん)
スマホでネットサーフィンなどを始めると脳が活発化し、交感神経が優位となり入眠が妨げられます。スマホをベッドに持ち込まない習慣をつけていくようにしたいですね。
最後に、新庄さんおすすめの夏の寝室を快適に過ごせる寝具・アイテムを教えてもらいました。
「ファブリックの色使いがポイントです。夏におすすめなのは、青などの寒色系を使ったカラーコーディネート。寒色系カラーは見た目も涼しいですが、実は体感温度も涼しくなるといわれています。カーテンや寝装品、クッションなどに取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、枕に掛ける冷感シートや時間がたっても温度が上がりにくく、長時間冷たさを持続できる適温剤を使用した抱き枕など涼感アイテムもおすすめです」
ふたりでおそろいの涼しい寝具・アイテムをゲットして、寝苦しい夏の夜を心地よく過ごせたらステキ! ぜひ、夫婦円満が継続する寝室作りの参考にしてくださいね。(宮 みゆき)
【取材協力】
新庄 彩子さん
大塚家具横浜みなとみらいショールーム スリープアドバイザー。整理収納アドバイザー2級の資格を持ち、デザイン、収納、機能性など多方面からのアドバイスができるように、眠りの環境づくりから寝具まで幅広く勉強中。笑顔の接客が評判を呼び、リピーターからの指名が多い。
【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「夫婦の寝室・勝負下着」について
調査期間:2018/5/18〜6/1
有効回答数:220人(女性)
・女性に関するアンケート 2018/5/10〜5/12実施
有効回答数:310人(男性)
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
そこで、今回は大塚家具のスリープアドバイザー新庄彩子さんに夫婦関係を円満にする寝室のアドバイスを頂きました!
20〜30代夫婦・カップルの95%は「寝室は一緒」
まずは20〜30代の既婚または婚約中の女性に夫婦の寝室事情を聞いてみたところ、95%が「寝室は一緒にしている」そう。ちなみに、セミダブルベッドや布団を並べて寝ている夫婦やカップルが最も多いようです。
1位:セミダブルベッドで一緒に寝ている(22%)
1位:布団2枚を床に敷いて寝ている(22%)
3位:ダブルベッドで一緒に寝ている(21%)
4位:布団1枚を床に敷いて寝ている(12%)
5位:それぞれシングルベッドで別々に寝ている(10%)
6位:クイーンサイズのベッドで一緒に寝ている(3%)
6位:シングルベッドで一緒に寝ている(3%)
寝室は一緒にしているカップルのうち、47%が寝室を快適に過ごすための工夫をしているとのこと。お悩み別にどのような対策をしているのか聞いてみました。
彼氏や夫のいびきがうるさくて寝れない……
寝室・ベッド事情のお悩みについて聞いてみたところ、やはり一番多く挙げられたのは、相手のいびきで寝れないということでした。
●あまりにもいびきが大きい日は、翌日報告しています。意識の変化がいびきの変化になるかわかりませんが(35歳)
●特に対策はしていないが、うるさい時は鼻をつまむ!(26歳)
●彼のいびきがうるさい時は足で軽く蹴ったり、私の方じゃない方角へ向かせたりする(33歳)
●あまりにもひどい時は起こす(34歳)
と、彼や夫のいびきに苦労されている人が多いみたい。スリープアドバイザー新庄彩子さんに対策法を教えていただきましょう!
「いびきを防ぐには、気道がふさがれないように自分に合った枕を選ぶことも大切です。枕が高すぎると気道が圧迫されいびきをおこしやすくなり、低すぎると舌が気道に落ち込みやすくなるため、いびきをかきやすくなります。今お使いの枕が、ご自分に合った最適な高さの枕かどうか見直してみるのもよいでしょう」
さらに、横向きで寝ると気道が押しつぶされないので空気が気道を通りやすくなり、いびきをかきにくくなるとのこと。
「横向きに寝る姿勢に合わせて開発された枕などもありますので、そういったアイテムを取り入れるのもおすすめです」
「睡眠不足や疲れがたまったままにしたりすると筋肉が弛緩(しかん)しやすくなり、その結果気道をふさぐため、いびきをかきやすくなります。睡眠不足や疲れを自覚しているなら、睡眠をたっぷり取ることが大切ですね。また、過度な飲酒は全身の筋肉が弛緩しやすくなるため気道が狭くなり、いびきの原因になりますので控えましょう」
いびきをかくのを防ぐ、というのも大切な対策ですが、体調不良によるものや無呼吸の症状などが見られるようでしたら、専門医に診てもらうのもありですね。
彼氏が暑がりで、私が寒がりで温度調整が大変……
続いて多かったのが、男性は暑がりな人、女性は寒がりな人が多いので、温度調整が難しいというお悩み。布団や空調、パジャマなどで対策している人が多いようです。
●夏はとにかくクール系の敷マットや枕カバーなどを使わせ、クーラーがよく効く側に夫を寝かせている(37歳)
●私は掛け布団を使い、彼はタオルケットを使うことで温度調節している(25歳)
●私は寒がりなので夏でも長袖パジャマ。夏は扇風機の近くで彼に寝てもらっています(35歳)
「同じベッドで寝ている場合は、掛け布団を別々にお使いになるとよいでしょう。発散力と保温力に優れている羽毛の肌掛け布団がおすすめです。羽毛は空気を多く含むので温かいだけでなく、湿度の調整ができることが特長です。質の良い睡眠には、寝床内環境の温度が33度で湿度が50%をキープできるとよいと言われています」(新庄さん)
なるほど! 1年中快適な睡眠をサポートしてくれるなら、ボーナスで奮発してみるのもありかもしれませんね。
彼氏が汗っかきで、におい対策や洗濯などが大変
彼が暑がりだと温度調整もですが、におい対策や洗濯なども大変だという声も少なくありませんでした。快適な寝室にするための工夫を聞いたところ、
●寝汗がひどくて毎日シーツは洗濯するか干さないと気持ち悪い。アロマミストで香りを良くしている(34歳)
●頻繁にシーツや枕カバーを洗い、布団や枕をお日さまの下で干すこと(35歳)
●湿気てしまわないように、布団乾燥機を活用するようにしている(28歳)
新庄さんいわく、吸収発散性の良い寝具を活用するとよいのだとか。
「吸収発散性が良い綿やリネン素材のカバーやシーツ、ウールの詰め物の入ったベッドパッドなどで対策すると、気持ち良く眠れます。ベッドパッドを活用すれば、シーツを毎日干したり洗ったりできない場合でも、毎日さらりとした寝心地を得ることができます」(新庄さん)
彼氏の寝相が悪くベッドや布団を占領される
相手の寝相が悪く、ベッドや布団を占領されて眠れないというお悩みも。もう慣れているせいか、布団を取られたら取り返すという頼もしい方が多かったです。
●掛け布団を取られたとき、落ちてしまったとき用に、もう1枚予備の掛け布団を側に置いている(30歳)
●いったん起きて、反対側の空いているスペースに寝直す(21歳)
●落ちてもけがをしないように、床に物を置かない。また、マットを敷く(24歳)
寝ている間に身体が頻繁に動いてしまうのは、寝具が合っていない可能性があるのだとか。寝心地が悪いので無駄な寝返りが多くなり、質の良い睡眠を取れなくなっているかもしれないので、マットレスを見直してみるとよいそうです。寝相が悪い方のベッド選びについても教えてもらいました。
「ベッド選びについては、『ダブルサイズorシングルサイズ×2』という選択が一般的に多いといわれています。しかし実際、ダブルサイズに大人ふたりで寝るのは、寝返りを打ったりすることを考えると窮屈な場合が多いので、ダブルサイズを購入しようか迷っているお客さまには、極力クイーンサイズをおすすめしています。
また、シングルサイズ2台を考えているお客さまには、『シングルサイズ+セミダブルサイズ』のご提案をすることもあります。男性は体格が良いので、シングルサイズが窮屈だとおっしゃる方が多くいますから。セミダブルサイズくらいの大きさなら、男性も伸び伸び寝ることができますよ」(新庄さん)
相手のスマホの画面が明るくて気になる
ベッドに入ってからも寝るまでスマホを触っていたり、ゲームをしていたりするので、明るいしうるさいし眠れないというお悩みもありました。
●毛布にくるまって自分だけ寝心地の良い枕を使って寝ている(28歳)
●「早く寝よ」とスキンシップをとりながら言う(30歳)
●アロマオイルを使ってリラックスしている(25歳)
「寝る1時間前からはスマホの他に、PC、テレビなどの画面から発せられるブルーライトは、睡眠ホルモンである『メラトニン』の分泌を抑制するといわれています。良質な快眠のために寝る前は控えた方がよいでしょう」(新庄さん)
スマホでネットサーフィンなどを始めると脳が活発化し、交感神経が優位となり入眠が妨げられます。スマホをベッドに持ち込まない習慣をつけていくようにしたいですね。
夏の寝室を快適に過ごすために
最後に、新庄さんおすすめの夏の寝室を快適に過ごせる寝具・アイテムを教えてもらいました。
「ファブリックの色使いがポイントです。夏におすすめなのは、青などの寒色系を使ったカラーコーディネート。寒色系カラーは見た目も涼しいですが、実は体感温度も涼しくなるといわれています。カーテンや寝装品、クッションなどに取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、枕に掛ける冷感シートや時間がたっても温度が上がりにくく、長時間冷たさを持続できる適温剤を使用した抱き枕など涼感アイテムもおすすめです」
ふたりでおそろいの涼しい寝具・アイテムをゲットして、寝苦しい夏の夜を心地よく過ごせたらステキ! ぜひ、夫婦円満が継続する寝室作りの参考にしてくださいね。(宮 みゆき)
【取材協力】
新庄 彩子さん
大塚家具横浜みなとみらいショールーム スリープアドバイザー。整理収納アドバイザー2級の資格を持ち、デザイン、収納、機能性など多方面からのアドバイスができるように、眠りの環境づくりから寝具まで幅広く勉強中。笑顔の接客が評判を呼び、リピーターからの指名が多い。
【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「夫婦の寝室・勝負下着」について
調査期間:2018/5/18〜6/1
有効回答数:220人(女性)
・女性に関するアンケート 2018/5/10〜5/12実施
有効回答数:310人(男性)
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)