年齢で方法は違う!?年代別エイジングケア
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女性雑誌でたびたび特集が組まれたり、エイジングケアに特化したアイテムが登場したりと、エイジングケアという言葉が定着して、いまや20代30代から肌の老化を気にする時代になってきました。20代から老化は始まっているらしいから、若い時からケアをした方がいいとは思うけど、何をすればいいの?そもそも、みんなはエイジングケアをしてる?
ということで、20〜30代の女性に「エイジングケアをしていますか?」とアンケートで聞いたところ、46%の人が「している」と回答。その人たちに、どんなことをしているのか聞いてみました!具体的な方法は以下の通り。
●「目元専用の美容液をプラスしている」(29歳)
●「シミ防止のために、年中化粧下地の前に日焼け止めを塗っている」(31歳)
●「ほうれい線が目立たないようにマッサージしている」(27歳)
●「シミとシワ対策ができるスキンケアに変えた」(32歳)
●「シミとニキビができないようにするためにビタミン剤を毎日飲んでいる」(27歳)
エイジングケアは、20代から始めた方がいいと何となく感じていたけど、実際に努力している20代が結構いてビックリ!美意識の高い人は、若い時から将来に向けて頑張っているのね。
やっぱり肌の老化は20代から始まるの?千春皮フ科クリニックの渡邊千春院長、教えてください!
「18歳までに、生涯浴びる全紫外線量の2分の1を浴びると言われていて、20歳を過ぎると皮膚の老化が少しずつ表れてきます。特に20代前半の人は、自分はまだ大丈夫だと思っている人もいるので、20代の人たちはとにかく早くスタートするように心掛けてください」
<20代がするべきエイジングケア>
1.紫外線ケア
「紫外線が多く降り注ぐ初夏から夏にかけては、紫外線ケアが最も大切です。日焼け止めは、普段使いと紫外線を多く浴びやすいレジャー使いと分けること。日常使いではSPFは20〜30、PAは++〜+++を、レジャー使いはSPF50、PAは+++〜++++と、紫外線の量によって使い分けるようにしましょう。そして、日焼け止め効果のあるパウダーファンデーションを重ね付けして、汗をかいたら塗り直しも必要です。帽子やサングラス、日傘なども取り入れて、徹底的に紫外線が肌に当たらないようにしてください」
2.洗顔+保湿
「洗顔は泡洗顔で優しく丁寧に。保湿は、保湿成分の入った化粧品が有効です。セラミドやヒアルロン酸といった、保湿成分を含んだ美容液で肌の保水力を高めましょう」
3.食事
「偏った食事に気を付けること。緑黄色野菜、和食を中心とした食事、良質のタンパク質を取るように」
4.良い睡眠を取ること
「睡眠は、最低6時間は取ること。特に22:00〜2:00は、肌の新陳代謝を促す成長ホルモンが活発に分泌されるので、良質な睡眠を取るようにしましょう」
20代に勧めるエイジングケアは、当たり前のことだけど、意外とできていない人も多いそう。とにかく早めにスタートすることが大切みたい。
では、30代の女性がするべきエイジングケアは何ですか?
「30代は老化を遅らせるエイジングケアです。上で挙げた20代のエイジングケアに、プラスで美白美容液を取り入れるとよいでしょう。例えば、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、トラネキサム酸など、メラニン色素が作られるのを防ぎ、シミを予防する美容液がお勧めです。また、肌のターンオーバーを活発にするピーリング効果のある化粧品やレチノイン酸入りの化粧品を使用するのも良いでしょう」
30代は確実に肌の老化も進んでいるので、少しでも遅らせる方法ですか…。勉強になりますっ。
ちなみに、初夏にするべきエイジングケアも聞いてみました。渡邊先生によると、「日焼け止めを塗るなどの紫外線ケアに加え、ビタミンCを多く含んだ食事やサプリメントを摂取しましょう。エアコンなどで乾燥するので、保湿成分を含んだ化粧品を使うなど乾燥対策も必要です」とのこと。
年をとってもきれいでいるためには、20代からエイジングケアはきちんとするべきだし、30代はそれにプラスのケアが必要ってこと。若い時から努力が必要みたいです。皆さん、頑張りましょうね!(坂田 圭永)
【取材協力】
渡邊 千春さん
千春皮フ科クリニック院長。医学博士・日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会専門医。東京医科大学卒業後、東京医科大学皮膚科勤務、肌クリニック大宮院長を経て、千春皮フ科クリニックを開院。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「二股交際とエイジングケア、乙女男子について」
調査期間:2016/3/15〜4/5
有効回答数:183人(女性)
ということで、20〜30代の女性に「エイジングケアをしていますか?」とアンケートで聞いたところ、46%の人が「している」と回答。その人たちに、どんなことをしているのか聞いてみました!具体的な方法は以下の通り。
●「目元専用の美容液をプラスしている」(29歳)
●「シミ防止のために、年中化粧下地の前に日焼け止めを塗っている」(31歳)
●「ほうれい線が目立たないようにマッサージしている」(27歳)
●「シミとシワ対策ができるスキンケアに変えた」(32歳)
●「シミとニキビができないようにするためにビタミン剤を毎日飲んでいる」(27歳)
エイジングケアは、20代から始めた方がいいと何となく感じていたけど、実際に努力している20代が結構いてビックリ!美意識の高い人は、若い時から将来に向けて頑張っているのね。
20代のエイジングケアは“とにかく早く始めること”がカギ!
やっぱり肌の老化は20代から始まるの?千春皮フ科クリニックの渡邊千春院長、教えてください!
「18歳までに、生涯浴びる全紫外線量の2分の1を浴びると言われていて、20歳を過ぎると皮膚の老化が少しずつ表れてきます。特に20代前半の人は、自分はまだ大丈夫だと思っている人もいるので、20代の人たちはとにかく早くスタートするように心掛けてください」
<20代がするべきエイジングケア>
1.紫外線ケア
「紫外線が多く降り注ぐ初夏から夏にかけては、紫外線ケアが最も大切です。日焼け止めは、普段使いと紫外線を多く浴びやすいレジャー使いと分けること。日常使いではSPFは20〜30、PAは++〜+++を、レジャー使いはSPF50、PAは+++〜++++と、紫外線の量によって使い分けるようにしましょう。そして、日焼け止め効果のあるパウダーファンデーションを重ね付けして、汗をかいたら塗り直しも必要です。帽子やサングラス、日傘なども取り入れて、徹底的に紫外線が肌に当たらないようにしてください」
2.洗顔+保湿
「洗顔は泡洗顔で優しく丁寧に。保湿は、保湿成分の入った化粧品が有効です。セラミドやヒアルロン酸といった、保湿成分を含んだ美容液で肌の保水力を高めましょう」
3.食事
「偏った食事に気を付けること。緑黄色野菜、和食を中心とした食事、良質のタンパク質を取るように」
4.良い睡眠を取ること
「睡眠は、最低6時間は取ること。特に22:00〜2:00は、肌の新陳代謝を促す成長ホルモンが活発に分泌されるので、良質な睡眠を取るようにしましょう」
20代に勧めるエイジングケアは、当たり前のことだけど、意外とできていない人も多いそう。とにかく早めにスタートすることが大切みたい。
既に老化が進行している30代は老化を遅らせるケア!
では、30代の女性がするべきエイジングケアは何ですか?
「30代は老化を遅らせるエイジングケアです。上で挙げた20代のエイジングケアに、プラスで美白美容液を取り入れるとよいでしょう。例えば、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、トラネキサム酸など、メラニン色素が作られるのを防ぎ、シミを予防する美容液がお勧めです。また、肌のターンオーバーを活発にするピーリング効果のある化粧品やレチノイン酸入りの化粧品を使用するのも良いでしょう」
30代は確実に肌の老化も進んでいるので、少しでも遅らせる方法ですか…。勉強になりますっ。
ちなみに、初夏にするべきエイジングケアも聞いてみました。渡邊先生によると、「日焼け止めを塗るなどの紫外線ケアに加え、ビタミンCを多く含んだ食事やサプリメントを摂取しましょう。エアコンなどで乾燥するので、保湿成分を含んだ化粧品を使うなど乾燥対策も必要です」とのこと。
年をとってもきれいでいるためには、20代からエイジングケアはきちんとするべきだし、30代はそれにプラスのケアが必要ってこと。若い時から努力が必要みたいです。皆さん、頑張りましょうね!(坂田 圭永)
【取材協力】
渡邊 千春さん
千春皮フ科クリニック院長。医学博士・日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会専門医。東京医科大学卒業後、東京医科大学皮膚科勤務、肌クリニック大宮院長を経て、千春皮フ科クリニックを開院。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「二股交際とエイジングケア、乙女男子について」
調査期間:2016/3/15〜4/5
有効回答数:183人(女性)