海外挙式に招待された!どう対応したらいい?
Index
- #01 日数もお金も掛かりそう…お断りしても平気?
- #02 出席の際の手配や費用負担はどうする?
- #03 ご祝儀もやっぱり必要?
- #04 海外ウエディングやパーティでのマナーって?
人気が高まりつつある海外ウエディング。ということは、友達の海外ウエディングに招待されるということもあるかも…。でも、あまり経験がないことだけに戸惑うことも多そうですよね。そこで、海外ウエディングに招待されたときの対応を、ウエディングプランナーの岡村奈奈さんにお聞きしました!
そもそも海外ウエディングって、日数もお金も掛かるので出席がなかなか難しいという場合も多いですよね。お断りしちゃっても大丈夫なんでしょうか?
「基本的に、無理して出席しないといけないものではないので、お断りしても問題ありません。ただ、どんな理由でも断る場合は、寂しい思いをさせることになるので返事は慎重に。国内の結婚式を欠席するときと同じように『どうしても都合がつかないので出席できない』と伝えるのが基本です。欠席の理由は関係によりますが詳しく伝えない方が無難。また、断りづらいからといって返事を先延ばしにすると、新郎新婦の計画に影響が出てしまうので、後回しにしないようにしましょう!」
もし出席するとなった場合に悩むのが、交通費や宿泊費の問題!手配や費用の負担って一般的にどうすることが多いのでしょう?
「費用は自分で負担するのが一般的。新郎新婦の方で飛行機やホテルの費用の一部を負担してくれたり、ご祝儀を辞退されることが多いですが、期待していたらそうでなかったという場合も。『全額自分で負担してでも出席したい』と思えないのなら、断った方がいいと思います。もし、新郎新婦から負担してくれるという申し出があったら、素直に甘えてもOK。また、旅慣れていない人は新郎新婦以外に、出発直前や旅行中にわからないことを相談できる旅行代理店などを確認しておくようオススメしています」
なるほど!基本は全て自己負担と思っておいた方が良さそうですね。
では、全額自己負担した上で、ご祝儀ってやっぱり必要なんでしょうか?
「新郎新婦の方から『辞退する』と申し入れがない限り、用意した方がいいと思います。自分で勝手にプラスマイナスを計算して『渡さない』と決めてしまうのはマナー的によくありません。海外ウエディングの場合、受付があるわけではないので、挙式の前日や出発前に手渡すようにしてください」
さらに式やその後のパーティでも国内の結婚式と違う部分って結構ありそう。服装やマナーで気を付けるべきことがあれば教えてください!
「国や挙式会場にもよりますが、ハワイなど南国リゾート系であれば比較的カジュアルな装いでOK。現地に到着してからお友達とお揃いのムームーなどを買うのもいいですね。ビーチ沿いのチャペルであれば、歩きやすくて、砂も払いやすいサンダルなどがいいでしょう。一方、ヨーロッパの歴史ある教会などでは、肌の露出が多い服装はNG。レストランやクルージングなどでも欧米文化の正装のルールをある程度わきまえておかないと、新郎新婦に恥をかかせてしまうかも。事前にどのような会場なのか、確認しておくことをオススメします。不明点はウエディング会社や旅行代理店に聞けば教えてくれますよ」
さらに岡村さんいわく、「欧米での挙式や特にパーティには男女ともにドレスコードがあるので要注意」とのこと。欧米のパーティでは、オシャレだけでなくゲスト全員のバランスが重要。靴やバッグ、男性のチーフや小物などセットとして漏れがないかも確認が必要です。さらに海外では、お酒を飲んでの移動も日本国内のようにはいかないもの。飲み過ぎずに、品良く振る舞うように心掛けましょう。
いろいろと戸惑うことは多いですが、「出席すときは思いきり楽しみ、新郎新婦の思いに寄り添うことが大切」と岡村さん。せっかくだから、式の前後の時間もしっかり楽しんで、新郎新婦に「おかげで◯◯できたよ」などと報告すれば、招待して良かったと思ってもらえるかもしれませんよ。(石橋 夏江/verb)
【取材協力】
岡村奈奈さん
フリーランスのウエディングプランナー。自宅などでの少人数婚から大規模なパーティまで、あらゆるウエディングプロデュース、カウンセリングに対応している。メディア出演多数。監修した『ありがとうの気持ちを贈る ハッピーウエディングBOOK』(高橋書店)が発売中。
岡村奈奈さん公式サイト http://www.nanea.jp/
日数もお金も掛かりそう…お断りしても平気?
そもそも海外ウエディングって、日数もお金も掛かるので出席がなかなか難しいという場合も多いですよね。お断りしちゃっても大丈夫なんでしょうか?
「基本的に、無理して出席しないといけないものではないので、お断りしても問題ありません。ただ、どんな理由でも断る場合は、寂しい思いをさせることになるので返事は慎重に。国内の結婚式を欠席するときと同じように『どうしても都合がつかないので出席できない』と伝えるのが基本です。欠席の理由は関係によりますが詳しく伝えない方が無難。また、断りづらいからといって返事を先延ばしにすると、新郎新婦の計画に影響が出てしまうので、後回しにしないようにしましょう!」
出席の際の手配や費用負担はどうする?
もし出席するとなった場合に悩むのが、交通費や宿泊費の問題!手配や費用の負担って一般的にどうすることが多いのでしょう?
「費用は自分で負担するのが一般的。新郎新婦の方で飛行機やホテルの費用の一部を負担してくれたり、ご祝儀を辞退されることが多いですが、期待していたらそうでなかったという場合も。『全額自分で負担してでも出席したい』と思えないのなら、断った方がいいと思います。もし、新郎新婦から負担してくれるという申し出があったら、素直に甘えてもOK。また、旅慣れていない人は新郎新婦以外に、出発直前や旅行中にわからないことを相談できる旅行代理店などを確認しておくようオススメしています」
なるほど!基本は全て自己負担と思っておいた方が良さそうですね。
ご祝儀もやっぱり必要?
では、全額自己負担した上で、ご祝儀ってやっぱり必要なんでしょうか?
「新郎新婦の方から『辞退する』と申し入れがない限り、用意した方がいいと思います。自分で勝手にプラスマイナスを計算して『渡さない』と決めてしまうのはマナー的によくありません。海外ウエディングの場合、受付があるわけではないので、挙式の前日や出発前に手渡すようにしてください」
海外ウエディングやパーティでのマナーって?
さらに式やその後のパーティでも国内の結婚式と違う部分って結構ありそう。服装やマナーで気を付けるべきことがあれば教えてください!
「国や挙式会場にもよりますが、ハワイなど南国リゾート系であれば比較的カジュアルな装いでOK。現地に到着してからお友達とお揃いのムームーなどを買うのもいいですね。ビーチ沿いのチャペルであれば、歩きやすくて、砂も払いやすいサンダルなどがいいでしょう。一方、ヨーロッパの歴史ある教会などでは、肌の露出が多い服装はNG。レストランやクルージングなどでも欧米文化の正装のルールをある程度わきまえておかないと、新郎新婦に恥をかかせてしまうかも。事前にどのような会場なのか、確認しておくことをオススメします。不明点はウエディング会社や旅行代理店に聞けば教えてくれますよ」
さらに岡村さんいわく、「欧米での挙式や特にパーティには男女ともにドレスコードがあるので要注意」とのこと。欧米のパーティでは、オシャレだけでなくゲスト全員のバランスが重要。靴やバッグ、男性のチーフや小物などセットとして漏れがないかも確認が必要です。さらに海外では、お酒を飲んでの移動も日本国内のようにはいかないもの。飲み過ぎずに、品良く振る舞うように心掛けましょう。
いろいろと戸惑うことは多いですが、「出席すときは思いきり楽しみ、新郎新婦の思いに寄り添うことが大切」と岡村さん。せっかくだから、式の前後の時間もしっかり楽しんで、新郎新婦に「おかげで◯◯できたよ」などと報告すれば、招待して良かったと思ってもらえるかもしれませんよ。(石橋 夏江/verb)
【取材協力】
岡村奈奈さん
フリーランスのウエディングプランナー。自宅などでの少人数婚から大規模なパーティまで、あらゆるウエディングプロデュース、カウンセリングに対応している。メディア出演多数。監修した『ありがとうの気持ちを贈る ハッピーウエディングBOOK』(高橋書店)が発売中。
岡村奈奈さん公式サイト http://www.nanea.jp/