「ソロウエディング」とは?実際にできることや魅力を紹介!
2022/11/14 11:00
Index
- #01 「ソロウエディング」とは
- #02 なぜソロウエディングをするの?選ばれる理由
- #03 ソロウエディングでは何ができるの?費用感は?
- #04 ソロウエディングの楽しみ方4選
- #05 ソロウエディングをしてみたい!どこでできる?
- #06 ソロウエディングで願いを叶えて♪
ドレスや和装の花嫁姿で写真撮影をするソロウエディング。ひとり結婚式やソロ婚と呼ばれることもありますが、ひとりにこだわることなく、友達と一緒に写真を撮ったり、推しと結婚式を挙げたりと楽しみ方は自由です!さまざまなニーズや悩みに対応できるサービスとして注目されているソロウエディングの魅力をご紹介します。
ソロウエディングとは、ずばりひとりで行う結婚式のこと。女性の利用者が多く、ウエディングドレスや和装の花嫁姿で写真を撮るフォトウエディングのスタイルで楽しんでいます。
元々は旅行会社が企画したプランがメディアで紹介されたことをきっかけに、そこから徐々に浸透し、5年ほど前から認知度も高まり定着してきたようです。
旅行会社、結婚式会場、ドレスショップ、フォトスタジオなど、現在は多くの会社がソロウエディングのサービスを提供しています。「ひとり結婚式」「ひとりウエディング」「ソロ結婚式」などといわれたり、「ソロ婚」と略されることもあります。
「ひとりだけで結婚式をするなんて恥ずかしい」と考えてしまう人もいるようですが、未婚女性だけでなく既婚女性の利用も多く、中には独身男性が希望することもあり様々な人たちが利用しているそうです。
では、ソロウエディングをする人にはどのような理由があるのでしょうか?利用者の願いやニーズはさまざまですが、ソロウエディングが選ばれている代表的な理由をいくつかご紹介します。
結婚の予定がなくても、ウエディングドレス姿や白無垢姿に憧れを抱く女性は多いもの。「一生に一度は花嫁姿になりたい!」というのが一番のニーズです。結婚しなくても花嫁姿は諦めたくない、という憧れを叶えます。
「今の自分の花嫁姿を写真に残したい」という理由で利用する人も多いです。コスプレ感覚や自分史上最強の映え写真として、ウエディングという設定を選択。衣裳とヘアメイクで美しく変身した自分の写真を残すのが目的です。
恋人と別れたり婚約破棄されてしまったり、「結婚したい相手がいたけど叶わなかった」という想いを断ち切るためにソロウエディングを行う人もいます。また、結婚しなくちゃいけないという強迫観念や結婚できない自分への劣等感、諦めきれない結婚願望など、結婚にまつわる想いを断ち切りたい場合に利用する人もいます。
この理由ではまれに男性の利用者もいるそう。ウエディングドレスやタキシード姿になって写真を撮るというセレモニーが、気持ちの切り替えになるのかもしれませんね。
既婚者の多くは、「納得のいく写真を残したい」「もっとドレス姿を楽しみたい」という理由で利用しています。また、結婚した当時は婚姻届けの提出だけでイベントは何も行わなかったから「せめて写真だけでも残したい」という人もいます。
この場合、夫婦の思い出は十分にあるので一緒に撮ることよりも自分の理想、撮りたい写真の実現が優先されます。そのため「相手に気兼ねなく好きに撮りたいから」という理由でソロでの利用になるようです。
ソロウエディングはどんなことができ、どんなふうに進めるのか、気になりますよね。フォトスタジオでソロウエディングを行う場合の一般的な流れや価格の相場をご紹介します。
ウエディングドレスや白無垢などの衣裳で花嫁姿になり、スタジオ内で撮影を行います。ウエディング専門スタジオの場合、ウエディング関連の小物が充実していたり装花を頼むこともできるので、こだわりの空間演出での撮影が可能です。
また、その時間は貸し切りになることが多いので、他のお客さんや人の出入りを気にせず、自分の世界観の中で撮影を楽しめます。家族や友人、ペットの同伴が可能な所もあるので、相談してみるのもいいですね。
ソロウエディングを申し込んだら、撮影日までに打ち合わせと衣裳選びを行います。打ち合わせではどんな姿になりたいか、どんな写真を撮りたいかをしっかり伝えましょう。衣裳はスタジオや提携店で選びます。持ち込みが可能の所もあるので、具体的に着たいドレスがあれば相談することもできます。
当日はヘアメイク、着付けをして撮影開始。衣裳の数や撮影カット数、シーンチェンジなど、事前に打ち合わせた内容に沿って撮影します。当日の急な対応はできないこともあるので、事前にしっかり確認しましょう。
撮影した写真は後日納品。納品の形も、アルバム、プリント、データなどスタジオによって異なるので、こちらも申し込み前に確認を。データやプリント納品で2週間〜1カ月、アルバムの場合はそれ以上かかることもあります。
衣裳1着、平日撮影など、条件次第では2万円ぐらいのプランを用意しているスタジオもありますが、相場は5万〜十数万円。ほとんどのスタジオでは、衣裳の数、スタジオの装飾、撮影カット数、納品方法など希望に応じて追加やオプションで対応することができます。スタジオに予算を伝え、相談しながら理想のプランを決めていきます。
目的や理由がたくさんあるように、楽しみ方もさまざまです。必ずしもソロにこだわることはなく、家族や友達と撮影するもよし、二次元の推しキャラと挙式をするもよし!自分らしいウエディングが楽しめますよ。
もちろん、ひとりで楽しむことが大前提なので、自己満足ができればOK!衣裳、ヘアメイク、シチュエーションなど、誰に気兼ねすることなく全て自分の理想を叶えてもらうことができます。
手配会社によっては、新郎役の男性モデルを手配し一緒に撮影することも可能です。顔は出さずに後ろ姿やエスコートしてもらうシーンで登場してもらうと、よりリアルなウエディング写真になります。
友達数人でウエディングドレス姿になるのも楽しそう!ひとりだと恥ずかしくて緊張しちゃう、という人にはぴったりです。
仲の良い友達と一緒だと自然に笑顔になれるはず。それぞれソロで撮ったりみんなで撮ったり、写真のバリエーションも増えていい思い出になりそうですね。
未婚者が親と一緒に、シングルマザーが子どもと一緒に、というパターンもあります。自分の花嫁姿を見せたい人や晴れ姿を喜んでくれる人がいる場合、ソロウエディングに招待して一緒に記念写真を撮影する人もいるようです。
アニメのキャラクターやアイドルなど、推しとの結婚式も可能です。写真や人形など推しのアイテムを用意して一緒に挙式スタイルで写真を撮るのですが、自前の等身大パネルを持ち込む人もいるんだとか!
ソロウエディングという形なら、推しへの愛を成就させることもできるのでは?
ソロウエディングができるのは、フォトスタジオだけではありません。ホテルや結婚式会場もプランを用意している所があります。それぞれ特徴が異なるので、条件や理想のイメージに合わせて選んでみましょう♪
「花嫁姿で写真が撮りたい」「人生で最高の自分を写真に残したい」という写真重視の人にはフォトスタジオがおすすめです。スタジオの雰囲気や写真の仕上がりイメージは各社ホームページで紹介しているので、理想のイメージに近いフォトグラファーやスタジオを探します。
衣裳にこだわる人は、スタジオにあるレンタル衣裳や提携の衣裳店、持ち込みの可否なども大事なチェックポイントです。
「挙式の写真が撮りたい」「結婚式の雰囲気を味わいたい」というシチュエーション重視の人はチャペルや結婚式会場がおすすめ。実際の結婚式で使用する会場やチャペルで、ウエディングプランナー、ヘアメイク、フォトグラファーなど本番同様のスタッフが対応してくれるのが特徴です。
ソロとはいえ本格的な結婚式の疑似体験ができるので、好きな雰囲気の会場やチャペルを選ぶと良いでしょう。
「自分へのご褒美として楽しみたい」「特別な時間を過ごしたい」と、写真撮影だけでなくソロウエディングをイベントとして楽しみたい人にはホテルの宿泊付きプランがぴったり。前日または当日に宿泊し、ディナーやエステなど撮影以外の時間もお楽しみがいっぱいです。
館内の庭やチャペルなど撮影できる場所も豊富。滞在中はホテルスタッフがアテンドに付いてくれる所もあり、ゆったりと非日常的な体験ができます。
好みの雰囲気のホテルを選ぶのはもちろんですが、宿泊できる部屋のグレードやディナーメニュー、エステの有無など、やりたいことができるプランを選ぶといいですね。
自分の願いを叶えるためにこだわりのウエディング姿を写真で残せるソロウエディング。1回だけじゃなく、人生の節目や記念の年に、何度も利用したっていいんです!
ちょっと気になる……と思ったら、どんなプランがあるかぜひ探してみてくださいね。
取材・文/仲西なほ子
「ソロウエディング」とは
ソロウエディングとは、ずばりひとりで行う結婚式のこと。女性の利用者が多く、ウエディングドレスや和装の花嫁姿で写真を撮るフォトウエディングのスタイルで楽しんでいます。
元々は旅行会社が企画したプランがメディアで紹介されたことをきっかけに、そこから徐々に浸透し、5年ほど前から認知度も高まり定着してきたようです。
旅行会社、結婚式会場、ドレスショップ、フォトスタジオなど、現在は多くの会社がソロウエディングのサービスを提供しています。「ひとり結婚式」「ひとりウエディング」「ソロ結婚式」などといわれたり、「ソロ婚」と略されることもあります。
「ひとりだけで結婚式をするなんて恥ずかしい」と考えてしまう人もいるようですが、未婚女性だけでなく既婚女性の利用も多く、中には独身男性が希望することもあり様々な人たちが利用しているそうです。
なぜソロウエディングをするの?選ばれる理由
では、ソロウエディングをする人にはどのような理由があるのでしょうか?利用者の願いやニーズはさまざまですが、ソロウエディングが選ばれている代表的な理由をいくつかご紹介します。
小さい頃からの憧れを叶える
結婚の予定がなくても、ウエディングドレス姿や白無垢姿に憧れを抱く女性は多いもの。「一生に一度は花嫁姿になりたい!」というのが一番のニーズです。結婚しなくても花嫁姿は諦めたくない、という憧れを叶えます。
キレイな自分の姿を残せる
「今の自分の花嫁姿を写真に残したい」という理由で利用する人も多いです。コスプレ感覚や自分史上最強の映え写真として、ウエディングという設定を選択。衣裳とヘアメイクで美しく変身した自分の写真を残すのが目的です。
自分の気持ちにけじめをつける
恋人と別れたり婚約破棄されてしまったり、「結婚したい相手がいたけど叶わなかった」という想いを断ち切るためにソロウエディングを行う人もいます。また、結婚しなくちゃいけないという強迫観念や結婚できない自分への劣等感、諦めきれない結婚願望など、結婚にまつわる想いを断ち切りたい場合に利用する人もいます。
この理由ではまれに男性の利用者もいるそう。ウエディングドレスやタキシード姿になって写真を撮るというセレモニーが、気持ちの切り替えになるのかもしれませんね。
ウエディング写真の撮り直し
既婚者の多くは、「納得のいく写真を残したい」「もっとドレス姿を楽しみたい」という理由で利用しています。また、結婚した当時は婚姻届けの提出だけでイベントは何も行わなかったから「せめて写真だけでも残したい」という人もいます。
この場合、夫婦の思い出は十分にあるので一緒に撮ることよりも自分の理想、撮りたい写真の実現が優先されます。そのため「相手に気兼ねなく好きに撮りたいから」という理由でソロでの利用になるようです。
ソロウエディングでは何ができるの?費用感は?
ソロウエディングはどんなことができ、どんなふうに進めるのか、気になりますよね。フォトスタジオでソロウエディングを行う場合の一般的な流れや価格の相場をご紹介します。
ソロウエディングでできること
ウエディングドレスや白無垢などの衣裳で花嫁姿になり、スタジオ内で撮影を行います。ウエディング専門スタジオの場合、ウエディング関連の小物が充実していたり装花を頼むこともできるので、こだわりの空間演出での撮影が可能です。
また、その時間は貸し切りになることが多いので、他のお客さんや人の出入りを気にせず、自分の世界観の中で撮影を楽しめます。家族や友人、ペットの同伴が可能な所もあるので、相談してみるのもいいですね。
流れ
ソロウエディングを申し込んだら、撮影日までに打ち合わせと衣裳選びを行います。打ち合わせではどんな姿になりたいか、どんな写真を撮りたいかをしっかり伝えましょう。衣裳はスタジオや提携店で選びます。持ち込みが可能の所もあるので、具体的に着たいドレスがあれば相談することもできます。
当日はヘアメイク、着付けをして撮影開始。衣裳の数や撮影カット数、シーンチェンジなど、事前に打ち合わせた内容に沿って撮影します。当日の急な対応はできないこともあるので、事前にしっかり確認しましょう。
撮影した写真は後日納品。納品の形も、アルバム、プリント、データなどスタジオによって異なるので、こちらも申し込み前に確認を。データやプリント納品で2週間〜1カ月、アルバムの場合はそれ以上かかることもあります。
費用
衣裳1着、平日撮影など、条件次第では2万円ぐらいのプランを用意しているスタジオもありますが、相場は5万〜十数万円。ほとんどのスタジオでは、衣裳の数、スタジオの装飾、撮影カット数、納品方法など希望に応じて追加やオプションで対応することができます。スタジオに予算を伝え、相談しながら理想のプランを決めていきます。
ソロウエディングの楽しみ方4選
目的や理由がたくさんあるように、楽しみ方もさまざまです。必ずしもソロにこだわることはなく、家族や友達と撮影するもよし、二次元の推しキャラと挙式をするもよし!自分らしいウエディングが楽しめますよ。
ひとりで思う存分好きなように
もちろん、ひとりで楽しむことが大前提なので、自己満足ができればOK!衣裳、ヘアメイク、シチュエーションなど、誰に気兼ねすることなく全て自分の理想を叶えてもらうことができます。
手配会社によっては、新郎役の男性モデルを手配し一緒に撮影することも可能です。顔は出さずに後ろ姿やエスコートしてもらうシーンで登場してもらうと、よりリアルなウエディング写真になります。
友達同士でにぎやかに
友達数人でウエディングドレス姿になるのも楽しそう!ひとりだと恥ずかしくて緊張しちゃう、という人にはぴったりです。
仲の良い友達と一緒だと自然に笑顔になれるはず。それぞれソロで撮ったりみんなで撮ったり、写真のバリエーションも増えていい思い出になりそうですね。
家族と一緒に思い出づくり
未婚者が親と一緒に、シングルマザーが子どもと一緒に、というパターンもあります。自分の花嫁姿を見せたい人や晴れ姿を喜んでくれる人がいる場合、ソロウエディングに招待して一緒に記念写真を撮影する人もいるようです。
推しと挙げる結婚式
アニメのキャラクターやアイドルなど、推しとの結婚式も可能です。写真や人形など推しのアイテムを用意して一緒に挙式スタイルで写真を撮るのですが、自前の等身大パネルを持ち込む人もいるんだとか!
ソロウエディングという形なら、推しへの愛を成就させることもできるのでは?
ソロウエディングをしてみたい!どこでできる?
ソロウエディングができるのは、フォトスタジオだけではありません。ホテルや結婚式会場もプランを用意している所があります。それぞれ特徴が異なるので、条件や理想のイメージに合わせて選んでみましょう♪
フォトスタジオの場合
「花嫁姿で写真が撮りたい」「人生で最高の自分を写真に残したい」という写真重視の人にはフォトスタジオがおすすめです。スタジオの雰囲気や写真の仕上がりイメージは各社ホームページで紹介しているので、理想のイメージに近いフォトグラファーやスタジオを探します。
衣裳にこだわる人は、スタジオにあるレンタル衣裳や提携の衣裳店、持ち込みの可否なども大事なチェックポイントです。
チャペルや結婚式会場の場合
「挙式の写真が撮りたい」「結婚式の雰囲気を味わいたい」というシチュエーション重視の人はチャペルや結婚式会場がおすすめ。実際の結婚式で使用する会場やチャペルで、ウエディングプランナー、ヘアメイク、フォトグラファーなど本番同様のスタッフが対応してくれるのが特徴です。
ソロとはいえ本格的な結婚式の疑似体験ができるので、好きな雰囲気の会場やチャペルを選ぶと良いでしょう。
ホテルの場合
「自分へのご褒美として楽しみたい」「特別な時間を過ごしたい」と、写真撮影だけでなくソロウエディングをイベントとして楽しみたい人にはホテルの宿泊付きプランがぴったり。前日または当日に宿泊し、ディナーやエステなど撮影以外の時間もお楽しみがいっぱいです。
館内の庭やチャペルなど撮影できる場所も豊富。滞在中はホテルスタッフがアテンドに付いてくれる所もあり、ゆったりと非日常的な体験ができます。
好みの雰囲気のホテルを選ぶのはもちろんですが、宿泊できる部屋のグレードやディナーメニュー、エステの有無など、やりたいことができるプランを選ぶといいですね。
ソロウエディングで願いを叶えて♪
自分の願いを叶えるためにこだわりのウエディング姿を写真で残せるソロウエディング。1回だけじゃなく、人生の節目や記念の年に、何度も利用したっていいんです!
ちょっと気になる……と思ったら、どんなプランがあるかぜひ探してみてくださいね。
取材・文/仲西なほ子