LINEが未読スルー？既読にならない理由や相手への対処法
2022/7/11 11:00
Index
- #01 LINEの「未読スルー」とは
- #02 LINEが既読にならない理由
- #03 LINEを未読スルーしやすい人の特徴
- #04 LINEをあえて未読スルーする人の心理
- #05 LINEを未読スルーされたときの対処法５選
- #06 未読スルーを気にし過ぎないことも大切！
恋人や気になる人とLINEで連絡を取り合うとき、送ったメッセージがなかなか「既読」にならず、心配になった経験はないでしょうか。メッセージが未読状態のままだと、「無視されている？」「追加で連絡していいのかな？」と悩んでしまいますね。この記事では、心理カウンセラー・竹内えつこさん監修の下、LINEの“未読スルー”について取り上げ、未読のまま返信をしない人の特徴やその心理について、解説します。また、未読スルーをされたときの対処法についてもアドバイス。LINEの未読スルーに悩んだことのある人は、ぜひ参考にしてみてください！
“未読スルー”とは、コミュニケーションアプリのLINEで、受け取ったメッセージを確認も返信もせず、放置することをいいます。
LINEには、「既読表示」という機能があるため、相手が受信したメッセージを読んだかどうかが分かります。受け取ったメッセージを確認しているけれど、返信をしていない状態は“既読スルー”といいます。
LINEでメッセージを送っても既読にならない場合、相手側の都合も含め、さまざまな理由があるでしょう。ここでは、未読スルーが起こる要因についていくつか紹介します。
メッセージを送った相手が、LINEを確認し返信する余裕がない場合があります。仕事中や移動中だったりなど、相手の都合が悪く、LINEに気付かなかったり、確認を先延ばしにしているかもしれません。
LINEの既読表示は便利な機能である一方で、メッセージの受信者側が返信に対するプレッシャーを感じてしまう側面もあるでしょう。
中には、アプリの通知をオンにしてメッセージ内容を通知に表示させて読んだり、機内モードを使用したりなど、既読を付けない方法を駆使して確認する人もいます。
「通信状態が悪い場所にいる」「LINEのアプリをアップデートしていない」といった理由で、「読んだのに、しばらく既読にならない」などの不具合が起こることもあります。
メッセージを送った相手が機種変更をしたタイミングだと、その影響によって既読が付かない場合も考えられます。
機種変更の際に、LINEのアカウントを引き継ぎせず新規登録をすると、旧アカウントのトーク履歴は引き継げないため、旧アカウントで未読のメッセージがあっても確認することはできません。
また、アカウントを引き継いでいても、トーク履歴をバックアップから復元していなければ、機種変更後に未読のメッセージが読めないため、既読は付きません。
LINEには、「友だち」以外からのメッセージの受信を拒否する機能があります。この機能をオンに設定していると、「友だち追加」していない人からのメッセージが一切届かなくなります。
もし受信者が「メッセージ受信拒否」機能を設定していて、送信者を友だち追加していない場合は、メッセージを受け取れません。
ブロック機能を設定すると、お互いにメッセージの送受信や通話ができなくなります。あまり考えたくない理由ですが、メッセージを送ったのにいつまでも既読が付かない場合、ブロックをされているという可能性もあります。
連絡の頻度や返信の速さは、人によって異なります。恋人や気になる人がなかなかメッセージを確認してくれないと、心配になるかもしれませんが、悪気なくつい未読スルーしている場合もあるでしょう。ここでは、未読スルーをしやすい人の特徴をいくつか挙げてみました。
まめにメッセージを送るのが苦手な人もいます。
例えば、恋人に求められるほどには、小まめにメッセージを返せなくて、「返せないなら未読のままにしておこう」と思うこともあるでしょう。また、「この時間にまとめて返信する」と、自分の中でルールを決めている場合もあります。
他者に対して細かいケアをしたり、相手の話を聞いて共感したりするのが苦手という、いわゆる「面倒くさがり」タイプかもしれません。
こういうタイプの人は、「必要なときだけ事務的に連絡をすればいい」「返信がめんどくさい」と考えがちなので、ついついLINEの返信を未読のまま後回しにしてしまいがちです。
忘れやすいタイプの人は、「後で返信しよう」と思ったまま、うっかり放置してしまうこともあります。
または、メッセージを通知表示で確認した際に、心の中で返信したつもりになって、実際には未読スルーのままということも……。
人によって、一つのことに集中するのが得意な「シングルタスク派」と複数のことを同時にこなすのが得意な「マルチタスク派」がいます。
シングルタスク派の人は、仕事や趣味などに夢中になっているとき、それ以外のことが考えられなくなってしまう場合も。こういうタイプの人は、一つのことに没頭すると、LINEをつい未読スルーしがちです。
「仕事モード」になると、プライベートなメッセージに対応して気がそれるのを好まない人もいます。そのため、仕事が忙しいときはあえて関係のない情報をシャットアウトしている可能性もあります。
また、仕事に追われていて、メッセージを見る余裕がないときもあるでしょう。
メッセージの「相手」や「内容」によっては、すぐに返信をせずに未読スルーをする場合もあります。ここでは、「あえて未読スルーをする人」の心理状態について解説します。
メッセージの相手を大切に思っているために、その返信に慎重になる人もいます。その場合、じっくり内容を考えて返信を送りたいので、ちゃんと時間を取って返信できるときまでは未読のままにしておこうと考えています。
返信の回数は少なくても、長文のメッセージを送ってくれる人は、このタイプといえるかもしれません。
デートの日取りを決めるときなど、自分の予定が分からないうちは、返信しない人もいます。自分なりに、相手に対して誠実に対応しようとしているのでしょう。
「すぐに返信すると、『がっついている』『いつも暇そう』と思われる」、「自分を低く評価される」と考えているために、あえて未読のままで放置する人もいます。
本当はすぐに返したいと思っていても「相手からもう一回メッセージが来たら返信しようか？」「返信は明日にした方がよいのか？」と自分の中で葛藤しています。
通知画面で確認したメッセージの内容が、明らかに重い内容だと推測できたり、長文のメッセージが送られてきたりすると、返信をする気がうせて未読のままで置いておくこともあります。
また、返事をしていないときに「ねぇ。何しているの？」「おーい！寝ているの？」というような追撃LINEが来ると、余計に返信したくないと感じることも。
メッセージを送った相手と距離を取りたいと思っているかもしれません。恋人の場合は、他に気になる人ができると、未読スルーする場合も……。
未読スルーという行動で、「あまり連絡したいとは思わない」「興味がない」ということを暗に示している可能性もゼロではありません。
相手がどんな理由で「未読スルー」をしているのか、はっきり分からないため、実際にされたときにどう対応していいのか、悩んでしまいますね。そこで、未読スルーをされたときのおすすめの対処法をまとめました！
まずは自分の送ったメッセージを振り返ってみましょう。
「長すぎるメッセージを送っていないか」「相手が返答に困るような重い内容を送っていないか」「ただの日報になっていないか」「追撃ラインをしつこく送っていないか」……などをチェックしてみてください。
相手が忙しくて返信をし忘れているということもあります。一度送ってなかなか返信が来ない場合、気になったらすぐ再送するのではなく、2〜3日くらい時間を空けてから送ってみましょう。
返信を待っている間は、そのことにばかり気を取られずに、自分のことを優先して過ごせるとよいですね！
「時間を空けることで、相手と関係が切れてしまうかも……」と不安な場合は、返信を求めない軽いメッセージや短い応援メッセージなどを送ってみましょう。
ただ、くれぐれも相手にプレッシャーを与えないようにすることが大切です。
相手の仕事状況や生活リズムが分かっている場合、相手が精神的に余裕のありそうな時期や、時間帯にメッセージを送るようにしましょう。
朝の通勤時、夕方以降の退勤時あたりが、ベターかもしれません。
残念ながら、「返信がないということが相手からの返信」というケースもあります。
上記の内容をやってみても返信がこなかった場合は、相手が何らかのトラブルに巻き込まれているか、相手が連絡を取りたくないと思っている可能性があります。
そんなときには、あえて相手からのメッセージを非表示にして見えないようにするなど、気持ちを切り替える行動を取ってみましょう。相手からの連絡にとらわれず、自分のことを優先させることが大事です。
日常的な連絡ツールとして浸透しているLINE。その気軽さゆえに、返信がないと「なんで？」「すぐに返せるはずなのに」と必要以上に不安になってしまう人は多いのかもしれませんね。
しかし、人によってさまざまな事情がありますし、すぐにLINEを確認して返せない理由は多々あるでしょう。未読スルーの本当の理由は結局本人にしか分からないので、他者が勝手に推測してヤキモキしても仕方ありません。
いつ来るか分からないLINEの連絡にとらわれるよりも、自分の好きなことをしてポジティブな気持ちで過ごすことが大切。軽やかな気持ちでいることで、相手も連絡をしやすくなるかもしれません！
取材・文／おかゆ
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルはパートナーシップ・人間関係。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/
LINEの「未読スルー」とは
“未読スルー”とは、コミュニケーションアプリのLINEで、受け取ったメッセージを確認も返信もせず、放置することをいいます。
LINEには、「既読表示」という機能があるため、相手が受信したメッセージを読んだかどうかが分かります。受け取ったメッセージを確認しているけれど、返信をしていない状態は“既読スルー”といいます。
LINEが既読にならない理由
LINEでメッセージを送っても既読にならない場合、相手側の都合も含め、さまざまな理由があるでしょう。ここでは、未読スルーが起こる要因についていくつか紹介します。
仕事中などで忙しく、LINEを見ていない
メッセージを送った相手が、LINEを確認し返信する余裕がない場合があります。仕事中や移動中だったりなど、相手の都合が悪く、LINEに気付かなかったり、確認を先延ばしにしているかもしれません。
既読の付かない方法で確認している
LINEの既読表示は便利な機能である一方で、メッセージの受信者側が返信に対するプレッシャーを感じてしまう側面もあるでしょう。
中には、アプリの通知をオンにしてメッセージ内容を通知に表示させて読んだり、機内モードを使用したりなど、既読を付けない方法を駆使して確認する人もいます。
スマホやアプリの不具合
「通信状態が悪い場所にいる」「LINEのアプリをアップデートしていない」といった理由で、「読んだのに、しばらく既読にならない」などの不具合が起こることもあります。
機種変更による影響
メッセージを送った相手が機種変更をしたタイミングだと、その影響によって既読が付かない場合も考えられます。
機種変更の際に、LINEのアカウントを引き継ぎせず新規登録をすると、旧アカウントのトーク履歴は引き継げないため、旧アカウントで未読のメッセージがあっても確認することはできません。
また、アカウントを引き継いでいても、トーク履歴をバックアップから復元していなければ、機種変更後に未読のメッセージが読めないため、既読は付きません。
「メッセージ受信拒否」の設定
LINEには、「友だち」以外からのメッセージの受信を拒否する機能があります。この機能をオンに設定していると、「友だち追加」していない人からのメッセージが一切届かなくなります。
もし受信者が「メッセージ受信拒否」機能を設定していて、送信者を友だち追加していない場合は、メッセージを受け取れません。
ブロックしている
ブロック機能を設定すると、お互いにメッセージの送受信や通話ができなくなります。あまり考えたくない理由ですが、メッセージを送ったのにいつまでも既読が付かない場合、ブロックをされているという可能性もあります。
LINEを未読スルーしやすい人の特徴
連絡の頻度や返信の速さは、人によって異なります。恋人や気になる人がなかなかメッセージを確認してくれないと、心配になるかもしれませんが、悪気なくつい未読スルーしている場合もあるでしょう。ここでは、未読スルーをしやすい人の特徴をいくつか挙げてみました。
まめではない／ルールが決まっている
まめにメッセージを送るのが苦手な人もいます。
例えば、恋人に求められるほどには、小まめにメッセージを返せなくて、「返せないなら未読のままにしておこう」と思うこともあるでしょう。また、「この時間にまとめて返信する」と、自分の中でルールを決めている場合もあります。
面倒くさがり
他者に対して細かいケアをしたり、相手の話を聞いて共感したりするのが苦手という、いわゆる「面倒くさがり」タイプかもしれません。
こういうタイプの人は、「必要なときだけ事務的に連絡をすればいい」「返信がめんどくさい」と考えがちなので、ついついLINEの返信を未読のまま後回しにしてしまいがちです。
忘れやすい
忘れやすいタイプの人は、「後で返信しよう」と思ったまま、うっかり放置してしまうこともあります。
または、メッセージを通知表示で確認した際に、心の中で返信したつもりになって、実際には未読スルーのままということも……。
シングルタスク派である
人によって、一つのことに集中するのが得意な「シングルタスク派」と複数のことを同時にこなすのが得意な「マルチタスク派」がいます。
シングルタスク派の人は、仕事や趣味などに夢中になっているとき、それ以外のことが考えられなくなってしまう場合も。こういうタイプの人は、一つのことに没頭すると、LINEをつい未読スルーしがちです。
仕事に没頭しやすい
「仕事モード」になると、プライベートなメッセージに対応して気がそれるのを好まない人もいます。そのため、仕事が忙しいときはあえて関係のない情報をシャットアウトしている可能性もあります。
また、仕事に追われていて、メッセージを見る余裕がないときもあるでしょう。
LINEをあえて未読スルーする人の心理
メッセージの「相手」や「内容」によっては、すぐに返信をせずに未読スルーをする場合もあります。ここでは、「あえて未読スルーをする人」の心理状態について解説します。
相手を大切にしている
メッセージの相手を大切に思っているために、その返信に慎重になる人もいます。その場合、じっくり内容を考えて返信を送りたいので、ちゃんと時間を取って返信できるときまでは未読のままにしておこうと考えています。
返信の回数は少なくても、長文のメッセージを送ってくれる人は、このタイプといえるかもしれません。
返信する内容が確定するまでは送らない
デートの日取りを決めるときなど、自分の予定が分からないうちは、返信しない人もいます。自分なりに、相手に対して誠実に対応しようとしているのでしょう。
相手に引かれないように駆け引きしている
「すぐに返信すると、『がっついている』『いつも暇そう』と思われる」、「自分を低く評価される」と考えているために、あえて未読のままで放置する人もいます。
本当はすぐに返したいと思っていても「相手からもう一回メッセージが来たら返信しようか？」「返信は明日にした方がよいのか？」と自分の中で葛藤しています。
返信したくない／内容が重い
通知画面で確認したメッセージの内容が、明らかに重い内容だと推測できたり、長文のメッセージが送られてきたりすると、返信をする気がうせて未読のままで置いておくこともあります。
また、返事をしていないときに「ねぇ。何しているの？」「おーい！寝ているの？」というような追撃LINEが来ると、余計に返信したくないと感じることも。
距離を取りたいと思っている
メッセージを送った相手と距離を取りたいと思っているかもしれません。恋人の場合は、他に気になる人ができると、未読スルーする場合も……。
未読スルーという行動で、「あまり連絡したいとは思わない」「興味がない」ということを暗に示している可能性もゼロではありません。
LINEを未読スルーされたときの対処法５選
相手がどんな理由で「未読スルー」をしているのか、はっきり分からないため、実際にされたときにどう対応していいのか、悩んでしまいますね。そこで、未読スルーをされたときのおすすめの対処法をまとめました！
自分が送った内容を振り返る
まずは自分の送ったメッセージを振り返ってみましょう。
「長すぎるメッセージを送っていないか」「相手が返答に困るような重い内容を送っていないか」「ただの日報になっていないか」「追撃ラインをしつこく送っていないか」……などをチェックしてみてください。
しばらく時間を空けて送る
相手が忙しくて返信をし忘れているということもあります。一度送ってなかなか返信が来ない場合、気になったらすぐ再送するのではなく、2〜3日くらい時間を空けてから送ってみましょう。
返信を待っている間は、そのことにばかり気を取られずに、自分のことを優先して過ごせるとよいですね！
返信がいらない内容/短いメッセージを送る
「時間を空けることで、相手と関係が切れてしまうかも……」と不安な場合は、返信を求めない軽いメッセージや短い応援メッセージなどを送ってみましょう。
ただ、くれぐれも相手にプレッシャーを与えないようにすることが大切です。
相手が返信しやすいタイミングを考える
相手の仕事状況や生活リズムが分かっている場合、相手が精神的に余裕のありそうな時期や、時間帯にメッセージを送るようにしましょう。
朝の通勤時、夕方以降の退勤時あたりが、ベターかもしれません。
「返信がないことが返信」だと考える
残念ながら、「返信がないということが相手からの返信」というケースもあります。
上記の内容をやってみても返信がこなかった場合は、相手が何らかのトラブルに巻き込まれているか、相手が連絡を取りたくないと思っている可能性があります。
そんなときには、あえて相手からのメッセージを非表示にして見えないようにするなど、気持ちを切り替える行動を取ってみましょう。相手からの連絡にとらわれず、自分のことを優先させることが大事です。
未読スルーを気にし過ぎないことも大切！
日常的な連絡ツールとして浸透しているLINE。その気軽さゆえに、返信がないと「なんで？」「すぐに返せるはずなのに」と必要以上に不安になってしまう人は多いのかもしれませんね。
しかし、人によってさまざまな事情がありますし、すぐにLINEを確認して返せない理由は多々あるでしょう。未読スルーの本当の理由は結局本人にしか分からないので、他者が勝手に推測してヤキモキしても仕方ありません。
いつ来るか分からないLINEの連絡にとらわれるよりも、自分の好きなことをしてポジティブな気持ちで過ごすことが大切。軽やかな気持ちでいることで、相手も連絡をしやすくなるかもしれません！
取材・文／おかゆ
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルはパートナーシップ・人間関係。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/
