思わずドン引きしちゃうSNS投稿とは?
2018/12/26 11:00
Twitter、Facebook、LINE、InstagramなどのSNSで気軽に投稿ができるようになりましたが、投稿を見て思わずウンザリしたり、引いちゃったという人もいるのでは!?
20〜30代の女性に「友人や知人のSNS投稿で、思わずドン引きしてしまったものはある?」と聞いてみたところ、68%もの人が「ある」と回答。どんな投稿に引いてしまったのか、聞いてみました!
●「インスタなどにイチャイチャ動画を載せてるところが、ちょっとやりすぎだと感じた」(30歳)
●「におわせ投稿。彼氏とのお出掛けをはっきり言わずにおわす。例えば手をちょっと写すとか」(29歳)
●「ネガティブな発言ばかりだと、こっちの気分もネガティブになる」(31歳)
●「芸能人でもないのに美容室行って髪やってもらって〇〇さんいつもありがとうとかタグつけるのが引きます。誰も興味ないのにって思ってしまう」(29歳)
●「美意識高いアピール! 水着写真など載せてスタイルいいのに『痩せなきゃ』のコメント」(25歳)
●「自分の自撮り。いつも決まった角度でキメキメだったり、明らかに加工をしていて現実とかけ離れていたりするものは年齢的にも必死な感じがして、痛くて見ていられないです」(26歳)
●「周りの人の悪口や暴言を吐いたり、キツイ下ネタばかりを公開するので、見ていて気分が悪い」(29歳)
●「自撮りを載せまくっては異性とコメント欄でやりとりしているのを見て…」(31歳)
全体的には、「彼とのイチャイチャ」「におわせ」「ネガティブ」「ひけらかし」「自撮り」がウンザリ…との声が目立ちました。
もしかしたら自分も、気づかないうちにウンザリさせてしまうこともあるかも!? SNSでのコミュニケーションに詳しいコラムニストの石原壮一郎さん、SNS投稿ではどういう点に気を付ければいいのでしょう?
「SNSは気軽なツールだけに、誰もが自分の感情の高ぶりをそのまま投稿してしまいがちですが、“気持ちのダダ漏れ”は見ていて不快なもの。ここは『人のふり見てわがふり直せ』の精神が必要です。人の投稿にウンザリしたら、自分も同じことをやっている可能性があると認識し、自身を振り返ってみましょう。そもそも基本的に人は、他人の幸せをそんなに知りたくないもの。みんな付き合いで『いいね』を押してくれているのです。それなのに、みんなが喜んでくれている、うらやましがってくれていると勘違いすると、ますますエスカレートしてドン引き投稿をしてしまう恐れがあるので注意が必要です」
確かに、「彼氏とラブラブ」投稿にウンザリしつつも、付き合いを考えて「いいね」を押したり、「仲が良くてうらやましい〜」なんて投稿することって、ありますよね。
石原さんによると、「幸せアピール投稿はまだまし。ネガティブ投稿は友人をなくしかねないので注意が必要」とのこと。
「彼氏と別れそう、仕事がつらい、友人に裏切られた……なんていうネガティブ投稿は、読み手が反応に困ります。目先の慰められ欲や承認欲求は満たされるかもしれませんが、度重なると周りまでどんどんネガティブな気持ちにさせてしまい、気づいたら友達が1人、2人と離れていった……なんてことになりかねません。つらい気持ちはわかりますが、投稿する前に一呼吸置き、読み手が不快に思わないか考える心の余裕を持ちましょう」
そして、読み手側にも「無理に反応しないこと」とアドバイス。
「自分はしていないのに、周りのウンザリ投稿に振り回されて、こちらまで嫌な気分にさせられてしまうのは残念。ああ、この人は浮かれているんだなとか、疲れているんだな……などと寛大な気持ちで捉え、その後は投稿のことをすっぱり忘れてしまいましょう。仲のいい友人だからと無理に『いいね』したり、コメントしたりすると、ますますウンザリ投稿に拍車がかかってしまうので、相手のためにも自分のためにもスルーが得策です」
SNSは便利なコミュニケーションツール。基本的には、誰もが自由に情報発信することができます。だからこそ、嬉しいことがあったとき、悲しく辛いことがあったとき、つい反射的に投稿しそうになりますが、無自覚に人を不快にさせる恐れも。「読み手の気持ち」を考えて、本当に投稿していい内容かどうか考える習慣を身につけたいですね!(山崎 はるな)
【取材協力】
石原壮一郎さん
コラムニスト。「大人」モノの元祖&本家として日本の大人シーンを牽引。テレビ、雑誌、ウェブ、ラジオなど幅広い分野で活躍している。著書に『大人力検定』(文藝春秋)『大人の合コン力検定』(ソフトバンククリエイティブ)『大人の超ネットマナー講座』(ダイヤモンド社)、『しんどい悩みが一瞬でなくなる! 大人の人間関係』(日本文芸社)など多数。
石原壮一郎さん公式サイト「大人マガジン」http://www.otonaryoku.jp/
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「友達に彼を紹介/ドン引きSNS/彼ママ/過去の恋愛」について
調査期間:2018/10/5〜10/22
有効回答数:105人(女性)
20〜30代の女性に「友人や知人のSNS投稿で、思わずドン引きしてしまったものはある?」と聞いてみたところ、68%もの人が「ある」と回答。どんな投稿に引いてしまったのか、聞いてみました!
彼とのイチャイチャ、盛りすぎ自撮り、ネガティブ投稿にウンザリ……
●「インスタなどにイチャイチャ動画を載せてるところが、ちょっとやりすぎだと感じた」(30歳)
●「におわせ投稿。彼氏とのお出掛けをはっきり言わずにおわす。例えば手をちょっと写すとか」(29歳)
●「ネガティブな発言ばかりだと、こっちの気分もネガティブになる」(31歳)
●「芸能人でもないのに美容室行って髪やってもらって〇〇さんいつもありがとうとかタグつけるのが引きます。誰も興味ないのにって思ってしまう」(29歳)
●「美意識高いアピール! 水着写真など載せてスタイルいいのに『痩せなきゃ』のコメント」(25歳)
●「自分の自撮り。いつも決まった角度でキメキメだったり、明らかに加工をしていて現実とかけ離れていたりするものは年齢的にも必死な感じがして、痛くて見ていられないです」(26歳)
●「周りの人の悪口や暴言を吐いたり、キツイ下ネタばかりを公開するので、見ていて気分が悪い」(29歳)
●「自撮りを載せまくっては異性とコメント欄でやりとりしているのを見て…」(31歳)
全体的には、「彼とのイチャイチャ」「におわせ」「ネガティブ」「ひけらかし」「自撮り」がウンザリ…との声が目立ちました。
投稿者側には「ドン引き投稿」という認識はない。だからこそ自分も気を付けて!
もしかしたら自分も、気づかないうちにウンザリさせてしまうこともあるかも!? SNSでのコミュニケーションに詳しいコラムニストの石原壮一郎さん、SNS投稿ではどういう点に気を付ければいいのでしょう?
「SNSは気軽なツールだけに、誰もが自分の感情の高ぶりをそのまま投稿してしまいがちですが、“気持ちのダダ漏れ”は見ていて不快なもの。ここは『人のふり見てわがふり直せ』の精神が必要です。人の投稿にウンザリしたら、自分も同じことをやっている可能性があると認識し、自身を振り返ってみましょう。そもそも基本的に人は、他人の幸せをそんなに知りたくないもの。みんな付き合いで『いいね』を押してくれているのです。それなのに、みんなが喜んでくれている、うらやましがってくれていると勘違いすると、ますますエスカレートしてドン引き投稿をしてしまう恐れがあるので注意が必要です」
確かに、「彼氏とラブラブ」投稿にウンザリしつつも、付き合いを考えて「いいね」を押したり、「仲が良くてうらやましい〜」なんて投稿することって、ありますよね。
石原さんによると、「幸せアピール投稿はまだまし。ネガティブ投稿は友人をなくしかねないので注意が必要」とのこと。
「彼氏と別れそう、仕事がつらい、友人に裏切られた……なんていうネガティブ投稿は、読み手が反応に困ります。目先の慰められ欲や承認欲求は満たされるかもしれませんが、度重なると周りまでどんどんネガティブな気持ちにさせてしまい、気づいたら友達が1人、2人と離れていった……なんてことになりかねません。つらい気持ちはわかりますが、投稿する前に一呼吸置き、読み手が不快に思わないか考える心の余裕を持ちましょう」
そして、読み手側にも「無理に反応しないこと」とアドバイス。
「自分はしていないのに、周りのウンザリ投稿に振り回されて、こちらまで嫌な気分にさせられてしまうのは残念。ああ、この人は浮かれているんだなとか、疲れているんだな……などと寛大な気持ちで捉え、その後は投稿のことをすっぱり忘れてしまいましょう。仲のいい友人だからと無理に『いいね』したり、コメントしたりすると、ますますウンザリ投稿に拍車がかかってしまうので、相手のためにも自分のためにもスルーが得策です」
SNSは便利なコミュニケーションツール。基本的には、誰もが自由に情報発信することができます。だからこそ、嬉しいことがあったとき、悲しく辛いことがあったとき、つい反射的に投稿しそうになりますが、無自覚に人を不快にさせる恐れも。「読み手の気持ち」を考えて、本当に投稿していい内容かどうか考える習慣を身につけたいですね!(山崎 はるな)
【取材協力】
石原壮一郎さん
コラムニスト。「大人」モノの元祖&本家として日本の大人シーンを牽引。テレビ、雑誌、ウェブ、ラジオなど幅広い分野で活躍している。著書に『大人力検定』(文藝春秋)『大人の合コン力検定』(ソフトバンククリエイティブ)『大人の超ネットマナー講座』(ダイヤモンド社)、『しんどい悩みが一瞬でなくなる! 大人の人間関係』(日本文芸社)など多数。
石原壮一郎さん公式サイト「大人マガジン」http://www.otonaryoku.jp/
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「友達に彼を紹介/ドン引きSNS/彼ママ/過去の恋愛」について
調査期間:2018/10/5〜10/22
有効回答数:105人(女性)