薄着になる季節!女性のムダ毛事情!
2018/5/28 11:00
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薄着の季節になってくると、気になるのがムダ毛。腕や脚はもちろん、手の指、うなじなど、見逃しがちなところも男性は意外と見ていますよね。皆さんは、どのパーツを処理していますか? 主なパーツの処理方法とともに、最近多くなってきたアンダーヘアの処理事情、また男性にも女性のムダ毛についてセキララに語ってもらいました。
まず、20〜30代の女性に「体のどのパーツのムダ毛処理をしていますか」と聞きました。
1位:「わき」(97%)
2位:「ひざ下」(85%)
3位:「ひじ下」(81%)
4位:「口の周り」(66%)
5位:「手の甲や指」(62%)
6位:「ひじ上」(61%)
7位:「デリケートゾーン」(60%)
8位:「ひざ上」(57%)
9位:「眉の周り」(56%)
10位:「足の甲や指」(48%)
11位は「乳首の周り」(46%)、12位は「顔」(42%)、13位は「へその周り」(41%)でした。
「わき」が97%のほぼ全員の女性がやっているという圧倒的な数でダントツ。続いて「ひざ下」と「ひじ下」も目に付きやすいからか、ムダ毛処理をしている人が多いみたい。上位の「わき」「ひざ下」「ひじ下」の処理方法を聞いてみると、
<わき>
1位:「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」(61%)
2位:「かみそりによる除毛」(54%)
3位:「毛抜きによる脱毛」(23%)
<ひざ下>
1位:「かみそりによる除毛」(59%)
2位:「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」(42%)
3位:「市販の脱毛器による脱毛」(4%)
<ひじ下>
1位:「かみそりによる除毛」(56%)
2位:「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」(39%)
3位:「市販の脱毛器による脱毛」(4%)
「わき」の処理方法では1位に、「ひざ下」や「ひじ下」でも2位に入っている「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」。専門家にムダ毛処理をお願いする人も多いようですが、そもそも皮膚科とエステサロンの違いって何なの?国内最大級のヘアサロン、リラク&ビューティサロンの検索・予約サイト『ホットペッパービューティー』の外部エディター・高橋夏実さん教えてください。
「大きな違いは、施術回数と期間です。皮膚科での脱毛は“医療行為”としてレーザー治療ができるので、より強い照射ができますが、エステサロンは医療ではないため照射の力が弱くなる場合があります。そのため、効果が出るまでの期間や回数が変わってきます。しかしその分、エステサロンでは施術箇所が少ないと低価格からサービスを受けられるところが増えてきています。どちらもメリットとデメリットがあるので、お金がかかっても早く脱毛がしたい、期間がかかってもできるだけ安く脱毛したい……など、個人のニーズによって選ぶのが良いかと思います」
皮膚科とエステサロンは、施術回数と期間、そして価格に違いがあるようですね。「かみそりによる除毛」や「市販の脱毛器による脱毛」といった自己処理をしている人も多いみたいですが、高橋さんいわく、「自己処理は、仕方を間違えると大きなケガや傷に繋がったり、汗腺の多いわきはニオイの原因となってしまう場合もあります。一概に良いとは言えませんが、VIOなどのデリケートな部分や顔やわきなどの柔らかいパーツの処理はプロに任せることをおすすめします」とのこと。
冒頭のアンケートから、60%の女性が処理をしている「デリケートゾーン」。どこの箇所をしているのか詳しく聞いてみると、「Vライン」(37%)、「すべて」(29%)、「Iライン」(15%)、「Oライン」(7%)という結果に。処理方法は、「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」(44%)、「かみそりによる除毛」(33%)、「市販の脱毛器による脱毛」(3%)でした。
ここ何年かでデリケートゾーンを処理する女性が増えたように思いますが、デリケートゾーンを処理するメリットは何ですか?
「気温が高くなる春夏は特に、デリケートゾーンにも汗をかきやすくなります。きちんと処理していると蒸れにくく清潔に保てるので、ニオイがたまりにくくなりますね。また、女性の場合は毎月くる生理の時も同様にニオイが軽減できます。毛が擦れたり、汗が残っていたりでかゆくなってしまうこともあるので、処理しておくことをおすすめします」(高橋さん)
このパーツはデリケートな部分だし、IやOになると見えにくいので、専門家にお願いする人が多いみたい。高橋さんが言うように、傷がついたり、黒ずみやニオイの原因になってしまうと大変なので、プロにお任せした方がいいかもしれませんね。
ちなみに、ムダ毛処理をすることによってトラブルになったことがあるのか質問すると、41%の女性が「ある」とのこと。どんなトラブルになったの?
●「かみそり負けをしてヒリヒリした」(23歳)
●「かみそりで肌を切ってしまった」(22歳)
●「埋没毛で肌が荒れる」(30歳)
●「わきのムダ毛処理をかみそりでやっていたときは色素沈着してしまった」(30歳)
●「毛抜きで抜いていたら、皮膚が硬くなったように思う」(28歳)
●「デリケートゾーンを処理したら毛が濃くなった気がする」(30歳)
●「眉を毛抜きで抜いたあと、化膿(かのう)して皮膚科へ行った」(39歳)
●「背中をブラジリアンワックスしたら、毛嚢炎(もうのうえん)になってしまった」(29歳)
かみそり負けをしてしまったとか、毛が埋没してしまったという、自己処理によるトラブルが多かったですが、「脱毛サロンが倒産して契約無効になり、数回しか施術を受けずに契約金全額がパーになった」(28歳)、「回数券を買っていたが、会社が倒産した。残りの回数返して〜」(34歳)、「VIOを光脱毛したが、すぐに生えてきた。時間とお金と痛みに耐えた心を返してほしかった」(32歳)などの、サロンでのトラブルもありました。
最後に、20〜30代の男性に、「女性の体のパーツでムダ毛が気になる箇所を教えてください」と聞きました。
1位:「わき」(66%)
2位:「足(ひざ下・ひざ上)」(37%)
3位:「腕(ひじ下・ひじ上)」(32%)
4位:「口の周り」(31%)
5位:「背中」(27%)
6位:「乳首の周り」(26%)
7位:「デリケートゾーン」(23%)
8位:「顔全体」(22%)
9位:「へその周り」(19%)
10位:「手の甲や指」(18%)
女性にはなかった「背中」や、10位以下の「乳首の周り」や「へその周り」などがランクイン。男性は女性があまり気にしていないような細かいところもしっかりチェックしているようです(涙)。どんなときにムダ毛に気になるかも聞いたところ、「電車や職場で女性のムダ毛が見えたとき」(67%)、「何かの拍子で触れた女性の肌がザラザラしていたとき」(41%)、「エッチしたとき」(51%)でした。女性の皆さん、気が抜けませんよ(笑)。
いよいよ肌の露出が増え、毎日の体のお手入れにもムダ毛処理が加わる季節が到来。ムダ毛処理は、専門家にお願いする人よりも自己処理で済ます人の方が少し多いようですが、自分で行う場合はくれぐれもトラブルを引き起こさないように気を付けてください。わきやデリケートゾーンなど特に体の柔らかい部分はできれば専門家に、もし自己処理をしてトラブルが起きたときはすぐに皮膚科に行きましょう。そして、男性が女性のムダ毛をチェックしているようですね。この夏はツルツルきれいな肌を目指してみる!?(坂田 圭永)
【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「お酒で失敗した経験・女性のムダ毛・お泊まりの時の化粧」について
調査期間:2018/3/1〜3/16
有効回答数:184人(女性)
・女性に関するアンケート 2018/3/6〜3/7実施
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
有効回答数:310人(男性)
【取材協力】
高橋 夏実さん
『ホットペッパービューティー』外部エディター。2014年リクルートライフスタイルに入社して以来、本誌編集部で美容・芸能担当として記事制作全般に携わる。2017年10月に独立し、現在は美容雑誌やファッション・芸能関係のメディアを中心にフリーエディターとして活躍中。Instagram:spacy72.store
ホットペッパービューティー
「わき」のムダ毛処理は97%の女性が経験済み!
まず、20〜30代の女性に「体のどのパーツのムダ毛処理をしていますか」と聞きました。
1位:「わき」(97%)
2位:「ひざ下」(85%)
3位:「ひじ下」(81%)
4位:「口の周り」(66%)
5位:「手の甲や指」(62%)
6位:「ひじ上」(61%)
7位:「デリケートゾーン」(60%)
8位:「ひざ上」(57%)
9位:「眉の周り」(56%)
10位:「足の甲や指」(48%)
11位は「乳首の周り」(46%)、12位は「顔」(42%)、13位は「へその周り」(41%)でした。
「わき」が97%のほぼ全員の女性がやっているという圧倒的な数でダントツ。続いて「ひざ下」と「ひじ下」も目に付きやすいからか、ムダ毛処理をしている人が多いみたい。上位の「わき」「ひざ下」「ひじ下」の処理方法を聞いてみると、
<わき>
1位:「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」(61%)
2位:「かみそりによる除毛」(54%)
3位:「毛抜きによる脱毛」(23%)
<ひざ下>
1位:「かみそりによる除毛」(59%)
2位:「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」(42%)
3位:「市販の脱毛器による脱毛」(4%)
<ひじ下>
1位:「かみそりによる除毛」(56%)
2位:「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」(39%)
3位:「市販の脱毛器による脱毛」(4%)
「わき」の処理方法では1位に、「ひざ下」や「ひじ下」でも2位に入っている「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」。専門家にムダ毛処理をお願いする人も多いようですが、そもそも皮膚科とエステサロンの違いって何なの?国内最大級のヘアサロン、リラク&ビューティサロンの検索・予約サイト『ホットペッパービューティー』の外部エディター・高橋夏実さん教えてください。
「大きな違いは、施術回数と期間です。皮膚科での脱毛は“医療行為”としてレーザー治療ができるので、より強い照射ができますが、エステサロンは医療ではないため照射の力が弱くなる場合があります。そのため、効果が出るまでの期間や回数が変わってきます。しかしその分、エステサロンでは施術箇所が少ないと低価格からサービスを受けられるところが増えてきています。どちらもメリットとデメリットがあるので、お金がかかっても早く脱毛がしたい、期間がかかってもできるだけ安く脱毛したい……など、個人のニーズによって選ぶのが良いかと思います」
皮膚科とエステサロンは、施術回数と期間、そして価格に違いがあるようですね。「かみそりによる除毛」や「市販の脱毛器による脱毛」といった自己処理をしている人も多いみたいですが、高橋さんいわく、「自己処理は、仕方を間違えると大きなケガや傷に繋がったり、汗腺の多いわきはニオイの原因となってしまう場合もあります。一概に良いとは言えませんが、VIOなどのデリケートな部分や顔やわきなどの柔らかいパーツの処理はプロに任せることをおすすめします」とのこと。
デリケートゾーンのムダ毛処理は蒸れやニオイの減少に繋がる!
冒頭のアンケートから、60%の女性が処理をしている「デリケートゾーン」。どこの箇所をしているのか詳しく聞いてみると、「Vライン」(37%)、「すべて」(29%)、「Iライン」(15%)、「Oライン」(7%)という結果に。処理方法は、「皮膚科やエステサロンなどの永久脱毛」(44%)、「かみそりによる除毛」(33%)、「市販の脱毛器による脱毛」(3%)でした。
ここ何年かでデリケートゾーンを処理する女性が増えたように思いますが、デリケートゾーンを処理するメリットは何ですか?
「気温が高くなる春夏は特に、デリケートゾーンにも汗をかきやすくなります。きちんと処理していると蒸れにくく清潔に保てるので、ニオイがたまりにくくなりますね。また、女性の場合は毎月くる生理の時も同様にニオイが軽減できます。毛が擦れたり、汗が残っていたりでかゆくなってしまうこともあるので、処理しておくことをおすすめします」(高橋さん)
このパーツはデリケートな部分だし、IやOになると見えにくいので、専門家にお願いする人が多いみたい。高橋さんが言うように、傷がついたり、黒ずみやニオイの原因になってしまうと大変なので、プロにお任せした方がいいかもしれませんね。
ちなみに、ムダ毛処理をすることによってトラブルになったことがあるのか質問すると、41%の女性が「ある」とのこと。どんなトラブルになったの?
●「かみそり負けをしてヒリヒリした」(23歳)
●「かみそりで肌を切ってしまった」(22歳)
●「埋没毛で肌が荒れる」(30歳)
●「わきのムダ毛処理をかみそりでやっていたときは色素沈着してしまった」(30歳)
●「毛抜きで抜いていたら、皮膚が硬くなったように思う」(28歳)
●「デリケートゾーンを処理したら毛が濃くなった気がする」(30歳)
●「眉を毛抜きで抜いたあと、化膿(かのう)して皮膚科へ行った」(39歳)
●「背中をブラジリアンワックスしたら、毛嚢炎(もうのうえん)になってしまった」(29歳)
かみそり負けをしてしまったとか、毛が埋没してしまったという、自己処理によるトラブルが多かったですが、「脱毛サロンが倒産して契約無効になり、数回しか施術を受けずに契約金全額がパーになった」(28歳)、「回数券を買っていたが、会社が倒産した。残りの回数返して〜」(34歳)、「VIOを光脱毛したが、すぐに生えてきた。時間とお金と痛みに耐えた心を返してほしかった」(32歳)などの、サロンでのトラブルもありました。
男性に聞いた気になる女性のムダ毛には意外なところが!
最後に、20〜30代の男性に、「女性の体のパーツでムダ毛が気になる箇所を教えてください」と聞きました。
1位:「わき」(66%)
2位:「足(ひざ下・ひざ上)」(37%)
3位:「腕(ひじ下・ひじ上)」(32%)
4位:「口の周り」(31%)
5位:「背中」(27%)
6位:「乳首の周り」(26%)
7位:「デリケートゾーン」(23%)
8位:「顔全体」(22%)
9位:「へその周り」(19%)
10位:「手の甲や指」(18%)
女性にはなかった「背中」や、10位以下の「乳首の周り」や「へその周り」などがランクイン。男性は女性があまり気にしていないような細かいところもしっかりチェックしているようです(涙)。どんなときにムダ毛に気になるかも聞いたところ、「電車や職場で女性のムダ毛が見えたとき」(67%)、「何かの拍子で触れた女性の肌がザラザラしていたとき」(41%)、「エッチしたとき」(51%)でした。女性の皆さん、気が抜けませんよ(笑)。
いよいよ肌の露出が増え、毎日の体のお手入れにもムダ毛処理が加わる季節が到来。ムダ毛処理は、専門家にお願いする人よりも自己処理で済ます人の方が少し多いようですが、自分で行う場合はくれぐれもトラブルを引き起こさないように気を付けてください。わきやデリケートゾーンなど特に体の柔らかい部分はできれば専門家に、もし自己処理をしてトラブルが起きたときはすぐに皮膚科に行きましょう。そして、男性が女性のムダ毛をチェックしているようですね。この夏はツルツルきれいな肌を目指してみる!?(坂田 圭永)
【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「お酒で失敗した経験・女性のムダ毛・お泊まりの時の化粧」について
調査期間:2018/3/1〜3/16
有効回答数:184人(女性)
・女性に関するアンケート 2018/3/6〜3/7実施
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
有効回答数:310人(男性)
【取材協力】
高橋 夏実さん
『ホットペッパービューティー』外部エディター。2014年リクルートライフスタイルに入社して以来、本誌編集部で美容・芸能担当として記事制作全般に携わる。2017年10月に独立し、現在は美容雑誌やファッション・芸能関係のメディアを中心にフリーエディターとして活躍中。Instagram:spacy72.store
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