披露宴は招待客に楽しんでもらいたいな

“おもてなし”感UP?結婚式のこだわりポイント

2018/3/20 11:00

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ」※によると、昔に比べ、挙式はセレモニー感が高くなり、披露宴は空間づくりにこだわりが強くなったと、傾向が変化している模様。
確かに結婚式にも流行はありそうだけど…。具体的にどう変化しているのでしょうか。

挙式にも自分らしさを演出する人が多い!



20~30代の女性アンケートで「結婚式を挙げた」「結婚式はこれから挙げる予定」と答えた女性に、挙式と披露宴のこだわりのポイントを聞いてみました。まずは「挙式」のこだわりポイントです。

●「和にこだわって鶴などで統一した」(30歳)

●「ロングトレーンのドレスにして後ろ姿が映えるようにした」(28歳)
●「入場前にチャペルで幼少期から現在までのプロフィール映像を流してから登場したこと」(33歳)
●「めいっ子にリングガールをしてもらった。式が和やかになりました」(29歳)

●「フラワーシャワーの時に花びらと一緒にシャボンファンタジーというシャボン玉を飛ばしてもらった」(33歳)
●「誓いのキスは彼にひざまずいてもらい手にキス!ふたりの横顔が見えるので写真映えも良く、『珍しい!』と友人からも好評でした」(31歳)
●「式場のプラネタリウム演出を絶対やりたかったこと」(29歳)

●「入場曲も退場曲も“ラルク アン シエル”に。退場間際に、ラルクのライブ終わりばりに白い羽根を降らしてもらった」(32歳)
●「ふたりとも海が好きなので、ロビーはサーフボードやマリンテイストの装飾に統一。ブーケもブルー系にして、式のバージンロードを水色の花びらで埋め尽くして歩いたところ。キレイと評判が良かった」(30歳)
●「まだ具体的なことは考えてないが、オーケストラサークルで知り合ったので、クラシックなど音楽にはこだわりたい」(27歳)

ウエディングドレスを見栄えのするものにしたり、会場や演出をあっと驚くことをしたり、好きなものを盛り込んで自分らしさを演出した人たちもいました。

披露宴はゲスト目線の内容が多数!



続いて、披露宴・パーティはどうでしょうか。披露宴やパーティは、結婚したことを知人にお披露目するためのもの。参加してくれたゲストと料理を食べたり、お酒を飲んだりして楽しむことが目的とされていますが、最近の傾向を見てましょう。

●「お色直し後の再入場は愛車で」(26歳)
●「好きなキャラクター(ムーミン)を取り入れたこと」(29歳)
●「今までに自分が参加したことがない式にしたかったので、プロジェクションマッピングをした。再入場の時にスモークをたいて入場した」(33歳)
●「ウエディングケーキカットをやめて、その代わりにせっけんでできた大きなソープケーキをカットしました。帰りのプチギフトとして配ったところ、初めてだと好評でした」(30歳)
●「両親が結婚式をしていなかったので、サプライズでケーキを用意して招待客みんなの前でケーキカットをしてもらった」(33歳)
●「出席者と一緒に餅つきをした」(30歳)
●「シンデレラが好きなので、シンデレラ城やカボチャの馬車、ガラスの靴を利用した。キャンドルサービスの炎をシンデレラ城に点火すると、ライトアップされ、キレイで盛り上がった」(28歳)
●「オリジナルドリンクを作ったこと」(28歳)

好きなものを会場や演出に盛り込んだり、驚くような演出をしたり…、やはり披露宴やパーティはゲストに楽しんでもらえるような、ゲスト目線の内容が多かったです。

また、何かをするというよりは、「アットホームな雰囲気にしたくて、内容は詰め込み過ぎずに歓談時間を長めにして、来てくれた方たちとの時間を楽しんだ」(33歳)、「なるべくゲストと触れ合いたかったので、お色直し後はキャンドルサービスなどはやめ、卓上を回ってゲストと写真撮影にしました」(29歳)、「料理と空間! 来てくれた人全員を近く感じられる雰囲気に。ファーストバイトはやめてその代わりケーキを一人一人に手渡しにした!」(25歳)などの、ゲストとの時間を大切にしたというものもありました。

最後に「結婚式は挙げなかった・挙げる予定もない」人に、「結婚式を挙げない代わりに、結婚をするにあたって何かこだわった点はありますか?」と聞いてみました。

「写真館でウエディングフォトを撮り、親戚で集まって食事会をした」(32歳)や、「写真を撮ること。普段付き合いのある親戚へあいさつ回り。新婚旅行に力を注ぐ」(35歳)の写真だけで親族との食事やあいさつで済ませたという人もいれば、「将来の貯蓄に充てた」(37歳)や、「家を早く購入したい」(26歳)などの貯金や家を購入するためのお金に回したという人もいました。

今回のアンケート結果を見ると、挙式も披露宴も自分らしさを演出するという人が多いことがわかりました。また、ゲストに楽しんでもらえる演出にしたり、ゲストと時間を多く共有できる内容にするといったものもあり、おもてなしの心を形にしたような内容が多く見られました。自分らしさの雰囲気を出しながら、招待客にも目を向けた内容により変化しているということでしょうか。これから結婚式をあげる人は、ぜひ参考にしてみてください♪(坂田圭永)

※出典リクルート ブライダル総研「ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ」

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2017/12/22〜2018/1/12
有効回答数:190人(女性)

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