黒色のドレスは避けるのがおすすめ

結婚式の二次会の服装のマナーとは?

2017/4/28 11:00

華やかだけど、披露宴ほどフォーマルではない結婚式の二次会。できればおしゃれをしつつ、マナーを守った服装で出席したいと思いますよね。

そこで、出席する際の服装マナーについて「All About」冠婚葬祭ガイドの中山みゆきさんにお聞きしました!

ドレスは会場の雰囲気に合わせて選ぶのが◎



まず一番悩むのがどんな服装で行くのか?着る服の素材やデザインで気を付けるべきことにはどんなことがあるのでしょうか?

「二次会の会場によってドレスコードは変わってきますが、どんな場所でもまず押さえるべきポイントは“花嫁の色”である白を避けること。薄いベージュやアイボリーもカメラのフラッシュなどで白く写るので気を付けましょう。ブルーやピンク、イエロー、グリーンなどのパステルカラーを選ぶのがおすすめです」

さらに教えてもらった会場別の気を付けるべきポイントは以下の通り。

●式場やホテルなど格式ある会場の場合

上品なフォーマルスタイルで。パーティ感のあるドレスやワンピース、振り袖や訪問着でもOK。ワンピースの上に羽織るジャケットを用意するなど、二次会であっても肩を出さない、膝下丈を選ぶなど、肌を露出し過ぎないようにしましょう。

●レストランなど少しカジュアルな会場の場合

ワンピースに羽織りものスタイルがおすすめ。羽織るものはシフォンやレースを使った透け感のある素材のボレロなどを合わせるとおしゃれ。キラキラした小物を取り入れて少し派手なコーディネートにするのもステキです。

やりがちだけど気を付けたいNG事項



また、意外とやっている人が多いけど、実はNGなので気を付けたいというポイントも押さえておきましょう。

「コーディネートによってはお葬式のような雰囲気になってしまう黒はなるべく避けるのがいいですね。黒真珠や黒ストッキングもNGです。柄物や網タイツもはかないようにして。肌を露出し過ぎないようにショールや羽織りものの用意を。生花の髪飾りは花嫁だけのものなので着けないように。夏でも素足ではなく必ずストッキングをはきましょう。チャイナドレスやアオザイなどの民族衣裳もNGです」

また、おしゃれな印象のバイカラーのワンピースも着る際は注意が必要とのとこ。

「ツートンカラーは“色分かれ→別れ”を連想させるので、カジュアルな二次会であればOKですがそうでない場合は避けるのがおすすめです」

ドレスコードが「平服」となっていても、平服=普段着ではないことを心得ておくのが大事。カジュアルな会場でもきれいめなお出掛けスタイルを心掛け、ジーンズは絶対にはいていかないようにしましょう!

ヘアやバッグ、アクセサリーまで気を抜かないで!



さらに服装だけでなく、ヘアや小物類でも気を付けるべきことが。

「髪はまとめる、毛先を軽く巻くなどして、すっきりと上品に!を心掛けて。ヘアの盛り過ぎは注意しましょう。髪にラメをちりばめると華やかですが、狭い会場では近くの人に付いたりすることもあるので、ほどほどに。アクセサリーは、上品なパールがおすすめです。二次会の場合はボリュームのあるパールビーズやガラスパーツなどを使ったネックレス、ブレスレット、イヤリングなどで華やかにするのもいいですね」

またバッグに関して特に注意したいのが、サブバッグについて。

「会場でよく見かけるブランドの紙袋はNGです。これははっきり言ってマナー違反なのでやめましょう。できればサブバッグもパーティーバッグに合わせて光沢があり、華やかに見えるものを。パステルカラーやキラッと光るビジューが付いたものなどがおすすめです」

せっかくの華やかな場を台無しにしないように、おしゃれを意識しつつ、大人としてしっかりマナーを押さえた装いで出席したいですね。(石橋夏江/verb)


【取材協力】
中山みゆきさん
「All About」冠婚葬祭ガイド。結婚式・披露宴のマナーから、さまざまなお祝い事、葬儀・葬式のマナーまで、大人として知っておきたい冠婚葬祭に関する知識を基に、アドバイス活動を行っている。「マナーの基本は相手への思いやり」がモットー。

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