人の話を聞かない女性が、男性ウケしない理由
2016/3/18 11:00
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合コンや飲み会などで男女の会話を見ていると、会話に応えるのかと思いきや、まったく関係ない自分の話をしたり、そもそも人の話を聞いていない女性って多いと感じます。
話が飛びまくっていても女性は別に気にしていないけど、男性はどうなんでしょうか。
セキララ★ゼクシィの調査によれば、20〜30代男性の33%が「不快に感じたことがある」のだとか。やっぱりムカつく人もいますよね(苦笑)。相手の話を自分の話題に切り替えたり、話を聞いていない女性に不快感を感じたことがあるという男性に、具体的なエピソードを聞いたところ、大きく4つの傾向がありました。
<パターン1:人の話を聞かない>
●「質問されて回答したのに聞いてない」(25歳)
●「自分の話を聞かないと機嫌が悪くなるのに、人の話はあまり聞かない」(27歳)
●「前に伝えたことを全く覚えていない(話を聞いていなかった)ことがある」(29歳)
まず多かったのは、人の話を聞いていないという指摘。思い当たる…という人も多いのでは?
<パターン2:自分の話しかしない>
●「相談に乗ってるのに、自分のいい方向に話を持っていこうとする」(25歳)
●「すぐに自分の話にすり替えて理解しようとする」(26歳)
●「自分の自慢話しかしない女性がいた」(26歳)
一番多かったのがこれ!相手の男性が不快になるのも仕方ないかも…。
<パターン3:話を途中で遮られる>
●「こちらが全体のプロローグ部分しか話していないのに、息継ぎした瞬間、女性は違う話を持ち出してくる。このあといつ俺の話すんだよ」(25歳)
●「自分の話には続きがあり、オチまであるのに、途中で話題を切り替えられた」(38歳)
●「重要な仕事の話をしているのに、事あるごとに脱線する」(35歳)
話を聞いてくれない上に、話題を変えられるとか悲し過ぎる!
<パターン4:話に反応してくれない>
●「あからさまに話に興味ない相づちをしている」(24歳)
●「こちらが話をしているのに、違うことをしている」(24歳)
●「相談事を持ちかけられて答えても、反応がイマイチでいらつく」(35歳)
話を自分の話に切り替えられた揚げ句、何を言いたいのか男性には伝わっていない模様…。
なぜ女性はこんなにも人の話を聞かないものなのか、作家・心理カウンセラーの五百田達成(いおた たつなり)さんに聞いてみました!
「男性は『論理』で話しますが、女性は『気持ち』で話します。男性は論理的に考えて、納得できたときに『なるほど』と相づちを打ちますが、女性は感覚で会話するので、『わかる〜』と共感を伝える言葉で相づちを入れます。また、男性はゴールが明確な話を好むので、オチのない会話を嫌います。でも女性は気持ちで話すから気にしない。男性が一生懸命筋道立てて話そうとしても、途中で結論が見えたら最後まで聞いていません。それどころか頭の中は別のことを次々と考えています。だから話にオチがないどころか、話も飛びがちです。このように、男女はお互いの話法が全く違うことを理解することが必要です」
では、男性を不快にさせない会話のコツはありますか?
「女性が男性に相談するとき、アドバイスは聞いていないことが多いですよね。また、結論のない自分の話を延々とするので、オチがないことも多い。男性はそこにイライラするのですが、実はそのことをちゃんと予告してあげるだけで大分違います。例えば、『今からオチのない話をするんだけど』『話は変わるけど』『話を聞いてくれるだけでいいんだけど』と前置きしてくれれば、男性は『ああ、今からそういう話をするのか』と納得してくれます」
なんと!それだけでも、相手のいらつきは防げるんですね。ついつい自分の話ばかりしてしまう女性の皆さん、次の合コンや飲み会のときは、試してみてくださいね!(宮 みゆき)
【取材協力】
五百田達成(いおた たつなり)さん
作家・心理カウンセラー。「コミュニケーション心理」「社会変化と男女関係」「SNSと人づきあい」「ことばと伝え方」をテーマに執筆・講演。著書に『察しない男 説明しない女』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)シリーズ他、著書多数。
五百田達成さん公式サイト http://www.iotatatsunari.com/
【データ出典】
女性についてのアンケート 2015/12/17〜12/19実施
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
話が飛びまくっていても女性は別に気にしていないけど、男性はどうなんでしょうか。
男性の3割は、話を聞かない女性に不快感
セキララ★ゼクシィの調査によれば、20〜30代男性の33%が「不快に感じたことがある」のだとか。やっぱりムカつく人もいますよね(苦笑)。相手の話を自分の話題に切り替えたり、話を聞いていない女性に不快感を感じたことがあるという男性に、具体的なエピソードを聞いたところ、大きく4つの傾向がありました。
<パターン1:人の話を聞かない>
●「質問されて回答したのに聞いてない」(25歳)
●「自分の話を聞かないと機嫌が悪くなるのに、人の話はあまり聞かない」(27歳)
●「前に伝えたことを全く覚えていない(話を聞いていなかった)ことがある」(29歳)
まず多かったのは、人の話を聞いていないという指摘。思い当たる…という人も多いのでは?
<パターン2:自分の話しかしない>
●「相談に乗ってるのに、自分のいい方向に話を持っていこうとする」(25歳)
●「すぐに自分の話にすり替えて理解しようとする」(26歳)
●「自分の自慢話しかしない女性がいた」(26歳)
一番多かったのがこれ!相手の男性が不快になるのも仕方ないかも…。
<パターン3:話を途中で遮られる>
●「こちらが全体のプロローグ部分しか話していないのに、息継ぎした瞬間、女性は違う話を持ち出してくる。このあといつ俺の話すんだよ」(25歳)
●「自分の話には続きがあり、オチまであるのに、途中で話題を切り替えられた」(38歳)
●「重要な仕事の話をしているのに、事あるごとに脱線する」(35歳)
話を聞いてくれない上に、話題を変えられるとか悲し過ぎる!
<パターン4:話に反応してくれない>
●「あからさまに話に興味ない相づちをしている」(24歳)
●「こちらが話をしているのに、違うことをしている」(24歳)
●「相談事を持ちかけられて答えても、反応がイマイチでいらつく」(35歳)
話を自分の話に切り替えられた揚げ句、何を言いたいのか男性には伝わっていない模様…。
男性は論理で話すが、女性は気持ちで話す
なぜ女性はこんなにも人の話を聞かないものなのか、作家・心理カウンセラーの五百田達成(いおた たつなり)さんに聞いてみました!
「男性は『論理』で話しますが、女性は『気持ち』で話します。男性は論理的に考えて、納得できたときに『なるほど』と相づちを打ちますが、女性は感覚で会話するので、『わかる〜』と共感を伝える言葉で相づちを入れます。また、男性はゴールが明確な話を好むので、オチのない会話を嫌います。でも女性は気持ちで話すから気にしない。男性が一生懸命筋道立てて話そうとしても、途中で結論が見えたら最後まで聞いていません。それどころか頭の中は別のことを次々と考えています。だから話にオチがないどころか、話も飛びがちです。このように、男女はお互いの話法が全く違うことを理解することが必要です」
では、男性を不快にさせない会話のコツはありますか?
「女性が男性に相談するとき、アドバイスは聞いていないことが多いですよね。また、結論のない自分の話を延々とするので、オチがないことも多い。男性はそこにイライラするのですが、実はそのことをちゃんと予告してあげるだけで大分違います。例えば、『今からオチのない話をするんだけど』『話は変わるけど』『話を聞いてくれるだけでいいんだけど』と前置きしてくれれば、男性は『ああ、今からそういう話をするのか』と納得してくれます」
なんと!それだけでも、相手のいらつきは防げるんですね。ついつい自分の話ばかりしてしまう女性の皆さん、次の合コンや飲み会のときは、試してみてくださいね!(宮 みゆき)
【取材協力】
五百田達成(いおた たつなり)さん
作家・心理カウンセラー。「コミュニケーション心理」「社会変化と男女関係」「SNSと人づきあい」「ことばと伝え方」をテーマに執筆・講演。著書に『察しない男 説明しない女』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)シリーズ他、著書多数。
五百田達成さん公式サイト http://www.iotatatsunari.com/
【データ出典】
女性についてのアンケート 2015/12/17〜12/19実施
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)