些細なことで怖い顔になったら…!?

些細なことで激怒する彼!その理由は?

2012/5/11 11:00

男子と女子の“怒りのポイント”って、すこーしズレているなって感じることありませんか?

というのも、以前、彼の家に遊びに行ったとき、本棚に女の子向けのマンガが置いてあるのを見て、「こんなの読むんだー」と何の気なしに言ったところ、「何を読もうと、オレの自由だろ!?」と、いきなり怒りだしてビックリしたことがあるのです。私としては批判したつもりはなく、親近感すら覚えたのに…。私の友人も、いつもカジュアルな彼が、珍しくデートにジャケットを羽織ってきたので、「どうしたのー!?どういう心境の変化??」と聞いたら、「うるせーな!俺だってたまにはきれいな格好ぐらいするよ!」と逆ギレされたことがあるとか。

私や友人からしてみれば、「そんなに怒ること?」と「???」な出来事でしたが、こんな摩訶不思議なこと、女の子なら誰しも経験ありなの?ということで、20〜30代の女性にアンケート!「『こんな些細なことで?』という内容で男子に激怒されたことはある?」と聞いてみたところ、「ある」と答えた人は45%。おお!結構いますね〜。どんな些細なことで激怒されたの?

●「彼に似ている芸能人を言ったら激怒。女々しいタレントだったのでいやだったみたい。似てるのに」(28歳)
●「浮気を疑ったときに、カマをかけるような質問をしたら激怒されました」(35歳)
●「TVを見ていて『嵐ってかっこいい』と言ったら、どうせ僕はイケメンじゃないよ、イケメンと付き合えば?と言われました」(26歳)
●「お子ちゃまだなぁ、と彼に言ったら、『違うし』と本気で気分を害した声。そのままムッスリして黙り込んでしまった」(34歳)
●「彼からもらったプレゼントに対して『お弁当袋みたいなカバンだね』と言ったら、『返品する!』と怒ってしまった」(31歳)

う〜ん、ムッとする理由も分からなくはないけど、確かにどれも「激怒するまでのことかなあ…」と思ってしまいますね。でも、そもそも、“男子の怒りポイント”ってどこなのでしょう?マリッジカウンセラーで男性心理に詳しい久野こうじさん、教えてください!

「男性が気分を害したり、思わず激怒するのは、プライドを傷つけられたとき。女性の言動から、『バカにされた』、『下に見られた』と感じたとき、男性は怒りの感情を覚えます。ただ、これは女性との関係性によって変わります。彼が彼女のことを好きで好きで、追いかけているときや、互いの関係性が対等なときは、些細なことでそうそう怒ったりはしませんが、彼女との関係がなぁなぁになり、対等でなくなった場合はキレやすくなります。最近、彼が些細なことで怒るようになった…という場合は、ふたりの関係性を見直した方がいいでしょう」

なんと!単に彼を怒らせるツボをたまたま刺激してしまったわけではなく、もっと根深い問題かもしれない…ということですか!?では、彼が些細なことで怒るようになったら、どんなことに気を付ければいいのでしょう?

「これは男女両方に言えることですが、お付き合いが長くなり、ふたりの関係性が出来上がると、感謝の心を忘れ、つい相手を見下しがちになります。彼が些細なことでキレだし、ふたりの関係性のバランスが崩れているなと感じたら、彼の夢や目標、やりたいことを応援する、彼の意見を尊重し肯定してあげる…などの行動を取るよう心掛けましょう。男性は、基本的には女性よりも精神的には子ども。自分のことを応援してくれればうれしいし、特別な存在として大切に思うようになり、些細なことで怒らなくなるはずです。くれぐれも、理不尽な理由で彼が些細なことで怒ったとき、ビクビクして謝ったり、こびるようなことは言わないこと。彼に対して下手に出てしまうと、彼はますます彼女のことを下に見て、さらに些細なことでキレやすくなるという悪循環に陥ってしまうので、その場は冷静に受け止めておきましょう」

なるほど〜!怒られると、つい萎縮して下手に出てしまったり、逆にケンカを吹っ掛けてしまいそうになるけれど、こちらが大人の対応をすることが事態を収拾させる近道だったのですね。大好きな彼と長くお付き合いするためにも、彼の怒りのバロメーターは普段からチェックしておきたいところですね!(山崎 はるな)

【取材協力】
久野こうじさん
女性が幸せな結婚を手に入れるためのセミナー「恋愛ライフデザインセミナー」を毎月開催。NPO法人「日本ライフデザインカウンセラー協会」公認マリッジカウンセラー。恋愛や結婚に関するコラムやカウンセリングなども手掛ける。著書に『縁結び〜恋愛宝地図ノート』、『二人ならもっと幸せ』(共にポプラ社)など。

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「新居や彼を激怒させた些細なことについて」
調査期間/2012/3/21〜3/28
有効回答数/116人(女性)

編集部からのおすすめ記事

新着記事

カテゴリ

ゼクシィで探す