話が長い男と同席!どうすればいい?
2011/8/3 10:30
皆さんの周りにいる男性で、仕事や趣味の話を延々としちゃう人っていませんか?私の周りには、一人います!先日も男女5〜6人の友人で飲みに行った時にいい具合に酔っ払って、延々と話し続けてました(苦笑)。彼はIT企業に勤めているのですが、仕事の話の内容が専門的過ぎてさっぱり…。ほとんどの友人が同じように感じていたらしく、「全然分かんな〜い」とか「もう、その話いいよっ!」などと突っ込んでいました。
彼のように友だち同士だったら、容赦なく途中で話を遮ったり、突っ込んだりすることもできますが、相手が上司や取引先の人だったり、ちょっと気になる男性だった場合は、同じようにはできないですよね…。できれば相手に嫌な印象を与えずに何とかしたいところ!
そこで、マナーコーチの井垣利英さんに“話の長い男”の上手な対処法について伺ったところ、「まず、コミュニケーションの基本として多くの人が“話を聞いてもらいたい”と思っていることを覚えておきましょう。人は“相手が話す時間:自分が話す時間=7:3”となる時、その相手に好意を持ってもらいやすくなると言われているんですよ」とのこと。でも、話が長い人だと知っているのに、どうしたら聞く態勢になれますか?
「まず“相手の話を興味を持って聞いてみる!”ことを心がけましょう。よく普段の印象や周りの話から『あの人は話が難しい人だ』『◯◯さんはおもしろい話ができない』と決め付けて、全く話を聞かずに完全にシャットアウトしてしまう人がいますが、それではダメ!話を聞いていないことは相手や周囲の人にも気づかれていますよ。さらに言えば、そのうち、あなたが周囲から“話を聞かない女”というレッテルを貼られてしまうことも…。なので、先入観にとらわれないことが大切です。それに、きちんと聞いてみたら、勉強になったり、役立つ情報が含まれているかもしれませんよ」
確かに、愛想よく相槌を打っている子でも「この子、話聞いてないな〜」ってバレバレな人っていますよね(苦笑)。
とりあえず、きちんと相手の話を聞いてみることが大事だということは分かりましたが、聞いてみてどうしても我慢できない時はどうすれば…?
「多くの場合、苦痛に感じる原因は“話している時間の長さ”ではなく“内容”にあります。“話が長い男”と言われてしまう人は、面白く話を展開できなかったり、要点をまとめることが苦手なので、とりとめもなくダラダラ話してしまいがち…。その場合は『えっ、それってどういうことですか?』『そこのところ、もう少し詳しく聞きたいです』など、その人がうまく話せるように誘導してあげればいいんです。すると、自分もただ我慢するだけのムダな時間を過ごさなくて済みますし、相手にも『この子は話しやすいな』という印象を与え、あなたの株も上がりますよ」
なるほど〜、ムダな時間にならないためにも、自分が“聞き上手”になってあげることが大切なんですね。確かに「伝えたいことがあるけど、うまく話せない」というパターンの場合は協力してあげたいという気持ちにもなれます!でも、延々と自慢話や愚痴、誰かの悪口を話し続ける人の場合はやっぱりムリ!どうにか早く話を終わらせるいい方法ってありませんか?
「そういう類の話は、ある程度聞いたところでサッと別の話題に切り替えてしまいましょう。ある程度聞くと言っても、人の悪口に同調するのはNG!昔から“因果応報”というように、たとえ人の話に乗ってつい口にしてしまった悪口だとしても必ず自分に悪い事が返ってくるものですから、気をつけて!話の切り替えのタイミングとしては、“料理やドリンクを注文する、もしくは運ばれてきた時”、“誰かがトイレに立ったり、戻ってきた時”、“遅れてきた人が合流した時”などがオススメです。このようなタイミングでは、みんなの注目が料理や別の人に集まります。そこですかさず『そういえば、このお魚って…』『◯◯さん、待ってましたよ〜』などと言って、別の話題を振ればいいんです。周りの人も退屈しているはずですから、自然な流れで話題を切り替えることができるでしょう」
確かに、これなら悪い印象を与えず上手に話題をすり替えられそう!ちなみに、ちょっと気になる男性が話の長いタイプだった場合、さり気なく「話が長いんだけど…」ということを伝えられたらいいな〜と思うのですが…。
「その場合は、『これ、すごく面白かったから』と話し方やコミュニケーションに関する本をプレゼントしたり、『実は友だちのカレの話がね…』と別の人のエピソードとして話してみると効果的!これなら、直接指摘することなく自然に意識してもらえるはずです」
お〜!気になる彼ならなおさらですが、上司や取引先の人であっても、使えそうですね。
せっかく知り合ったのなら、飲み会なり、仕事の話をする席なり、お互い気持ちよく、会話を楽しみたいもの。そのためにも、「話が長い」、「面白くない」と相手のせいにするだけでなく、自分が相手の話を面白く聞く姿勢も必要ってことですね。時には聞き上手になれるよう、冒頭の話が長い友人を相手に、私も練習してみたいと思います!(石橋 夏江/verb)
【取材協力】
井垣利英さん
(株)シェリロゼ代表取締役、マナーコーチ。マナー、話し方、プラス発想、メイクなどで自分を磨く“ブラッシュアップ講座”や社員研修を開催。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ドケチな男性や都合のいい女について」
調査期間/2011/6/30〜7/4
有効回答数/238人(女性)
彼のように友だち同士だったら、容赦なく途中で話を遮ったり、突っ込んだりすることもできますが、相手が上司や取引先の人だったり、ちょっと気になる男性だった場合は、同じようにはできないですよね…。できれば相手に嫌な印象を与えずに何とかしたいところ!
そこで、マナーコーチの井垣利英さんに“話の長い男”の上手な対処法について伺ったところ、「まず、コミュニケーションの基本として多くの人が“話を聞いてもらいたい”と思っていることを覚えておきましょう。人は“相手が話す時間:自分が話す時間=7:3”となる時、その相手に好意を持ってもらいやすくなると言われているんですよ」とのこと。でも、話が長い人だと知っているのに、どうしたら聞く態勢になれますか?
「まず“相手の話を興味を持って聞いてみる!”ことを心がけましょう。よく普段の印象や周りの話から『あの人は話が難しい人だ』『◯◯さんはおもしろい話ができない』と決め付けて、全く話を聞かずに完全にシャットアウトしてしまう人がいますが、それではダメ!話を聞いていないことは相手や周囲の人にも気づかれていますよ。さらに言えば、そのうち、あなたが周囲から“話を聞かない女”というレッテルを貼られてしまうことも…。なので、先入観にとらわれないことが大切です。それに、きちんと聞いてみたら、勉強になったり、役立つ情報が含まれているかもしれませんよ」
確かに、愛想よく相槌を打っている子でも「この子、話聞いてないな〜」ってバレバレな人っていますよね(苦笑)。
とりあえず、きちんと相手の話を聞いてみることが大事だということは分かりましたが、聞いてみてどうしても我慢できない時はどうすれば…?
「多くの場合、苦痛に感じる原因は“話している時間の長さ”ではなく“内容”にあります。“話が長い男”と言われてしまう人は、面白く話を展開できなかったり、要点をまとめることが苦手なので、とりとめもなくダラダラ話してしまいがち…。その場合は『えっ、それってどういうことですか?』『そこのところ、もう少し詳しく聞きたいです』など、その人がうまく話せるように誘導してあげればいいんです。すると、自分もただ我慢するだけのムダな時間を過ごさなくて済みますし、相手にも『この子は話しやすいな』という印象を与え、あなたの株も上がりますよ」
なるほど〜、ムダな時間にならないためにも、自分が“聞き上手”になってあげることが大切なんですね。確かに「伝えたいことがあるけど、うまく話せない」というパターンの場合は協力してあげたいという気持ちにもなれます!でも、延々と自慢話や愚痴、誰かの悪口を話し続ける人の場合はやっぱりムリ!どうにか早く話を終わらせるいい方法ってありませんか?
「そういう類の話は、ある程度聞いたところでサッと別の話題に切り替えてしまいましょう。ある程度聞くと言っても、人の悪口に同調するのはNG!昔から“因果応報”というように、たとえ人の話に乗ってつい口にしてしまった悪口だとしても必ず自分に悪い事が返ってくるものですから、気をつけて!話の切り替えのタイミングとしては、“料理やドリンクを注文する、もしくは運ばれてきた時”、“誰かがトイレに立ったり、戻ってきた時”、“遅れてきた人が合流した時”などがオススメです。このようなタイミングでは、みんなの注目が料理や別の人に集まります。そこですかさず『そういえば、このお魚って…』『◯◯さん、待ってましたよ〜』などと言って、別の話題を振ればいいんです。周りの人も退屈しているはずですから、自然な流れで話題を切り替えることができるでしょう」
確かに、これなら悪い印象を与えず上手に話題をすり替えられそう!ちなみに、ちょっと気になる男性が話の長いタイプだった場合、さり気なく「話が長いんだけど…」ということを伝えられたらいいな〜と思うのですが…。
「その場合は、『これ、すごく面白かったから』と話し方やコミュニケーションに関する本をプレゼントしたり、『実は友だちのカレの話がね…』と別の人のエピソードとして話してみると効果的!これなら、直接指摘することなく自然に意識してもらえるはずです」
お〜!気になる彼ならなおさらですが、上司や取引先の人であっても、使えそうですね。
せっかく知り合ったのなら、飲み会なり、仕事の話をする席なり、お互い気持ちよく、会話を楽しみたいもの。そのためにも、「話が長い」、「面白くない」と相手のせいにするだけでなく、自分が相手の話を面白く聞く姿勢も必要ってことですね。時には聞き上手になれるよう、冒頭の話が長い友人を相手に、私も練習してみたいと思います!(石橋 夏江/verb)
【取材協力】
井垣利英さん
(株)シェリロゼ代表取締役、マナーコーチ。マナー、話し方、プラス発想、メイクなどで自分を磨く“ブラッシュアップ講座”や社員研修を開催。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ドケチな男性や都合のいい女について」
調査期間/2011/6/30〜7/4
有効回答数/238人(女性)