好きな人とうまく話せない! 緊張せず会話を楽しむための対処法
2011/1/17 11:00
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友だちとは何時間でも話していられるほどおしゃべりなのに、好きな男性を前にすると、途端にうまく話せなくなってしまう…こんな悩みを抱えている女性っていますよね。その一方で、好きな人と話していることを周囲にはまるで感じさせず、ほかの人と話す時となんら変わらない自然体な感じで好きな男性と会話できる女性もいます。この“好きな人とうまく話せない女性”と“好きな人とでも自然体で話せる女性”の違いって、一体何なのでしょう!?
まずは好きな男性とうまく話せなくなってしまう女性が、どれくらいいるのかを調査!20〜30代の女性にアンケートを実施したところ、60%の女性から「好きな人と話す時、うまく話せなくなってしまった経験がある」との回答が。どうしてそんな状態になってしまったの?
●「もっと彼と話したい。どうにかして会話を続けないと…」という気持ちが先行して、自分ばかりしゃべってしまった。うるさいヤツだと思われたに違いない(24歳)
●「好き」という気持ちが相手にバレてしまうのではないかと思って、うまく話せなくなってしまった(28歳)
●「これを言ったらどう思われるかな?」と考え過ぎて、自分の気持ちがまったく言えなくなってしまった…(32歳)
どうやら頭の中でいろいろと考え過ぎてしまうことが、好きな人と話せなくなる原因みたい。とはいえ、考え過ぎてしまうのは、相手のことが好きだからこそ。恋は本能的なものだけに、コントロールするのはなかなか難しそう……。
ちなみに「うまく話せなくなる状態は、過去に好きになった男性全員に対して起こりましたか?」とも聞いてみると、「相手によって起こらないこともあった」と答えたのは64%で最も多く、次いで「好きになった男性全員に起こった」が23%という結果に。
「毎回うまく話せないわけではない」ならまだいいけど、「好きになると絶対にうまく話せなくなってしまう」という女性には、手痛いハンデになってしまいますよね……。そういう女性が“好きな男性とも自然体で話せる女性”になる方法ってないのでしょうか?
“好きな男性と自然体で話せる女性”になる方法を探るため、心理カウンセラーの清水おりえ先生に直撃。“好きな男性とうまく話せなくなってしまう女性”について、お話を聞いてみました。
「まず、“好きな男性とうまく話せなくなってしまう女性”と“好きな男性とも自然体で話せる女性”、このふたつのタイプの違いは、ズバリ、“自意識”です。うまく話せなくなってしまうタイプの女性は、『私は女性、相手は男性』と“性”を強く意識し過ぎているため、『男性にはいつでも女性として見られている』という感覚になり、男性と接する時に必要以上に緊張してしまうのです。とはいえ、男性なら誰にでも緊張するといったわけでもなく、基本的に緊張するのは恋愛対象となる男性に対してのみ。男性との交流をなんでも恋愛に結び付けて考える傾向があるので、会った瞬間に『恋愛対象になる・ならない』をジャッジし、恋愛対象にならないと判断した男性には自然体で接することができるんです。ちょっとイジワルな言い方をすると、“したたかな女”ですね(笑)。でも、こういう女性は結構多いんですよ」
好きな男性とうまく話せない女性というと、どちらかといえば純朴なイメージがあったので、“したたかな女”なんてちょっとビックリ!
では、対して“好きな男性とも自然体で話せるタイプの女性”の特徴は?
「“好きな男性とも自然体で話せるタイプの女性”は、男性と接する時に“性”を意識するよりも、その男性の人間性や人となりを見ようとするため、自然体で話すことができるんだと思います。分かりやすく言うと、仕事上で会話をする時の感覚に近いですね。仕事だとお互いの目的がはっきりしているので、接する相手が男性であっても、『異性だ』ということを特に意識しないで会話ができますから」
なるほど。相手が“男性”であることを意識していないからこそ、同性と接する時と同じように自然体で話すことができるんですね。
では、うまく話せないタイプの女性が、好きな男性とも楽しく会話するためには、どうしたらいいのでしょう?
「『今話している相手と自分はどのような関係にあって、相手が自分と会話している目的は何なのか』と冷静になって考えてみると、『相手は自分のことを恋愛対象の女性として見ているわけではないのに、自分ひとりがそういう感覚になってしまっているのはおかしい』ということが認識できるはず。これが自覚できれば、変な気負いは捨てて、好きな男性とも対等に会話できるようになると思いますよ」
好きな男性とうまく話せようになるには、まず「相手が自分を恋愛対象として見ているとは限らない」ということを理解することが大切みたい。せっかく好きな男性と話せる時に、うまく話せないなんて損!自分の気持ちや魅力を最大限に知ってもらうためにも、“恋愛のクチベタ”は改善できるように頑張りましょ♪(玉乃 雫/verb)
【取材協力】
清水おりえさん
恋愛や社会の人間関係を中心にカウンセリングを行う臨床心理カウンセラー。最新刊『元カレとよりを戻す方法』(PHP研究所)
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「結婚式マナーやケチな男性について」
調査期間:2010/11/4〜11/8
有効回答数:199人(女性)
“好きな人とうまく話せない女性”はどれくらいいるの?
まずは好きな男性とうまく話せなくなってしまう女性が、どれくらいいるのかを調査!20〜30代の女性にアンケートを実施したところ、60%の女性から「好きな人と話す時、うまく話せなくなってしまった経験がある」との回答が。どうしてそんな状態になってしまったの?
●「もっと彼と話したい。どうにかして会話を続けないと…」という気持ちが先行して、自分ばかりしゃべってしまった。うるさいヤツだと思われたに違いない(24歳)
●「好き」という気持ちが相手にバレてしまうのではないかと思って、うまく話せなくなってしまった(28歳)
●「これを言ったらどう思われるかな?」と考え過ぎて、自分の気持ちがまったく言えなくなってしまった…(32歳)
どうやら頭の中でいろいろと考え過ぎてしまうことが、好きな人と話せなくなる原因みたい。とはいえ、考え過ぎてしまうのは、相手のことが好きだからこそ。恋は本能的なものだけに、コントロールするのはなかなか難しそう……。
ちなみに「うまく話せなくなる状態は、過去に好きになった男性全員に対して起こりましたか?」とも聞いてみると、「相手によって起こらないこともあった」と答えたのは64%で最も多く、次いで「好きになった男性全員に起こった」が23%という結果に。
「毎回うまく話せないわけではない」ならまだいいけど、「好きになると絶対にうまく話せなくなってしまう」という女性には、手痛いハンデになってしまいますよね……。そういう女性が“好きな男性とも自然体で話せる女性”になる方法ってないのでしょうか?
“好きな人とうまく話せない女性”の特徴
“好きな男性と自然体で話せる女性”になる方法を探るため、心理カウンセラーの清水おりえ先生に直撃。“好きな男性とうまく話せなくなってしまう女性”について、お話を聞いてみました。
「まず、“好きな男性とうまく話せなくなってしまう女性”と“好きな男性とも自然体で話せる女性”、このふたつのタイプの違いは、ズバリ、“自意識”です。うまく話せなくなってしまうタイプの女性は、『私は女性、相手は男性』と“性”を強く意識し過ぎているため、『男性にはいつでも女性として見られている』という感覚になり、男性と接する時に必要以上に緊張してしまうのです。とはいえ、男性なら誰にでも緊張するといったわけでもなく、基本的に緊張するのは恋愛対象となる男性に対してのみ。男性との交流をなんでも恋愛に結び付けて考える傾向があるので、会った瞬間に『恋愛対象になる・ならない』をジャッジし、恋愛対象にならないと判断した男性には自然体で接することができるんです。ちょっとイジワルな言い方をすると、“したたかな女”ですね(笑)。でも、こういう女性は結構多いんですよ」
好きな男性とうまく話せない女性というと、どちらかといえば純朴なイメージがあったので、“したたかな女”なんてちょっとビックリ!
“好きな人と自然体で話せるタイプの女性”の特徴
では、対して“好きな男性とも自然体で話せるタイプの女性”の特徴は?
「“好きな男性とも自然体で話せるタイプの女性”は、男性と接する時に“性”を意識するよりも、その男性の人間性や人となりを見ようとするため、自然体で話すことができるんだと思います。分かりやすく言うと、仕事上で会話をする時の感覚に近いですね。仕事だとお互いの目的がはっきりしているので、接する相手が男性であっても、『異性だ』ということを特に意識しないで会話ができますから」
なるほど。相手が“男性”であることを意識していないからこそ、同性と接する時と同じように自然体で話すことができるんですね。
好きな人とうまく話せない場合の対処法
では、うまく話せないタイプの女性が、好きな男性とも楽しく会話するためには、どうしたらいいのでしょう?
「『今話している相手と自分はどのような関係にあって、相手が自分と会話している目的は何なのか』と冷静になって考えてみると、『相手は自分のことを恋愛対象の女性として見ているわけではないのに、自分ひとりがそういう感覚になってしまっているのはおかしい』ということが認識できるはず。これが自覚できれば、変な気負いは捨てて、好きな男性とも対等に会話できるようになると思いますよ」
好きな男性とうまく話せようになるには、まず「相手が自分を恋愛対象として見ているとは限らない」ということを理解することが大切みたい。せっかく好きな男性と話せる時に、うまく話せないなんて損!自分の気持ちや魅力を最大限に知ってもらうためにも、“恋愛のクチベタ”は改善できるように頑張りましょ♪(玉乃 雫/verb)
【取材協力】
清水おりえさん
恋愛や社会の人間関係を中心にカウンセリングを行う臨床心理カウンセラー。最新刊『元カレとよりを戻す方法』(PHP研究所)
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「結婚式マナーやケチな男性について」
調査期間:2010/11/4〜11/8
有効回答数:199人(女性)