映画とジュエリーのすてきな関係

非日常の世界に私たちを誘ってくれる映画。
なかでも美しいジュエリーが登場する映画は、女性の心をとらえて離しません。
華やかな物語により一層の輝きを添えてくれるのがジュエリーといえるでしょう。
ここではハイジュエラーが全面協力して作り上げた話題の映画、3作をご紹介します。

グレース・オブ・モナコ

『グレース・オブ・モナコ(原題)』×カルティエ
グレース・ケリーを彩った華麗な ジュエリーも見どころの一つ

ハリウッドのトップ女優からモナコ公妃へと華麗な転身を遂げたグレース・ケリー。彼女の生き方にスポットライトを当てた映画『グレース・オブ・モナコ』が2014年公開の予定だ。グレース・ケリーといえば、結婚の際には10.47カラットの婚約指輪をはじめ、ダイヤモンドとルビーのティアラや3連のダイヤモンドネックレスなどカルティエのジュエリーが、レーニエ3世より贈られたことでも有名。そのため、映画製作にはカルティエの協力が不可欠となった。カルティエではモナコ公国の同意の下、結婚の際に贈られたジュエリーを完璧に複製し、映画に提供した。また、パリのリュ・ド・ラ・ペ13番に位置するカルティエの伝説的なブティックも登場するとか。グレース・ケリー、グレースに扮する二コール・キッドマンのファンはもちろんのこと、カルティエのファンにとっても見逃せない映画となりそうだ。

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『グレース・オブ・モナコ(原題)』

監督:オリヴィエ・ダナン
キャスト:ニコール・キッドマン、ティム・ロス、ロバート・リンゼイ、パス・ベガ
製作:2013年 日本公開:2014年(予定)
配給:ワインスタイン・カンパニー

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1. ふたりの出会いは結婚の前年。わずか10カ月で婚約を発表した/写真:Topfoto/アフロ 2. 1956年4月18日に行われたモナコ公国公爵レーニエ3世とグレース・ケリーの結婚式は世界中の注目を集めた/写真:Ullstein Bild/アフロ 3. グレース・ケリーは生涯にわたり、カルティエのジュエリーを愛用/写真:AP/アフロ 4. ラウンドブリリアントカットやテーパードカットのダイヤモンドが組み合わされたゴージャスなネックレス/写真: Amélie Garreau © Cartier 5. レーニエ3世から贈られた婚約指輪は10.47カラットのエメラルドカットのダイヤモンドリング/写真: Vincent de la Faille © Cartier 6. クラシカルなイメージのダイヤモンドとルビーのティアラ/写真:Vincent Wulveryck © Cartier

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