ミーハーとは?言葉の意味やミーハーな人の特徴を解説!
Index
- #01 ミーハーとは?
- #02 ミーハーの語源は?
- #03 ミーハーな人の特徴5選
- #04 ミーハーは悪い意味?良い意味?
- #05 好きに正直でOK!ミーハーであることを楽しもう
「ミーハー」の言葉の意味とは?流行に敏感といわれるミーハーな人の行動パターンや性格などの特徴、ミーハーという言葉はどんなときに使われるのか、人付き合いやライフスタイルに詳しい心理カウンセラーの大塚統子さんに伺いました。
ミーハーとは、流行に敏感で、話題のモノや人にすぐに飛びつく人のことを言います。「軽薄な」という意味も持っており、ネガティブなニュアンスで使われることもあります。
ミーハーな行動の具体例としては、流行のファッションやアイテムをすぐ取り入れたり、話題のドラマや音楽を知っていたりと、最新の情報をいち早くチェックする情報通であることが挙げられます。他には、芸能人のゴシップや恋愛事情に詳しい人もミーハーと呼ばれます。
流行にすぐ飛びつくので、例えばドラマの主役になったアイドルを好きになったと思ったら、1カ月後には他のアイドルに夢中になっているなど、移り気な行動も見られます。
ミーハーの類義語には、情報に詳しい意味の「情報通」や軽はずみな人である「お調子者」、あまり良く知らなかったのに突然ファンと名乗る「にわかファン」が挙げられます。ミーハーは死語として認識している人も多く、最近では「にわか」といわれることも増えています。
ちなみに、ミーハーの対義語には、一つの物事に対して熱心でい続けている「オタク」「一途」が挙げられます。
ミーハーという言葉は、昭和時代によく使われていた言葉で、その語源には諸説あるようです。
当時は、「み」や「は」から始まる名前の若い女性が多かったことから、それが転じて若い女性を指す言葉としてミーハーが使われるようになったという説があります。
力士仲間の隠語として、愚か者や間抜けといった意味を指す「はあちゃん」に音階の「ミファ」と掛け合わせ、ミーハーとなったという説もあります。
ここでは、ミーハーな人の行動パターンや性格の特徴を紹介します。
ミーハーな人は、好奇心が旺盛でいろいろなことに興味を持ちやすいです。興味を持っている間は、熱意と集中力が続くでしょう。
しかし、興味の対象が次々と移っていくため、自分の中でブームが去った後は飽きてしまうような側面もあります。
「どんなファッションがはやっているか」「どんな飲食店が最近人気か」といったトレンドに敏感です。
情報収集能力も高く、SNSやネットを使い日々最新情報をキャッチしています。逆を言えば、情報に影響されやすい一面もあります。
得た情報を「素敵だな」「いいな」と肯定的に受け入れる傾向があります。「好き」になることへの抵抗が少なく、疑いなくのめり込みやすいところが見られます。
好きになった人やモノ、コトに、全力で打ち込む情熱と行動力を持っています。気になったら一気に気持ちが盛り上がっていき、好きになることへの瞬発力が高いでしょう。
しかし、気持ちの盛り上がりが長く続かずに、冷めてしまうこともあるようです。
いつも何か好きなことがあって、それに打ち込んでいるときの自分が好きという人もいます。
だから、常に好きでいる何かを探しているのかもしれません。
「ミーハーだね」と言われたとき、良い意味なのか悪い意味なのか、迷ったことのある人もいるかもしれません。良い意味で使われる場合と悪い意味で使われる場合には、どのような違いがあるのでしょうか。
ミーハーな人は、「好き」に正直なので、いいと思ったものを「好き」と認められる素直な面が好感を持たれます。また、流行に敏感なので、好奇心旺盛さという意味でプラスに使われます。
情報収集能力が高く、集めた情報を楽しい話にしたり、周囲の人にメリットのある形で伝えたりできるので、情報通としてポジティブな意味もあります。
他人や情報に流されやすい一面があり、軽薄な人を表す言葉として使われます。また、興味が長続きせず気持ちが冷めるのが早いため、移り気な人としてマイナスな面を表現することもあります。
ミーハーには良い意味でも悪い意味でも使われることがあります。そのため、ミーハーという言葉を使うときは相手にどう伝わるか配慮が必要です。
マイナスイメージを持たれることもありまが、まだあまり知られていない情報をいち早く知っていたり、好奇心旺盛で好きなものには全力になれたりと、総じてポジティブな面もたくさんあります。
好きに対して正直に、ミーハーな心を楽しむことが大切と言えそうです。
取材・文/NANA
【監修】
大塚統子さん
カウンセリングサービス所属の心理カウンセラー。「自分が嫌い」「自分はダメ」「私は愛されない」といった自己否定をはじめ、ネガティブな感情・思考をリニューアルし、「ココロを整える」「自信を取り戻す」「幸せな恋愛関係を築く」「才能を見つける」サポートを得意とする。オンライン・東京・仙台で活動し、【心を癒す1DAYセッション】などの心理学ワークショップを開催している。X(旧Twitter)で活動情報などを発信中。
HP:http://blog.livedoor.jp/cs_nori/
ミーハーとは?
ミーハーとは、流行に敏感で、話題のモノや人にすぐに飛びつく人のことを言います。「軽薄な」という意味も持っており、ネガティブなニュアンスで使われることもあります。
ミーハーな行動の具体例としては、流行のファッションやアイテムをすぐ取り入れたり、話題のドラマや音楽を知っていたりと、最新の情報をいち早くチェックする情報通であることが挙げられます。他には、芸能人のゴシップや恋愛事情に詳しい人もミーハーと呼ばれます。
流行にすぐ飛びつくので、例えばドラマの主役になったアイドルを好きになったと思ったら、1カ月後には他のアイドルに夢中になっているなど、移り気な行動も見られます。
ミーハーの類義語には、情報に詳しい意味の「情報通」や軽はずみな人である「お調子者」、あまり良く知らなかったのに突然ファンと名乗る「にわかファン」が挙げられます。ミーハーは死語として認識している人も多く、最近では「にわか」といわれることも増えています。
ちなみに、ミーハーの対義語には、一つの物事に対して熱心でい続けている「オタク」「一途」が挙げられます。
ミーハーの語源は?
ミーハーという言葉は、昭和時代によく使われていた言葉で、その語源には諸説あるようです。
「みいちゃん・はあちゃん」説
当時は、「み」や「は」から始まる名前の若い女性が多かったことから、それが転じて若い女性を指す言葉としてミーハーが使われるようになったという説があります。
「はあちゃん」+音階説
力士仲間の隠語として、愚か者や間抜けといった意味を指す「はあちゃん」に音階の「ミファ」と掛け合わせ、ミーハーとなったという説もあります。
ミーハーな人の特徴5選
ここでは、ミーハーな人の行動パターンや性格の特徴を紹介します。
好奇心旺盛
ミーハーな人は、好奇心が旺盛でいろいろなことに興味を持ちやすいです。興味を持っている間は、熱意と集中力が続くでしょう。
しかし、興味の対象が次々と移っていくため、自分の中でブームが去った後は飽きてしまうような側面もあります。
情報に敏感
「どんなファッションがはやっているか」「どんな飲食店が最近人気か」といったトレンドに敏感です。
情報収集能力も高く、SNSやネットを使い日々最新情報をキャッチしています。逆を言えば、情報に影響されやすい一面もあります。
新しい情報に好意的
得た情報を「素敵だな」「いいな」と肯定的に受け入れる傾向があります。「好き」になることへの抵抗が少なく、疑いなくのめり込みやすいところが見られます。
好きなものに全力を注ぐ
好きになった人やモノ、コトに、全力で打ち込む情熱と行動力を持っています。気になったら一気に気持ちが盛り上がっていき、好きになることへの瞬発力が高いでしょう。
しかし、気持ちの盛り上がりが長く続かずに、冷めてしまうこともあるようです。
何かに打ち込んでいる自分が好き
いつも何か好きなことがあって、それに打ち込んでいるときの自分が好きという人もいます。
だから、常に好きでいる何かを探しているのかもしれません。
ミーハーは悪い意味?良い意味?
「ミーハーだね」と言われたとき、良い意味なのか悪い意味なのか、迷ったことのある人もいるかもしれません。良い意味で使われる場合と悪い意味で使われる場合には、どのような違いがあるのでしょうか。
良い意味で使われる場合
ミーハーな人は、「好き」に正直なので、いいと思ったものを「好き」と認められる素直な面が好感を持たれます。また、流行に敏感なので、好奇心旺盛さという意味でプラスに使われます。
情報収集能力が高く、集めた情報を楽しい話にしたり、周囲の人にメリットのある形で伝えたりできるので、情報通としてポジティブな意味もあります。
悪い意味で使われる場合
他人や情報に流されやすい一面があり、軽薄な人を表す言葉として使われます。また、興味が長続きせず気持ちが冷めるのが早いため、移り気な人としてマイナスな面を表現することもあります。
好きに正直でOK!ミーハーであることを楽しもう
ミーハーには良い意味でも悪い意味でも使われることがあります。そのため、ミーハーという言葉を使うときは相手にどう伝わるか配慮が必要です。
マイナスイメージを持たれることもありまが、まだあまり知られていない情報をいち早く知っていたり、好奇心旺盛で好きなものには全力になれたりと、総じてポジティブな面もたくさんあります。
好きに対して正直に、ミーハーな心を楽しむことが大切と言えそうです。
取材・文/NANA
【監修】
大塚統子さん
カウンセリングサービス所属の心理カウンセラー。「自分が嫌い」「自分はダメ」「私は愛されない」といった自己否定をはじめ、ネガティブな感情・思考をリニューアルし、「ココロを整える」「自信を取り戻す」「幸せな恋愛関係を築く」「才能を見つける」サポートを得意とする。オンライン・東京・仙台で活動し、【心を癒す1DAYセッション】などの心理学ワークショップを開催している。X(旧Twitter)で活動情報などを発信中。
HP:http://blog.livedoor.jp/cs_nori/