前向きになる方法10選!ネガティブな自分を変えよう
Index
- #01 前向きとは?
- #02 前向きになれない理由
- #03 前向きな人の特徴
- #04 前向きになる10個の方法
- #05 ネガティブを受け入れることが前向きへの一歩
彼氏とうまくいかない、仕事で失敗した、友達の何げないひと言などがきっかけとなって、気付いたらネガティブに……。「前向きになりたい」「ポジティブな気持ちに戻りたい」と思っても、どうしたらいいかなかなかわからないもの。セキララゼクシィではそんな「前向きになる方法」について、女性が内面と外見からキレイになる方法を発信する作家、ワタナベ薫さんに伺いました。
前向きとは、ネガティブを受け入れる心(気持ちや姿勢)のことです。
ネガティブな感情は、誰にでもあるものです。しかし、多くの方にとって「ネガティブ=悪いこと」のような思い込みがあります。そう考えている人はネガティブな気持ちが出てくるとそれを否定してしまい、どんどん落ち込んでいきます。
ネガティブな感情は、決して悪いものではありません。ネガティブを前向きに変えるには、まず自分のネガティブな感情をそのまま受け入れることから始まります。
前向きになれないのには、いくつかの理由があります。それは不安や自己否定からくるものです。
ネガティブになってしまう原因の多くは、過去の後悔です。「あれさえなかったら……」「あんなこと言わなければよかった……」「どうせ何をやってもダメ……」のように、過去に意識を向けがちです。さらに未来を考えて「ああなったらどうしよう」「こうなったら怖い」など、ありもしない現実を想像してしまいます。
過去を後悔し、未来を恐れていては、ネガティブな気持ちになって当然です。でも過去や未来にばかり意識が向くのは、実はただの癖なのです。こうした感情の癖は、「過ぎたことをくよくよ考えない」「未来のことはわからない、悪い結果になるとは限らない」と意識する反復作業で変えられます。
前向きになれない理由には、自己否定癖もあります。中には「こんな自分ではいけない!」というはっきりした意識もないまま、無意識のうちに常に自分を否定してしまっているケースも多いです。
実はネガティブな人は、裏を返せば、「ポジティブになりたい人」「向上心のある人」なのです。なぜ自分を否定するのでしょうか?それは「もっとよくなりたい」「もっとこうなりたい」という理想があるから、今の自分を否定してしまうのですね。ネガティブな人というのは、本来向上心がある人なのです。
何か問題があるとすぐに「自分が悪い」と思い込み、自分を責めます。ところがそれは客観的な事実に基づくものではないことも多く、問題解決につながらないままネガティブな感情を増幅していきます。
例えば、彼とけんかをした後に仲直りしたとします。次のデートに彼が来なくて連絡も取れなかったとき、ネガティブな人は「やっぱりあのときのこと怒っているんだ。きっとそうに違いない」などのように、事実以上の意味付けをしてしまいます。
前向きな人にはいくつかの特徴があります。日頃のちょっとしたことが、前向きな気持ちをつくるきっかけになることも……。
前向きな人には、もともと物事を深く考えない傾向があります。今がどうなのかを大切にし、過ぎてしまったことを悔やんだり、未来を心配したりすることが少ないともいえます。
前向きな人の恋愛は、積極的。深く考え過ぎてもんもんと悩むことはなく、よくないことがあっても根拠なく自分を責めたりしないため、いつも自信を持って彼に接することができます。
前向きな人は、事実しか見ません。彼がデートをすっぽかしても「彼が来なかった」、それだけです。「私のことが嫌いになったのかな」「この間のことを根に持っているから」などとは考えません。あれこれ想像する前に、「どうして来なかったの?」「連絡できなかったのはどうして?」とストレートに確認します。
「笑い」には、いろんな効能があります。口角を上げるだけで、脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌されますが、エンドルフィンには、幸福感をもたらし痛みを和らげる鎮静作用があるといわれています。前向きな人が往々にして幸せなのはよく笑うから、という説もあるのです。前向きになりたいときは、取りあえず口角を上げてみましょう。
人の目を気にしない人は、「人は人、自分は自分」と思っているのでわが道を行きます。人の目を気にする傾向がある人は、自分の決定や発言が「これでいいのだろうか?」と不安に思いがち。人の目を過度に気にしないことは、前向きな自信につながります。
「失敗は成功のもと」と思っているので、どんどん行動します。たとえ失敗しても、気にしません。過度に凹まないのも特徴の一つです。
前向きになるにはどうしたらよいのでしょうか。いつもと違う視点で物事を考えたり、意識して行動を変えてみたりすると心に変化が起きます。
ネガティブな感情を持つ自分を受け入れましょう。「こんなネガティブな自分はダメだ」「自分が許せない」と、自分で自分を責めることはやめましょう。「自分は今ネガティブになっている」と素直な気持ちを認め、「こういう自分でもいい」「誰でもネガティブになることがある」「ずっとネガティブなわけじゃない」と、自分で自分を肯定することが大切です。
自分の周りにある幸せを探してみましょう。今の環境は決して当たり前のものではなく、周りの協力や自分の努力で手に入れたものもありますよね。自分の環境がありがたいものだと認識できるようになると、後ろ向きになりづらくなります。
「自分はダメだ」「これをしてはいけない」と自分をがんじがらめにしていませんか。自分の好きなことに目を向けて、それを意識してやってみましょう。好きなことをすると、それだけで笑顔が増えます。
人は付き合っている人と似てきます。前向きだと感じる人と付き合うことで、その人からよい影響を受けます。
人は明るい光の中で、上を見ながらネガティブになれない、悩めないという傾向があります。お日さまの光をさんさんと浴びていると、ネガティブな気持ちが消えていくことがあるでしょう。
感謝の気持ちを意識して言葉にしていきましょう。「ありがとう」はパワーのある言葉。言われた方も言った方も心が明るくなります。
悩みで頭がいっぱいになったら、タイマーをかけてその時間の中で考えることにしましょう。悩む時間を決めることで、だらだらと悩み続けることが減ります。
ネガティブな感情は猫背や上目遣いなど、姿勢にも表れます。「姿勢のよさ」を意識することで、体からポジティブになりましょう。
実はカラー効果は絶大。明るい色の服を着ると、瞬間的に明るい気分になれます。普段暗い色の服が多い人は、いつもと違う自分の魅力を発見して心が明るくなるかもしれません。
キラキラしたアクセサリーは、華やかな気持ちになりますよね。キレイな光を放つお気に入りのものを身に着けると、それだけで不思議と前向きになることがあります。
「前向きにならなきゃ!」と思ってネガティブな自分を否定し、素直な感情を無視し続けるのはよくないようです。理想があるから自分に厳しくなってしまうという心理は、うまく活用することで自分の成長につながりそうですね。世界に1人しかいない自分。どんな感情も価値があるものとして、大切に認めてあげることが前向きになる第一歩のようです。
取材・文/ぱう
【監修】
ワタナベ薫さん
1967年生まれ。仙台在住。作家、ブロガー。株式会社WJプロダクツ代表取締役。
美容、健康、メンタル、自己啓発、成功哲学など、女性が内面、外見からキレイになる方法を独自の目線で分析して、配信している。
著書に『人生が変わる直感の磨き方』『生き方が楽になるネガティブとの付き合い方』『人生を変える33の質問』などがある。
前向きとは?
前向きとは、ネガティブを受け入れる心(気持ちや姿勢)のことです。
ネガティブな感情は、誰にでもあるものです。しかし、多くの方にとって「ネガティブ=悪いこと」のような思い込みがあります。そう考えている人はネガティブな気持ちが出てくるとそれを否定してしまい、どんどん落ち込んでいきます。
ネガティブな感情は、決して悪いものではありません。ネガティブを前向きに変えるには、まず自分のネガティブな感情をそのまま受け入れることから始まります。
前向きになれない理由
前向きになれないのには、いくつかの理由があります。それは不安や自己否定からくるものです。
過去の失敗や後悔にとらわれ、自信を失っている
ネガティブになってしまう原因の多くは、過去の後悔です。「あれさえなかったら……」「あんなこと言わなければよかった……」「どうせ何をやってもダメ……」のように、過去に意識を向けがちです。さらに未来を考えて「ああなったらどうしよう」「こうなったら怖い」など、ありもしない現実を想像してしまいます。
過去を後悔し、未来を恐れていては、ネガティブな気持ちになって当然です。でも過去や未来にばかり意識が向くのは、実はただの癖なのです。こうした感情の癖は、「過ぎたことをくよくよ考えない」「未来のことはわからない、悪い結果になるとは限らない」と意識する反復作業で変えられます。
自己否定をしがち
前向きになれない理由には、自己否定癖もあります。中には「こんな自分ではいけない!」というはっきりした意識もないまま、無意識のうちに常に自分を否定してしまっているケースも多いです。
実はネガティブな人は、裏を返せば、「ポジティブになりたい人」「向上心のある人」なのです。なぜ自分を否定するのでしょうか?それは「もっとよくなりたい」「もっとこうなりたい」という理想があるから、今の自分を否定してしまうのですね。ネガティブな人というのは、本来向上心がある人なのです。
常に「自分が悪い」と考える
何か問題があるとすぐに「自分が悪い」と思い込み、自分を責めます。ところがそれは客観的な事実に基づくものではないことも多く、問題解決につながらないままネガティブな感情を増幅していきます。
例えば、彼とけんかをした後に仲直りしたとします。次のデートに彼が来なくて連絡も取れなかったとき、ネガティブな人は「やっぱりあのときのこと怒っているんだ。きっとそうに違いない」などのように、事実以上の意味付けをしてしまいます。
前向きな人の特徴
前向きな人にはいくつかの特徴があります。日頃のちょっとしたことが、前向きな気持ちをつくるきっかけになることも……。
深く考えない
前向きな人には、もともと物事を深く考えない傾向があります。今がどうなのかを大切にし、過ぎてしまったことを悔やんだり、未来を心配したりすることが少ないともいえます。
恋愛に積極的
前向きな人の恋愛は、積極的。深く考え過ぎてもんもんと悩むことはなく、よくないことがあっても根拠なく自分を責めたりしないため、いつも自信を持って彼に接することができます。
事実だけを見て行動する
前向きな人は、事実しか見ません。彼がデートをすっぽかしても「彼が来なかった」、それだけです。「私のことが嫌いになったのかな」「この間のことを根に持っているから」などとは考えません。あれこれ想像する前に、「どうして来なかったの?」「連絡できなかったのはどうして?」とストレートに確認します。
よく笑う
「笑い」には、いろんな効能があります。口角を上げるだけで、脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌されますが、エンドルフィンには、幸福感をもたらし痛みを和らげる鎮静作用があるといわれています。前向きな人が往々にして幸せなのはよく笑うから、という説もあるのです。前向きになりたいときは、取りあえず口角を上げてみましょう。
人の目を過度に気にしない
人の目を気にしない人は、「人は人、自分は自分」と思っているのでわが道を行きます。人の目を気にする傾向がある人は、自分の決定や発言が「これでいいのだろうか?」と不安に思いがち。人の目を過度に気にしないことは、前向きな自信につながります。
失敗を恐れない
「失敗は成功のもと」と思っているので、どんどん行動します。たとえ失敗しても、気にしません。過度に凹まないのも特徴の一つです。
前向きになる10個の方法
前向きになるにはどうしたらよいのでしょうか。いつもと違う視点で物事を考えたり、意識して行動を変えてみたりすると心に変化が起きます。
1.ネガティブを受け入れる
ネガティブな感情を持つ自分を受け入れましょう。「こんなネガティブな自分はダメだ」「自分が許せない」と、自分で自分を責めることはやめましょう。「自分は今ネガティブになっている」と素直な気持ちを認め、「こういう自分でもいい」「誰でもネガティブになることがある」「ずっとネガティブなわけじゃない」と、自分で自分を肯定することが大切です。
2.毎日、今ある幸せに目を留める練習をする
自分の周りにある幸せを探してみましょう。今の環境は決して当たり前のものではなく、周りの協力や自分の努力で手に入れたものもありますよね。自分の環境がありがたいものだと認識できるようになると、後ろ向きになりづらくなります。
3.自分の好きなことをする
「自分はダメだ」「これをしてはいけない」と自分をがんじがらめにしていませんか。自分の好きなことに目を向けて、それを意識してやってみましょう。好きなことをすると、それだけで笑顔が増えます。
4.前向きな人と付き合う
人は付き合っている人と似てきます。前向きだと感じる人と付き合うことで、その人からよい影響を受けます。
5.悩むときは午前中、太陽を見ながら
人は明るい光の中で、上を見ながらネガティブになれない、悩めないという傾向があります。お日さまの光をさんさんと浴びていると、ネガティブな気持ちが消えていくことがあるでしょう。
6.「ありがとう」をたくさん伝える
感謝の気持ちを意識して言葉にしていきましょう。「ありがとう」はパワーのある言葉。言われた方も言った方も心が明るくなります。
7.悩みたいときはタイマーをかける
悩みで頭がいっぱいになったら、タイマーをかけてその時間の中で考えることにしましょう。悩む時間を決めることで、だらだらと悩み続けることが減ります。
8.姿勢を正す
ネガティブな感情は猫背や上目遣いなど、姿勢にも表れます。「姿勢のよさ」を意識することで、体からポジティブになりましょう。
9.明るい色の服を着る
実はカラー効果は絶大。明るい色の服を着ると、瞬間的に明るい気分になれます。普段暗い色の服が多い人は、いつもと違う自分の魅力を発見して心が明るくなるかもしれません。
10.光り物(アクセサリーなど)をたくさん着ける
キラキラしたアクセサリーは、華やかな気持ちになりますよね。キレイな光を放つお気に入りのものを身に着けると、それだけで不思議と前向きになることがあります。
ネガティブを受け入れることが前向きへの一歩
「前向きにならなきゃ!」と思ってネガティブな自分を否定し、素直な感情を無視し続けるのはよくないようです。理想があるから自分に厳しくなってしまうという心理は、うまく活用することで自分の成長につながりそうですね。世界に1人しかいない自分。どんな感情も価値があるものとして、大切に認めてあげることが前向きになる第一歩のようです。
取材・文/ぱう
【監修】
ワタナベ薫さん
1967年生まれ。仙台在住。作家、ブロガー。株式会社WJプロダクツ代表取締役。
美容、健康、メンタル、自己啓発、成功哲学など、女性が内面、外見からキレイになる方法を独自の目線で分析して、配信している。
著書に『人生が変わる直感の磨き方』『生き方が楽になるネガティブとの付き合い方』『人生を変える33の質問』などがある。