告白したのに保留って脈なし?返事を待たせる男性心理とは?
Index
- #01 告白を保留にされたときって脈あり?脈なし?
- #02 保留にされたときのOK、NG行動
- #03 告白にすぐ返事をする男性の心理は?
- #04 告白を成功させるテクニック
- #05 告白後のアプローチはスマートに
告白したのになかなか返事がない……。そんなときは「もしかして振られたってことなの?」と不安になりますよね。でも、男性が返事をするタイミングにはある傾向があるようです。早く結果を知りたいと焦って行動を起こすのは禁物?告白を成功に導くヒントを探ってみました。
セキララゼクシィが20代の男性に聞いたアンケート調査によると、「告白されて返事を保留にしたことがある」27.2%、「保留にしたときに相手に好意があった」55.4%という結果になりました。
「保留後、付き合うことにした」は33.9%。告白の返事が遅いからといって、脈なしというわけでもないことがわかります。
次に告白をされて、返事をするまでの期間を見てみましょう。
OKするまでの期間は「1週間以内」が68.3%、「2週間以内」が21.1%でした。NGの場合は「1週間以内」が53.4%、「2週間以内」が33.3%。
OKの場合、1週間以内に返事をする人がNGよりも少し多くなっています。OKの返事は少し早めという傾向がありそうですね。OK、NGとも2週間以内に8割以上が返事をしているようです。
告白した側からすれば、「OKなのに、なぜすぐ返事をしないの?」と思ってしまいそうですよね。でもそこにはいろいろな理由があるようです。男性のコメントをご紹介します。
1位 その場では返事がしづらかったから(39.3%)
2位 ただどうしていいかわからなかったから(32.1%)
3位 恋人として見られるかどうかわからなかったから(23.2%)
3位 遠回しに断りたかったから(23.2%)
※複数回答
1位、2位から告白にドキドキしている男性の姿が浮かんできますね。すぐ返事をしない背景には、3位の断りたいというNGがある一方で、落ち着いた状態で返事をしたいという男性心理があるようです。
返事を保留する男性の行動を見てきましたが、その裏にはどんな心理があるのでしょうか。男女の心理の違いを伝えることで、男女の行き違いを少しでも減らすのが目標と語る、心理コーディネーターの織田隼人さんに伺いました。
付き合うシミュレーションができていない
付き合ってうまくいくイメージができていない場合、保留することがあります。付き合って幸せかどうかを脳内で確かめる時間を稼ぐために、告白を保留するというものです。
もったいぶって自分の価値を上げようとしている
好きになった方が負け、ハードルがあった方が盛り上がると考える男性の場合、恋の駆け引きで相手に好意があっても返答を先延ばしすることがあります。
他の女性とてんびんにかけている
告白してくれた女性と付き合うか、それとも他の女性にアタックするか、自分の今の状態も含めて考えます。告白を受ける場合、他の女性への未練を断ち切る時間が必要なので、告白を保留します。
いい断り方が見つからない
どのように答えていいかわからないケースです。特に告白されたことのない人は、断り方がわからず回答を保留にしてしまうことが多いです。相手が傷つかないような言葉を選んでから回答します。
心の余裕がない
仕事や家庭、人間関係などが忙しく、他に考えることがいっぱいあって断るのを先延ばしするケースです。気力がなくて、返事がないままフェードアウトすることもあります。
勝手にフェードアウトしてくれるのを望んでいる
告白されたことが面倒だったり、好みじゃなかったりするとき、断るのも角が立つと思って保留にすることがあります。回答で面倒になることを避け、そのままフェードアウトすることが多いです。女性がさらなる好意を向けたときに少し面倒そうにしていたら、このケースと考えて良いでしょう。
そもそも相手のことをわかっていないので、告白に対処できない
相手のことを知らないので、判断材料を男性が持っていない状態です。女性が好意を向けつつ、会話やSNSでやりとりを重ね、お互いの気持ちを通い合わせると付き合いに発展するケースもあります。
告白の返事を保留されても完全に脈なしではないとすると、よい返事につながるチャンスをつぶさないようにしたいもの。返事を迷っているときに、相手の女性にされてうれしかった行動・嫌だった行動を男性に聞いてみました。
1位 好意をアピールする(35.7%)
2位 答えの催促をせず、いつもと変わらず接する(32.1%)
3位 うれしかった行動はない(28.6%)
4位 心変わりをせずに返事を待つ(26.8%)
※複数回答
1位 嫌だった行動はない(48.2%)
2位 一定の時間を置いて答えを催促する(16.1%)
2位 好意を見せない(16.1%)
4位 好意をアピールする(12.5%)
大事なのは「催促を焦らず」「いつもと変わらず」ということのようです。嫌だった行動には「共通の友人への愚痴、言いふらし」(29歳)、「だめならすぐに違う人と付き合うと言ったこと」(24歳)というコメントも。ふたりだけの秘密として、静かに落ち着いて待つ姿勢がポイントですね。
逆にすぐ返事をする男性の心理について、織田隼人さんに伺いました。
男性がすぐ回答する場合、自分の好意を伝えたいという気持ちに加え、保留にして女性の気持ちが変わったらもったいないと思っていることがあります。
相手の女性をよく知らなくても、付き合っている時の幸せなイメージがすぐに湧くと返事が早いことがあります。ふたりが幸せになるイメージがつかめれば、幸せに向かって進めば良いだけという状態になりますので、告白に対してすぐにOKを出すのです。
断るのを保留にしてしまうと、面倒な気持ちがずっと続きます。すぐ断った方が楽だから、早めに返事をすることも多いです。特にモテる男性ほど、断ることに慣れています。
告白を保留にするとその情報が「自分が好きな女性に伝わってしまう」ことがあります。そうすると好きな女性の心が自分から離れていく、気を使って身を引かれるというリスクを背負うことになります。好きな女性と付き合える可能性を減らしたくないと男性が考える場合、すぐに断りを入れます。
告白した時点で好意は男性に伝わっています。保留された場合はさらに好意を伝えつつ、コミュニケーションを楽しむ方向に持っていくと良いでしょう。
LINEなどのやりとりや、電話でのコミュニケーションを重ねてみましょう。ちょっとでもアプローチをして相手の好意が増せば、告白に対してOKをしてもらえる可能性が増えます。
告白後のアプローチは勇気がいりますよね。でも相手との接触でOKをもらえる可能性を上げた方が良いでしょう。
そこで意識したいのは、付き合ったときのポジティブなイメージ。ふたりで「会話を楽しむ」ことに専念すれば、心地よい時間が印象に残ります。
明るい自然な会話で付き合うイメージを相手につかんでもらうことができれば、成功の確率が上がります。
告白の返事がもらえるまではドキドキで不安。そこで焦らず落ち着いて待つのがGOODというのは、男性がゆっくり考えられる時間を与える、こちらの優しさが必要ということかもしれませんね。
織田さんのアドバイスを胸に、告白後はただ沈黙するだけでなく、勇気を出して相手の男性とのコミュニケーションを楽しんでみては。迷っている男性に「私と付き合うと幸せが待っている」というイメージを持ってもらう、自然な会話を追求したいですね。
取材・文/ぱう
【監修】
織田隼人さん
心理コーディネーター。男女の心理の違いを伝えることで、男女の行き違いを少しでも減らすのが目標。復縁のポータルサイトを運営中。
著書に『やっぱり彼と復縁したい貴女へ』、『彼女と復縁する59の方法』、『モテる出会い』(すべてあさ出版)などがある。
HP:http://oda999.tea-nifty.com/blog/
ツイッター:@oda_hayato
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2020/03/24〜2020/03/25
有効回答数:206人(男性)
(インターネットによる20代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
告白を保留にされたときって脈あり?脈なし?
セキララゼクシィが20代の男性に聞いたアンケート調査によると、「告白されて返事を保留にしたことがある」27.2%、「保留にしたときに相手に好意があった」55.4%という結果になりました。
「保留後、付き合うことにした」は33.9%。告白の返事が遅いからといって、脈なしというわけでもないことがわかります。
告白から返事をするまではどれくらい?
次に告白をされて、返事をするまでの期間を見てみましょう。
OKするまでの期間は「1週間以内」が68.3%、「2週間以内」が21.1%でした。NGの場合は「1週間以内」が53.4%、「2週間以内」が33.3%。
OKの場合、1週間以内に返事をする人がNGよりも少し多くなっています。OKの返事は少し早めという傾向がありそうですね。OK、NGとも2週間以内に8割以上が返事をしているようです。
返事を保留にする男性心理とは?
告白した側からすれば、「OKなのに、なぜすぐ返事をしないの?」と思ってしまいそうですよね。でもそこにはいろいろな理由があるようです。男性のコメントをご紹介します。
1位 その場では返事がしづらかったから(39.3%)
2位 ただどうしていいかわからなかったから(32.1%)
3位 恋人として見られるかどうかわからなかったから(23.2%)
3位 遠回しに断りたかったから(23.2%)
※複数回答
1位、2位から告白にドキドキしている男性の姿が浮かんできますね。すぐ返事をしない背景には、3位の断りたいというNGがある一方で、落ち着いた状態で返事をしたいという男性心理があるようです。
返事を保留する男性の行動を見てきましたが、その裏にはどんな心理があるのでしょうか。男女の心理の違いを伝えることで、男女の行き違いを少しでも減らすのが目標と語る、心理コーディネーターの織田隼人さんに伺いました。
女性に好意がある場合
付き合うシミュレーションができていない
付き合ってうまくいくイメージができていない場合、保留することがあります。付き合って幸せかどうかを脳内で確かめる時間を稼ぐために、告白を保留するというものです。
もったいぶって自分の価値を上げようとしている
好きになった方が負け、ハードルがあった方が盛り上がると考える男性の場合、恋の駆け引きで相手に好意があっても返答を先延ばしすることがあります。
他の女性とてんびんにかけている
告白してくれた女性と付き合うか、それとも他の女性にアタックするか、自分の今の状態も含めて考えます。告白を受ける場合、他の女性への未練を断ち切る時間が必要なので、告白を保留します。
女性に好意がない場合
いい断り方が見つからない
どのように答えていいかわからないケースです。特に告白されたことのない人は、断り方がわからず回答を保留にしてしまうことが多いです。相手が傷つかないような言葉を選んでから回答します。
心の余裕がない
仕事や家庭、人間関係などが忙しく、他に考えることがいっぱいあって断るのを先延ばしするケースです。気力がなくて、返事がないままフェードアウトすることもあります。
勝手にフェードアウトしてくれるのを望んでいる
告白されたことが面倒だったり、好みじゃなかったりするとき、断るのも角が立つと思って保留にすることがあります。回答で面倒になることを避け、そのままフェードアウトすることが多いです。女性がさらなる好意を向けたときに少し面倒そうにしていたら、このケースと考えて良いでしょう。
そもそも相手のことをわかっていないので、告白に対処できない
相手のことを知らないので、判断材料を男性が持っていない状態です。女性が好意を向けつつ、会話やSNSでやりとりを重ね、お互いの気持ちを通い合わせると付き合いに発展するケースもあります。
保留にされたときのOK、NG行動
告白の返事を保留されても完全に脈なしではないとすると、よい返事につながるチャンスをつぶさないようにしたいもの。返事を迷っているときに、相手の女性にされてうれしかった行動・嫌だった行動を男性に聞いてみました。
うれしかった行動
1位 好意をアピールする(35.7%)
2位 答えの催促をせず、いつもと変わらず接する(32.1%)
3位 うれしかった行動はない(28.6%)
4位 心変わりをせずに返事を待つ(26.8%)
※複数回答
嫌だった行動
1位 嫌だった行動はない(48.2%)
2位 一定の時間を置いて答えを催促する(16.1%)
2位 好意を見せない(16.1%)
4位 好意をアピールする(12.5%)
大事なのは「催促を焦らず」「いつもと変わらず」ということのようです。嫌だった行動には「共通の友人への愚痴、言いふらし」(29歳)、「だめならすぐに違う人と付き合うと言ったこと」(24歳)というコメントも。ふたりだけの秘密として、静かに落ち着いて待つ姿勢がポイントですね。
告白にすぐ返事をする男性の心理は?
逆にすぐ返事をする男性の心理について、織田隼人さんに伺いました。
すぐにOKする場合
男性がすぐ回答する場合、自分の好意を伝えたいという気持ちに加え、保留にして女性の気持ちが変わったらもったいないと思っていることがあります。
相手の女性をよく知らなくても、付き合っている時の幸せなイメージがすぐに湧くと返事が早いことがあります。ふたりが幸せになるイメージがつかめれば、幸せに向かって進めば良いだけという状態になりますので、告白に対してすぐにOKを出すのです。
すぐに断る場合
断るのを保留にしてしまうと、面倒な気持ちがずっと続きます。すぐ断った方が楽だから、早めに返事をすることも多いです。特にモテる男性ほど、断ることに慣れています。
告白を保留にするとその情報が「自分が好きな女性に伝わってしまう」ことがあります。そうすると好きな女性の心が自分から離れていく、気を使って身を引かれるというリスクを背負うことになります。好きな女性と付き合える可能性を減らしたくないと男性が考える場合、すぐに断りを入れます。
告白を成功させるテクニック
告白した時点で好意は男性に伝わっています。保留された場合はさらに好意を伝えつつ、コミュニケーションを楽しむ方向に持っていくと良いでしょう。
LINEなどのやりとりや、電話でのコミュニケーションを重ねてみましょう。ちょっとでもアプローチをして相手の好意が増せば、告白に対してOKをしてもらえる可能性が増えます。
告白後のアプローチは勇気がいりますよね。でも相手との接触でOKをもらえる可能性を上げた方が良いでしょう。
そこで意識したいのは、付き合ったときのポジティブなイメージ。ふたりで「会話を楽しむ」ことに専念すれば、心地よい時間が印象に残ります。
明るい自然な会話で付き合うイメージを相手につかんでもらうことができれば、成功の確率が上がります。
告白後のアプローチはスマートに
告白の返事がもらえるまではドキドキで不安。そこで焦らず落ち着いて待つのがGOODというのは、男性がゆっくり考えられる時間を与える、こちらの優しさが必要ということかもしれませんね。
織田さんのアドバイスを胸に、告白後はただ沈黙するだけでなく、勇気を出して相手の男性とのコミュニケーションを楽しんでみては。迷っている男性に「私と付き合うと幸せが待っている」というイメージを持ってもらう、自然な会話を追求したいですね。
取材・文/ぱう
【監修】
織田隼人さん
心理コーディネーター。男女の心理の違いを伝えることで、男女の行き違いを少しでも減らすのが目標。復縁のポータルサイトを運営中。
著書に『やっぱり彼と復縁したい貴女へ』、『彼女と復縁する59の方法』、『モテる出会い』(すべてあさ出版)などがある。
HP:http://oda999.tea-nifty.com/blog/
ツイッター:@oda_hayato
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2020/03/24〜2020/03/25
有効回答数:206人(男性)
(インターネットによる20代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)