魔性の女が近くにいると怖いよね…

「魔性の女」に彼氏を取られない方法

本人にはその気がないのに、周りの男が放っておかない。そんな「魔性の女」っていますよね。男性にとってはたまらない存在なのでしょうが、女性にとっては…近くにいたら警戒しちゃうかも!?

20〜30代の女性に「今までに、これぞ魔性の女だ!という女性に出会ったことはある?」と聞いてみたところ、52%の人が「ある」と回答。その「魔性の女」って、どんな人だったの?

●「可愛くてノリが良くてフットワークも軽い、かつ押し引きがとてもうまいので大体周りの男性はその子を好きになる」(26歳)
●「美貌も知性も兼ね備え仕事にまい進、本人は全くその気がないのに、どのプロジェクトでも必ず1人以上の男性から口説かれ続けている人」(27歳)
●「同性から見ると普通だけど、気遣いやしぐさが男性のツボを突いていて、さりげなくしたたかなところに静かな魔性を感じました」(32歳)
●「顔立ちは普通なのにお料理と男性を立てるのが上手。あとしっかりしているのにどこか放っておけない気がするところも」(28歳)

皆さんのコメントを見ていると、特段男性にこびたりしているわけではなく、「持って生まれた天性の技術」という印象を受けました。本人が何をしたわけでもないのに、男性を引き付け、好きにさせてしまうなんて、うらやましい!

魔性の女とは、本能的に男性を喜ばせたり翻弄(ほんろう)させる才能を持った女性



そもそも、男性が放っておかない「魔性の女」とは、どういう条件を兼ね備えた女性のことをいうのでしょうか?さまざまな恋愛経験を持ち、男性心理にも詳しい島田佳奈さん、教えてください!

「魔性の女とは、本能的に男性を喜ばせたり翻弄させる才能を持った人のこと。例えば、会話中に何げなくスキンシップを取って男性に『自分に気があるのかな』と誤解させたり、他意なく『○○に行ってみたい!』などと言って男性が誘いやすくなるようなボールを投げたりする、など。ただ、本人は意図してやっているわけではありません。自ら男性に近づき夢中にさせるなど、男性を操る才能を自ら身に付けた『小悪魔』とは違い、わざと男性を夢中にさせているわけではないから、魔性の女は手ごわい存在です」

本人は自分のことを「魔性の女」とは思っていない…ということですね。確かに近くにいたら、周りの男性を根こそぎ丸め込んでしまいそうで、手ごわ過ぎる…。

彼が魔性の女に引かれても、慌てず騒がず、愛情を注ぎ続けるのが◎



となると、一つの不安がムクムク…。もし好きな男性や、お付き合いしている男性が、「魔性の女」の魅力にやられていたら、女としてはどのように対応すればいいの!?

「まず絶対にやってはならないのは、魔性の女の悪評を彼に告げ口すること。例えば、あの子は性格が悪い、男なら誰でもいい、だまされているに違いない…など。すでに相手の女性に好感を抱いている彼にしてみれば、『彼女の悪口を言う君の方が性格悪いのでは?』と、あなたに対して幻滅しかねません。魔性の女が本気で自分のことを好きでアプローチしているのか、それとも無意識のものなのか、賢い男性ならそのうち気付きます。油断ならないと警戒したり、彼女に対してけん制したりせず、これまで通り『誠実な愛情』を彼に向け続けていればいいのです」

なるほど!天性の魅力を持つ「魔性の女」に、下手にあらがっても不利なだけですものね。

なお、もし彼が魔性の女に走ってしまった場合は、「『本当に僕のことを理解し愛してくれるのは誰か』もわからず、尻尾を振って魔性の女に接近していく愚かな男を、無理に追う価値はありません。せいぜい痛い目に遭えばいい、と涼しく突き放しましょう」とのこと。

確かに、おっしゃる通り!近くに魔性の女が現れたら心穏やかではいられないかもしれないけれど、「魔性」に惑わされてしまうような男性は願い下げ!というスタンスで、ゆったり構えているのが正解のようですね。(山崎 はるな)


【取材協力】
島田佳奈さん
作家、女豹ライター、AllAbout恋愛ガイド。モデル・OL・キャバ嬢・バイヤー・広告代理店・SE等多彩な経歴ののち、作家に転身。『人のオトコを奪る方法』、『「アブナイ恋」を「運命の恋」に変える!』、『運がよくなるお引越し』、『女豹本!』、『コントラスト』他著作多数。近著に『腐らず、枯れず、咲き誇れ! アラフォー独女の生きる道』(双葉社)がある。
島田佳奈さん公式サイト 「No love, no life.」


【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ネット婚活、ヒヤヒヤした瞬間、魔性の女、有名人夫婦」について
調査期間:2016/9/2-9/18
有効回答数:112人(女性)