恋人に冷めた瞬間ランキング!100年の恋も冷める一瞬とは?

大好きだった彼氏・彼女だけど、ある出来事をきっかけに急に冷めてしまった、もしくは急に冷たくされてしまった、などの「100年の恋も一瞬で冷めた」という経験はありますか?20〜30代の男女を対象に、どんな時に恋人への気持ちが冷めてしまうのかアンケート調査を実施しました。また、相手の気持ちが冷めないために日頃から気を付けたいことをメンタル心理カウンセラーのおおはま ともこさんに教えていただきました。

恋人への気持ちが冷める理由ランキング



恋人への気持ちが冷める理由ランキング

20〜30代男性・女性向けアンケートで「恋人への気持ちが冷めた理由」を聞いたところ、「性格が合わない」「大切にされていない」が上位になっているのは男女共通ですが、それ以外の理由に男女の違いが見られました。

男性が恋人への気持ちが冷めたと感じた理由


1位:性格が合わない
(38人中13人)

2位:相手が自己中心的
(38人中6人)

3位:束縛が強い
(38人中4人)

4位:大切にされていない
お金の使い方に疑問を感じた
連絡したときの返信が遅い
前の恋人の話を聞かされた

(38人中各2人)

女性が恋人への気持ちが冷めたと感じた理由


1位:大切にされていない
(65人中15人)

2位:性格が合わない
(65人中14人)

3位:愛情表現が薄い
(65人中7人)

4位:マナーが悪い・非常識
他に好きな人ができた

(65人中各6人)

※出典:マクロミルアンケート

次の項目からは男女合計で回答の多かった順に、恋人への気持ちが冷めた具体的なエピソードと相手に気持ちを冷めさせないための対策法を紹介します。


性格が合わず気持ちが冷めた瞬間&対策法



性格が合わず気持ちが冷めた瞬間&対策法

付き合ってみると今まで見えていなかった一面が見え、冷めてしまうことがあるようです。

性格が合わず気持ちが冷めたエピソード


「ネガティブな発言が多い」(27歳/女性)

「付き合う前と後で彼女の性格が変わった」(26歳/男性)

「付き合っていく中で何回も会っていくうちに最初とイメージが変わり冷めてしまった」(23歳/女性)

対策アドバイス


「付き合ってみたけど性格が合わない」と恋人に思われないためには、笑顔でいる時間を多くし、感情をきちんと言葉で伝えるようにしましょう。

恋人同士の関係性に慣れてくると感情表現が少なくなったり、負の感情を出してしまいがちです。デートの後は「今日は楽しかったよ」「忙しいのに時間をつくってくれてありがとう」と気持ちを伝える、荷物を持ってくれたら「ありがとう」を言う、など当たり前のことでもきちんと言葉にすることが大切です。

人間は慣れてくるとどうしてもおざなりになってしまいがちなので、親しいからこそ小さなことでもしっかりと言葉で伝えることで相手は「この人を選んで良かった」という気持ちになります。

また、笑顔は人を安心させ元気にしてくれるので、デート中にたくさん笑顔を見せることで「この人と会うと安心する」「元気になる」と思ってもらえ、気持ちは冷めにくくなります。


恋人が自分を大切にしてくれないと感じて気持ちが冷めた瞬間&対策法



恋人が自分を大切にしてくれないと感じて気持ちが冷めた瞬間&対策法

付き合っていくにつれてだんだんと相手の態度が変わってしまうこともありますよね。ぞんざいな扱いをされていると感じたら、気持ちは急激に冷めてしまいます。

大切にしてくれないと感じて冷めたエピソード


「遅刻が多く、他の予定を優先する」(31歳/男性)

「一緒にいてもスマホばっかり見ていて話もあまりしなくなった」(36歳/男性)

「連絡をしてもなかなか返事が返ってこなくて冷めた」(28歳/女性)

「体ばかり求められて、他のデートの誘いには乗ってくれない」(36歳/女性)

対策アドバイス


「恋人が自分を大切にしてくれていない」と感じるのは、以前と比較してLINEの返事が遅かったりデートの回数が減ったりと、恋人の優先順位が低くなっているのが原因です。

忙しくてデートの時間が取れなかったり連絡がおろそかになってしまったと感じたら、「こういう仕事でいつまでにやらなきゃいけないから今月はあまり会えないよ。ごめんね」などと、理由をしっかり伝えて相手を不安にさせないように気を付けましょう。

また、「恋人が自分を大切にしてくれていない」と感じた場合は、あえて自分から誘うのを控えてみましょう。相手に愛情があっても「もう離れていかない」という安心感があると、愛情表現が不足してしまいがちです。

誘いが減り「あれ?いつもと違うな」と感じると、何らかのアクションを起こすはずです。しかし、「絶対に誘わない!」などと意固地にならないように注意し、反応をうかがう程度にとどめましょう。


相手が自己中心的で気持ちが冷めた瞬間&対策法



相手が自己中心的で気持ちが冷めた瞬間&対策法

自分のことばかりを優先し、相手の気持ちや都合を考えない言動も相手の気持ちを冷めさせてしまいます。

相手が自己中心的で気持ちが冷めたエピソード


「会話が一方的で楽しくない」(36歳/女性)

「仕事で忙しいのに会うことを執拗(しつよう)にせがまれたから嫌になった」(33歳/男性)

「自分の思い通りにならないとふてくされてなげやりになる」(35歳/男性)

「自分の話ばかりする」(31歳/女性)

対策アドバイス


「恋人だから理解してくれている」「この人には甘えてもいいんだ」という気持ちが行き過ぎると自己中心的な言動になってしまいます。

恋人に対して自己中心的に振る舞ってしまった場合はまず素直に謝ること。なぜそうしてしまったのか理由をしっかりと説明して、恋人が抱える「気持ちが冷めたからこんな態度を取っているのかな?」というような不安を払拭するようにしましょう。

「相手も同じことを望んでいるはず」「自分のことを理解してくれている」という思い込みから、相手の意見を聞かずに物事を決定するなどの自己中心的な振る舞いにもつながります。相手の気持ちを、一つ一つ確認することを習慣にするといいですね。

逆に、相手の自己中心的な態度が気になる場合は、「嫌な気持になった」ということをしっかりと言葉で伝えるようにしましょう。

常に受け身の姿勢で相手に合わせ過ぎていると、相手は自己中心的な態度になっていることに気が付きません。「何でもいいよ」ではなく「私はこうしてほしい」ということを日頃から伝えることが大切です。


恋人の束縛が強くて気持ちが冷めた瞬間&対策法



恋人の束縛が強くて気持ちが冷めた瞬間&対策法

「彼女のことが心配だから」「彼のことを全て知りたい」という気持ちは好きだからこその言動ですが、行き過ぎると相手は束縛されていると感じてしまいます。

恋人の束縛で気持ちが冷めたエピソード


「メールが多くて返信に困った」(36歳/女性)

「連絡が多過ぎる!一日中ずっと連絡が来たこともあった」(21歳/女性)

「何をしていたか事あるごとに聞かれ、答えるのが面倒になってしまった」(30歳/男性)

「どこへ行くにも電話などで1日50回以上連絡しなきゃならない」(35歳/女性)

対策アドバイス


自分に自信がないと恋人が離れていってしまうのではないかと不安になり、束縛が強くなってしまいます。自分は全部話したいし知りたいから相手も同じだろうと思っていると、束縛しているつもりがなくても相手にとっては窮屈な場合があります。

また、過去に恋人から裏切られた経験がある場合や“束縛の強さ=愛の深さ”と勘違いしている場合もあるので、自分が抱える不安や思い込みには気を付けましょう。相手と話し合って、過去に付き合った恋人とは違うということを認識することが大切です。また、相手がどんな行為を束縛と感じるのかを確認するのもおすすめです。

恋人からの束縛が窮屈に感じる場合は、「あなたのことが大好きだし、信頼してる。だから自分のことも信じて欲しい」と相手が自信を持てるようにきちんと言葉で気持ちを伝えましょう。


愛情表現の薄さで気持ちが冷めた瞬間&対策法



愛情表現の薄さで気持ちが冷めた瞬間&対策法

愛情は思っているだけでなく、言葉やスキンシップで表現しないと相手には伝わりません。どんなに愛情を持っていても表現しなければ何も伝わらず、相手の気持ちが冷める原因となってしまいます。

愛情表現の薄さで気持ちが冷めたエピソード


「自分から好きと言ってくれなくなった」(21歳/女性)

「付き合って1年、求められなかった」(27歳/女性)

「4年付き合っていて3年半レス状態なのが一番大きな原因だった気がする」(27歳/女性)

「まるで自分の所有物やアクセサリーのように扱われているように感じることがあった」(30歳/女性)

対策アドバイス


恋人と今の関係性が一番楽で安心だと感じていると、愛情表現が薄くなってしまいがちです。

一方通行の愛情表現はしていないのと同じこと。日頃から恋人がどんな言葉に喜び、どんな行動に嬉しさや幸せを感じているのかを観察したり、いつもとは違う方法での愛情表現を試し、どのパターンが相手に伝わりやすいのかを探るなどの努力も大切です。

また、恋人からの愛情表現が少ないからといって「自分に対して愛情がなくなったんだな」とすぐに判断するのは早いかもしれません。不安に思うことは相手に伝え、どうしてほしいか話し合ってみると解決する場合もあります。

スキンシップや愛情表現が豊かなカップルとダブルデートをして「自分もこんなカップルになりたい!」と刺激するのも効果的です。


100年の恋も冷める瞬間がある!



100年の恋も冷める瞬間がある!

ラブラブで付き合い始めたカップルでも、100年の恋も冷める瞬間はあるものです。気持ちが冷めるようなことがあった場合には、我慢せずにまずは相手と話し合ってみてはいかがでしょうか。それでも改善されなければ別れるという選択をし、次の恋愛に進むのもひとつの選択肢かもしれませんね。

一方で、自分の言動が相手の気持ちを冷めさせてしまうことだってあり得ます。恋人同士がうまく付き合っていくためには、日頃から相手の気持ちや都合を理解し、思いやりのある言動をするように心掛けることが大切です。


取材・文/仲西なほ子


【監修】
おおはま ともこさん
メンタル心理カウンセラー。育児に悩み自己否定の日々を過ごしていたが、心理学や色彩心理学と社会心理学、人間行動学を通したヒューマンリレーションの法則であるバースデーカラーを学んだことをきっかけに、「他人と比べず自分に合った生き方をすることが幸せへの近道」と気付き、女性のメンタルバランスを整える活動を決意。現在はセラピストの養成や事業主のサポート、SNSコンサルなど幅広く活動している。
Instagram:https://www.instagram.com/irogae_tomoko/
公式HP:https://tomoko.style/


【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/7/13〜2023/7/14
有効回答数:103人(男性38人、女性65人)
(インターネットによる20〜30代男性・女性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)