婚活疲れでグッタリ…

“婚活疲れ”が増加中!その解消法とは?

婚活を頑張っているけど、なかなかいい人に巡り合えず、気力も体力も下降ぎみ…といういわゆる“婚活疲れ”に陥る人が、最近増加中とのこと。できれば“婚活疲れ”なんて経験しないまま、ステキな男性と出会いたいものですが、もし、疲れてしまったらどうしたらいいのか…恋愛コラムニストの五百田達成(いおた たつなり)さんに伺いました!

そもそも“婚活疲れ”に陥ってしまう原因って何ですか?

「“婚活疲れ”の最大の要因は“婚活の長期化”です。大学生が“就活疲れ”に陥るのと一緒で、どこに行っても『あなたはいらない』と言われ続け、やってもやっても結果が出ない…。それが長期化すれば、体力的にも精神的にもどんどん削られていってしまうのです。これでは疲れてしまうのも無理はありません」

ちなみに、疲れた状態で婚活を続けてしまうと冷静な判断ができず、ダメ男に引っかかってしまう可能性も大というから注意が必要。こんな状態から抜け出すにはどうしたらいいんでしょう?

「とにかく疲れたら休むのが一番。休んで前向きな気持ちや自分らしさ、笑顔が取り戻せたら、また頑張ればいいんです。休んでいる間も周りがせっせと婚活に励んでいると、何もしないでいることに焦りを感じてしまう人もいるかもしれません。そんなときは、仕事を頑張ってみる、新しい女友達を作ってみるなど、婚活以外のことに積極的に取り組んでみるのがオススメです。仕事に専念して、自分の足で立てるようになれば、ラクな気持ちで結婚を考えられるようになりますし、友達を増やすことは、出会いの幅を広げることに繋がります。また、婚活から離れてあらためて『自分は本当に結婚したいのか?』を考えたり、これまでの婚活を振り返るなど、自分と向き合う時間にもなりますよ」

なるほど、婚活をいったん離れてしっかり休む期間を作るのが大事なんですね。では、婚活を再開した際に、再び“婚活疲れ”に陥らないためのポイントも教えてください!

「婚活に疲れてしまうのは、やり方が合っていなかった可能性が高いので、まずは自分に最適な、疲れない婚活のやり方を探すことが大切です。例えば、新しい趣味や習い事、勉強などを始めて、自分が好きなこと、興味のあることを婚活の入り口として考えるといいと思いますよ。一見、婚活とは関係ないようなものでも、自分が楽しんで長く続けられるものがいいでしょう。料理に興味があるなら、料理教室に通ってそこで新しい友達を作ってみる。それが女性だとしても、その女性の男友達に繋がる可能性は十分あります!慣れてきたら料理合コンに行ってみるなど、直接異性との出会いに繋がる場に目を向けてみるといいと思いますよ。また、新しい飲み屋を開拓するというだけでもいいですね。自分が楽しめる環境の中で、新しい人間関係を築き、出会いへと繋げていくのが疲れない婚活のコツです」

婚活というと、合コンやお見合いパーティなど、“ザ・婚活”的なものに参加しないといけないと思いがちだけど、本当は自分の好きなことや興味のあることから広げることが、じっくり婚活するためには大事なことだったんですね。ちょっと疲れてきたなぁ…という人は、婚活のやり方を見直して、疲れない婚活で幸せをつかみましょう。(石橋 夏江/verb)


【取材協力】
五百田達成(いおた たつなり)さん
作家・カウンセラー。「コミュニケーション心理」、「恋愛・結婚・仕事」を主なテーマに執筆や講演を行う。働く女性の相談ルーム「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰。最新刊『子猫と権力と××× −あなたの弱点を発表します』が発売中。
五百田達成さんオフィシャルブログ http://ameblo.jp/iota-s/