彼女より大事!?彼が男友だちを優先する理由
今日は彼との久しぶりのデート。映画を見に行く約束をしていたのに、「友だちに遊びに行こうって誘われたから」と、ドタキャン!…なんて経験ありませんか? メイクも服もバッチリ決めて、せっかくおしゃれしたのに…って、ちょっと悲しくなってしまいますよね。
ちなみに、20〜30代の女子にアンケートを取ったところ、「彼に男友だちとの付き合いを優先された経験がある」という人は26%。「会う機会があまりない、地方にいる彼の友だちが急に来ることになったから、そちらを優先された」(32歳)などの理由ならば、まだ納得できますが、なかには「ワタシ、大事にされていないのかも」と思ってしまう、以下のような切ないケースも…。
●「私の誕生日にデートの約束をしていたのですが、『友だちの引っ越しの手伝いに行きたい』と言われ、結局デートはできなくなりました」(24歳)
●「会う予定だったのに、仕事の上司からの誘いで遊びに行ってしまった。『いつも会ってるんだからいいじゃん』と言われた」(25歳)
●「『夕食を食べに来る』というから、夕食を作って待っていたのに、『友だちと遊んでいて今日はいけない』と急に言われた。私が怒ったら『そういうの重いんだよ』と逆ギレされた」(30歳)
記念日なのに!!私とのデートの約束の方が先なのに!!!(怒)なんて声が聞こえてきそう…。ドタキャンされた経験のある方は怒り心頭だと思いますが、一方の男子側の言い分も聞いてみましょう。20〜30代の男子に「彼女とのデートよりも、男友だちからの誘いを優先したことはありますか?」と聞いてみたら、「ある」と答えたのは37%!どうして彼女より男友だちを優先したの?
●「職場が体育会系で先輩命令には絶対従わなきゃいけない環境だったから。彼女を放置して、土曜の夜、先輩にキャバクラに連行されました」(27歳)
●「彼女とはいつでも会えるから。彼女が家に来る予定だったが、『友だちのいない男は嫌だろ?』といって丸めこみ、友だちに誘われたのでそっちに行った」(29歳)
●「フラットに考えて、どっちが優先順位が高いか考えた結論。彼女はいつでも会えるし」(30歳)
「彼女はいつでも会える」なんて、完全にないがしろにされている気が…(泣)。なぜ彼女との約束があるのに、男友だちの誘いにホイホイ乗ってしまうの?恋愛エッセイストで男性心理に詳しい潮凪洋介さん、こんな男子たちの男ゴコロを教えて!
「女同士の集まりは、一緒に趣味を共有したりおしゃべりを楽しんだりという、リラックス目的のものが多いのですが、男同士の付き合いは、どちらかというと仕事の仲間、学生時代の部活の仲間など、一緒に苦楽を共にしたという何らかの“結束シンボル”があるケースが多いんです。友だちというよりも、より結束の固い“仲間”や“同志”といった意味あいが強いので、たとえ“彼女とのデート”という先約があっても、どうしても男友だちとの約束を優先してしまう傾向があります」
うーん…「男同士の付き合いは深い」ということなのでしょうが、彼女との付き合いだって、深いものだと思うのですが…。
「もちろん、彼女のことも大事に思っているし、彼女をないがしろにしているつもりはないんですよ。わがままに見えることもあると思いますが、おそらく男性は、『彼女には、友人を大切にする自分を理解してほしいし、そんな自分も含めて好きになってほしい』と思っているのです」
でも、毎度毎度、男友だちばかりを優先されたら、全然「大切にされている」感じがしません!愛情もどんどん冷めてしまいそうな気がするのですが、その気持ちはどう伝えたらいいですか?
「当日のドタキャンが続くなど、度が過ぎる場合はもちろんちゃんと抗議すべきですが、その後に男友だちとの約束を優先した理由を聞いたうえで、『私もあなたに会うのを楽しみにしていた』という気持ちを冷静に伝えてください。彼を仲間から引き離そうとするような言動は、彼の心を冷めさせるだけですし、彼の仲間の心証も悪くなって『そんな心の狭い彼女、別れちゃえよ!』なんて言われる可能性もあるので、面倒ですがここは慎重に」
なるほど…。でも、私としては怒るのをこらえられるか不安なのですが、ほかの方法ってありますか?
「逆に、彼のコミュニティに飛び込むチャンス!と前向きに捉え、『私も連れて行ってほしい』とお願いするのもひとつの方法ですね。彼の仲間に加わることができますし、彼女としてお披露目されるいい機会にもなります。友だちに『お前の彼女、社交的でイイ子じゃん』とプラス評価されたらこっちのもの。もし将来的に、ケンカして別れそうになっても、『お前のこと、一番分かってくれるのは彼女だよ』なんて、まわりが取り成してくれることもありますから」
むむぅー。「敵を味方につけてしまえ」作戦ですね。確かに、彼女よりも優先してしまうコミュニティがどんなものか見てみたいし、彼が心を許せるステキな友だちに気に入られたらうれしいですよね。男同士の友情が垣間見える中で、彼に惚れ直すきっかけもあったりして!?…まあ、たまには友だちとの付き合いは無視して、ふたりきりでラブラブしたいですけどね(苦笑)。(伊藤 理子/C&R)
【取材協力】
潮凪洋介さん
恋愛文化の活性化を目指し、TV、雑誌、Web、全国講演、トークショー、パーティプロデュースなど幅広いメディアで活躍する恋愛エッセイスト。最新著書に『運命の彼を引き寄せる55のルール〜男が本気になる女性の条件〜』。最新活動として「婚活&恋活に効くBLOG書き方レッスン」(リアルエッセイスト養成塾 「潮凪道場」)を開講。
潮凪洋介さん公式サイト「Love Culture Movement」
【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「男友だちを優先する彼や絵文字・デコメについて」
調査期間/2011/2/3〜2011/2/7
・ゼクシィユーザーアンケート「男性限定!結婚式への招待客や男友だちとの約束について」
調査期間/2011/1/27〜2011/2/7
ちなみに、20〜30代の女子にアンケートを取ったところ、「彼に男友だちとの付き合いを優先された経験がある」という人は26%。「会う機会があまりない、地方にいる彼の友だちが急に来ることになったから、そちらを優先された」(32歳)などの理由ならば、まだ納得できますが、なかには「ワタシ、大事にされていないのかも」と思ってしまう、以下のような切ないケースも…。
●「私の誕生日にデートの約束をしていたのですが、『友だちの引っ越しの手伝いに行きたい』と言われ、結局デートはできなくなりました」(24歳)
●「会う予定だったのに、仕事の上司からの誘いで遊びに行ってしまった。『いつも会ってるんだからいいじゃん』と言われた」(25歳)
●「『夕食を食べに来る』というから、夕食を作って待っていたのに、『友だちと遊んでいて今日はいけない』と急に言われた。私が怒ったら『そういうの重いんだよ』と逆ギレされた」(30歳)
記念日なのに!!私とのデートの約束の方が先なのに!!!(怒)なんて声が聞こえてきそう…。ドタキャンされた経験のある方は怒り心頭だと思いますが、一方の男子側の言い分も聞いてみましょう。20〜30代の男子に「彼女とのデートよりも、男友だちからの誘いを優先したことはありますか?」と聞いてみたら、「ある」と答えたのは37%!どうして彼女より男友だちを優先したの?
●「職場が体育会系で先輩命令には絶対従わなきゃいけない環境だったから。彼女を放置して、土曜の夜、先輩にキャバクラに連行されました」(27歳)
●「彼女とはいつでも会えるから。彼女が家に来る予定だったが、『友だちのいない男は嫌だろ?』といって丸めこみ、友だちに誘われたのでそっちに行った」(29歳)
●「フラットに考えて、どっちが優先順位が高いか考えた結論。彼女はいつでも会えるし」(30歳)
「彼女はいつでも会える」なんて、完全にないがしろにされている気が…(泣)。なぜ彼女との約束があるのに、男友だちの誘いにホイホイ乗ってしまうの?恋愛エッセイストで男性心理に詳しい潮凪洋介さん、こんな男子たちの男ゴコロを教えて!
「女同士の集まりは、一緒に趣味を共有したりおしゃべりを楽しんだりという、リラックス目的のものが多いのですが、男同士の付き合いは、どちらかというと仕事の仲間、学生時代の部活の仲間など、一緒に苦楽を共にしたという何らかの“結束シンボル”があるケースが多いんです。友だちというよりも、より結束の固い“仲間”や“同志”といった意味あいが強いので、たとえ“彼女とのデート”という先約があっても、どうしても男友だちとの約束を優先してしまう傾向があります」
うーん…「男同士の付き合いは深い」ということなのでしょうが、彼女との付き合いだって、深いものだと思うのですが…。
「もちろん、彼女のことも大事に思っているし、彼女をないがしろにしているつもりはないんですよ。わがままに見えることもあると思いますが、おそらく男性は、『彼女には、友人を大切にする自分を理解してほしいし、そんな自分も含めて好きになってほしい』と思っているのです」
でも、毎度毎度、男友だちばかりを優先されたら、全然「大切にされている」感じがしません!愛情もどんどん冷めてしまいそうな気がするのですが、その気持ちはどう伝えたらいいですか?
「当日のドタキャンが続くなど、度が過ぎる場合はもちろんちゃんと抗議すべきですが、その後に男友だちとの約束を優先した理由を聞いたうえで、『私もあなたに会うのを楽しみにしていた』という気持ちを冷静に伝えてください。彼を仲間から引き離そうとするような言動は、彼の心を冷めさせるだけですし、彼の仲間の心証も悪くなって『そんな心の狭い彼女、別れちゃえよ!』なんて言われる可能性もあるので、面倒ですがここは慎重に」
なるほど…。でも、私としては怒るのをこらえられるか不安なのですが、ほかの方法ってありますか?
「逆に、彼のコミュニティに飛び込むチャンス!と前向きに捉え、『私も連れて行ってほしい』とお願いするのもひとつの方法ですね。彼の仲間に加わることができますし、彼女としてお披露目されるいい機会にもなります。友だちに『お前の彼女、社交的でイイ子じゃん』とプラス評価されたらこっちのもの。もし将来的に、ケンカして別れそうになっても、『お前のこと、一番分かってくれるのは彼女だよ』なんて、まわりが取り成してくれることもありますから」
むむぅー。「敵を味方につけてしまえ」作戦ですね。確かに、彼女よりも優先してしまうコミュニティがどんなものか見てみたいし、彼が心を許せるステキな友だちに気に入られたらうれしいですよね。男同士の友情が垣間見える中で、彼に惚れ直すきっかけもあったりして!?…まあ、たまには友だちとの付き合いは無視して、ふたりきりでラブラブしたいですけどね(苦笑)。(伊藤 理子/C&R)
【取材協力】
潮凪洋介さん
恋愛文化の活性化を目指し、TV、雑誌、Web、全国講演、トークショー、パーティプロデュースなど幅広いメディアで活躍する恋愛エッセイスト。最新著書に『運命の彼を引き寄せる55のルール〜男が本気になる女性の条件〜』。最新活動として「婚活&恋活に効くBLOG書き方レッスン」(リアルエッセイスト養成塾 「潮凪道場」)を開講。
潮凪洋介さん公式サイト「Love Culture Movement」
【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「男友だちを優先する彼や絵文字・デコメについて」
調査期間/2011/2/3〜2011/2/7
・ゼクシィユーザーアンケート「男性限定!結婚式への招待客や男友だちとの約束について」
調査期間/2011/1/27〜2011/2/7