未婚女子への結婚報告…上手な伝え方は？
幸せな結婚報告が原因で、今も悩んでいる友人の話。プロポーズされた翌日、社内のお局である独身の先輩に、幸せオーラ全開で「結婚するんですぅ〜」と報告したところ、友人に対する先輩の態度が豹変！それ以来、社内での居心地が悪くなってしまったようなのです。
聞けば、その先輩は40歳を目前にお見合いパーティに参加し「婚活」に励んでいるとか。友人曰く、「結婚ネタが振りにくい先輩にどう伝えたらいいか分からず、勢いのまま伝えてしまった」とのこと。先輩女性に限らず、伝えにくい相手ってたしかにいるし、分からなくはないけど…。
というわけでさっそく、20〜30代の既婚女性にアンケート。「ズバリ、結婚報告をする際に伝えにくい相手はいましたか？」と質問したところ、全体の45％の花嫁が「YES」と回答。では、一番伝えにくかったのは誰？
1位：独身の先輩女性
2位：独身の女友だち
3位：女性の上司
4位：自分の親
5位：男性の上司
やはり、「独身の先輩女性」や「独身の女友だち」には伝えにくいという意識アリ。なかでも、「離婚したばかりの友人・先輩」「彼と別れたばかりの友人」には、特に伝えにくいとか。とにもかくにも「未婚」ということが、ネックになっているようです。では、そんな伝えにくい相手に報告する際に、気をつけたことはありますか？
●「テンションを抑えてメールで報告した」（28歳）
●「『結婚は別に大したことではない！』って感じで普通のテンションで話した」（26歳）
●「独身の先輩女性には、ほかの同僚と盛り上がっているところに顔を出し、そのままノリで報告した」（26歳）
●「自分から結婚の話を振らないこと。向こうから『結婚とかの話は出てないの？』と言われたので、『実は…』と報告した」（30歳）
●「年上で独身の先輩には甘々モードを出さずに、『やっと嫁ぐことになりました〜』と報告」（31歳）
「直接伝えるのは怖い…」、「文句を言われるのは嫌！」という理由で、メールで報告を済ませた人が多く、また、ノロケないように「テンションを抑えて」伝えている人が多いことも判明！なかには、「30歳までに誰かに拾ってもらえてよかったです〜（涙）」と、自虐ネタに走る人も。でもこれって、聞かされる側からしたら、好感が持てる報告の仕方なの？マナーコーチの井垣利英さん、上手な伝え方を教えて！
「メールでの報告は、好感が持てるものではありませんね。人生の節目である“結婚”の報告には、直接会ってお話しするのが基本。例えば、独身の先輩女性なら、『今日は先輩にお話ししたいことがありまして…』と少しかしこまって、伝えるくらいがちょうどいいのです。伝えにくいからといって、まわりくどい言い方をしてしまったり、『結婚なんて別に大したことじゃないけど…』など、不自然にテンションを抑えて報告するのは、腫れものに触る感じがしてしまい、むしろ逆効果。誠意を持ってストレートに伝えることが大事です！」
う〜ん、下手な小細工は必要ないってことですね。
また、アンケートの回答のなかには、「ごめんね」とワンクッションを置いてから、結婚報告したという人も少なくない様子。しかし井垣さん曰く、「結婚報告で一番やってはいけないのは、『申し訳ないんだけど、結婚することになったの…』と、謝罪の言葉を前置きに入れることなので、気をつけて」とのこと。相手の状況を気にかけてのひと言だとしても、結婚報告においては優しさでも何でもなく、相手を傷つけるだけだとか。ポロッと口をついて出てしまいそうなフレーズだけに、注意が必要のようです。
ちなみに、「離婚経験アリ」や「既婚だけど結婚生活がうまくいっていない」先輩・友だちへの報告は、どのように伝えたらいいですか？
「結婚報告は相手によって変える必要はないので、ストレートに伝えてください。ただ離婚を経験された方に報告すると『これからが大変なのよ〜』など、嫌味を言われることもあるかもしれません。ネガティブな言葉を言われること前提で報告すると、動揺せずに乗り切れるはず（笑）。また、『結婚は人生の修行であることは、分かっています。彼となら修行したいと思ったので、結婚を決意しました』と先輩の意図をくみ取りながら、上手な切り返しができるといいですね」
なるほど！ 最難関だと思っていたバツイチ先輩への道が開けた気がします！
相手によってあれこれ策を練って、テンションを抑えたり、謝ってみたりと伝え方を変える…その気遣いこそが、結婚に敏感な年頃の女子をイラっとさせる原因だったんですね。私も結婚報告する時が来たら、気をつけようっと！（平田 桃子／verb）
【取材協力】
井垣利英（いがきとしえ）さん
(株)シェリロゼ代表取締役、マナーコーチ。マナー、話し方、プラス発想、メイクなどで自分を磨く“ブラッシュアップ講座”や社員研修を開催。
(株)シェリロゼ公式サイトhttp://www.c-roses.co.jp
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「結婚報告や彼とのケンカについて」
調査期間／2010/6/3〜6/7
有効回答数／336人（女性）
聞けば、その先輩は40歳を目前にお見合いパーティに参加し「婚活」に励んでいるとか。友人曰く、「結婚ネタが振りにくい先輩にどう伝えたらいいか分からず、勢いのまま伝えてしまった」とのこと。先輩女性に限らず、伝えにくい相手ってたしかにいるし、分からなくはないけど…。
というわけでさっそく、20〜30代の既婚女性にアンケート。「ズバリ、結婚報告をする際に伝えにくい相手はいましたか？」と質問したところ、全体の45％の花嫁が「YES」と回答。では、一番伝えにくかったのは誰？
1位：独身の先輩女性
2位：独身の女友だち
3位：女性の上司
4位：自分の親
5位：男性の上司
やはり、「独身の先輩女性」や「独身の女友だち」には伝えにくいという意識アリ。なかでも、「離婚したばかりの友人・先輩」「彼と別れたばかりの友人」には、特に伝えにくいとか。とにもかくにも「未婚」ということが、ネックになっているようです。では、そんな伝えにくい相手に報告する際に、気をつけたことはありますか？
●「テンションを抑えてメールで報告した」（28歳）
●「『結婚は別に大したことではない！』って感じで普通のテンションで話した」（26歳）
●「独身の先輩女性には、ほかの同僚と盛り上がっているところに顔を出し、そのままノリで報告した」（26歳）
●「自分から結婚の話を振らないこと。向こうから『結婚とかの話は出てないの？』と言われたので、『実は…』と報告した」（30歳）
●「年上で独身の先輩には甘々モードを出さずに、『やっと嫁ぐことになりました〜』と報告」（31歳）
「直接伝えるのは怖い…」、「文句を言われるのは嫌！」という理由で、メールで報告を済ませた人が多く、また、ノロケないように「テンションを抑えて」伝えている人が多いことも判明！なかには、「30歳までに誰かに拾ってもらえてよかったです〜（涙）」と、自虐ネタに走る人も。でもこれって、聞かされる側からしたら、好感が持てる報告の仕方なの？マナーコーチの井垣利英さん、上手な伝え方を教えて！
「メールでの報告は、好感が持てるものではありませんね。人生の節目である“結婚”の報告には、直接会ってお話しするのが基本。例えば、独身の先輩女性なら、『今日は先輩にお話ししたいことがありまして…』と少しかしこまって、伝えるくらいがちょうどいいのです。伝えにくいからといって、まわりくどい言い方をしてしまったり、『結婚なんて別に大したことじゃないけど…』など、不自然にテンションを抑えて報告するのは、腫れものに触る感じがしてしまい、むしろ逆効果。誠意を持ってストレートに伝えることが大事です！」
う〜ん、下手な小細工は必要ないってことですね。
また、アンケートの回答のなかには、「ごめんね」とワンクッションを置いてから、結婚報告したという人も少なくない様子。しかし井垣さん曰く、「結婚報告で一番やってはいけないのは、『申し訳ないんだけど、結婚することになったの…』と、謝罪の言葉を前置きに入れることなので、気をつけて」とのこと。相手の状況を気にかけてのひと言だとしても、結婚報告においては優しさでも何でもなく、相手を傷つけるだけだとか。ポロッと口をついて出てしまいそうなフレーズだけに、注意が必要のようです。
ちなみに、「離婚経験アリ」や「既婚だけど結婚生活がうまくいっていない」先輩・友だちへの報告は、どのように伝えたらいいですか？
「結婚報告は相手によって変える必要はないので、ストレートに伝えてください。ただ離婚を経験された方に報告すると『これからが大変なのよ〜』など、嫌味を言われることもあるかもしれません。ネガティブな言葉を言われること前提で報告すると、動揺せずに乗り切れるはず（笑）。また、『結婚は人生の修行であることは、分かっています。彼となら修行したいと思ったので、結婚を決意しました』と先輩の意図をくみ取りながら、上手な切り返しができるといいですね」
なるほど！ 最難関だと思っていたバツイチ先輩への道が開けた気がします！
相手によってあれこれ策を練って、テンションを抑えたり、謝ってみたりと伝え方を変える…その気遣いこそが、結婚に敏感な年頃の女子をイラっとさせる原因だったんですね。私も結婚報告する時が来たら、気をつけようっと！（平田 桃子／verb）
【取材協力】
井垣利英（いがきとしえ）さん
(株)シェリロゼ代表取締役、マナーコーチ。マナー、話し方、プラス発想、メイクなどで自分を磨く“ブラッシュアップ講座”や社員研修を開催。
(株)シェリロゼ公式サイトhttp://www.c-roses.co.jp
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「結婚報告や彼とのケンカについて」
調査期間／2010/6/3〜6/7
有効回答数／336人（女性）
