リビエラ東京 ●RIVIERAグループ
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親子の絆を感じる結婚式
更新:2016/5/11 11:53
皆様こんにちは。
ウェディングプランナーの平澤麻衣です。
本日は風が強く、交通機関も乱れたり湿気も多く気分が晴れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその一人です。
でもそんな風の強い時、私はディズニーのくまのプーさんを思い出すようにしています。
プーさんは「風の日おめでとう」とみんなに言いながら村を歩いていくのです。
その姿がとてものほほんとしていて、なんだか気分が癒されます。
なんとなく嫌だな、とか気分が乗らないな思うことは、あえてポジティブな言い方に変えることで、楽しめるようになれるかもしれませんよね。
さて、話は変わりますが、先日こんなお客様がいらっしゃいました。
実家には住んでいるものの、なかなかお父様と会話をしないと仰る新婦様。
普段から愛情たっぷりに接してくれるお父様に対して、照れくさくていまだに反抗期が少し残っていると笑いながら話してくださいました。
でも結婚式はそんな親御様のため、お父様と一緒にバージンロードを歩いてあげたいという想いが新婦様にはあったのです。
すごく家族思いの新婦様で、挙式が始まり、お母様からの最後のお役目としてベールダウンの儀式が行われると、その時にはもうすでに大粒の涙がこぼれ落ちていました。
泣き声を必死に抑えて「育ててくれてありがとう。」
そうお母様に伝えると、今まで気を張っていたお母様の表情も一気に崩れ、感動的な入場シーンとなりました。
そしてお母様からお父様にバトンタッチをして、新郎様のもとまで一緒に歩みをすすめる新婦様とお父様。
大事な大事な愛娘の晴れ姿に、なんだか嬉しそうだけど、少し寂しそうな複雑な表情をされているお父様にとても胸を打たれました。
いざ、新郎様のもとにたどり着くと、牧師から新婦様に問いかけがあります。
「今まであなたを大切に育て、守ってこられたのはどなたですか?」
―「父と母です。」新婦様は答えます。
「ではお父様、そのお役目をこの男性にゆだねますか?」
そう問いかけられたお父様は、とてもいい笑顔で、
「はい、お願いいたします。」そうお答えになりました。
新婦様の手を新郎様の腕にしっかりバトンタッチをしたあとは、
切ない表情で新婦様の後ろ姿を見つめ、そっと目頭をおさえていらっしゃいました。
「これから幸せになります。」「しっかり幸せになるんだぞ。」
お互いに言葉は交わしてないですが、そんな声が聞こえてきたような気がしました。
リビエラ東京オリジナルの「親子の絆の問いかけ」の儀式は、
そんなおふたりにはぴったりのように感じました。
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