【手相占い】感情線でわかること!手相の意味や見方を解説

2024/3/22 11:00

愛情や情熱などの心に関することを表すといわれている感情線とはどんな手相なのでしょうか。感情線の位置や意味することなど基本の見方から、枝分かれ感情線や二重感情線などがある場合の見方まで、手相家の青木 智さんに伺いました。また、感情線から読み取れる自分の性格や恋愛傾向についてもお伝えします。

「感情線」とは



「感情線」とは

感情線は小指の下から、カーブを描きながら中指や人さし指に向かって伸びる線です。ハートラインとも呼ばれ、愛情や情熱、感受性などの心に関することを表します。


[感情線の見方1]右手と左手どちらで占う?



手相は基本的に、左手は先天運といわれるその人が元から持つ才能や運勢を表し、右手は後天運といわれる自分の努力や行動によって手に入れたものを示すといわれています。

また、左手はありのままの自分を表し、右手は社会に見せる建前の姿が表れるともいわれています。左右の感情線が極端に違う人は、人に見せる表向きの感情と、内に秘めた深層心理が異なる、二面性を持ったタイプといえます。


[感情線の見方2]長さで占う



[感情線の見方2]長さで占う

感情線の長さは人によって異なります。感情線の長さでどんなことがわかるのでしょうか。

感情線が長い場合


標準的な感情線の長さは、終点が中指と人さし指の間くらいです。人さし指の真ん中を越えるところまで感情線が伸びている人は長いといえます。

感情線が長い人は情熱的で積極的なタイプです。ただ、自分本位で突っ走ってしまう面もあり、諦めの悪い頑固な人ともいえます。恋愛では同じ人をずっと追いかけてしまう傾向があるかもしれません。

感情線が短い場合


中指の真ん中くらいで止まっているのが短い感情線です。感情線が短い人は、冷静でクールな性格といえます。引っ込み思案で喜怒哀楽も控えめで、自分の気持ちを素直に表すのが苦手な傾向があります。


[感情線の見方3]濃さで占う



感情線の濃さでわかることも挙げてみました。

感情線が濃い場合


感情線が肉眼で見ることができれば濃いといえます。感情線は濃ければ濃いほど良い相といえます。

感情線がくっきりと濃い人は、神経が図太く心が強いといえるでしょう。ただ、熱くなりやすく、感情的になりやすいという面も持っています。

感情線が薄い場合


天眼鏡で見なければわからないのが薄い感情線です。感情線が薄い人は失恋したり、失敗したりすると、立ち直るのに時間がかかる傾向があります。

感情的にならず冷静な面を持っているので、「安定している」「頼りになる」といった印象を持たれることもあります。


[感情線の見方4]感情線の上昇・下降で見る



[感情線の見方4]感情線の上昇・下降で見る

感情線は、カーブが急上昇すればするほど、自我や感情が強くなる傾向があります。反対に、下がるのは自分より人を優先するタイプです。感情線の上昇や下降でわかることを紹介します。

A.感情線が急上昇する場合


感情線は上昇の角度が大きいほど情熱的なので、感情線の終点が中指の真ん中にくるほど急上昇する人は、情熱的で積極的な傾向が強いです。

恋愛では、好きになるとどんな手段を使ってでも手に入れたくなるくらい熱い人です。

B.感情線が人さし指と中指の間に上がる場合


感情線が人さし指と中指の間に上がる人は、「尽くし型」の感情線といわれ、献身的に人に尽くす傾向があります。

女性も男性も「家庭を大事にする」という意味があるといわれています。尽くすのは人だけでなく、仕事や趣味などの物事も含まれます。何に対しても一生懸命な人といえるでしょう。

C.感情線が比較的平坦な場合


比較的平坦な感情線の人は、冷静でクールな現実主義者です。

恋愛でも自分の気持ちを素直に表すのが苦手なので、ポーカーフェイスで気取ってしまう傾向があります。本心とは裏腹の態度を取ってしまう、ツンデレタイプに多い相です。

D.感情線が下降している場合


感情線が下がっている人は、思いやりが強く、困っている人を放っておけない、面倒見がいい人です。人が良すぎて損をすることがあるくらい、かなりのお人好しといえます。


[感情線の見方5]二股に枝分かれする感情線で見る



[感情線の見方5]二股に枝分かれする感情線で見る

感情線の先が二股に枝分かれている人は、相手の立場になって考えることができる、思いやりのある人です。約束やルールをきちんと守り、誠実な性格で、周囲の人と良い人間関係が築けるでしょう。恋愛に対しても真面目でいちずなタイプなので、恋人や結婚相手としておすすめの人といえます。


[感情線の見方6]三つまたに枝分かれする感情線で見る



[感情線の見方6]三つまたに枝分かれする感情線で見る

感情線が三つまたに枝分かれている人は、周囲の人を幸せにする能力を持っている人です。いわゆる「福の神の相」ともいわれ、人のために一生懸命頑張ることができます。

近くにいると運気を上げてくれるので、結婚相手や家族、友達などの関わりの深い人にとってはありがたい存在といえます。周りの人を幸せにする恩恵が返ってきて、自分も幸せになれる大吉の相です。


[感情線の見方7]下向きの支線が複数出ている感情線で見る



[感情線の見方7]下向きの支線が複数出ている感情線で見る

感情線から何本か下向きの線が出ている人は、常に周囲を気遣うことができる、とても慈悲深い人です。困っている人を放っておけない性格で、頼み事をされると断れないタイプです。

恋愛では、どちらかといえば受け身のタイプです。また、思いやりがあって優しすぎるが故に、言い寄られると流されてしまう傾向にあります。相手のことを気遣うことも必要ですが、自分の気持ちや考えをしっかり持って行動することが大切です。


[感情線の見方8]二重の感情線で見る



[感情線の見方8]二重の感情線で見る

感情線の上に沿うように二重の感情線がある人は、情熱を二人分持っているので、エネルギッシュで逆境に強いです。挫折をしてもパワーアップして立ち上がり、良い方向に持っていける人です。

二重の感情線は、恋愛ではモテる手相です。二人分の恋愛感情を持っているので、恋愛に対して積極的な上、アピールも上手で、人間味溢れる魅力もあります。


感情線が示すことを恋愛や人間関係に役立てて



感情線が示すことを恋愛や人間関係に役立てて

感情線から自分の性格や恋愛傾向も読み解けることがわかりました。自分の感情線の意味や運勢を知ることで、人間関係に役立てられることがあるかもしれません。

手相は変化するものなので、その人の状況によって変わることがあります。迷ったり悩んだりしたときはもちろん、定期的に感情線をチェックしてみましょう。良好な人間関係に一役買ってくれるかもしれませんよ。


取材・文/坂田圭永
イラスト/Hanna


【監修】
青木 智さん
手相家。人材育成会社の経営のため、人の持つ才能や可能性を見つけ出す手法として、「手相・人相・算命学」などの研究を重ねる。20年以上の鑑定経験から編み出した独自の手相鑑定やカウンセリングのほか、書籍の執筆、雑誌・WEBメディアなどの執筆、講座・セミナー・講演(行政・企業)を通じて「手相で世界を笑顔に変える」をモットーに全国で活動中。
公式サイト:https://happytomo.net/
公式ブログ:https://ameblo.jp/happytomo-net/





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