彼女に不安を感じるのはなぜ?解消法&彼女が見せる危険なサイン
2023/8/25 11:00
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愛する彼女と付き合っているのに不安を感じるのは、一体なぜなのでしょうか?不安になる男性心理やその理由、愛情が冷めてきたときに見せる彼女の危険なサインについて解説します。また不安を解消する方法など、恋愛、人間関係などに詳しい心理カウンセラーの小日向るり子さんに詳しく聞きました。
大好きな彼女と付き合っているのに、不安を感じてしまうのはどうしてなのでしょうか?考えられる理由を見ていきましょう。
付き合い始めて3カ月くらいまでは、デートや食事などふたりで過ごす初めての時間ばかりです。いわゆる「何をしても楽しい!」というラブラブ期間で、毎日何往復もLINEや電話をしたり、空いている時間はすべてデートをしたりというカップルも少なくありません。
しかし次第にラブラブの状態から冷静になり、落ち着いた恋愛に移行していきます。その速度には個人差があるため、落ち着くタイミングが彼女の方が早い場合、「前はもっと連絡し合っていたし、会えていたのに愛情が冷めたのでは……」と不安を感じてしまうことがあります。
彼女のうそが発覚するなど、浮気を疑うような言動が見えたときに生じる不安です。
例えば、夜の電話で「今日は一日中家にいたよ」と言ったのに、実は昼間に外出しているのを偶然目撃していたという場合など。彼女がうそをついていることが分かったときに不安な感情が生まれます。
さらに、どうしてうそをついたのか尋ねて明らかにすることが怖く、彼女に聞くことができないと、どんどん不安が大きくなっていきます。
可愛くて性格も良い彼女の場合、「自分よりも、もっとふさわしい人がいるのではないか」と考えて不安を感じてしまいます。
特に自己肯定感が低い人に起こりやすく、別れたくないのに「自分なんかよりも、もっと良い人がいるよ」など投げやりなセリフを言って、彼女を困らせてしまうことがあります。
ノリが良くて場を盛り上げることが上手、周りの空気も読めるなど、気の利く人が彼女の場合に生じやすい不安です。
そんな彼女のノリの良さや気の利くところが好きになるきっかけだった男性も多いのですが、いざ自分の彼女になると、その性格が「その場のノリで他の男性と良い雰囲気になったらどうしよう」という不安要素になってしまいます。
自分の感情をあまり表に出さない彼女の場合、「自分といて楽しいのかな」という気持ちが生じて不安になりがちです。
特に彼氏が気持ちを言葉や態度で表すタイプの場合、自分ばかり好きと言っていることに不公平さを感じて、不安だけでなく不満に繋がることもあります。
彼女に対して不安を感じたとき、本当に愛情が冷めてきたのか見極める方法はあるのでしょうか。愛情が冷めた彼女に現れやすい行動のサインについて解説します。
愛情が薄れていくと、連絡頻度が明らかに減るというケースが多いです。
彼女側からの連絡が減る、なかなか既読にならない、既読になってからの返信が遅い、電話ができない日が増えるなど、円滑なコミュニケーションが取れない状態が続いていきます。
こちらから提案した日に対して、「その日は用事が入っている」と断られることが多くなる、「今は忙しいから●日以降で、また調整してもいい?」など具体的なデートの日時を決めることを避けるなど、会う頻度が減っていく傾向があります。
小さなうそを頻繁に重ねるようになります。例えば、「その日は友人の誕生日で食事に行くから遊べない」「お母さんと出かけるから無理」などの理由でデートを断るのですが、少し調べるとつじつまが合わないといった、簡単にバレるうそをつくことが多いです。
事前にしっかり考えていたうそというよりは、その場でとっさに思い付いたうそが頻繁に見られるようになります。
「体調が悪い」「今日は疲れているから」といった理由でスキンシップを避けるようになります。
心と体は繋がっているため、彼氏への愛情が薄れてくると体に触れられることに抵抗を感じやすくなります。手を繋ごうとしたらサッと避けられるなど、スキンシップを控える行動は気持ちが冷めてきたサインの可能性が高いです。
「彼女の愛情が冷めたサインは見られないけれど、それでも不安」と感じてしまう場合に、取り入れてほしい不安の解消方法をご紹介します。
一人で抱え込まず相談することが大切ですが、ポイントは「信頼できる人」に相談するという点です。
彼女の性格や置かれている環境を知らない人に相談をしても、的を射たアドバイスをもらえない可能性が高いですし、口止めをしても「こんな相談をされたよ」と彼女にバラされてしまい、関係がこじれてしまうケースもあります。
信頼できる人に相談することで、的確なアドバイスをもらえたり、共感されることで気持ちが落ち着いたりするなど不安を解消することができるでしょう。
不安になったときに気持ちを紛らわせるものがないと、心が捉われて不安が雪だるまのようにどんどん大きくなってしまいます。
彼女がいなくても楽しめることや、自分一人でも楽しめる趣味や時間を持つことで恋愛以外に意識を向けることができます。また、自分の時間を大切にすることで充実感や自己肯定感、心の満足度も上がるでしょう。
この方法は最後の手段と考えましょう。なぜなら、不安が当たっていて「他に好きな人ができた」「気持ちが冷めてしまった」と、彼女から別れを告げられる可能性があるからです。
この場合、別れたいという言葉を受け入れるのか、答えを出す覚悟が必要になります。「彼女の本当の気持ちを知ってケリをつけたい」という気持ちが固まったときの方法として捉えてください。
気持ちを伝えるときは、「考えすぎかもしれないが、こんなときに不安になることがある」など、深刻にならないトーンで伝えましょう。また、自分の勘違いだったときに彼女の気持ちが離れてしまう可能性もあるので、彼女を責めるような言い方は避けるのがポイントです。
彼女のことが大好きだからこそ、相手も自分のことが好きか不安になってしまうという気持ちは、男女関係なく抱く感情です。もし不安を感じたときは、その原因が何か落ち着いて見つめ直し、信頼できる人に相談したり自分が楽しめる時間を持ったりして、不安を取り除いていきましょう。
そして不安な気持ちを打ち明けるときは、「もし自分がそうされたらどうか」と、相手と自分を置き換えて考えてみるのがおすすめです。仕事が忙しく疲れているときに「なぜ連絡できなかったのか?」「会える日をはっきりして」など、問い詰められるとつらいですし、疑われてばかりいると「自分はそんなに信頼されていないのか」と、彼女に悲しい気持ちを抱かせてしまいます。
また、好きな気持ちがベースにあっても、恋愛の優先順位が下がってしまうタイミングがあるのは珍しいことではありません。彼女の恋愛への熱量が下がっているときは、自分で自分の機嫌を取れる対処法を身に付けて、不安を解消できるようになっておくと、幸せな時間を彼女と共有していくことができますよ。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
小日向るり子さん
「カウンセリングスペースフィールマインド」代表。心理カウンセラー。一般社団法人日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。JAAアロマコーディネーター。恋愛、人間関係、メンタルヘルスなど多くの悩みにカウンセリングを行っている。恋愛や心理系コラムの執筆やメディア出演、監修も多数行っている。2023年4月までの相談件数は約5500件を超える。
オフィシャルサイト:http://feel-mind.net/
オフィシャルツイッター:https://twitter.com/ruriyakko1107
ブログ:https://ameblo.jp/r-kohinata/
彼女への不安の正体は?不安になるのはなぜ?
大好きな彼女と付き合っているのに、不安を感じてしまうのはどうしてなのでしょうか?考えられる理由を見ていきましょう。
彼女の愛情が冷めたのではないか、という不安
付き合い始めて3カ月くらいまでは、デートや食事などふたりで過ごす初めての時間ばかりです。いわゆる「何をしても楽しい!」というラブラブ期間で、毎日何往復もLINEや電話をしたり、空いている時間はすべてデートをしたりというカップルも少なくありません。
しかし次第にラブラブの状態から冷静になり、落ち着いた恋愛に移行していきます。その速度には個人差があるため、落ち着くタイミングが彼女の方が早い場合、「前はもっと連絡し合っていたし、会えていたのに愛情が冷めたのでは……」と不安を感じてしまうことがあります。
彼女が浮気しているのではないか、という不安
彼女のうそが発覚するなど、浮気を疑うような言動が見えたときに生じる不安です。
例えば、夜の電話で「今日は一日中家にいたよ」と言ったのに、実は昼間に外出しているのを偶然目撃していたという場合など。彼女がうそをついていることが分かったときに不安な感情が生まれます。
さらに、どうしてうそをついたのか尋ねて明らかにすることが怖く、彼女に聞くことができないと、どんどん不安が大きくなっていきます。
彼女と自分が釣り合っていない、という不安
可愛くて性格も良い彼女の場合、「自分よりも、もっとふさわしい人がいるのではないか」と考えて不安を感じてしまいます。
特に自己肯定感が低い人に起こりやすく、別れたくないのに「自分なんかよりも、もっと良い人がいるよ」など投げやりなセリフを言って、彼女を困らせてしまうことがあります。
ノリが良く、空気が読める彼女の性格が不安
ノリが良くて場を盛り上げることが上手、周りの空気も読めるなど、気の利く人が彼女の場合に生じやすい不安です。
そんな彼女のノリの良さや気の利くところが好きになるきっかけだった男性も多いのですが、いざ自分の彼女になると、その性格が「その場のノリで他の男性と良い雰囲気になったらどうしよう」という不安要素になってしまいます。
彼女が何を考えているのか分からなくて不安
自分の感情をあまり表に出さない彼女の場合、「自分といて楽しいのかな」という気持ちが生じて不安になりがちです。
特に彼氏が気持ちを言葉や態度で表すタイプの場合、自分ばかり好きと言っていることに不公平さを感じて、不安だけでなく不満に繋がることもあります。
愛情が冷めてきたときに彼女が見せるサイン
彼女に対して不安を感じたとき、本当に愛情が冷めてきたのか見極める方法はあるのでしょうか。愛情が冷めた彼女に現れやすい行動のサインについて解説します。
連絡の頻度が減る
愛情が薄れていくと、連絡頻度が明らかに減るというケースが多いです。
彼女側からの連絡が減る、なかなか既読にならない、既読になってからの返信が遅い、電話ができない日が増えるなど、円滑なコミュニケーションが取れない状態が続いていきます。
会う頻度が減る
こちらから提案した日に対して、「その日は用事が入っている」と断られることが多くなる、「今は忙しいから●日以降で、また調整してもいい?」など具体的なデートの日時を決めることを避けるなど、会う頻度が減っていく傾向があります。
うそをつくようになる
小さなうそを頻繁に重ねるようになります。例えば、「その日は友人の誕生日で食事に行くから遊べない」「お母さんと出かけるから無理」などの理由でデートを断るのですが、少し調べるとつじつまが合わないといった、簡単にバレるうそをつくことが多いです。
事前にしっかり考えていたうそというよりは、その場でとっさに思い付いたうそが頻繁に見られるようになります。
スキンシップを避ける
「体調が悪い」「今日は疲れているから」といった理由でスキンシップを避けるようになります。
心と体は繋がっているため、彼氏への愛情が薄れてくると体に触れられることに抵抗を感じやすくなります。手を繋ごうとしたらサッと避けられるなど、スキンシップを控える行動は気持ちが冷めてきたサインの可能性が高いです。
彼女への不安を解消する方法3つ
「彼女の愛情が冷めたサインは見られないけれど、それでも不安」と感じてしまう場合に、取り入れてほしい不安の解消方法をご紹介します。
信頼できる人に相談する
一人で抱え込まず相談することが大切ですが、ポイントは「信頼できる人」に相談するという点です。
彼女の性格や置かれている環境を知らない人に相談をしても、的を射たアドバイスをもらえない可能性が高いですし、口止めをしても「こんな相談をされたよ」と彼女にバラされてしまい、関係がこじれてしまうケースもあります。
信頼できる人に相談することで、的確なアドバイスをもらえたり、共感されることで気持ちが落ち着いたりするなど不安を解消することができるでしょう。
彼女以外の楽しみを持つ
不安になったときに気持ちを紛らわせるものがないと、心が捉われて不安が雪だるまのようにどんどん大きくなってしまいます。
彼女がいなくても楽しめることや、自分一人でも楽しめる趣味や時間を持つことで恋愛以外に意識を向けることができます。また、自分の時間を大切にすることで充実感や自己肯定感、心の満足度も上がるでしょう。
気持ちを正直に伝える
この方法は最後の手段と考えましょう。なぜなら、不安が当たっていて「他に好きな人ができた」「気持ちが冷めてしまった」と、彼女から別れを告げられる可能性があるからです。
この場合、別れたいという言葉を受け入れるのか、答えを出す覚悟が必要になります。「彼女の本当の気持ちを知ってケリをつけたい」という気持ちが固まったときの方法として捉えてください。
気持ちを伝えるときは、「考えすぎかもしれないが、こんなときに不安になることがある」など、深刻にならないトーンで伝えましょう。また、自分の勘違いだったときに彼女の気持ちが離れてしまう可能性もあるので、彼女を責めるような言い方は避けるのがポイントです。
彼女への不安の原因を特定して解消することが大事!
彼女のことが大好きだからこそ、相手も自分のことが好きか不安になってしまうという気持ちは、男女関係なく抱く感情です。もし不安を感じたときは、その原因が何か落ち着いて見つめ直し、信頼できる人に相談したり自分が楽しめる時間を持ったりして、不安を取り除いていきましょう。
そして不安な気持ちを打ち明けるときは、「もし自分がそうされたらどうか」と、相手と自分を置き換えて考えてみるのがおすすめです。仕事が忙しく疲れているときに「なぜ連絡できなかったのか?」「会える日をはっきりして」など、問い詰められるとつらいですし、疑われてばかりいると「自分はそんなに信頼されていないのか」と、彼女に悲しい気持ちを抱かせてしまいます。
また、好きな気持ちがベースにあっても、恋愛の優先順位が下がってしまうタイミングがあるのは珍しいことではありません。彼女の恋愛への熱量が下がっているときは、自分で自分の機嫌を取れる対処法を身に付けて、不安を解消できるようになっておくと、幸せな時間を彼女と共有していくことができますよ。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
小日向るり子さん
「カウンセリングスペースフィールマインド」代表。心理カウンセラー。一般社団法人日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。JAAアロマコーディネーター。恋愛、人間関係、メンタルヘルスなど多くの悩みにカウンセリングを行っている。恋愛や心理系コラムの執筆やメディア出演、監修も多数行っている。2023年4月までの相談件数は約5500件を超える。
オフィシャルサイト:http://feel-mind.net/
オフィシャルツイッター:https://twitter.com/ruriyakko1107
ブログ:https://ameblo.jp/r-kohinata/