恋愛におけるマンネリとは?マンネリ化カップルの特徴や解消法も
2021/9/3 11:00
Index
- #01 マンネリとは?
- #02 カップルがマンネリ化しているときの状態は?
- #03 マンネリ化しやすいカップルの特徴と原因
- #04 カップルがマンネリを解消する方法
- #05 恋愛でマンネリ化しないために気を付けたいこと
「彼を嫌いじゃないけど、最近ときめかない……」「週末デートがいつも同じで寂しい」と感じることってありませんか。そんなときに頭に浮かぶのが、マンネリですよね。恋愛におけるマンネリ化とは、どんなことでしょうか。マンネリ化カップルの特徴、恋人とふたりで一緒にいる時間が長くても、お互いにいつも新鮮な気持ち&関係でいられるヒントをさぐるために、一般社団法人日本合コン協会会長、田中絵音さんにお話を伺いました。
マンネリとは、トキメキが少なくなってしまった状態です。
例えるなら、好きな食べ物を毎日食べていたら、そのおいしさへの驚きも感動も次第になくなっていき、「この味が当たり前」という感覚になって、ありがたみも減っていきますよね。
最終的には飽きてしまうこともあります。これと同じ原理で、恋愛においてもマンネリが起こります。
恋愛において「トキメキは消耗品」なので、会う頻度や交際期間が増えれば増えるほど、マンネリ化が加速していくということを念頭に置きましょう。
マンネリ化したカップルにみられるシーンには、どんなものがあるでしょうか。代表的なものをご紹介します。
会うことに慣れてくるとトキメキや緊張感が薄れ、交際当初のような胸の高まりが感じられず、ドキドキ・ワクワクしなくなってしまいます。
これは自然なことなので、待ち合わせのたびにセルフチェックしてみると、自分のマンネリ度がわかります。
お互いに「彼氏・彼女」という立場を得た安心感から、そんなに身だしなみをきちんとしなくても大丈夫だろう、という気の緩みが表れます。
これがエスカレートして、例えば「家の中はスッピンにスウェット」という姿ばかり見せるようになると、彼から「恋愛対象として見ることができない……」と思われてしまうことも。
一度恋愛対象として見られなくなると、彼のその感覚を元に戻すのは非常に難しいので要注意です。
相手と「連絡を取りたい」「会いたい」と思う熱量が下がっている証拠で、マンネリ化のわかりやすい指標といえるでしょう。
マンネリ化を解消しようとして無理やり連絡したり会ったりすると、さらにマンネリを悪化させることになるので、お互いの自然な気持ちを優先することが大切です。
お互いのことを知り尽くし、「新たに聞きたいことがない」「相手への興味が薄れている」といった状態です。
常に新しいことにチャレンジしている人なら話題は尽きませんが、そうでないと会話が減り、一緒にいる時間がマンネリ化していきます。
これは如実にマンネリ化していることの表れですが、長い付き合いでは自然なことです。
“セックスしなくても一緒にいる”ということは、パートナーとして精神的に必要な存在であり、絆が生まれている証拠です。
ただ、セックスすることは大切なコミュニケーションでもあるので、完全なレスにならないためにふたりで工夫し、努力することが大切です。
すぐマンネリ化してしまうカップルもあれば、新鮮な気持ちを維持するカップルもあるようです。マンネリ化しやすいふたりには、どんな特徴があるのでしょうか。
付き合い始め〜3ヵ月くらいまでのラブラブな時期に、毎日のように会ったり、同居し始めたりするカップルです。
先述したようにトキメキは消耗品なので、最初の時期に会いすぎてしまうと、3ヵ月以降のふと冷静になったときに、一気に恋愛感情がトーンダウンしてしまうのです。
会う頻度が多いことと、同居をすることは、マンネリ化しやすいので気を付けましょう。
ふたりで行く飲食店がいつも同じ、休日のデートコースが毎回同じというカップルは、デート自体に新鮮さが失われるのでマンネリ化しやすいです。
行きつけのお店があるのは素敵なことですが、ワンパターンに陥ってしまうことも。行ったことのないデートスポットへ行くなどしてふたりにとって新しい刺激を取り入れていくことが大切です。
意外なポイントがお風呂。たまのお泊まりデートのときなら良いのですが、習慣的にお風呂に一緒に入るカップルは、マンネリが加速しやすいです。
秘めた部分があった方が、相手への探究心が燃えるもの。全てをさらけ出して相手に見せるのが当たり前になってしまうと、「もっと知りたい」という気持ちが湧いてこなくなってしまいます。
「私たち、最近マンネリ化してるよね……」と思ったとき、それを解消するにはどうしたらいいでしょうか。マンネリ化した空気を消すちょっとしたテクニックをご紹介します。
お盆休みや年末年始など、まとまったお休みがとれるときに、ふたりで旅行の計画を立ててみましょう。
「ふたりでワクワクする楽しい共同作業」は、テンションが上がりますし絆も深まります。旅行先で味わう非日常感でマンネリを打破でき、ふたりの思い出もつくることができます。
お誕生日やクリスマスに加え、「付き合って1周年」などふたりだけの記念日を祝うことで、日々の思い出を振り返り、お互いへのありがたみを実感できます。
また、相手が喜びそうなサプライズを考えることも、愛情を深める作業になります。
ふたりだけの世界より、グループ交際をする方が実は刺激が多いのです。
他者がいる環境は、「私たちはカップルなんだ」と客観的に認識できる機会になるのでオススメです。ふたりでマンネリを感じたら、友人カップルと一緒に過ごすことで別の楽しさが生まれます。
カップルにマンネリが起こる原因は、交際が長くなると一緒にいることに慣れてしまい、パートナーの存在のありがたみを感じづらくなってしまうから。
マンネリ化を防ぐためには、「スキンシップ」と「愛情表現」を習慣付けることが大切です。
相手の良いところを言葉に出して褒める、感謝の気持ちを伝えるのはとても大切!
毎朝「行ってらっしゃいのキス」をしているカップルや、毎日「キレイだね」「愛しているよ」と愛の言葉を伝えているカップルは、いつまでもラブラブで長続きしています。
どんなに付き合いが長くなってもパートナーの存在を決して当たり前とは思わずに、感謝の気持ちを常に心掛けることで、マンネリに陥ることのない、深い絆を結んだカップルになっていけると思います。
取材・文/ぱう
【監修】
田中絵音(たなか えのん)さん
一般社団法人日本合コン協会会長。東京ママパーティー主宰。きき酒師。
数々の婚活パーティやママイベントの運営に携わり、恋愛心理やコミュニケーション学に精通する。また1児の母でもある。著書に『こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)』(双葉社)など。
公式ブログ:https://ameblo.jp/enon0820/
TikTok:https://www.tiktok.com/@enon0820
Instagram:https://www.instagram.com/enon0820/
Twitter:https://twitter.com/enon0820
マンネリとは?
マンネリとは、トキメキが少なくなってしまった状態です。
例えるなら、好きな食べ物を毎日食べていたら、そのおいしさへの驚きも感動も次第になくなっていき、「この味が当たり前」という感覚になって、ありがたみも減っていきますよね。
最終的には飽きてしまうこともあります。これと同じ原理で、恋愛においてもマンネリが起こります。
恋愛において「トキメキは消耗品」なので、会う頻度や交際期間が増えれば増えるほど、マンネリ化が加速していくということを念頭に置きましょう。
カップルがマンネリ化しているときの状態は?
マンネリ化したカップルにみられるシーンには、どんなものがあるでしょうか。代表的なものをご紹介します。
デートで待ち合わせをしたときに、ドキドキ・ワクワクといった感情がなくなる
会うことに慣れてくるとトキメキや緊張感が薄れ、交際当初のような胸の高まりが感じられず、ドキドキ・ワクワクしなくなってしまいます。
これは自然なことなので、待ち合わせのたびにセルフチェックしてみると、自分のマンネリ度がわかります。
会うときの身だしなみ(服装やメイクなど)を、さほど気にしなくなる
お互いに「彼氏・彼女」という立場を得た安心感から、そんなに身だしなみをきちんとしなくても大丈夫だろう、という気の緩みが表れます。
これがエスカレートして、例えば「家の中はスッピンにスウェット」という姿ばかり見せるようになると、彼から「恋愛対象として見ることができない……」と思われてしまうことも。
一度恋愛対象として見られなくなると、彼のその感覚を元に戻すのは非常に難しいので要注意です。
連絡や会う頻度が減った
相手と「連絡を取りたい」「会いたい」と思う熱量が下がっている証拠で、マンネリ化のわかりやすい指標といえるでしょう。
マンネリ化を解消しようとして無理やり連絡したり会ったりすると、さらにマンネリを悪化させることになるので、お互いの自然な気持ちを優先することが大切です。
一緒にいるときに、話すことがない
お互いのことを知り尽くし、「新たに聞きたいことがない」「相手への興味が薄れている」といった状態です。
常に新しいことにチャレンジしている人なら話題は尽きませんが、そうでないと会話が減り、一緒にいる時間がマンネリ化していきます。
セックスレスになった
これは如実にマンネリ化していることの表れですが、長い付き合いでは自然なことです。
“セックスしなくても一緒にいる”ということは、パートナーとして精神的に必要な存在であり、絆が生まれている証拠です。
ただ、セックスすることは大切なコミュニケーションでもあるので、完全なレスにならないためにふたりで工夫し、努力することが大切です。
マンネリ化しやすいカップルの特徴と原因
すぐマンネリ化してしまうカップルもあれば、新鮮な気持ちを維持するカップルもあるようです。マンネリ化しやすいふたりには、どんな特徴があるのでしょうか。
一緒に過ごす時間が多い
付き合い始め〜3ヵ月くらいまでのラブラブな時期に、毎日のように会ったり、同居し始めたりするカップルです。
先述したようにトキメキは消耗品なので、最初の時期に会いすぎてしまうと、3ヵ月以降のふと冷静になったときに、一気に恋愛感情がトーンダウンしてしまうのです。
会う頻度が多いことと、同居をすることは、マンネリ化しやすいので気を付けましょう。
デートがワンパターン
ふたりで行く飲食店がいつも同じ、休日のデートコースが毎回同じというカップルは、デート自体に新鮮さが失われるのでマンネリ化しやすいです。
行きつけのお店があるのは素敵なことですが、ワンパターンに陥ってしまうことも。行ったことのないデートスポットへ行くなどしてふたりにとって新しい刺激を取り入れていくことが大切です。
一緒にお風呂に入る
意外なポイントがお風呂。たまのお泊まりデートのときなら良いのですが、習慣的にお風呂に一緒に入るカップルは、マンネリが加速しやすいです。
秘めた部分があった方が、相手への探究心が燃えるもの。全てをさらけ出して相手に見せるのが当たり前になってしまうと、「もっと知りたい」という気持ちが湧いてこなくなってしまいます。
カップルがマンネリを解消する方法
「私たち、最近マンネリ化してるよね……」と思ったとき、それを解消するにはどうしたらいいでしょうか。マンネリ化した空気を消すちょっとしたテクニックをご紹介します。
旅行の計画をする
お盆休みや年末年始など、まとまったお休みがとれるときに、ふたりで旅行の計画を立ててみましょう。
「ふたりでワクワクする楽しい共同作業」は、テンションが上がりますし絆も深まります。旅行先で味わう非日常感でマンネリを打破でき、ふたりの思い出もつくることができます。
記念日を大切にする
お誕生日やクリスマスに加え、「付き合って1周年」などふたりだけの記念日を祝うことで、日々の思い出を振り返り、お互いへのありがたみを実感できます。
また、相手が喜びそうなサプライズを考えることも、愛情を深める作業になります。
グループデートをする
ふたりだけの世界より、グループ交際をする方が実は刺激が多いのです。
他者がいる環境は、「私たちはカップルなんだ」と客観的に認識できる機会になるのでオススメです。ふたりでマンネリを感じたら、友人カップルと一緒に過ごすことで別の楽しさが生まれます。
恋愛でマンネリ化しないために気を付けたいこと
カップルにマンネリが起こる原因は、交際が長くなると一緒にいることに慣れてしまい、パートナーの存在のありがたみを感じづらくなってしまうから。
マンネリ化を防ぐためには、「スキンシップ」と「愛情表現」を習慣付けることが大切です。
相手の良いところを言葉に出して褒める、感謝の気持ちを伝えるのはとても大切!
毎朝「行ってらっしゃいのキス」をしているカップルや、毎日「キレイだね」「愛しているよ」と愛の言葉を伝えているカップルは、いつまでもラブラブで長続きしています。
どんなに付き合いが長くなってもパートナーの存在を決して当たり前とは思わずに、感謝の気持ちを常に心掛けることで、マンネリに陥ることのない、深い絆を結んだカップルになっていけると思います。
取材・文/ぱう
【監修】
田中絵音(たなか えのん)さん
一般社団法人日本合コン協会会長。東京ママパーティー主宰。きき酒師。
数々の婚活パーティやママイベントの運営に携わり、恋愛心理やコミュニケーション学に精通する。また1児の母でもある。著書に『こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)』(双葉社)など。
公式ブログ:https://ameblo.jp/enon0820/
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