微妙な距離感…気になります

気になる……彼の「女友達」ってどう思う?

2019/3/11 11:00

お付き合いしている彼がいると、「彼と、彼の女友達」との関係性って気になるもの。いくら「友達の一人」と言われても、相手が異性だとついフラっと浮気してしまわないか、恋愛感情が芽生えたりしないかな……と不安に感じてしまいます。

20~30代女性に「お付き合いしている彼の女友達の存在が気になったことはある?」と質問したところ、「気になったことがある」と答えた人は55%。どんなときに気になったのか、詳しく聞いてみました。

頻繁に会いすぎ! 距離が近すぎ! 女友達との関係にモヤモヤ



●「頻繁に電話で相談に乗っていたりすると、なぜそこまで面倒見るの?と思ったりします」(34歳)
●「相談に親身に乗ったりしてるから心配。あんまりいい気はしない」(24歳)
●「女友達からのLINEの内容が、彼に気があるような感じだった。『おはよう』『お仕事頑張って』など口調や絵文字が……」(33歳)
●「気軽に食事に誘ってくること。『彼女がいるのに?』と思ってしまう」(28歳)
●「自分と共通の友達ではないので、どんな人かわからないから不安」(29歳)

これらの声のように、いくら「友達」といっても、頻繁に連絡を取っていたり、親身に相談に乗っていたりすると、やはり気になりますよね。たとえ彼は「ただの友達」と思っていても、女友達の方が意識しているケースもありそうで、彼女としては不安です。

30%の人が、「彼の女友達が原因でけんかした」経験あり!



さらに、「彼の女友達が原因で、彼とけんかになったことはある?」と聞いたところ、30%の人が「ある」と回答。その理由について、以下のような声がありました。

●「やたら仕事終わりにご飯に行き、しかも家まで送ってあげていたので、友達なのにそこまでする?と私が怒ったらけんかになりました。夜に女の子を1人で歩かせられないと言われ、しっかり女の子としての扱いをしていることに嫉妬し、耐えられなくて別れました」(28歳)
●「お互い彼氏彼女がいるのに私に黙って野球観戦に行こうとして彼氏を怒ったことがある」(25歳)
●「友達と朝まで家で遊ぶと言い、ふたを開ければ女の子でした。私の中では男と女に友情はないので」(28歳)
●「2人でご飯を食べに行ったり、長電話やメールの頻度が高く、もめた」(27歳)



いくら「友達」とはいえ、女性と会うことを内緒にされると腹が立ちますよね! とはいえ友達関係にどこまで口出ししていいものか……悩ましいところです。


女友達との関係に嫉妬するよりも、大きく構えて彼にいっぱい愛情を注ぐべし!



恋人である彼の「女友達との付き合い方」について、彼女としてはどう受け止め、どう対応すればいいものでしょうか? 恋愛コラムニストのひかりさんに聞いてみました。

「異性の友達というのは、同性の友達とは違う面白さがあります。女性(男性)側の意見は視点も異なり、参考になったり刺激になったりする場面が多いものです。恋人には聞きづらいことでも、友達だったら聞きやすい……ということもあります。男の人は女友達に限らず、友達に関してあまり口を出してほしくないと思う傾向があるので、基本的には恋人を信じて、ドーンと構えているくらいがいいでしょう」

ただ、彼の方は友達だと思っていても、女友達の方は彼に恋愛感情を抱いている……など、「男女間の友情が必ずしも成立していない」ケースもありそうです。本当に友情でつながっているのか、それともそうではないのか、どう判断すればいいのでしょう?

ひかりさんによると、男女間の友情が成立するのは、以下の4つの条件を満たしていることだとか。
@お互いに『男と女の友情は成立するものだ』という価値観を持っている
Aお互いに相手に対して恋愛感情はない
B頻繁に会わなくても平気な間柄である
C物理的な距離感を保っている

「お互いに友達関係を維持しようと思っているならば、むしろ近づきすぎず『物理的にも精神的にも、距離を保つこと』に気を付けるもの。それができない場合は、どちらかが“友達以上の関係”を求めている可能性があります。女友達側の意思を確認するのは難しいでしょうが、彼が“距離感”に気を付けられるような理性のあるタイプであれば、信じていいと思います。逆に、恋人である自分より女友達を優先することがある、会う頻度が高い、デートスポットに行っている場合は要注意。あまりに度を過ぎていると感じた場合は、『それ、友達の範囲を超えていない?』と言ってもいいと思います。ただ『単なる焼きもちで文句を言っている』と捉えられないよう、あくまで冷静に自分の気持ちを伝えましょう」

彼と女友達の関係を疑って嫉妬したり、必要以上に不安がったりするより、彼のことだけを見て、彼との関係をしっかり深めた方がふたりの愛が強まるはず。「恋人」は自分なのですから、気になるときこそドーンと大きく構えて、彼に愛情を注ぎまくる方が正解!ですね♪(山崎はるな)

【取材協力】
コラムニスト・ひかりさん
コラムニストとして、新聞やWEB媒体などにさまざまなコラムを執筆。「All About」では「恋愛」ガイドを担当。4コマ漫画ブログ「子供おばさん」では漫画にも挑戦していて、アメブロの公式トップブロガー。著書に『愛される人の境界線』(KADOKAWA/中経出版刊)など。



【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「婚活/彼の「女友達」/ひどすぎる破局」について
調査期間:2018/12/20〜2019/1/11
有効回答数:110人(女性)



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