結婚相手と合わないとキツいことは?

結婚相手と合わないとキツいこと、1位は金銭感覚!

2018/12/17 11:00

結婚するということは、これからの人生を一緒に歩むということ!金銭感覚や食の好み、生活リズム、はたまた考え方や大切にしているものなど、合わないとキツい条件ってありますよね。交際中はなんとかやり過ごせても、結婚となって長い時間を一緒に過ごすとなると厳しくなってくるものも出てくると思います。そんな結婚するにあたって、合わないとキツい条件をアンケートで聞いてみました。

結婚相手と合わないとキツいこと! トップは「金銭感覚」



まず、20〜30代の女性に、結婚相手との相性で合わないと厳しいものは何か質問。すると、

1位:「金銭感覚」(24%)
2位:「物事に対する考え方」(13%)
3位:「食の好み」(12%)
4位:「家族や友人との付き合い方」(10%)
5位:「喜怒哀楽(怒りや悲しみ、笑いの内容やタイミング」(8%)

以下、「生活リズム」「生活環境に対する感覚」「休日の過ごし方」(6%)、「物事に対する対処の仕方」「体の相性」(4%)、「時間に対する感覚」(3%)、「趣味嗜好(しこう)」「メールやLINEの頻度やタイミング」(2%)という結果に。



トップ3の「金銭感覚」、「物事に対する考え方」、「食の好み」が、上位にランクイン。お金のことや考え方、食事のことは、共同生活に深く関わってくるものなので、合わないとストレスになりそう。「メールやLINEの頻度やタイミング」を挙げた人もいますが、一昔前ならこの内容が挙がることはなかったかも。今の時代ならではのことですよね。結婚相手と合わないと厳しいことを挙げてもらいましたが、結婚するのだから相手とはこの問題はクリアできているということなの?

婚約中、既婚の方に「相手との相性は合っていると感じますか?」と聞いてみると、「いいえ」と答えた人もチラホラ。「いいえ」と答えた人に、何が合わなかったか質問してみたら、「物事に対する考え方」が10人でトップ。続いて「生活リズム」(7人)、「時間に対する感覚」「物事に対する対処の仕方」(6人)でした。結婚相手と相性が合っていなくても、そこまで大切なことだと考えなかったのか、合わなくても問題ないということなのか……。合わないと分かりつつ、結婚した理由も聞いてみると、

●「全部が合う人なんていないと思っているから、多少のことは我慢」(24歳)
●「合わないと思ったときに話し合って、分かり合えればいいと思うから」(34歳)
●「合わなくても、今後お互いに歩み寄っていけると感じたから」(28歳)

多くは、合わないのは当たり前でお互いに歩み寄ればいいからという理由でしたが、「結婚したいから」(30歳)や、「結婚して同居するまで、そのことを知らなかった」(26歳)といったものも。他人なので、合わないことがあるのは当然。それを合わないから無理と捉えるか、合わないけどお互いが許せるところまで歩み寄ろうと考えるか……。どう捉えるかで、今後の夫婦生活が変わってきそうですよね。

交際時と結婚後で大切にする相性のポイントも変わってくる?



恋人同士のときと、夫婦になったときでは、捉え方や考え方も違うと思うので、「恋人同士のときと夫婦になったときで、ふたりの相性について大切にするポイントは違ってきますか?」と聞いてみると、「違う」(42%)、「違わない」(58%)でした。理由も聞くと、

<違う>(42%)
●「夫の家族、親戚との付き合いは思っていた以上に気を使って疲れるので、そこを配慮してくれるかどうかが大切だと思う」(29歳)
●「夫婦になると、相手の家族とも深く関わるようになるため、家族とどう接しているのかが大切になる。子育てにも関係する」(27歳)
●「恋人の時は趣味嗜好が大事だったけど、一緒に生活するようになってからは金銭感覚や価値観など、もっと他に大事な相性がたくさんあると思ったから」(36歳)
●「楽しいことだけではなく、むしろ大変なときに一緒に乗り越えられるかが恋人との違いかと思う」(33歳)
●「一緒に生活や生計を立てていくなかで、より深い部分での理解が必要になり、歩み寄りがいるから」(29歳)

<違わない>(58%)
●「考え方や食の好みなどは、恋人でも夫婦でも大事かなと思うので」(40歳)
●「恋人でも夫婦でも、一緒にいるために必要なポイントは同じだと思うから。例えば、金銭感覚や、喜怒哀楽のポイントが違う相手とは、付き合うこともできないと思う」(30歳)
●「付き合っている時点から気になるところがあれば結婚を考えられないから」(29歳)
●「恋人同士の延長が夫婦だと思っているので」(34歳)
●「結婚しても考え方などは変わらないから」(27歳)



恋人同士のときと夫婦になったときの大切にするポイントが「違う」と答えた人は、相手の家族や親戚との付き合い方や金銭感覚など、結婚相手が他人から家族になるから、大切するポイントが変わってくるという内容が多数。反対に「違わない」と答えた人は、結婚は付き合うことの延長だからとか、価値観が違う人とそもそも付き合うこともないからという意見が多かったです。

赤の他人同士がひとつ屋根の下に住んで、一緒に人生を歩んでいくということは、とても大変なこと。そこは、ふたりの歩み寄りによってカバーできると思いますが、特に「金銭感覚」、「物事に対する考え方」、「食の好み」は合わないと苦労するみたい。結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、交際時に見極められるといいですね。(坂田 圭永)


【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「結婚相手との相性、お見合い」について 
調査期間:2018/10/1〜10/15
有効回答数:155人(女性)



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