大切にしている「彼との記念日」って?
2017/7/13 11:00
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お付き合いしている彼との「記念日」をすごく大切にしている女性いますよね?出会った記念日、付き合い始めた記念日など、何かにつけて記念日を祝うカップルもいるみたい。
20〜30代の女性に「大事にしていた彼との“記念日”はありますか?」と聞いてみたところ、79%の人が「ある」と回答。最も多かったのは「付き合い始めた記念日」(73%)で、次いで「ふたりが出会った記念日」(13%)、「同棲を始めた記念日」5%、「初めてキスをした記念日」2%という結果になりました。
ちなみに、記念日にどんなことをしているのかも聞いてみました。
●「付き合った記念日には、毎年告白してもらった場所に行っています」(28歳)
●「付き合った記念日は、必ずディナーに行く。ふたりが付き合えたことに感謝をする日だから」(22歳)
●「交際記念日は付き合った日のデートコースを周り、手紙交換をします」(30歳)
●「出会った記念日に、出会った場所で、デートしてます」(30歳)
●「出会った日は何かしらお祝いをするよう心掛けています(ケーキを買って帰るなど)。付き合い始めた日は、この日ばかりは相手の直してほしいところをお互いに言い合います」(27歳)
大事にしている記念日には、彼とデートしたりお祝いしたりするなど、何かしらのイベントを行っているという方が多く見受けられました。
なぜ女性は、お付き合いしている男性との「記念日」を重視するのでしょう?心理学博士の伊東明先生に聞いてみました!
「記念日を大切にする心理には、ポジティブ・ネガティブの2つの側面があります。前者は、『あなたと付き合えて嬉しい、これからもお付き合いを盛り上げていこう!』という前向きな思いであり、後者は『本当にこの人でいいの?彼は本当に愛しているの?』などといった漠然とした不安を打ち消したいという思いによるもの。どんなにうまくいっているカップルであっても、無意識のうちに不安は抱えているものであり、記念日を大事にする人は誰しもこの2面の感情を併せ持っています」
ポジティブな気持ちだけだと思ったら…不安を解消するために記念日を盛り上げたいと考える人も多いのですね!
「イベントは、ふたりのコミットをより深めることにつながり、別れにくくなるという効果があります。ふたりでイベントを楽しんだ後に、たとえ気持ちが冷めるような出来事があったとしても、『この前あんな記念日イベントをやったばかりだから言い出しづらい』と思うのが人の心理。そうこうしているうちに気持ちが落ち着き、お付き合いが続いていく。つまり、記念日イベントをすれば、小さなトラブルであれば乗り越えられる可能性が高まります」
ただ、「お付き合いしている彼との“温度差”には注意した方がいい」とのこと。
「多くの男性は、女性に比べて保守的であり、非日常を嫌がる傾向にあります。従って、記念日イベントに対しても、『本当は面倒くさいけれど、彼女に合わせている』という男性も実は少なくないのです。そのため、記念日の頻度があまりに多かったり、過度の盛り上げを強いられたりすると、『こんな状態がずっと続くのは嫌だな』と思い、別れを考えてしまう恐れも。『記念日にこういうイベントをするのってどう思う?』『どんなイベントなら楽しめる?』などと明るく聞き、彼が負担に感じていないか、どの程度のイベントならば快く受け入れてくれそうか、確認しておくといいでしょう」
確かに、ふたりの記念日なのに、片方だけが盛り上がっていては意味がないし、「面倒くさい」なんて思われていたら逆効果!ですよね。
女心としては、大好きな彼との記念日はどれも大切にしたいものだけれど、彼を巻き込んでイベントとして楽しむのは、彼の気持ちを確認しつつ年に1、2回程度に収めたほうが効果的かもしれませんね。(山崎 はるな)
【取材協力】
伊東 明さん
(株)東京心理コンサルティング代表。ビジネス心理学および男性・女性心理学を専門とし、企業研修やコンサルティング、メディア出演や雑誌連載などで幅広く活躍中。『男は3語であやつれる』(PHP研究所)、『女が結婚するまでに考えておきたいこと』(大和書房)など、70冊以上の著作がある。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「振られた理由、元彼との思い出の品、彼との記念日、嫌われる女性」について
調査期間:2017/4/21〜5/9
有効回答数:170人(女性)
20〜30代の女性に「大事にしていた彼との“記念日”はありますか?」と聞いてみたところ、79%の人が「ある」と回答。最も多かったのは「付き合い始めた記念日」(73%)で、次いで「ふたりが出会った記念日」(13%)、「同棲を始めた記念日」5%、「初めてキスをした記念日」2%という結果になりました。
ちなみに、記念日にどんなことをしているのかも聞いてみました。
●「付き合った記念日には、毎年告白してもらった場所に行っています」(28歳)
●「付き合った記念日は、必ずディナーに行く。ふたりが付き合えたことに感謝をする日だから」(22歳)
●「交際記念日は付き合った日のデートコースを周り、手紙交換をします」(30歳)
●「出会った記念日に、出会った場所で、デートしてます」(30歳)
●「出会った日は何かしらお祝いをするよう心掛けています(ケーキを買って帰るなど)。付き合い始めた日は、この日ばかりは相手の直してほしいところをお互いに言い合います」(27歳)
大事にしている記念日には、彼とデートしたりお祝いしたりするなど、何かしらのイベントを行っているという方が多く見受けられました。
記念日を祝う心理には必ず、「ネガティブな思い」が隠れている!?
なぜ女性は、お付き合いしている男性との「記念日」を重視するのでしょう?心理学博士の伊東明先生に聞いてみました!
「記念日を大切にする心理には、ポジティブ・ネガティブの2つの側面があります。前者は、『あなたと付き合えて嬉しい、これからもお付き合いを盛り上げていこう!』という前向きな思いであり、後者は『本当にこの人でいいの?彼は本当に愛しているの?』などといった漠然とした不安を打ち消したいという思いによるもの。どんなにうまくいっているカップルであっても、無意識のうちに不安は抱えているものであり、記念日を大事にする人は誰しもこの2面の感情を併せ持っています」
ポジティブな気持ちだけだと思ったら…不安を解消するために記念日を盛り上げたいと考える人も多いのですね!
「イベントは、ふたりのコミットをより深めることにつながり、別れにくくなるという効果があります。ふたりでイベントを楽しんだ後に、たとえ気持ちが冷めるような出来事があったとしても、『この前あんな記念日イベントをやったばかりだから言い出しづらい』と思うのが人の心理。そうこうしているうちに気持ちが落ち着き、お付き合いが続いていく。つまり、記念日イベントをすれば、小さなトラブルであれば乗り越えられる可能性が高まります」
彼が負担に感じていないか、確認した方が◎
ただ、「お付き合いしている彼との“温度差”には注意した方がいい」とのこと。
「多くの男性は、女性に比べて保守的であり、非日常を嫌がる傾向にあります。従って、記念日イベントに対しても、『本当は面倒くさいけれど、彼女に合わせている』という男性も実は少なくないのです。そのため、記念日の頻度があまりに多かったり、過度の盛り上げを強いられたりすると、『こんな状態がずっと続くのは嫌だな』と思い、別れを考えてしまう恐れも。『記念日にこういうイベントをするのってどう思う?』『どんなイベントなら楽しめる?』などと明るく聞き、彼が負担に感じていないか、どの程度のイベントならば快く受け入れてくれそうか、確認しておくといいでしょう」
確かに、ふたりの記念日なのに、片方だけが盛り上がっていては意味がないし、「面倒くさい」なんて思われていたら逆効果!ですよね。
女心としては、大好きな彼との記念日はどれも大切にしたいものだけれど、彼を巻き込んでイベントとして楽しむのは、彼の気持ちを確認しつつ年に1、2回程度に収めたほうが効果的かもしれませんね。(山崎 はるな)
【取材協力】
伊東 明さん
(株)東京心理コンサルティング代表。ビジネス心理学および男性・女性心理学を専門とし、企業研修やコンサルティング、メディア出演や雑誌連載などで幅広く活躍中。『男は3語であやつれる』(PHP研究所)、『女が結婚するまでに考えておきたいこと』(大和書房)など、70冊以上の著作がある。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「振られた理由、元彼との思い出の品、彼との記念日、嫌われる女性」について
調査期間:2017/4/21〜5/9
有効回答数:170人(女性)