彼の好みに合わせる女子って、好かれるの!?
2011/6/20 11:00
付き合っている彼が変わるたびに、雰囲気がガラリと変わる私の友だち。彼好みの洋服を着て、メイクや髪形も彼が好きなタイプにチェンジ。それどころか、趣味も生活パターンも、彼のリズムに合わせてしまうんです…。私には到底できないのでビックリするばかりなのですが、彼女いわく「彼が好きなんだから、彼の好みに合わせるのは当然!」とのこと。
うーん、私としては「そんなに何もかも彼に合わせたら、彼に重たく思われちゃうんじゃない?」と余計な心配をしてしまうのですが、実際のところ、男子は「自分好みに染まってくれる女子」をどう思っているのでしょう?恋愛エッセイストで男性心理に詳しい、潮凪洋介さんに聞いてみました。
「何から何まで彼好み…というのは度が過ぎているかもしれませんが、少なくともファッションやメイク、髪形などを、多少なりとも『彼の好みに合わせよう』と努力してくれる女性は、愛され度が高いと言えますね」
えぇ!そうなのですか!?じゃあ「合わせ過ぎると重く思われちゃうのでは」という私の心配は無用なのですね。でも、なぜ彼の好みに合わせる女性は、愛され度が高いのですか?
「男性は、男同士の付き合いを大切にする生き物なので、彼女ができたら、友だち同士の集まりに彼女を連れて行って紹介したいと思うもの。でも、いざ友だちに会わせようとした時に、『彼女のことは大好きだけど、彼女のファッションやメイクはちょっと地味でパットしないんだよな…』と彼が思っている場合、男友だちからの評価が気になって、連れて行くのをためらうというケースがあります。『今度の彼女、あいつのタイプとちょっと違うな』『あいつ、どうしちゃったんだろう?』なんて思われるのがイヤなんですよね。しかし、普段から自分の好みに合わせてくれる彼女ならそんな心配もないので、愛され度が高くなるのです。彼と長くお付き合いする上で、彼の友だちに受け入れてもらうのは、彼にもあなたにも大切なことですからね」
でも女子にだって“自分の好み”ってものがあります!ありのままの自分を彼に受け入れてもらいたいって思うのは、わがままなんでしょうか?
「もちろん自分の好みが確立していて、“自分”をしっかり持って自立している女性は、男性から見て魅力的です。ただ、男友だちと集まる時など、『時と場合に応じて』男性に合わせてくれる女性には、女性ならではの気遣いを感じて、より愛が深まるというのは事実。すべてを彼好みに合わせるのではなく、彼の友だちに会う時は、少しファッションやメイクを彼の好きなタイプに変えてみるだけでもいいんです。そうすれば彼の友だちも違和感を覚えることなく『お似合いのカップルだ』と受け入れてくれますし、彼女の気遣いに彼の気持ちもぐっと高まるはずですよ」
なるほど、「時と場合に応じて」なら、少しは頑張れるかも。ちなみに、前述の私の友だちは、ファッションやメイクはもちろん、趣味も完全に彼に合わせてしまうのですが、これも男性にとってはうれしいのでしょうか?
「自分の趣味に合わせてくれるのは、男は純粋にうれしいものです。好きな彼女には自分の趣味を認めてほしいし、できれば一緒に楽しみたいと思っていますから。逆に、『そんな趣味、お金がかかるしどこが楽しいの?』なんて否定されようものなら、自分自身が否定されたような気持ちになって、プライドが傷つけられてしまいます。もし彼の趣味を一緒に楽しめないなら、趣味を認め、話を喜んで聞いてあげるなどして、少しだけ“彼に合わせて”あげることをお勧めします」
確かに、あまりに「彼氏ドップリ」な友人に少々あきれていた私だけれど、過去を振り返ってみて、私と友だちのどっちがモテていたかと聞かれたら、完全に彼女に軍配が上がります(苦笑)。彼女ほどに、すべてを彼好みに合わせることはできないけれど、TPOに応じた「ちょっとした気遣い」は愛され度UPにつながるということですね。では、私は「外では彼好み、ふたりきりの時は思い切り地を出せる」ような関係構築を目指すことにします(笑)。(伊藤 理子)
【取材協力】
潮凪洋介さん
恋愛文化の活性化を目指し、TV、雑誌、Web、全国講演、トークショー、パーティプロデュースなど幅広いメディアで活躍する恋愛エッセイスト。最新著書に『運命の彼を引き寄せる55のルール〜男が本気になる女性の条件〜』。最新活動として「文章・コラムがうまくなりたい人のための教室」(エッセイスト養成塾「潮凪道場」)を開講。
潮凪洋介さん公式サイト「Love Culture Movement」
うーん、私としては「そんなに何もかも彼に合わせたら、彼に重たく思われちゃうんじゃない?」と余計な心配をしてしまうのですが、実際のところ、男子は「自分好みに染まってくれる女子」をどう思っているのでしょう?恋愛エッセイストで男性心理に詳しい、潮凪洋介さんに聞いてみました。
「何から何まで彼好み…というのは度が過ぎているかもしれませんが、少なくともファッションやメイク、髪形などを、多少なりとも『彼の好みに合わせよう』と努力してくれる女性は、愛され度が高いと言えますね」
えぇ!そうなのですか!?じゃあ「合わせ過ぎると重く思われちゃうのでは」という私の心配は無用なのですね。でも、なぜ彼の好みに合わせる女性は、愛され度が高いのですか?
「男性は、男同士の付き合いを大切にする生き物なので、彼女ができたら、友だち同士の集まりに彼女を連れて行って紹介したいと思うもの。でも、いざ友だちに会わせようとした時に、『彼女のことは大好きだけど、彼女のファッションやメイクはちょっと地味でパットしないんだよな…』と彼が思っている場合、男友だちからの評価が気になって、連れて行くのをためらうというケースがあります。『今度の彼女、あいつのタイプとちょっと違うな』『あいつ、どうしちゃったんだろう?』なんて思われるのがイヤなんですよね。しかし、普段から自分の好みに合わせてくれる彼女ならそんな心配もないので、愛され度が高くなるのです。彼と長くお付き合いする上で、彼の友だちに受け入れてもらうのは、彼にもあなたにも大切なことですからね」
でも女子にだって“自分の好み”ってものがあります!ありのままの自分を彼に受け入れてもらいたいって思うのは、わがままなんでしょうか?
「もちろん自分の好みが確立していて、“自分”をしっかり持って自立している女性は、男性から見て魅力的です。ただ、男友だちと集まる時など、『時と場合に応じて』男性に合わせてくれる女性には、女性ならではの気遣いを感じて、より愛が深まるというのは事実。すべてを彼好みに合わせるのではなく、彼の友だちに会う時は、少しファッションやメイクを彼の好きなタイプに変えてみるだけでもいいんです。そうすれば彼の友だちも違和感を覚えることなく『お似合いのカップルだ』と受け入れてくれますし、彼女の気遣いに彼の気持ちもぐっと高まるはずですよ」
なるほど、「時と場合に応じて」なら、少しは頑張れるかも。ちなみに、前述の私の友だちは、ファッションやメイクはもちろん、趣味も完全に彼に合わせてしまうのですが、これも男性にとってはうれしいのでしょうか?
「自分の趣味に合わせてくれるのは、男は純粋にうれしいものです。好きな彼女には自分の趣味を認めてほしいし、できれば一緒に楽しみたいと思っていますから。逆に、『そんな趣味、お金がかかるしどこが楽しいの?』なんて否定されようものなら、自分自身が否定されたような気持ちになって、プライドが傷つけられてしまいます。もし彼の趣味を一緒に楽しめないなら、趣味を認め、話を喜んで聞いてあげるなどして、少しだけ“彼に合わせて”あげることをお勧めします」
確かに、あまりに「彼氏ドップリ」な友人に少々あきれていた私だけれど、過去を振り返ってみて、私と友だちのどっちがモテていたかと聞かれたら、完全に彼女に軍配が上がります(苦笑)。彼女ほどに、すべてを彼好みに合わせることはできないけれど、TPOに応じた「ちょっとした気遣い」は愛され度UPにつながるということですね。では、私は「外では彼好み、ふたりきりの時は思い切り地を出せる」ような関係構築を目指すことにします(笑)。(伊藤 理子)
【取材協力】
潮凪洋介さん
恋愛文化の活性化を目指し、TV、雑誌、Web、全国講演、トークショー、パーティプロデュースなど幅広いメディアで活躍する恋愛エッセイスト。最新著書に『運命の彼を引き寄せる55のルール〜男が本気になる女性の条件〜』。最新活動として「文章・コラムがうまくなりたい人のための教室」(エッセイスト養成塾「潮凪道場」)を開講。
潮凪洋介さん公式サイト「Love Culture Movement」