「同い年」の意味・使い方を解説!カップルの恋愛傾向も紹介

2023/5/10 11:00

学校や職場、友達の紹介などで「同い年」のふたりが付き合うことってありますよね。そんな同い年カップルの恋愛の傾向について解説します。同い年カップルがうまくいくためのポイント、付き合うメリット、注意点など、同い年カップルにまつわる詳しいお話を婚活スタイリストの山本のぞみさんにお聞きしました。また「同い年」の言葉の意味や使い方も紹介します。

同い年とは?意味・使い方を解説



同い年とは?意味・使い方を解説

「同い年」とは、同じ年齢、または同じ年齢の人たちという意味です。学校で同じ学年であることを指すときに使われることもあります。また同い年で恋人同士になることを「同い年カップル」と呼んだりします。

近い表現の言葉に「タメ」があり、年齢が同じときや相手と対等な立場のときに使われます。「私たち同い年だよね」という場合に、「私たちタメだよね」と言い換えられることもあります。


同い年の相手との恋愛って?



同い年の相手との恋愛って?

交際相手・パートナーが同い年で良かったこと・困ったこと


まず、実際に同い年の恋人・パートナーがいた人たちの体験談を良かったこと、困ったことに分けてご紹介します。

■良かったこと
「話が合う、共通の友達が多い」(26歳/女性)

「年齢の差などを気にする必要がない」(26歳/男性)

「同じ学年なので、一緒に年を取れる。お互いの友達も同い年だから仲良くなりやすい」(36歳/女性)

「アニメや楽曲などは流行した時期が同じだから、懐かしさを共有できる」(37歳/女性)

■困ったこと
「張り合ってしまい、ぶつかることがある」(24歳/男性)

「仕事の相談をされても、社会人経験の年数が同じなので、あまり良いアドバイスができない」(29歳/女性)

「相手を幼い、子どもっぽいと感じてしまうときがある」(31歳/女性)


同い年カップルの恋愛傾向


学生時代の場合は同じクラスや仲の良い友達グループで知り合い、社会人になってからは職場の同期や友達の紹介などで出会うことが多いでしょう。つまり同い年カップルは付き合うために知り合うのではなく、まずは友達として出会う傾向にあります。

友達として長く一緒に過ごしたり、相談相手になったりといった深い交流が増えることで、自然と距離が縮まり、交際に発展するケースは少なくありません。

同い年カップルは置かれている環境や状況が似ているため話が合いやすく、最初から敬語を使わずに会話ができるなど、関係性が対等なので気兼ねなく気持ちを伝え合うことができます。「一緒にいて楽」と感じることも多いですが、その分けんかも起こりやすいかもしれません。

しかし恋人でありつつ、良きライバルとしてお互い高め合ことができるのも同い年カップルの魅力と言えます。



同い年カップルのメリット4選



同い年カップルのメリット4選

同い年の人と付き合うにあたり、どのようなメリットがあるのでしょうか。

感覚や価値観が似ている


年齢差がないので感覚や価値観が似ており、「あの頃、これがはやったよね」「今これが人気らしいよ」といった話題も盛り上がりやすいでしょう。気軽に話ができて、認識のズレやジェネレーションギャップを気にする必要もありません。

共通の友達が多い


同じ学校や職場で知り合っていれば共通の知人の話ができたり、状況に応じてサプライズなどの協力をお願いしたりといったこともできます。また昔からの付き合いであれば、親同士が知り合いの場合もあり安心できるでしょう。

共感しやすい


卒業や就職するタイミングが同じ場合が多いので、悩みや相談がしやすく、お互いに共感したり励まし合ったりができます。特に会社の同期の場合などは、より共通点も多く気持ちを分かり合えるでしょう。

一緒にいて気楽


友達のような感覚で付き合うことができるため、相手に合わせて大人に見えるように背伸びをする、最近のはやりを調べて話題に気を遣うなどの必要がありません。自然体で居心地の良い関係を築くことができるでしょう。



同い年カップルのデメリット2選



同い年カップルのデメリット2選

同い年で交際するとメリットがある一方で、注意しないとデメリットになり得る点もあります。ここでは、同い年カップルが注意したいことを紹介します。

友達感覚になってしまう


友達のように仲が良い関係というは素敵なものですが、友達感覚になりすぎると恋愛感情が薄れてしまうことも。記念日にはおしゃれをしてデートをする、自分磨きを心掛けるなど恋人同士のドキドキ感を忘れないようにしましょう。

けんかをすると、どちらも折れない


同い年で対等な立場でいることが多いため、けんかをしたときや意見が合わないときに、お互いに引くことができず、けんかが長期化する傾向にあります。相手の意見を尊重したり、冷静に話し合ったりできるくらいの関係性を築けると良いでしょう。


同い年カップルがうまくいくためのコツ・ポイント



同い年カップルがうまくいくためのコツ・ポイント

同い年カップルは付き合う目的で知り合うのではなく、友達から自然と恋愛関係に発展するケースが多いという特徴があります。共通の友達がいたり、考え方や懐かしいと思うものが似ていたり、盛り上がる話題が一緒だったりと、同じ感覚を共有できるところが魅力です。

友達の延長になりがちだからこそ、記念日やふたりでデートをする時間は大切にしましょう。恋人同士のドキドキした関係を保つためのポイントと言えます。

また注意点としては友達から恋人に発展したカップルは、共通の知人がいることも多いです。その場合、恋人に秘密で相談をしたり、他の異性と仲良くしすぎたりといった行動は控えましょう。恋人から関係性を疑われる可能性があり、共通の友達と気まずくなる場合や、破局といった悲しい結末に繋がることも考えられます。

これらのポイントは、年齢差のあるカップルでも同じことが言えます。年齢差があるカップルでも同い年カップルでも、お互いを尊重したお付き合いを心掛けていれば、深い繋がりを育んでいけるはずです。自分たちらしい恋愛を楽しんでくださいね。

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取材・文/高坂晴奈


【監修】
山本のぞみさん
メンタルトレーナー、婚活スタイリスト。自身の恋愛依存や離婚経験を基に、アラサー女性を専門とした婚活コンサルタントとして2019年より活動開始。婚活で悩む男女数百人の悩みを聞くうち、全ての悩みの根源はメンタルにあると気付いたことから、2022年よりメンタル専門のサポーターとしても活躍中。自己肯定感を上げながら、理想のパートナーに愛される女性を増やす取り組みを行っている。
ブログ:https://ameblo.jp/nomalo-n/
Instagram:https://www.instagram.com/nozomi_yamamoto888
Twitter:https://twitter.com/nozomental


【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2022/10/11〜2022/10/13
有効回答数:326人※男性163人、女性163人
(インターネットによる20〜30代男性・女性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)




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