モテ子の条件！“聞き上手”になるためには？
2010/10/29 11:00
女性誌などでよく見かける、“聞き上手な女性はモテる！”の恋愛特集。実際にまわりの男性陣に聞いてみても、「聞き上手の子とは一緒にいて楽しい！」と、かなりの高評価だけど、そもそも男性の言う“聞き上手”ってどんな人のことを言うの？モテる理由は？恋愛カウンセリングセンター代表の楠本貴之さん、教えてください！
「一般的に、男性は自己顕示欲の強い生き物。特に肉食系の男性は、自分の話を女性に熱く語ったり、自慢することによって、自尊心が高まり気分がよくなるので、自己顕示欲を満たしてくれる女性に好意を持ちやすくなるのです。つまり、男性にモテる“聞き上手”な女性というのは、聞き役に徹したり、適度に質問を投げかけることによって、男性の自尊心をくすぐるのがうまい女性のことと言えます」
男性は自分の自己顕示欲を満たしてくれる女性に好意を抱きやすくなるというのが、“聞き上手＝モテ子”の理由なんですね！私も“聞き上手”になって“モテ子”を目指したいのですが、どうすればいいですか？男性の話を聞く時のおさえるべきポイントを教えてください！
「“聞き上手”になるためには、話の内容にかかわらず、相手の話をきちんと最後まで聞くことが肝心です。途中で話を遮る女性は嫌われるので、会話中に携帯にかかってきた電話に出たり、トイレに行ったりするのは控えましょう。また、会話中には『そうなんだ〜』『すごいね〜』など適度に相づちを打ち、それに合わせて頷くなどのアクションも取り入れること。『これ面白いよね〜』と言われたら『面白いよね〜』と返すなど、相手の言葉を反復するのもひとつの手です。反復は“相手の話を聞いている”、“相手の感情を受け入れている”というサインになるので、互いの信頼感も生まれますよ。ちなみに、男性の話に対して一般論を述べたり、自分の意見やポリシーを語るのはＮＧ。好きなだけ話をさせて、最後に自分の意見を主張してしまうと、“聞き上手”どころか、“この子は自己主張が強いなぁ”という、真逆のイメージを与えてしまうので、気をつけてください」
とりあえず話を聞いていればいいってものではないのですね…。「聞き役に徹する」の部分は分かりましたが、「適度に質問を投げかける」というのは、どのようにすればいいのでしょう？
「聞き役に徹するには、男性が自分のことを熱く語る状態にならないと成立しませんよね。そのためにはまず、上手に質問を投げかけて、相手の男性が話したい内容へ話を誘導することが大切です。人は、自分の得意分野や興味のある話をするのを好み、不得意分野や触れられたくない話をするのは嫌うもの。ですから、まずは『休みの日はどんなことしてるの？』『◯◯君の趣味って何？』など、趣味や休日の過ごし方といった、誰にでも聞きやすく、かつ、会話の広がりやすい質問をして、その人がどんなことに興味を持っているのかを探ってみましょう。相手の男性が興味のありそうなことや得意な分野が分かったら、次はじっくりと聞き役にまわってあげること。例えば、彼が休日に参加しているサッカーチームについて楽しそうに話し始めたら、『その話に私も興味がありますよ』という姿勢を見せるように、頷きながら笑顔で聞いてあげましょう。そして、できれば話を聞きながら、『いつからやってたの？』『ポジションはどこなの？』など、ところどころでより深い話を引き出せるような質問を投げかけ、さらに会話を広げてあげられるといいですね。会話の中で相手が“まさにコレを自慢したかったんだ！”と思っているポイントに触れ、その話を楽しそうに聞くことができれば、相手の男性に “気の合う女性”と印象づけることができますよ」
なるほど、話を“聞く”だけでなく、気の利いた質問を投げかけるのも、“聞き上手”になるためには大切なポイントなんですね！ほかにも何かポイントってありますか？
「質問をする時は、『大学時代もサッカーやってたの？』『ワールドカップは見た？』など、『Yes・No』で返答を求める疑問形を使うとそこで会話が終了してしまうので、自然と会話が続くように、『どうしてサッカーを始めようと思ったの？』『どうやったら運動神経ってよくなるの？』など、相手から言葉を引き出せる疑問形で質問をするように心がけてください。もうひとつ“聞き上手”な女性になるために重要なポイントは、男性の自尊心をくすぐるだけでなく、男性が落ち込んで自信を失っている時には、それを回復させてあげられること。男性が落ち込んでいる時には、質問するよりもまず聞き役に徹しましょう。そして、もし『俺って馬鹿だよな…』『もう自信ないよ』といった自己否定の言葉が出てきた時には、『そんなことないよ』と男性の言葉をしっかり否定してから、『馬鹿じゃないよ、◯◯くんは××ができるじゃん』『やり遂げただけ、すごいよ！それに、◯◯くんが頑張ってたことはみんな知ってるよ！』などと肯定して、男性の自信を回復させてあげるようにしてくださいね」
“聞き上手”とひと言で言っても、意外に奥が深いものなんですね。たしかに、会話が弾む上に、落ち込んでいる時には自信を回復してくれる女性なら、男性から「また会いたい」と思われること間違いナシ！ 私もさっそく“聞き上手”になって“モテ子”を目指します！（清川 睦子／verb）
【取材協力】
楠本貴之さん
恋愛カウンセリングセンター代表。
恋愛相談から夫婦問題まで。日々多くの人々の悩みに応える恋愛コーチングプロアドバイザーとして活躍中。
楠本さんの恋愛相談ブログ：『恋愛駆け込み寺』
「一般的に、男性は自己顕示欲の強い生き物。特に肉食系の男性は、自分の話を女性に熱く語ったり、自慢することによって、自尊心が高まり気分がよくなるので、自己顕示欲を満たしてくれる女性に好意を持ちやすくなるのです。つまり、男性にモテる“聞き上手”な女性というのは、聞き役に徹したり、適度に質問を投げかけることによって、男性の自尊心をくすぐるのがうまい女性のことと言えます」
男性は自分の自己顕示欲を満たしてくれる女性に好意を抱きやすくなるというのが、“聞き上手＝モテ子”の理由なんですね！私も“聞き上手”になって“モテ子”を目指したいのですが、どうすればいいですか？男性の話を聞く時のおさえるべきポイントを教えてください！
「“聞き上手”になるためには、話の内容にかかわらず、相手の話をきちんと最後まで聞くことが肝心です。途中で話を遮る女性は嫌われるので、会話中に携帯にかかってきた電話に出たり、トイレに行ったりするのは控えましょう。また、会話中には『そうなんだ〜』『すごいね〜』など適度に相づちを打ち、それに合わせて頷くなどのアクションも取り入れること。『これ面白いよね〜』と言われたら『面白いよね〜』と返すなど、相手の言葉を反復するのもひとつの手です。反復は“相手の話を聞いている”、“相手の感情を受け入れている”というサインになるので、互いの信頼感も生まれますよ。ちなみに、男性の話に対して一般論を述べたり、自分の意見やポリシーを語るのはＮＧ。好きなだけ話をさせて、最後に自分の意見を主張してしまうと、“聞き上手”どころか、“この子は自己主張が強いなぁ”という、真逆のイメージを与えてしまうので、気をつけてください」
とりあえず話を聞いていればいいってものではないのですね…。「聞き役に徹する」の部分は分かりましたが、「適度に質問を投げかける」というのは、どのようにすればいいのでしょう？
「聞き役に徹するには、男性が自分のことを熱く語る状態にならないと成立しませんよね。そのためにはまず、上手に質問を投げかけて、相手の男性が話したい内容へ話を誘導することが大切です。人は、自分の得意分野や興味のある話をするのを好み、不得意分野や触れられたくない話をするのは嫌うもの。ですから、まずは『休みの日はどんなことしてるの？』『◯◯君の趣味って何？』など、趣味や休日の過ごし方といった、誰にでも聞きやすく、かつ、会話の広がりやすい質問をして、その人がどんなことに興味を持っているのかを探ってみましょう。相手の男性が興味のありそうなことや得意な分野が分かったら、次はじっくりと聞き役にまわってあげること。例えば、彼が休日に参加しているサッカーチームについて楽しそうに話し始めたら、『その話に私も興味がありますよ』という姿勢を見せるように、頷きながら笑顔で聞いてあげましょう。そして、できれば話を聞きながら、『いつからやってたの？』『ポジションはどこなの？』など、ところどころでより深い話を引き出せるような質問を投げかけ、さらに会話を広げてあげられるといいですね。会話の中で相手が“まさにコレを自慢したかったんだ！”と思っているポイントに触れ、その話を楽しそうに聞くことができれば、相手の男性に “気の合う女性”と印象づけることができますよ」
なるほど、話を“聞く”だけでなく、気の利いた質問を投げかけるのも、“聞き上手”になるためには大切なポイントなんですね！ほかにも何かポイントってありますか？
「質問をする時は、『大学時代もサッカーやってたの？』『ワールドカップは見た？』など、『Yes・No』で返答を求める疑問形を使うとそこで会話が終了してしまうので、自然と会話が続くように、『どうしてサッカーを始めようと思ったの？』『どうやったら運動神経ってよくなるの？』など、相手から言葉を引き出せる疑問形で質問をするように心がけてください。もうひとつ“聞き上手”な女性になるために重要なポイントは、男性の自尊心をくすぐるだけでなく、男性が落ち込んで自信を失っている時には、それを回復させてあげられること。男性が落ち込んでいる時には、質問するよりもまず聞き役に徹しましょう。そして、もし『俺って馬鹿だよな…』『もう自信ないよ』といった自己否定の言葉が出てきた時には、『そんなことないよ』と男性の言葉をしっかり否定してから、『馬鹿じゃないよ、◯◯くんは××ができるじゃん』『やり遂げただけ、すごいよ！それに、◯◯くんが頑張ってたことはみんな知ってるよ！』などと肯定して、男性の自信を回復させてあげるようにしてくださいね」
“聞き上手”とひと言で言っても、意外に奥が深いものなんですね。たしかに、会話が弾む上に、落ち込んでいる時には自信を回復してくれる女性なら、男性から「また会いたい」と思われること間違いナシ！ 私もさっそく“聞き上手”になって“モテ子”を目指します！（清川 睦子／verb）
【取材協力】
楠本貴之さん
恋愛カウンセリングセンター代表。
恋愛相談から夫婦問題まで。日々多くの人々の悩みに応える恋愛コーチングプロアドバイザーとして活躍中。
楠本さんの恋愛相談ブログ：『恋愛駆け込み寺』
