駅前で大ゲンカするカップルが多いのはなぜ?
2010/6/17 11:00
終電前の、駅の改札付近を見渡すと、デート帰りで別れを惜しむカップルだらけ!みんなラブラブでいいなぁ…なんて見ていたら、“泣きじゃくる女子に困り顔の男子”カップルを発見!思えば、駅の改札前や路上で、人目もはばからずケンカしているカップルって多くないですか?
そこで、20〜30代女子にアンケート!「駅や路上で彼とケンカしたことはありますか?」と聞いてみたところ、「ある」と回答した人が全体の29%という結果に。また、「駅や路上でケンカしているカップルを見たことがありますか?」という質問には、全体の50%の人が「ある」と回答。自分がしたことはなくても、目撃者は結構いるようです。
では、どんなケンカを目撃したのでしょう?
●「終電直前の渋谷駅の改札前で、女の子が泣きながら大声で彼をののしり、彼はだんまり…という光景をよく見かける」(28歳)
●「自動販売機の前で女の子が『なんでそれ選んだの!?』と怒り、彼が『どうしてそういう言い方しかできないの!?』と言い争っていた」(30歳)
●「彼が元カノとメールしていたとかで、彼女が泣きながら彼の胸ぐらをつかんで、怒っていた」(27歳)
と、かなり激しいケンカに遭遇している様子。でも、なんで人目につくところでケンカしちゃうのでしょうか?その真意を探るべく、心理カウンセラーの清水おりえさんにお話を伺いました。
「女性は“気になることはすぐに口にしたい”性質を持っているので、楽しくデートしている最中も、彼の気に入らないところを見つけると、つい言いたくなってしまう。最初はちょっとした小言から入ると思うのですが、どんどんヒートアップして周りが見えなくなってしまうことが多いようです。一方、男性は常に冷静で、特に人目がつくところでは恥ずかしいので、彼女が怒り始めても“とにかくこの場を丸くおさめよう”としてしまいます。そこで彼が『はいはい、わかったから』と適当な相づちを打ったとたん、彼女は『この人、全然聞いてない!』とさらに怒ってしまう…という悪循環に陥り、激しいケンカになってしまうのです」
女子と男子のそもそもの性質の違いが、激しいケンカを生み出していたんですね。
また、終電近くにケンカが多いことにも理由があるようで…。
「終電前の時間帯は、当然デート帰りのカップルも多い。 この時、『今日イヤだったことは、今日中に解決しておきたい!』という女性の意識が働き、一日の不満が爆発してしまうのです。爆発された男性は『せっかく楽しかったのに、最後の最後でどうしてぶちこわすの!?』とムッとしてしまうので、いつも以上にこじれることが多いのです」
なるほど〜、時間帯までもが関係しての大ゲンカなのですね。でも、ケンカしちゃうのは仕方ないとはいえ、「正直、見ていて気持ちのいいものではなかった…」(26歳)という声が多いのも事実。清水さん曰く、「女性がネガティブな言葉で不満をぶつけると、ケンカはひどくなるだけ。もっと彼を説得するような、発展的な伝え方に変えると、不毛なケンカは減るかも」とのこと。きっかけを作りがちな女子の配慮も必要なのかもしれないですね〜。勉強になりました!(野々山 幸/verb)
【取材協力】
清水おりえさん
恋愛や社会の人間関係を中心にカウンセリングを行う臨床心理カウンセラー。最新刊『元カレとよりを戻す方法』(PHP研究所)
清水おりえさん公式サイトhttp://www.orie.biz/
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「玉の輿や彼ママについて」
調査期間/2010/5/20〜5/24
有効回答数/303人(女性)
そこで、20〜30代女子にアンケート!「駅や路上で彼とケンカしたことはありますか?」と聞いてみたところ、「ある」と回答した人が全体の29%という結果に。また、「駅や路上でケンカしているカップルを見たことがありますか?」という質問には、全体の50%の人が「ある」と回答。自分がしたことはなくても、目撃者は結構いるようです。
では、どんなケンカを目撃したのでしょう?
●「終電直前の渋谷駅の改札前で、女の子が泣きながら大声で彼をののしり、彼はだんまり…という光景をよく見かける」(28歳)
●「自動販売機の前で女の子が『なんでそれ選んだの!?』と怒り、彼が『どうしてそういう言い方しかできないの!?』と言い争っていた」(30歳)
●「彼が元カノとメールしていたとかで、彼女が泣きながら彼の胸ぐらをつかんで、怒っていた」(27歳)
と、かなり激しいケンカに遭遇している様子。でも、なんで人目につくところでケンカしちゃうのでしょうか?その真意を探るべく、心理カウンセラーの清水おりえさんにお話を伺いました。
「女性は“気になることはすぐに口にしたい”性質を持っているので、楽しくデートしている最中も、彼の気に入らないところを見つけると、つい言いたくなってしまう。最初はちょっとした小言から入ると思うのですが、どんどんヒートアップして周りが見えなくなってしまうことが多いようです。一方、男性は常に冷静で、特に人目がつくところでは恥ずかしいので、彼女が怒り始めても“とにかくこの場を丸くおさめよう”としてしまいます。そこで彼が『はいはい、わかったから』と適当な相づちを打ったとたん、彼女は『この人、全然聞いてない!』とさらに怒ってしまう…という悪循環に陥り、激しいケンカになってしまうのです」
女子と男子のそもそもの性質の違いが、激しいケンカを生み出していたんですね。
また、終電近くにケンカが多いことにも理由があるようで…。
「終電前の時間帯は、当然デート帰りのカップルも多い。 この時、『今日イヤだったことは、今日中に解決しておきたい!』という女性の意識が働き、一日の不満が爆発してしまうのです。爆発された男性は『せっかく楽しかったのに、最後の最後でどうしてぶちこわすの!?』とムッとしてしまうので、いつも以上にこじれることが多いのです」
なるほど〜、時間帯までもが関係しての大ゲンカなのですね。でも、ケンカしちゃうのは仕方ないとはいえ、「正直、見ていて気持ちのいいものではなかった…」(26歳)という声が多いのも事実。清水さん曰く、「女性がネガティブな言葉で不満をぶつけると、ケンカはひどくなるだけ。もっと彼を説得するような、発展的な伝え方に変えると、不毛なケンカは減るかも」とのこと。きっかけを作りがちな女子の配慮も必要なのかもしれないですね〜。勉強になりました!(野々山 幸/verb)
【取材協力】
清水おりえさん
恋愛や社会の人間関係を中心にカウンセリングを行う臨床心理カウンセラー。最新刊『元カレとよりを戻す方法』(PHP研究所)
清水おりえさん公式サイトhttp://www.orie.biz/
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「玉の輿や彼ママについて」
調査期間/2010/5/20〜5/24
有効回答数/303人(女性)