信じちゃダメ!?男の「君とは付き合えない」理由
2010/4/1 11:00
「今は仕事に集中したいから付き合えない」
「君はひとりでも生きていけるよ」
なんて、イマイチ納得のいかない理由で好きな人や恋人にフラれた経験ありませんか?そこで、世の20〜30代の女子たちにリサーチ!「過去に納得がいかない理由・言い訳でフラれた経験はありますか?」と質問してみました。すると、なんと41%もの人が「ある」と回答。一体どんな理由・言い訳でフラれたのでしょう…。
●「君といると俺がダメになる」(32歳)
●「車いじりに集中したい」(29歳)
●「君にはもっと良い人がいる。僕にはもったいない」(22歳)
●「好きだけど別れた方がお互いのため」(27歳)
などなど、確かに女子からすれば腑に落ちない言い訳が続出。だって、車いじりに集中したいとか、好きだけど別れようとか、考えれば考えるほど「理由になってない!」と、納得がいかなくなりそうなモノばかり!コレって本当の理由なの?それともただの言い訳!?男女の心理の違いについて詳しい心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いてみました。
「男が口にする“君とは付き合えない理由”のほとんどは言い訳だと思います。誰しも、できれば女性を傷つけずに“断りたい”、“別れたい”と思っているので、つい本心が言えなくなってしまうんでしょうね。それに、女性は『本当のことを教えて』と言うわりには、『君の○○なところが嫌なんだ』などと言おうものなら、余計にダメージを受けたり、泣き出してしまったりするでしょう?実際に、ホンネを言ったがために結局断れなかったり、別れることができなかったという男性も多いようですし、男からすれば、地雷を踏むより言い訳する方が圧倒的に楽というわけ。そもそも恋愛には“付き合えない理由を言わなければいけない”なんてルールもないですしね」
うーん…それはそうですけど、女子としてはやっぱりホンネが知りたいところ。例えば、「今は仕事に集中したいから付き合えない」という言葉にはどんな本心が隠されているの?
「『今は仕事(趣味)に集中したい』や『ひとりになりたい』といった発言は、恋愛以上に大事なものがある時、ほかに好きな女性がいる時などに男が使う常套句。残念ながら“あなたといてもそれほど楽しくない”、“そんなに好きじゃない”というのが本心だと思います。本来なら“一緒にいて楽しい”と感じるのが恋愛なのに、“付き合うことが面倒くさくなった”、“負担が大きくなった”と感じてしまった男性が言いがちなセリフですね」
本心ではそんなふうに思っているんですね…。じゃあ「君はひとりでも生きていけるよ」という言い訳は?
「『君はひとりで生きていけるよ』や『僕にはもったいない』『君を幸せにできる自信がない』といった発言の場合は、おおよそが本心です。これは例えば、収入が少なかったり、彼女の方が人生の経験値が上など、自分に自信のない男性が“彼女を守ってあげられない”という不甲斐なさから発する言葉なので、この手の男性には、女性から“あなたが必要なの!”とアピールするだけで状況が好転する可能性も高いですよ」
なるほど。じゃあ、男性側が自分を卑下するような自信喪失系の理由でフラれた場合、挽回の余地もあるってコトですね!ちなみに「好きだけど一緒にいられない」、「君といると俺がダメになる」、「お前は悪くない」などの言い訳の真意は?
「『好きだけど○○』や『君といると俺がダメになる』という発言の裏には、“あなたのことは好きだけれど、明るい未来をイメージできない”といった、将来を不安視するような心理があると思います。女性でいうところの、“彼のことは好きだけど、結婚できないなら別れる!”と思ってしまう心理に近いと思いますよ。ちなみに、『悪いのは全部オレ』『お前は悪くない』 など理由を一切言わない場合は、ほかに好きな女性がいる可能性が大。“あなたのことは大切だし、傷つけたくないけど、決心も揺るがない…”という場合がほとんどです」
ん〜、なんだか女子の立場に置き換えてみると、男のホンネも分からなくないかも!?でも、“傷つけたくない”なんていうと聞こえがいいけど、男ならやっぱり言い訳なんかしないで、ズバッと直球勝負してほしいですよね!
(清川 睦子/verb)
【取材協力】
織田隼人さん
心理コーディネーターとして活動し、男女の心理の違いを広める。著書に『彼氏いない歴が言えない貴女へ』、『メル返待ちの女』など。
織田隼人さん公式ブログhttp://oda999.tea-nifty.com/blog/
「君はひとりでも生きていけるよ」
なんて、イマイチ納得のいかない理由で好きな人や恋人にフラれた経験ありませんか?そこで、世の20〜30代の女子たちにリサーチ!「過去に納得がいかない理由・言い訳でフラれた経験はありますか?」と質問してみました。すると、なんと41%もの人が「ある」と回答。一体どんな理由・言い訳でフラれたのでしょう…。
●「君といると俺がダメになる」(32歳)
●「車いじりに集中したい」(29歳)
●「君にはもっと良い人がいる。僕にはもったいない」(22歳)
●「好きだけど別れた方がお互いのため」(27歳)
などなど、確かに女子からすれば腑に落ちない言い訳が続出。だって、車いじりに集中したいとか、好きだけど別れようとか、考えれば考えるほど「理由になってない!」と、納得がいかなくなりそうなモノばかり!コレって本当の理由なの?それともただの言い訳!?男女の心理の違いについて詳しい心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いてみました。
「男が口にする“君とは付き合えない理由”のほとんどは言い訳だと思います。誰しも、できれば女性を傷つけずに“断りたい”、“別れたい”と思っているので、つい本心が言えなくなってしまうんでしょうね。それに、女性は『本当のことを教えて』と言うわりには、『君の○○なところが嫌なんだ』などと言おうものなら、余計にダメージを受けたり、泣き出してしまったりするでしょう?実際に、ホンネを言ったがために結局断れなかったり、別れることができなかったという男性も多いようですし、男からすれば、地雷を踏むより言い訳する方が圧倒的に楽というわけ。そもそも恋愛には“付き合えない理由を言わなければいけない”なんてルールもないですしね」
うーん…それはそうですけど、女子としてはやっぱりホンネが知りたいところ。例えば、「今は仕事に集中したいから付き合えない」という言葉にはどんな本心が隠されているの?
「『今は仕事(趣味)に集中したい』や『ひとりになりたい』といった発言は、恋愛以上に大事なものがある時、ほかに好きな女性がいる時などに男が使う常套句。残念ながら“あなたといてもそれほど楽しくない”、“そんなに好きじゃない”というのが本心だと思います。本来なら“一緒にいて楽しい”と感じるのが恋愛なのに、“付き合うことが面倒くさくなった”、“負担が大きくなった”と感じてしまった男性が言いがちなセリフですね」
本心ではそんなふうに思っているんですね…。じゃあ「君はひとりでも生きていけるよ」という言い訳は?
「『君はひとりで生きていけるよ』や『僕にはもったいない』『君を幸せにできる自信がない』といった発言の場合は、おおよそが本心です。これは例えば、収入が少なかったり、彼女の方が人生の経験値が上など、自分に自信のない男性が“彼女を守ってあげられない”という不甲斐なさから発する言葉なので、この手の男性には、女性から“あなたが必要なの!”とアピールするだけで状況が好転する可能性も高いですよ」
なるほど。じゃあ、男性側が自分を卑下するような自信喪失系の理由でフラれた場合、挽回の余地もあるってコトですね!ちなみに「好きだけど一緒にいられない」、「君といると俺がダメになる」、「お前は悪くない」などの言い訳の真意は?
「『好きだけど○○』や『君といると俺がダメになる』という発言の裏には、“あなたのことは好きだけれど、明るい未来をイメージできない”といった、将来を不安視するような心理があると思います。女性でいうところの、“彼のことは好きだけど、結婚できないなら別れる!”と思ってしまう心理に近いと思いますよ。ちなみに、『悪いのは全部オレ』『お前は悪くない』 など理由を一切言わない場合は、ほかに好きな女性がいる可能性が大。“あなたのことは大切だし、傷つけたくないけど、決心も揺るがない…”という場合がほとんどです」
ん〜、なんだか女子の立場に置き換えてみると、男のホンネも分からなくないかも!?でも、“傷つけたくない”なんていうと聞こえがいいけど、男ならやっぱり言い訳なんかしないで、ズバッと直球勝負してほしいですよね!
(清川 睦子/verb)
【取材協力】
織田隼人さん
心理コーディネーターとして活動し、男女の心理の違いを広める。著書に『彼氏いない歴が言えない貴女へ』、『メル返待ちの女』など。
織田隼人さん公式ブログhttp://oda999.tea-nifty.com/blog/