最初が肝心!?父親と彼の円満の秘訣
2010/3/18 11:00
結婚を考えたお付き合いをしている恋人がいるとき、女子ならやっぱり気になってしまうのが“家族が彼のことを気に入るかどうか”ということ。今でこそ初めてあいさつにきた彼に「お前に娘はやれん!」と門前払いする父親も少ないと思いますが、近頃の“父親と彼”の関係ってどんな感じなの!?婚約中&既婚者の女性にアンケートで聞いてみました。
まず、「自分の父親と彼(恋人・夫)の仲は良い?」と質問。すると、「普通」と回答した人が72%とダントツの結果に。なんだか可もなく不可もなくという感じです…。でも、もし良好な関係が築けるとしたら、それに越したことはないですよね♪そこで、「仲が良い」と回答した人に“父親と彼との仲良しエピソード”を聞いてみたところ、
●「結婚前に親を旅行に誘ったら、父から“彼も一緒に行こう”と提案してきた。旅先では男子露天風呂から楽しそうな話し声も聞こえてきました」(26歳)
●「釣りやゴルフなど共通の趣味があり、その話題になるとお互いに熱くなっている。また、経験が浅い彼に父が指導をすることもあり、父も自慢げに話せるのがうれしそう(笑)」(30歳)
●「私の実家に帰ったとき、ふたりっきりで楽しそうにお酒を飲んで、野球や仕事の話題で盛り上がっていた」(32歳)
と、羨ましいお話が続出。一体どうしたら、こんなふうにステキな関係が築けるの?ということで、ウエディングディレクションズ代表で男の恋愛・結婚についてのエキスパートである橋本明彦さんに聞いてみました。
「“彼氏”の段階であれば、まずは父親に『交際している相手がいる』と伝えること。そして日頃から『彼って○○なのよ』と、彼のいい所をアピールするようにしてください。実家で主導権を握っているのが父親で、直接言って反対されたり、怒られたりするのが怖いのなら、母親経由で伝えるのがベストです。
ちなみに彼氏アピールをする時は、余計な心配を抱かせるような彼のマイナス面や、彼の方がお父さんより優れている部分があったとしても “お父さんよりもスゴイ”などの発言は避けてくださいね!」
まずは父親に“いいイメージ”を持ってもらうコトが大切なんですね!でも、直接会わせたりはしなくていいの?
「結婚話が出る前だと“コイツは娘の何なんだ?”と思われ兼ねないので、無理に会わせる必要はありません。ただ“婚約者”という関係になったら、どんどん会う回数を増やしましょう。その時は、父親にとっての禁句やタブー話、“飲むと暴れる”というような、父親の“マイナス情報”を、彼と共有しといたほうがいいでしょう。礼儀・服装などに気をつけるのはもちろんですが、父親の情報をきちんと把握しておくことも大事です。
いざ会話が始まったら、彼から積極的に父親に話しかけてもらうようにしましょう。 “彼女の父親”だと思うと彼も尻込みしてしまいそうですが、その時は仕事での “営業トーク”だと思って臨んでもらうのが最大のポイントです。“相手から指摘されたことは、『そうですよね』とひとまず肯定する”など、共通する点は結構多いと思いますよ。
彼との対面の後に父親の反応が良くなくても、所詮は他人同士。“基本はうまくいかない”ぐらいの心構えでいることも大切。あせらずゆっくり時間をかけて…くらいの感覚で見守るのがベストですよ」
なるほど!営業トークだと思えば、ほとんどの男子は職場の上司や取引先とのやりとりで経験済み。その場が盛りあがれば、父親とも仲良くなれそう。ちなみに、娘から父親には何か言っておくべきことはある?
「娘の結婚が決まった時期の父親は、娘が嫁いでしまうことに寂しさを感じ、それを堪えるのに必死だったりもします。 だから、もしかしたら、彼氏に冷たくあたったり、否定的なことを言ってしまうこともあるかもしれません。そんな時に父親に対して何か言いたいことがあったとしても『彼のことで気に入らないところがあっても、長い目で見てね』という程度に止めておきましょう。『もっと彼に優しくしてあげてよ!』などと詰め寄る行為は、父親からしてみれば“ムチャぶり”の域かもしれません(笑)。父親の気持ちもくみとってあげてくださいね」
父親って意外とカワイイんですね…。ところで、結婚後も父親と彼に仲良しでいてもらうためには?
「結婚後は“お父さんのこと忘れてないですよ”というアピールが重要。折に触れては彼から直接父親に電話をかけるようにしたり、彼の名前で父親好みのお酒や珍味を贈ってあげたりするといいと思います。あとは、やはり“美味しい食事とお酒”を共にするのが、仲良くなる一番の秘訣だと思いますよ!」
男同士の仲を深めるには、やっぱりお酒に尽きますかね!?
(清川 睦子/verb)
【取材協力】
橋本明彦さん
ウエディングディレクションズCEO。情報サイト「AllAbout」にて恋愛ガイドをつとめるほか、男性のプロポーズを応援するWEBマガジン「Qcon」の発行人としても幅広く活動中。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「彼の髪の毛事情やケンカの仲直り方法について」
調査期間/2010/2/4〜2/8
有効回答数/214人(女性)
まず、「自分の父親と彼(恋人・夫)の仲は良い?」と質問。すると、「普通」と回答した人が72%とダントツの結果に。なんだか可もなく不可もなくという感じです…。でも、もし良好な関係が築けるとしたら、それに越したことはないですよね♪そこで、「仲が良い」と回答した人に“父親と彼との仲良しエピソード”を聞いてみたところ、
●「結婚前に親を旅行に誘ったら、父から“彼も一緒に行こう”と提案してきた。旅先では男子露天風呂から楽しそうな話し声も聞こえてきました」(26歳)
●「釣りやゴルフなど共通の趣味があり、その話題になるとお互いに熱くなっている。また、経験が浅い彼に父が指導をすることもあり、父も自慢げに話せるのがうれしそう(笑)」(30歳)
●「私の実家に帰ったとき、ふたりっきりで楽しそうにお酒を飲んで、野球や仕事の話題で盛り上がっていた」(32歳)
と、羨ましいお話が続出。一体どうしたら、こんなふうにステキな関係が築けるの?ということで、ウエディングディレクションズ代表で男の恋愛・結婚についてのエキスパートである橋本明彦さんに聞いてみました。
「“彼氏”の段階であれば、まずは父親に『交際している相手がいる』と伝えること。そして日頃から『彼って○○なのよ』と、彼のいい所をアピールするようにしてください。実家で主導権を握っているのが父親で、直接言って反対されたり、怒られたりするのが怖いのなら、母親経由で伝えるのがベストです。
ちなみに彼氏アピールをする時は、余計な心配を抱かせるような彼のマイナス面や、彼の方がお父さんより優れている部分があったとしても “お父さんよりもスゴイ”などの発言は避けてくださいね!」
まずは父親に“いいイメージ”を持ってもらうコトが大切なんですね!でも、直接会わせたりはしなくていいの?
「結婚話が出る前だと“コイツは娘の何なんだ?”と思われ兼ねないので、無理に会わせる必要はありません。ただ“婚約者”という関係になったら、どんどん会う回数を増やしましょう。その時は、父親にとっての禁句やタブー話、“飲むと暴れる”というような、父親の“マイナス情報”を、彼と共有しといたほうがいいでしょう。礼儀・服装などに気をつけるのはもちろんですが、父親の情報をきちんと把握しておくことも大事です。
いざ会話が始まったら、彼から積極的に父親に話しかけてもらうようにしましょう。 “彼女の父親”だと思うと彼も尻込みしてしまいそうですが、その時は仕事での “営業トーク”だと思って臨んでもらうのが最大のポイントです。“相手から指摘されたことは、『そうですよね』とひとまず肯定する”など、共通する点は結構多いと思いますよ。
彼との対面の後に父親の反応が良くなくても、所詮は他人同士。“基本はうまくいかない”ぐらいの心構えでいることも大切。あせらずゆっくり時間をかけて…くらいの感覚で見守るのがベストですよ」
なるほど!営業トークだと思えば、ほとんどの男子は職場の上司や取引先とのやりとりで経験済み。その場が盛りあがれば、父親とも仲良くなれそう。ちなみに、娘から父親には何か言っておくべきことはある?
「娘の結婚が決まった時期の父親は、娘が嫁いでしまうことに寂しさを感じ、それを堪えるのに必死だったりもします。 だから、もしかしたら、彼氏に冷たくあたったり、否定的なことを言ってしまうこともあるかもしれません。そんな時に父親に対して何か言いたいことがあったとしても『彼のことで気に入らないところがあっても、長い目で見てね』という程度に止めておきましょう。『もっと彼に優しくしてあげてよ!』などと詰め寄る行為は、父親からしてみれば“ムチャぶり”の域かもしれません(笑)。父親の気持ちもくみとってあげてくださいね」
父親って意外とカワイイんですね…。ところで、結婚後も父親と彼に仲良しでいてもらうためには?
「結婚後は“お父さんのこと忘れてないですよ”というアピールが重要。折に触れては彼から直接父親に電話をかけるようにしたり、彼の名前で父親好みのお酒や珍味を贈ってあげたりするといいと思います。あとは、やはり“美味しい食事とお酒”を共にするのが、仲良くなる一番の秘訣だと思いますよ!」
男同士の仲を深めるには、やっぱりお酒に尽きますかね!?
(清川 睦子/verb)
【取材協力】
橋本明彦さん
ウエディングディレクションズCEO。情報サイト「AllAbout」にて恋愛ガイドをつとめるほか、男性のプロポーズを応援するWEBマガジン「Qcon」の発行人としても幅広く活動中。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「彼の髪の毛事情やケンカの仲直り方法について」
調査期間/2010/2/4〜2/8
有効回答数/214人(女性)