「略奪愛」とは、結婚している、もしくは恋人がいる相手とパートナーの仲を引き裂き、自分が新たなパートナーとなること。もし、恋人や奥さんがいる人を好きになったら、あなたはどうしますか？何もしないで諦める？それとも、奪ってでも手に入れたい……？

結婚しているなら「略奪愛はナシ！」という声が多数

セキララゼクシィが実施した20～30代の女性へのアンケートによると、「略奪愛はアリだと思いますか？」という質問には、なんと77％もの人が「アリ」という結果に。

ただし、これは “自分も相手も未婚なら”というお話。“自分または相手が既婚”の場合には、「ナシ」という回答が91％と、大多数を占める結果になりました。

●婚姻関係にない間は“不安定な関係”なわけだから仕方ないと思う。でも、どちらかが既婚なら、守るべきものは家族だと思う（25歳）

●自由競争は契約（婚約・結婚）前まで。それ以降は不法行為で法的責任が発生する違法行為です！（26歳）

●既婚の場合は犠牲になるもの（家族、戸籍、お金、信頼など）が大きすぎる（34歳）

というように、「既婚者の略奪愛なんて、もっての外！」という意見が多く見られました。

婚約・結婚前に略奪愛の経験がある人はどれくらい？

一方で、好きになってしまったら恋心を止めるのは至難の業なのも事実。

そこで、結婚や婚約前に「略奪愛の経験があるか」を質問してみると、「略奪愛をした経験がある」という人は全体の20％、「略奪愛をされた経験がある」という人は17％という結果になりました。

略奪愛が成功した「その後」の結末は？

ここで、略奪愛の経験者が、その後どうなったのかの体験談をいくつかご紹介します。

●彼氏を略奪されたけど、略奪し返した！（25歳）

●今の夫です。遠距離の彼女がいましたが、寂しさに付け入った気がします（29歳）

●私に彼氏がいて、相手には彼女がいましたが告白されて、その人と結婚しました。きっかけは向こうだけど、結果的に両方とも略奪愛です（26歳）

●燃え上がりますが、鎮火も早いです（36歳）

と、いうように、最終的には結婚に至ったという人から、結局はうまくいかなかった人までさまざまな声が寄せられました。賛否両論は否めない略奪愛。皆さんは、どう思いますか？

取材・文／清川睦子（verb）

【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート
調査期間：2010/2/4～2010/2/8
有効回答数：238人（女性）