生真面目さは全国屈指!長野男性を好きになったら焦りは禁物

2018/5/18 11:00

長野の男性は理屈っぽくて、議論好き!?

長野の男性は理屈っぽくて、議論好き!?

地域によって方言や名物があるように、男性にもご当地の特徴があるのでは……? そんな疑問を調べてみました。今回は長野県の男性についてご紹介します。長野県といえば、日本アルプスや軽井沢といった、爽やかな高原が浮かびます。そんな長野の男性は、どんな性格と恋愛傾向を持っているのでしょうか? 県民性研究の第一人者、岩中祥史さんに伺いました。

不正直な人、チャラい人は嫌い? 義理堅く律義なところは全国屈指



長野といえば、長寿の方が多いようです。それは山間で採れる新鮮な野菜や果物をたくさん食べているからといわれています。健康的なイメージを感じる長野男性の性格はどうでしょう?

47都道府県の中でも、最も強烈な個性を持っていると言えるのが長野男性です。その特徴は、理屈っぽい、そして議論好きの二つ。もう一つ、勉強熱心というのもよく指摘されます。江戸時代、寺子屋の数が全国で一番多かった(※1)名残でしょうね。

長野県は海に面しておらず、山間にあるため、人が住む所は主に盆地でした。山が多く、交通の便も悪いため、それぞれの地で培われた気質が混じり合うことはほとんどありませんでした。そのため小さな地域に分かれた町や村では、どこの人たちも、自分たちが“標準”だと考えていました。

冬場の厳しい気候が長野男性の気質に拍車を掛けます。狭くて孤立した地域社会の中では、義理堅く律義な生き方が重視されました。その結果、全国でも屈指の生真面目な性格が育まれました。いまでもその傾向は強く、長野では不正直な人、チャラい人は嫌われます。その裏返しなのか柔軟性に欠け融通が利かない、何かあったとき臨機応変な対応が苦手というのも、長野男性の大きな特徴。長野県人にはジョークが通じないというのも納得です」

「この人だ」と決めたら誠実に、真剣に付き合う長野男性



たしかに長野は冬が厳しいので、外で遊ぶより家の中で勉強する時間が増えそうです。それにしても行き来が少ない地域に住むことで、義理堅さが育まれていくのは興味深いですね。そうすると長野男性は、恋愛にも生真面目さが表れてくるのでしょうか?

「生真面目な性格から想像できるのは、恋には不器用、恋愛下手ということでしょうか。理屈にかなっていることを何より重視する長野男性は、軽い気持ちで女性にアプローチするのが苦手。そのため、長野男性の多くが、浮わついた感じの女性、誰とでも気軽に親しい口をきく女性を敬遠する傾向があります。相手のキャラクターを慎重に見極めようとするので、知り合ってから本格的な交際に進むまで時間もかかる傾向が。逆に、ひとたび『この人だ』と判断すると誠実に、真剣に付き合うのが長野男性です。

結婚後は家庭・家族を大切にしようという気持ちの強さも特徴。ただ、そのわりには浮気率が高く(24%)、47都道府県の中で9位。それでも、離婚率は1.60%で37位(※2)となっています。

律義で義理堅い分、社交性に欠け、融通が利かないので、話の途中で口を差し挟まれたりすると機嫌が悪くなる長野男性が多いことも知っておくといいでしょう」

軽い気持ちで女性にアプローチしないところは、真面目な性格であれば納得です。知り合ってから本格的な交際に進むまで時間がかかる長野男性を好きになった場合、恋がなかなか進展せずにイライラすることもありそうですが、「この人だ」と思ってもらうまでの我慢だと思って様子を見た方がいいのかもしれませんね。(ぱう)

※1 日本教育史資料
※2 平成28年(2016)人口動態統計(厚生労働省)

【取材協力】
岩中祥史(いわなか・よしふみ)さん
編集企画会社エディットハウス代表取締役。出版プロデューサー、ノンフィクション作家。これまで手掛けた書籍は800冊以上。著書は『名古屋学』『博多学』『札幌学』『広島学』『鹿児島学』『新 不思議の国の信州人』『新 出身県でわかる人の性格』『名古屋の品格』『城下町の人間学』『「いい夫婦」の旅術』など多数。