ウエディングドレスの試着のポイントって?
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女性なら一度は着てみたいと思うウエディングドレス。20〜30代女性を対象にしたアンケートでも、自身の結婚式で「白ドレスを着た(着る予定)」(26%)、「白ドレスとカラードレスを着た(着る予定)」(46%)と7割以上の人が結婚式でドレスを着た、もしくは着る予定があるとのこと。そんな結婚式のドレス選びはとっても重要! そこでそのポイントとドレスのトレンドをウエディングプランナーの岡村奈奈さんに伺いました。
まず結婚式を挙げた女性へのアンケートでドレス決定までの試着回数を聞いたところ、「3回以下」が38%で最も多く、「5回」(11%)、「4回」(10%)が続く結果に。4割の人が試着は3回以下ということで、思っていた以上に試着の回数が少ないのにびっくり。憧れのウエディングドレス、何度も試着を繰り返して吟味するのかと思いきや、意外とすんなり決めている人が多いのかも。
ちなみに、経験者の皆さんにドレス選びで特に重視した点や注意した方がいいと思う点を聞いてみたところ、以下のようなご意見が。
●「いろいろな人の意見を聞いて、どのドレスが似合っているかで決めました」(27歳)
●「試着時、前、横、後ろの写真を撮影。より品のあるドレスを選びました」(30歳)
●「ある程度の下調べは必須!何も考えずに行くと時間がかかるだけだと思った」(27歳)
●「試着した際、座ったりお辞儀したりする動作も入れるといいと思います」(30歳)
なるほど、自分以外の人の意見を聞いたり、さまざまな角度や動きをしながら検討するのがポイントなんですね。
さらに、プロの視点からドレス選びの際の注意点を岡村さんに伺いました。
「ドレスにはさまざまなデザインがありますので、実際に試着をしに行く前にある程度、インターネットなどで下調べをしていくのがいいですね。その際、何となく好きなデザインや着てみたいデザインに当たりを付けておいて、ショップのスタイリストさんに伝えてみましょう。ただ、試着はスタイリストがすすめてくれたものなど、違う雰囲気のものもいろいろと試してみるといいと思います。顔映りがいいものや似合うものは、普通の洋服選びとは異なる部分が大きいので、新たな発見があるかもしれません」
試着に行く際には、当日がイメージしやすくなるのでメイクや髪型もある程度しっかりしていくのがいいとのこと。また、どうしても自分の気になるパーツを隠したり、カバーできそうなデザインを選びがちですが、それについては…。
「気になるパーツを隠そうとしてデザインを指定される場合がよくありますが、普通の洋服とはカバーの仕方が違うので率直にスタイリストに相談してみるといいと思います。自分が気にしているだけで、周りは全く気にならないということもありますし。それよりも自分がこう見られたいとか、会場の雰囲気、屋外でパーティがあるなど、希望する印象や当日の過ごし方を伝えると、より安心でフィットするものが見つかると思います」
さらに「試着には家族を誘って行くとより思い出に残りやすい」と岡村さん。
「最近は花嫁さんひとりで行くことも多いですし、特にそれで不都合があるということはありません。ただ『一緒に選んだ』という思い出が周囲へのプレゼントにもなるので、家族や親友を誘ってみるのもおすすめです」
最後に岡村さんに2017年は、どんなドレスが人気なのかを聞いてみました!
「チュールや透け感のあるレースなど、軽やかな素材のものが主流ですね。デザインは、一日を通してさまざまなシーンがフォトジェニックになるような、動きを美しく見せてくれる立体的なドレスが人気です。ただ、最近は流行といっても同じものばかりが選ばれるというのではなく、会場や季節に合ったものを皆さん上手に選んでいますね。髪型やヘッドドレス、ブーケなど全体のバランスを見ながら自分をプロデュースする感覚で楽しんで考えてみるといいと思いますよ」
ぜひドレス選びの参考にして、これと思える一着を見つけてくださいね。(石橋夏江/verb)
【取材協力】
岡村奈奈さん
フリーランスのウエディングプランナー。自宅などでの少人数婚から大規模なパーティまで、あらゆるウエディングプロデュース、カウンセリングに対応し、メディア出演多数。著書『WEDDING IDEAS BOOK:ウエディングプランナーが教える、結婚式と準備が“もっと”楽しくなる方法』(誠文堂新光社)が好評発売中。
岡村奈奈さん公式サイト
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ウエディングドレス、結婚式ファッション、告白、彼の浮気」について
調査期間:2017/4/7〜4/21
有効回答数:146人(女性)
3回以下が最多!ドレスの試着回数は意外と少ない!?
まず結婚式を挙げた女性へのアンケートでドレス決定までの試着回数を聞いたところ、「3回以下」が38%で最も多く、「5回」(11%)、「4回」(10%)が続く結果に。4割の人が試着は3回以下ということで、思っていた以上に試着の回数が少ないのにびっくり。憧れのウエディングドレス、何度も試着を繰り返して吟味するのかと思いきや、意外とすんなり決めている人が多いのかも。
ちなみに、経験者の皆さんにドレス選びで特に重視した点や注意した方がいいと思う点を聞いてみたところ、以下のようなご意見が。
●「いろいろな人の意見を聞いて、どのドレスが似合っているかで決めました」(27歳)
●「試着時、前、横、後ろの写真を撮影。より品のあるドレスを選びました」(30歳)
●「ある程度の下調べは必須!何も考えずに行くと時間がかかるだけだと思った」(27歳)
●「試着した際、座ったりお辞儀したりする動作も入れるといいと思います」(30歳)
なるほど、自分以外の人の意見を聞いたり、さまざまな角度や動きをしながら検討するのがポイントなんですね。
「これが似合うはず」は禁物!客観的な意見を積極的に聞くのが◎
さらに、プロの視点からドレス選びの際の注意点を岡村さんに伺いました。
「ドレスにはさまざまなデザインがありますので、実際に試着をしに行く前にある程度、インターネットなどで下調べをしていくのがいいですね。その際、何となく好きなデザインや着てみたいデザインに当たりを付けておいて、ショップのスタイリストさんに伝えてみましょう。ただ、試着はスタイリストがすすめてくれたものなど、違う雰囲気のものもいろいろと試してみるといいと思います。顔映りがいいものや似合うものは、普通の洋服選びとは異なる部分が大きいので、新たな発見があるかもしれません」
試着に行く際には、当日がイメージしやすくなるのでメイクや髪型もある程度しっかりしていくのがいいとのこと。また、どうしても自分の気になるパーツを隠したり、カバーできそうなデザインを選びがちですが、それについては…。
「気になるパーツを隠そうとしてデザインを指定される場合がよくありますが、普通の洋服とはカバーの仕方が違うので率直にスタイリストに相談してみるといいと思います。自分が気にしているだけで、周りは全く気にならないということもありますし。それよりも自分がこう見られたいとか、会場の雰囲気、屋外でパーティがあるなど、希望する印象や当日の過ごし方を伝えると、より安心でフィットするものが見つかると思います」
さらに「試着には家族を誘って行くとより思い出に残りやすい」と岡村さん。
「最近は花嫁さんひとりで行くことも多いですし、特にそれで不都合があるということはありません。ただ『一緒に選んだ』という思い出が周囲へのプレゼントにもなるので、家族や親友を誘ってみるのもおすすめです」
チュールや透け感のあるレースなど軽やかな素材が人気
最後に岡村さんに2017年は、どんなドレスが人気なのかを聞いてみました!
「チュールや透け感のあるレースなど、軽やかな素材のものが主流ですね。デザインは、一日を通してさまざまなシーンがフォトジェニックになるような、動きを美しく見せてくれる立体的なドレスが人気です。ただ、最近は流行といっても同じものばかりが選ばれるというのではなく、会場や季節に合ったものを皆さん上手に選んでいますね。髪型やヘッドドレス、ブーケなど全体のバランスを見ながら自分をプロデュースする感覚で楽しんで考えてみるといいと思いますよ」
ぜひドレス選びの参考にして、これと思える一着を見つけてくださいね。(石橋夏江/verb)
【取材協力】
岡村奈奈さん
フリーランスのウエディングプランナー。自宅などでの少人数婚から大規模なパーティまで、あらゆるウエディングプロデュース、カウンセリングに対応し、メディア出演多数。著書『WEDDING IDEAS BOOK:ウエディングプランナーが教える、結婚式と準備が“もっと”楽しくなる方法』(誠文堂新光社)が好評発売中。
岡村奈奈さん公式サイト
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ウエディングドレス、結婚式ファッション、告白、彼の浮気」について
調査期間:2017/4/7〜4/21
有効回答数:146人(女性)