一戸建てとマンションそれぞれ良さがあるよね

新婚で住みたいのは、マンションor一戸建て?

結婚したら新居はマンションと一戸建て、どっちに住もうか…そんなことを悩んだことはありませんか?セキララ★ゼクシィが20〜30代に女性にアンケートを行ったところ、マンションは42%、一戸建ては58%と、一戸建ての方が多い結果に!20〜30代の男性はマンション36%、一戸建て64%と、やはり一戸建て派の方が多いようです。それぞれの理由も聞いてみました。

利便性の高いマンション、庭で子どもやペットと遊べる一戸建て



<マンションに住みたい>
●「管理が一戸建てより楽。家族計画によって住み替えしやすい」(31歳)
●「防犯面がしっかりしている、部屋が暖かい、虫が出ない」(32歳)
●「オートロック等の防犯がしっかりしている。ゴミ捨ても楽」(31歳)
●「立地が良く、いつでも住み替えができる」(28歳)

駅近や通勤に便利な場所を選べることや、セキュリティーやゴミ捨てなどの利便性を重視している人が多いようです。気軽に引っ越しできるメリットもありますね。

<一戸建てに住みたい>
●「庭付きの家が夢。庭で子どもや犬と何も気にせず遊びたい」(25歳)
●「子どもが生まれたらのびのびできるし、周りをあまり気にしなくてもよい」(30歳)
●「部屋の装飾など自由にできるから」(31歳)
●「騒音などを気にせずに生活したいから」(26歳)

一戸建てでやはり多く挙げられたのは、庭付きの家に住めること!子どもやペットと音を気にせず遊べるし、間取りやインテリアを自由に設計できるのも魅力的です♪

トレンドキーワードは「リビ充家族」



新居に対する夢はいくらでも膨らむものの、結婚式やら新生活準備などでお金に余裕のない新婚カップルにとっては取捨選択も必要ですよね。そこで、新婚の方が自分たちに合った住居を決めるためのポイントを不動産・住宅サイト『SUUMO』編集長である池本洋一さんに聞いてみました。

「最近の傾向としては都心や職場に近い駅で、駅からも近い場所に住みたがる人が多いですね。昔は職場から離れた静かな住宅街が人気だったのですが、商店街や飲食店からは遠く不便で寂しい。結局、職・住・遊・食が一体化している都心や駅前のほうが暮らしやすいという人が増えてきました」

都心に住みたがる人が増えてきたものの、やはり都会は家賃が高いという問題点も出てきます。

「そこで諦めるポイントが2つあります。一つは築年数。最近はリフォームやリノベーションによって、見た目は古くても室内はきれいという物件も増えています。もう一つは広さです。とはいえ全ての広さを諦めるのではなく、間取りに優先順位をつけることが多くなってきました。例えばリビングの広さは欲しいが、寝室は寝るだけだから狭くてもいい、個室の部屋数は少なくてもいいなどです」

「リクルート住まいカンパニー」の調査によると、就寝時間を除いた1日のうち、夫は73%、妻は85%をリビングで過ごしているという結果が出たのだとか。テレビ視聴や食事、子どもの世話、洗濯物を畳む家事だけでなく、仕事やメイク・ボディケア、個人の趣味をリビングで楽しむ人が増えているそうです。

「2017年の住まいのトレンドキーワードとして、リビングを最大化し、そこでおのおのが好きに充実した時間を過ごす家族が増加することを予測し、『リビ充家族』を挙げています。実はリビ充の充には、広さの充実と時間の充実という2つの意味があります。これまでリラックスとコミュニケーションの場だったのが、スタディ、ワーク、プレイの場が加わり、リビングで仕事したり、勉強の場だったり、子どもと遊ぶ場にもなってきたのです。バリエーションが増えたことで、リビングで過ごす時間が充実し、家族の大事な時間を自由に過ごすことができるようになっていくのです」

リビングをスライドドアでスペースを区切ったり、動かせるロフトやポケットルームなど設置するリノベーションを施した中古マンションや、新築マンションも増えているのだとか。将来子どもが生まれたときや、子どもの成長に合わせて変えていけるのは便利!ぜひ、新居選びの参考にしてくださいね!(宮 みゆき)


【取材協力】
SUUMO編集長 池本洋一さん
リクルート入社後、住宅情報編集部、ほしいリゾート編集部にて記事制作、広告営業に携わる。『都心に住む』編集長、『住宅情報タウンズ』編集長、『SUUMOマガジン』編集長を経て、現在は『SUUMO』編集長を務める。


【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「マンションと一戸建て、結婚願望のない彼、男性の好み」について
調査期間:2017/1/6〜1/27
有効回答数:318人(女性)

・あなたご自身に関するアンケート 2017/1/26〜1/28実施
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)