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子どもが欲しいなら気を付けたい“妊活”って?
Index
- #01 まずは自分の体のリズムを知ることから!
- #02 年に1度は必ず検診を受けてチェック
- #03 妊娠しやすい体=健康な体づくりを心掛ける
最近よく聞く“妊活”という言葉。結婚もそろそろ、子どももそろそろ…と考えているなら、実は今から準備できることがいろいろあるんです。
そこで今回は、いけした女性クリニックの池下育子先生に詳しく聞いてみました。
そもそも妊活とは、妊娠についての知識を身に付け、妊娠しやすい体づくりをすること。そのために今からやっていくべきことは何ですか?
「まず、女性として自分の体のことを知っておくことはとても大事です。最低限、生理のことを把握しておくようにしましょう。まずは手帳などに生理の記録を付けることから始めて。アプリも便利ですが、機種変更をしたりデータが消えたりするとわからなくなってしまう…といったことがないようにしてほしいですね。常に半年分くらいの記録はさかのぼって確認できるようにしてください」
記録の際には、生理開始日のほかに不正出血やおりものなど気になった点、パートナーとのセックスした日なども記録しておくのがおすすめとのこと。また、生理不順があったり、PMS(月経前症候群)の症状がある人は、おなかが痛い、イライラする、眠いなどといった体調やメンタル的な記録も付けておくとより体のリズムが把握しやすくなります。
「自分の体のリズムを知っておけば、それが狂ったり、おかしいことにすぐに気付くことができます。体のことを把握し、そして守ることが将来の妊娠のためにもとても大切です。また、生理不順があったり、PMSの症状が重いからといって、妊娠がしにくいということではありません。ただ、そういう人はより注意深く記録を付けておくといいですね。そのために基礎体温を測ることをおすすめしています」
併せて「年に1度は必ず検診を受けてほしい」と池下先生。
「今は20歳以上になると自治体の子宮がん検診が受けられます。できればそれだけでなく、定期的に婦人科系全般の検診、性感染症のチェックなどをするようにしてほしいです」
検診と併せて一度、風疹の抗体検査も受けておくと安心とのこと。また最近は、プロポーズを受けた、婚約したなどのタイミングであらためて、婦人科系の病気と性感染症などについて調べるブライダルチェックやホルモンの状態を調べるプレママチェックを受ける人も増えているそうです。
さらに自分の体を把握するのと同じくらい大事なのが、健康な心と体をキープすること!
「生活リズムを整えてあげることが体作りの基本です。毎日できるだけ同じ時間に寝て、起きて、バランスよく食べるように。睡眠時間も十分に確保してほしいです。休日も平日と同じように過ごし、リズムを一定に保つようにしてみましょう」
ちなみに妊活というと、体を温めたり、たばこやお酒、カフェインを控えるなどするという話をよく聞きますが…。
「もちろん、健康にとってよいことなので、妊娠するための体づくりとしてもおすすめです。ただ、あまりストイックにならず生活を楽しむことが大切だと思いますよ」
妊活と難しく考えずに、まずは毎日の生活を見直すことから始めてみるのがいいかもしれませんね。(石橋夏江/verb)
【取材協力】
池下育子さん
いけした女性クリニック銀座院長。婦人科のみならず、女性の心身のトラブルについて積極的に取り組み、現代女性を内面・外面の両面からサポート。著書に『PMSの悩みがスッキリ楽になる本』『妊活 いますぐはじめたい6つの習慣』ほか多数。
そこで今回は、いけした女性クリニックの池下育子先生に詳しく聞いてみました。
まずは自分の体のリズムを知ることから!
そもそも妊活とは、妊娠についての知識を身に付け、妊娠しやすい体づくりをすること。そのために今からやっていくべきことは何ですか?
「まず、女性として自分の体のことを知っておくことはとても大事です。最低限、生理のことを把握しておくようにしましょう。まずは手帳などに生理の記録を付けることから始めて。アプリも便利ですが、機種変更をしたりデータが消えたりするとわからなくなってしまう…といったことがないようにしてほしいですね。常に半年分くらいの記録はさかのぼって確認できるようにしてください」
記録の際には、生理開始日のほかに不正出血やおりものなど気になった点、パートナーとのセックスした日なども記録しておくのがおすすめとのこと。また、生理不順があったり、PMS(月経前症候群)の症状がある人は、おなかが痛い、イライラする、眠いなどといった体調やメンタル的な記録も付けておくとより体のリズムが把握しやすくなります。
「自分の体のリズムを知っておけば、それが狂ったり、おかしいことにすぐに気付くことができます。体のことを把握し、そして守ることが将来の妊娠のためにもとても大切です。また、生理不順があったり、PMSの症状が重いからといって、妊娠がしにくいということではありません。ただ、そういう人はより注意深く記録を付けておくといいですね。そのために基礎体温を測ることをおすすめしています」
年に1度は必ず検診を受けてチェック
併せて「年に1度は必ず検診を受けてほしい」と池下先生。
「今は20歳以上になると自治体の子宮がん検診が受けられます。できればそれだけでなく、定期的に婦人科系全般の検診、性感染症のチェックなどをするようにしてほしいです」
検診と併せて一度、風疹の抗体検査も受けておくと安心とのこと。また最近は、プロポーズを受けた、婚約したなどのタイミングであらためて、婦人科系の病気と性感染症などについて調べるブライダルチェックやホルモンの状態を調べるプレママチェックを受ける人も増えているそうです。
妊娠しやすい体=健康な体づくりを心掛ける
さらに自分の体を把握するのと同じくらい大事なのが、健康な心と体をキープすること!
「生活リズムを整えてあげることが体作りの基本です。毎日できるだけ同じ時間に寝て、起きて、バランスよく食べるように。睡眠時間も十分に確保してほしいです。休日も平日と同じように過ごし、リズムを一定に保つようにしてみましょう」
ちなみに妊活というと、体を温めたり、たばこやお酒、カフェインを控えるなどするという話をよく聞きますが…。
「もちろん、健康にとってよいことなので、妊娠するための体づくりとしてもおすすめです。ただ、あまりストイックにならず生活を楽しむことが大切だと思いますよ」
妊活と難しく考えずに、まずは毎日の生活を見直すことから始めてみるのがいいかもしれませんね。(石橋夏江/verb)
【取材協力】
池下育子さん
いけした女性クリニック銀座院長。婦人科のみならず、女性の心身のトラブルについて積極的に取り組み、現代女性を内面・外面の両面からサポート。著書に『PMSの悩みがスッキリ楽になる本』『妊活 いますぐはじめたい6つの習慣』ほか多数。