既婚女性の平均小遣い額と貯金額って?
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独身時代は自分の好きなことに好きなだけ使えたお小遣い。結婚して専業主婦になったら収入は減るし、将来の養育費や備えのために貯蓄も必要ですよね。
今回のセキララ★ゼクシィでは、20〜30代の既婚女性に夫婦のお財布事情を聞いてみました。
まずは結婚前と後のお小遣いの変化を聞いてみたところ、独身時代と比べ、自分で自由に使えるお小遣いは「減った」という人が80%もいることがわかりました。減った理由も聞いてみると…。
●「今まで実家暮らしのため、家賃や光熱費が増えたから」(26歳)
●「貯蓄に回すために減った」(25歳)
●「前は制限なく使っていたけど、お小遣い制にしたため」(27歳)
毎月のお小遣い額は減っても満足している人がなんと66%も。その理由は?
●「以前は働いていたが今は子育てもあり働いていません。それなのに自由に使えるお金があるのはありがたいです」(30歳)
●「お小遣いはなくても家計の管理をさせてもらい、必要な物は買ってくれるので」(36歳)
●「結婚したら我慢すると思って今まで好きにしてきたので」(24歳)
旦那さまに感謝する気持ちや、割り切りの覚悟!素敵ですね。
やっぱり気になるのは、みんながいくら使っているのかですよね。既婚女性の月々のお小遣い額は以下のようなランキングになりました。
1位:2万〜2万4999円(19%)
2位:1万〜1万4999円(17%)
3位:2万5000〜2万9999円(13%)
4位:3万〜3万4999円(12%)
5位:9999円以下(8%)
さらに、家庭の毎月の貯蓄額ランキングはこちら!
1位:6万円以上(34%)
2位:5万〜5万5999円(12%)
3位:9999円以下(10%)
4位:1万〜1万4999円(7%)
4位:2万〜2万4999円(7%)
4位:3万〜3万4999円(7%)
ふむふむ。上位46%を占めた5万円以上の貯蓄をしている人は共働きが多いようです。9999円以下は専業主婦が多く、やはり共働きの方が貯蓄額も高くなるようです。
共通して「お小遣いは控えめ・貯蓄はがっちり」派が多いようですね。
20〜30代女性(主婦)に適切なお小遣い額や貯蓄額について、家計・ライフプランに詳しい福一由紀さんにアドバイスを頂きました。
「主婦のお小遣いは家計費とは分けて、家計の余裕度にもよりますが、月1万円は確保したいですね。共働きや夫婦2人だけの世帯であれば、もう少しお小遣いを増やすことができるかもしれません。子どもができると、自由に使えるお金が減っていきますので、できるだけお小遣いは少なめにしておくほう方が、後から楽になると思います。貯蓄額は、手取り収入に対する割合で考えるといいでしょう。20代、30代共働き夫婦では手取り収入の15〜20%程度、専業主婦世帯であれば10〜15%程度の貯蓄を目指しましょう」
アンケートでは家賃は旦那さまが全額支払っている夫婦が半数以上いましたが、夫婦円満になるお財布の分け方の秘訣(ひけつ)を教えてください。
「まずは、夫婦でしっかり話し合うことが大切。どちらがお金を管理するかもお互いの性格などを踏まえて決めるといいでしょう。細かい管理が苦手な人は、パートナーに任せるのが吉。最低でも月に1回はお金の使い方を2人で確認し合うことも大切。予算内でいけたか、できなかった理由は何かなどを確認し合いましょう。お互いの収入割合に応じて家計負担をする、妻は食費、夫はそれ以外を負担する…などお互いに最適と思えるパターンを選ぶのがコツです」
お小遣いは結婚前より減っている人が多い中、節約している主婦も多いようです。おすすめの節約術や心掛けるとよいことはありますか?
「主婦の節約で一番考えやすいのが食費。昼食はお弁当にする、おかずの作り置きなどで買い物を週1回にするなど効果も出やすいからです。ただ、あまり食費の節約にのめり込むのもよくありません。まずは、健康のことを考えて、食生活を送りましょう。
一番の節約は固定費の見直しです。保険や通信費、月会費、年会費などは1回見直すと効果は継続します。保険は保障がタブっていないか、携帯電話などは他の固定電話や電気などと合わせて契約すると安くならないか、格安スマホなどの利用は可能か、ほとんど利用していない施設やカードなどの会費を払い続けていないか……などをチェックして見直すだけでも効果はありますよ」
日々のちょっとした買い物や生活の見直しに注意するだけで節約になりますね!独身の方にもおすすめかも。ぜひ、試してみてくださいね♪(宮みゆき)
【取材協力】
福一 由紀さん
マネーラボ関西 代表。All About 仕事・給与 ガイド。
大学卒業後、コンピューターメーカーでシステムエンジニアとして15年間勤務。その間、2人の子どもを出産。退職後、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得。女性のFP仲間と共に「Money Lab.KANSAI(マネーラボ関西)」を設立。セミナー、執筆、各種メディアへの企画監修、コンサルティングなどを行っている。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「彼ママと初対面失敗エピソード、夫婦のお小遣い相場、スキンシップ」について
調査期間:2016/9/16〜10/3
有効回答数:124人(女性)
今回のセキララ★ゼクシィでは、20〜30代の既婚女性に夫婦のお財布事情を聞いてみました。
結婚すると妻のお小遣いは「減った」が80%、でも満足している人は66%!
まずは結婚前と後のお小遣いの変化を聞いてみたところ、独身時代と比べ、自分で自由に使えるお小遣いは「減った」という人が80%もいることがわかりました。減った理由も聞いてみると…。
●「今まで実家暮らしのため、家賃や光熱費が増えたから」(26歳)
●「貯蓄に回すために減った」(25歳)
●「前は制限なく使っていたけど、お小遣い制にしたため」(27歳)
毎月のお小遣い額は減っても満足している人がなんと66%も。その理由は?
●「以前は働いていたが今は子育てもあり働いていません。それなのに自由に使えるお金があるのはありがたいです」(30歳)
●「お小遣いはなくても家計の管理をさせてもらい、必要な物は買ってくれるので」(36歳)
●「結婚したら我慢すると思って今まで好きにしてきたので」(24歳)
旦那さまに感謝する気持ちや、割り切りの覚悟!素敵ですね。
月々のお小遣い額は2万円台、毎月の貯蓄額は6万円以上が大多数に!
やっぱり気になるのは、みんながいくら使っているのかですよね。既婚女性の月々のお小遣い額は以下のようなランキングになりました。
1位:2万〜2万4999円(19%)
2位:1万〜1万4999円(17%)
3位:2万5000〜2万9999円(13%)
4位:3万〜3万4999円(12%)
5位:9999円以下(8%)
さらに、家庭の毎月の貯蓄額ランキングはこちら!
1位:6万円以上(34%)
2位:5万〜5万5999円(12%)
3位:9999円以下(10%)
4位:1万〜1万4999円(7%)
4位:2万〜2万4999円(7%)
4位:3万〜3万4999円(7%)
ふむふむ。上位46%を占めた5万円以上の貯蓄をしている人は共働きが多いようです。9999円以下は専業主婦が多く、やはり共働きの方が貯蓄額も高くなるようです。
共通して「お小遣いは控えめ・貯蓄はがっちり」派が多いようですね。
20〜30代女性(主婦)に適切なお小遣い額や貯蓄額について、家計・ライフプランに詳しい福一由紀さんにアドバイスを頂きました。
「主婦のお小遣いは家計費とは分けて、家計の余裕度にもよりますが、月1万円は確保したいですね。共働きや夫婦2人だけの世帯であれば、もう少しお小遣いを増やすことができるかもしれません。子どもができると、自由に使えるお金が減っていきますので、できるだけお小遣いは少なめにしておくほう方が、後から楽になると思います。貯蓄額は、手取り収入に対する割合で考えるといいでしょう。20代、30代共働き夫婦では手取り収入の15〜20%程度、専業主婦世帯であれば10〜15%程度の貯蓄を目指しましょう」
夫婦円満になる夫婦のお財布の分け方は
アンケートでは家賃は旦那さまが全額支払っている夫婦が半数以上いましたが、夫婦円満になるお財布の分け方の秘訣(ひけつ)を教えてください。
「まずは、夫婦でしっかり話し合うことが大切。どちらがお金を管理するかもお互いの性格などを踏まえて決めるといいでしょう。細かい管理が苦手な人は、パートナーに任せるのが吉。最低でも月に1回はお金の使い方を2人で確認し合うことも大切。予算内でいけたか、できなかった理由は何かなどを確認し合いましょう。お互いの収入割合に応じて家計負担をする、妻は食費、夫はそれ以外を負担する…などお互いに最適と思えるパターンを選ぶのがコツです」
家計の一番の節約は固定費の見直し
お小遣いは結婚前より減っている人が多い中、節約している主婦も多いようです。おすすめの節約術や心掛けるとよいことはありますか?
「主婦の節約で一番考えやすいのが食費。昼食はお弁当にする、おかずの作り置きなどで買い物を週1回にするなど効果も出やすいからです。ただ、あまり食費の節約にのめり込むのもよくありません。まずは、健康のことを考えて、食生活を送りましょう。
一番の節約は固定費の見直しです。保険や通信費、月会費、年会費などは1回見直すと効果は継続します。保険は保障がタブっていないか、携帯電話などは他の固定電話や電気などと合わせて契約すると安くならないか、格安スマホなどの利用は可能か、ほとんど利用していない施設やカードなどの会費を払い続けていないか……などをチェックして見直すだけでも効果はありますよ」
日々のちょっとした買い物や生活の見直しに注意するだけで節約になりますね!独身の方にもおすすめかも。ぜひ、試してみてくださいね♪(宮みゆき)
【取材協力】
福一 由紀さん
マネーラボ関西 代表。All About 仕事・給与 ガイド。
大学卒業後、コンピューターメーカーでシステムエンジニアとして15年間勤務。その間、2人の子どもを出産。退職後、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得。女性のFP仲間と共に「Money Lab.KANSAI(マネーラボ関西)」を設立。セミナー、執筆、各種メディアへの企画監修、コンサルティングなどを行っている。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「彼ママと初対面失敗エピソード、夫婦のお小遣い相場、スキンシップ」について
調査期間:2016/9/16〜10/3
有効回答数:124人(女性)