なんて答えるべきか、考えちゃう

答えにくい質問をかわす鉄板アンサー集

先日、友人が彼氏の実家に遊びに行ったところ、彼ママに「結婚はまだ?」などと質問され、答えにすごく困ったとのこと…。確かに彼ママに限らず、自分の親や友達、彼などから答えにくい質問をされてマゴマゴしちゃった経験、誰にでも一度くらいはあるはず!

20〜30代の女性を対象にしたアンケートでも、「こんなことを聞かれて困った!」というエピソードが続出。そこで今回は、アンケートで寄せられた答えにくい質問に対する鉄板アンサーと上手にかわすポイントを、コラムニストの石原壮一郎さんに教えていただきました。

●「過去の恋愛や交際経験について聞かれると困る…」(27歳)
 <鉄板アンサー>
「え〜っ、3000人くらい(笑)」
「考えてるよりは少ないと思うよ」

合コンの場では明らかにウソと分かる回答でけむに巻いてしまうのがベスト!彼氏の場合、お互い嫌な気持ちにならないためにも、はっきり答えず曖昧にしておくのがいいかも。

●「彼ママから、初対面で『そろそろ結婚は考えてるの?』と聞かれた…」(28歳)
 <鉄板アンサー>
「そんな話もしています」
「そうなるといいなと思います」
「彼、次第ですかね〜(笑)」

彼ママや自分の親の場合は、安心させる意味でも前向きな回答が◎。彼が煮え切らないようなら、この機会に彼ママを味方に付けてプレッシャーをかけるのもアリです!

●「義理の母から『子どもは?』と聞かれると答えに困ります」(28歳)
 <鉄板アンサー>
「授かりものですからね〜」

具体的なプランがあれば「来年くらいにはと思ってます」のようにはっきり伝えて。そうでない場合はこの定番フレーズで。親戚や会社の上司など、「余計なお世話!」と思ってしまう相手もこのセリフ&笑顔でかわしましょう。

●「彼ママに会った直後に同居についての考えを聞かれて困った。本当は嫌だったけれど、ストレートに嫌だと言いづらい…」(32歳)
 <鉄板アンサー>
「私が未熟でご迷惑をお掛けしてしまいそうなので、同居なんて申し訳ないです(笑)」

基本的に「する」とも「しない」とも言わないのが◎。ただ、嫌な場合はやんわり伝えておくといいでしょう。その際、原因が自分にあることを強調すると悪印象を与えません。

●「結婚したら仕事はやめようかと考えていた矢先に、会社の先輩に『結婚しても仕事は続けるんでしょ?』と 聞かれて困った」(39歳)
 <鉄板アンサー>
「彼とちゃんと相談したいと思っています」

「あの子、どうせ辞めるし…」なんて言われてしまわないためにも、はっきり言うのは控えるのが◎。逆に続けたい場合は、その意思を伝えておく方がいいですよ。

●「女友達から『今度の会社のお給料はいくら?◯◯万円はもらっているでしょ?』と詰問されて困った」(36歳)
 <鉄板アンサー>
「最近は全然上がらないんだよね…」
「そういえば、今年はボーナス出るかな〜」

友達から聞かれて困るという声が多かったのがお金について。具体的な金額からさり気なく話をそらす工夫を。相手が先に金額を口にしたら、大げさにうらやましがってあげて!

●「彼ママから『うちの息子のどこが良かったの?』って。あらためて聞かれると返答がありきたりになってしまって焦った」(25歳)
 <鉄板アンサー>
「優しいところですかね。愛情を受けて育ってきたのが分かります」
「頼りがいがあるところです。昔からそうだったんですか?」

息子が褒められる方がうれしいわけですから、大いに褒めてあげましょう。暗に「お母さんの育て方が良かったから」と伝えたり、逆に相手に話を振ってあげてもいいですね。

参考になる鉄板アンサーが勢ぞろい。「なんて答えよう」といちいち気にしているとストレスのもとになるので、答えにくい質問は笑顔でサラリとかわしちゃいましょう。(石橋 夏江/verb)


【取材協力】
石原壮一郎さん
コラムニスト。「大人」モノの元祖&本家として日本の大人シーンをけん引。テレビ、雑誌、ウェブ、ラジオなど、幅広い分野で活躍している。著書に『大人力検定』『夫婦力検定』『石原壮一郎のオトナの怒り方』『職場の理不尽−めげないヒント45』など多数。
石原壮一郎さん公式サイト 「大人マガジン」


【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「プライベートな質問の答えに困ったことや同性への嫉妬について」
調査期間/2013/3/25〜4/12
有効回答数/150人(女性)